2012/09/17 - 2012/09/17
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jilllucaさん
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9月の3連休(僕的には4連休)の最終日は東京近郊の2園を訪問します。
1園目はよこはま動物園ズーラシア、2園目が多摩動物公園です。
共に丘陵の広大な面積を有し、多くの動物をゆったとした配置で飼育している動物園です、が、しかし、ことレッサーパンダに関してはその飼育ポリシーに大きな相違がある2園です。
その違いは単独展示or多頭展示。
より自然に近い形での展示を目指し繁殖期以外は単独展示を行っているズーラシア、3つの展示所を駆使し多頭展示を含め様々な展示の工夫を行っている多摩動物公園。
それぞれに特長があり、それぞれに魅力的です。
これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/traveler/jillluka/album/10652280/
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JR横浜線とバスを乗り継いでやって来たのはよこはま動物園ズーラシアです。
今日は午後に多摩動物公園に行く予定があるのですが、その前に1時間半ほどこのズーラシアを見て回ります。
入園料は大人600円です。 -
園内はこんな感じ。
気候区分などでいくつかのゾーンに分かれており、都会の動物園とは一味違った広大なスペースを持つ動物園です。
名前の由来は”ズー”と広大な自然のイメージから”ユーラシア”を掛け合わせたとの事。 -
そして、こちらが亜寒帯の森にあるレッサーパンダ舎です。
ここズーラシアではその動物が本来持つ習性も含めて展示しています、ですので通常、高地の森で単独で暮らしているレッサーパンダは繁殖期を除いて一匹のみの単独展示となります。
前回来た時はコウセイ君が展示されていましたが、今日は誰かな?? -
・・・誰???(苦笑)
今日も暑いので、この子は涼しい屋内でぐっすりお昼寝をしているのですが・・・尻尾だけではさすがに誰だか分からないですね・・・。
せめてお顔をこちらに向けて寝てくれてたらなぁ・・・。 -
そう言う声が多いのか、本日展示されているのが誰なのかちゃんろ表示がされています。
それによると、この子はコウセイ君のようです・・・コウセイ君お久しぶり!!
2回来て2回ともコウセイ君・・・相性がいいのかな?
各個体の展示のスケジュールも決まってないようですし、ズーラシアの子全員に会うには何回訪問したらいいんでしょうね?
繁殖期にはレン君&ララちゃんのペア展示もあるので、来年の初春にまた来ないとね。 -
コウセイ君は爆睡中で、時折、尻尾を動かす程度なので撮影はあきらめ他の子を見ることにしました。
こちらレッサーパンダと同じ亜寒帯の森の住人のアムールヒョウ、広島の安佐動物公園出身のダッシュ君です。
実はこのダッシュ君は3つ子で生まれたのですが、2匹のお姉さんの名前がなんとピンちゃん(現・福山市立動物園)とポンちゃん(現・神戸市王子動物園)!!
3匹揃ってピンポンダッシュ!!
名付け親のセンスが光ります!! -
こちらも亜寒帯の森の住人、ユーラシアカワウソ。
寝顔だけでは個体識別出来ず。
それにしても気持ちよさそうに寝てますね。 -
こちらもユーラシアカワウソ。
上の2匹とは別の放飼場で1匹スイスイ泳いでいました・・・カワウソが泳ぐ姿は見ててとても気持ちがいいので好きです。 -
この綺麗な放飼場はホッキョクグマ舎・・・ここも亜寒帯の森です。
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ズーラシアにはジャンブイ君とバリーバさん(なぜかバリーバには”さん”付けが似合うのです、あの愛媛のピースちゃんのお母さんです)の2頭のホッキョクグマが居て、繁殖期以外は曜日毎に展示個体が変わります。
今日はジャンブイ君が展示で、たまにチラリと姿が見えるバックヤードにバリーバさんがいました。 -
亜寒帯の森を突き抜けるとオセアニアの草原です。
ここではやはりこの子を見ない訳にはいかないでしょう!!
何だと思います?この子??
正解はカンガルー!!
背に黄色い筋があり、木に登る、セスジキノボリカンガルーです。
このセスジキノボリカンガルー君折り返し、せっかくオセアニアまで来たのに亜寒帯に引き返しです・・・なんせ広大なズーラシア、これ以上先に進むと1時間半しかない持ち時間が切れてしまいます。
あぁ、最果ての地、アフリカの熱帯雨林にいるオカピに会える日は来るのでしょうか・・・。 -
先ほど来た道をせっせと戻ると・・・なんとレッサーパンダの放飼場にキーパーさんとコウセイ君がいるではありませんか!!
イベント・スケジュールにはなかったのですが、即席リンゴタイムがはじまるようです・・・いやぁ〜、セスジキノボリカンガルーで折り返して正解だったです。 -
キーパーさんのレッサーパンダの習性などについてのレクチャーの後に、コウセイ君にリンゴが渡されました。
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前回来た時も感じたのですが、コウセイ君尻尾立派!!
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キーパーさんが様々な場所にリンゴを隠していたようで、コウセイ君はリンゴ探しに躍起です。
屋内でもリンゴを2切れほど。 -
屋内のリンゴを食べ終わると、再び屋外へ。
もちろん個体差はありますが、レッサーパンダのリンゴに掛ける情熱はすごいです。 -
主食の竹の葉も今は眼中に無いようで、東屋付近から漂ういい匂いを手繰っていきます。
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東屋の屋根上でリンゴ発見!!よかったね、コウセイ君!!
さて、この辺りで本当に時間切れ、望外にもコウセイ君のリンゴタイムも見れ、大満足でズーラシアを去ろう・・・ -
去ろうとしたのですが・・・ゲートの直前でちょうどインドゾウの水浴びイベントとぶつかってしまいました・・・。
気持ち良さそうに水浴びをしているラスクマル君・・・ついつい足を止めてしまいました。 -
こちらは左がチャメリーちゃん、右がシュリーちゃん。
まったく血縁関係はないそうなのですが、チャメリーちゃんを姉のように慕うシュリーちゃんでした。 -
今日はラスクマル君の機嫌がすこぶる良いそうで、何度も何度もお客さんに向けて鼻噴水をしてました。
やっぱりゾウは動物園の華ですね、存在感がありますね。
結局、ゾウのイベントを最後まで見てしまい、予定したバスには乗れずでした・・・ま、いっか。 -
ズーラシアからバス、横浜線、京王線、多摩モノレールを乗り継いでやってきたのが多摩動物公園です。
いつも思うのですが、ここのゲートのゾウの石像は秀逸ですね!!
入園料は大人600円ですが、モノレール乗り放題+入園券で1000円のお得なセット券を使いました。 -
入園後、レッサーパンダ舎に急ごうと思うのですが・・・やっぱりこういう子を見てしまうとついつい足が止まってしまいます。
ヤクシカの赤ちゃん。 -
こちらはヤギの赤ちゃん、7月21日生まれのタンバ君です。
今年は3月と4月にも赤ちゃんヤギが生まれた多摩動物公園、6月に来た時には4月生まれのキナコちゃんの可愛い姿が見れましたが、このタンバ君もとても可愛いです。 -
お母さんは過去2度の出産経験があるのですが2度とも死産で育児経験のないデコちゃんです。
デコちゃんはタンバ君出産直後は育児放棄の状態で、一時タンバ君はキーパーさんに育てられたのですが、デコちゃんの母性が徐々に芽生え、出産6日後からはちゃんとタンバ君の育児をしているそうです。
愛らしい授乳シーンも見ることが出来ました。 -
坂道をせっせと歩き、レッサーパンダ舎に到着です。
今日は、
屋外放飼場に花花(ファンファン)さん、カグヤちゃん、ルンルン君、アズキちゃん、
屋内展示場にララちゃん、
ガラス張りの小屋外放飼場にノン君が居ました。
多摩の主・ブーブー君はバックヤードです。 -
多摩名物”レッサーパンダのなる木”
上からアズキちゃん、花花さん、ルンルン君だと思います、そう言えばカグヤちゃんがこの木に登ってるのは見たことないかも・・・。 -
こちらが屋内展示場でお昼寝中のララちゃん。
茶臼山出身と言うか、キキ君&セイナちゃんの子供特有の綺麗な黄金色の毛色のララちゃん、どちらか言うと濃い毛色の多い多摩では一際ララちゃんの毛色が映えます。
ちなみにララちゃんはルンルン君のお嫁さんとして茶臼山動物園から嫁いできました。
来年期待してるね。 -
ガラス張りの小放飼場のノン君。
何の理由だったのか?一時期コアラ館に単身引っ越していたノン君ですが、レッサーパンダ舎に帰還していました。 -
ルンルン君とアズキちゃん。
実際に行動も含めて見ている時はそれなりに識別できるのですが、この様に写真で見るとたまに分からなくなります。
ちなみに、この2匹はお父さんが同じ兄妹、かつ、アズキちゃんのお母さんのメイメイちゃん(現:千葉市動物公園)はルンルン君と双子兄妹・・・う〜ん、頭こんがらがりそう・・・。 -
ルンルン君とアズキちゃんが何に熱い視線を送ってるのかと言うと・・・それはもちろんキーパーさん。
事前に調べたイベントスケジュールでは今日はレッサーパンダ関連は無かったと思ったのですが、どうやら14時からリンゴタイムがあるようです。 -
14時になりリンゴタイムが始まりました。
手前でリンゴを取りあっているのが花花さんとアズキちゃん・・・祖母と孫の関係です、キーパーさんの横にいるのがルンルン君、少し離れて背を向けてリンゴを食べているのがカグヤちゃんです。 -
カグヤちゃんはリンゴをもらうとだいたい一旦離れてから食べますね。
ルンルン君は立ち上がってリンゴを催促・・・今更ですが、だいたいのレッサーパンダは当たり前のように立ち上がれます。 -
キーパーさんによじ登るアズキちゃん、右はこちらも立ち上がってリンゴ催促のカグヤちゃん。
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花花さんはいつもお上品にリンゴを食べます。
所作から気品を感じれるレッサーパンダはそうそういません。 -
キーパーさんの手元にはまだまだスライスリンゴがあるんだけど・・・アズキちゃん。向こうに何か気になる物でもあるのかな??
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ルンルン君はキーパーさんべったりで多くのリンゴをゲットしていました。
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ふとガラス張りの小放飼場に目をやると、いつのまにやらノン君に代わってブーブー君が出ていました。
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多摩の大黒柱・ブーブー君、黒目がちな大きな瞳が印象的なカリスマ・レサパンです。
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屋内ではララちゃんもリンゴタイムでした。
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リンゴタイム終了後の屋外放飼場。
祭りの後と言った感じの雰囲気の中、それぞれに竹の葉を食べたり、散歩をしてみたり・・・。 -
アズキちゃんは木で組んだアスレチックに登りました。
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今日はカグヤちゃんのいいショットが撮れませんでした・・・この写真がベスト・ショット。
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屋内のララちゃんも竹の葉モグモグ。
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やはりどちらか言うと濃い系の多い(花花さん除く)多摩メンバーの中にあって茶臼系のララちゃんの存在感は一際目を引きますね。
なかなか難しいのかもしれませんが、そろそろ大放飼場を走り回るララちゃんを見たいものです。
帰りの新幹線の時間も近付いてきましたので、そろそろ帰る事にしましょう。
ララちゃん、また遊びに来るね。 -
帰りにユキヒョウ舎に寄りました。
一昨日、本当に悲しい事故がこのユキヒョウ舎で起こりました・・・多摩動物園に限らず日本の動物園界はこの悲しい出来事を反省し、検証して今後につなげてほしいです・・・とにかく2度とあんな悲しい事故は起こさないでください。 -
暗澹とした気分で坂を下ると、再びタンバ君が出迎えてくれました。
ユキヒョウ舎で少し凍った気持ちをタンバ君が融かしてくれました、新しい命はそれだけで救いですね・・・ありがとう、タンバ君。 -
一度は育児放棄があったとは思えないデコちゃん&タンバ君母子のシンクロ率。
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多摩都市モノレール、京王電車、横浜線、新幹線を乗り継いで帰阪です。
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