滞在６時間！　乗り継ぎついでにモスクワ観光☆

2012/08/14 - 2012/08/14

2012年の夏休みは、５泊７日でイスタンブールからアテネへ陸路で移動しながら満喫することに。

ということで、イスタンブールin、アテネoutの航空券を探していると、
ほかのキャリアより安めのロシアのアエロフロートがヒット。
コレに乗ると、モスクワ・シェレメチェヴォ空港経由になります。

ロシアにはいつか訪れてみたいとは思っていましたが、
渡航先にするのであれば、ほかにももっと行ってみたい国はあるので、
後回しになるくらいの位置付けであり、
乗り継ぎのついでに立ち寄れるのであればちょうどいい。

しかも、空港からアエロエクスプレスという列車に乗れば、
35分で市内に出ることも可能とのことで、
その近くにはあの有名な「赤の広場」があるじゃないですか。

乗り継ぎの時間は６時間。
行けないこともない。
いや、行ける、行ける。
行ってみよう！！！

調べていくと、ロシア出入国にはビザが必要ということが判明。
しかし、幸い、ロシア大使館は職場から近く、
昼休みに申請・受取を自力で済ませ、ちゃっかり取得完了。

ということで、
乗り継ぎついでのショートトリップに出かけました。

時間がないので目的は２つ。
１　赤の広場に行ってワシリー聖堂をみる
２　スタバでマトリョーシカタンブラー購入
です。


【旅程】
○　8/14　12：05　成田発
　　　　　　↓（SU261便）
　　　　　17：10　モスクワ着
≪★プチ・モスクワ観光≫
　　　　　23：10　モスクワ発
　　　　　　↓（SU2134便）
　　　　　25：05　イスタンブール着
○　8/15　イスタンブール観光
○　8/16　22：00　イスタンブール発
　　　　　　↓（夜行バス）
○　8/17　09：00　テッサロニキ着
　　　　　16：17　テッサロニキ発
　　　　　　↓（列車）
　　　　　19：25　カランバカ着
○　8/18　メテオラ観光
　　　　　17：32　カランバカ発
　　　　　　↓（列車）
　　　　　22：12　アテネ着
○　8/19　13：25　アテネ発
　　　　　　↓（SU2111便）
　　　　　17：50　モスクワ着
　　　　　20：00　モスクワ発
　　　　　　↓（SU262便）
○　8/20　10：20　成田着

エリア モスクワ(ロシア)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

初のアエロフロート搭乗。

評判が悪かったけど、
最近はサービスが随分改善されたという噂もあり、
果たしてどんな空の旅になるのか楽しみ。

モスクワに着いてからの自由な時間は６時間しかなく、
荷物はイスタンブールまでスルーなので、
早く降りられる前方の座席をゲット。

日本語冊子「オーロラ」があるほか、
機材も新しいAirbus330で快適でしたよ。

１回目の機内食。

全体的に和食テイスト。結構おいしいじゃん♪
ケーキがついてるのもうれしい。

機内エンタメで「プリンセス・トヨトミ」を見ながら完食。

にしても、機内エンタメに邦画も入っているなんて、
なかなかやるじゃん、アエロフロートさん。

２回目の機内食は搭乗してから６時間くらい経過したところで。

パスタっぽくて好きな味。
こちらも完食でした。

ほぼ定刻どおりに着陸すると、
噂には聞いていたけど、本当に拍手が（笑）。
どうやら、ロシアの国民はそうみたい。

そして、
ダッシュでトランジットカウンターではなく入国カウンターへ。
今夜のフライトなのに、コイツ、出ようとしてる、
と若干怪しまれるも、あっさりロシア入国。

ターンテーブルも税関も無視して、
アエロエクスプレス乗り場を目指します。

Ｄターミナルの到着口は１階ですが、
アエロエクスプレス乗り場へは３階から動く歩道が続いています。

この時、時刻は現地時間の17：50。

何とか18：00発のアエロエクスプレスに間に合いましたー。

アエロエクスプレスは30分間隔で運行。
これを逃すと30分待ちぼうけだったのでうれしい。

車内でほっと一息。
券売機でゲットした往復チケットを撮ってみます。

この券売機は、英語表記に切り替えられる上、
カード払いもＯＫです。
片道だと320ルーブルですが、往復だと590ルーブルになりますよ。

ちなみに、アエロエクスプレスのチケットはオンラインでも購入可能とのことで、到着してからの時間節約ため、往路分だけ買ってみたのですが、カードにはしっかり支払い請求が来たものの、チケットらしきものは一切送られてきませんでした。。。
ちゃんとメアド入れたはずなのに。。。

なので、320ルーブルは水の泡になりました。。。

息も落ち着いてきたので、
iPodで世界の車窓からのテーマソングスタート♪

これ、海外の列車に乗ったら絶対やります。

天気は、雨上がりみたいな感じで曇ってましたが、
トランジットだけだし、贅沢は言えません。

時刻は18：35過ぎ。

列車はベラルーシ駅に到着しました。

さすがにモスクワ。東京よりもひんやりしてます。

で、メトロ乗り場を探します。
が、英語の併記が全然ないんですけどー。
･ﾟ･(ﾉД`;)･ﾟ･

読めない文字ばかりの地に降り立ち、
ただ、Д←この文字ばかり気になり、
これは、時間どおりに空港に戻れなくなるかも
と怖くなってきました・・・

しっかり自分が来た道を覚えておかなきゃと、
アドレナリン出しまくりでしたー。

何とか見つけたメトロ乗り場には、
モンスターズインクのようなマークの券売機。

これで、１回券と２回券が買えます。
こちらも英語表記に切り替えられましたよ。

ﾎﾞｸは、赤の広場に行って帰ってくるだけなので、
56ルーブルの２回券を購入。

読めないけど、文字の形だけを頼りにして、
緑の路線で３駅進んで、
何とかチアトラーリナヤ駅に到着。

どの出口から出ればいいか分からず、
とりあえず、一番近い出口から出てみると、
ボリショイ劇場がずどーん。

時刻は19：00頃。

「ボリショイ」と聞いても、
ﾎﾞｸはサーカスしか思い浮かびませんが、
ここはオペラやバレエをする劇場だそうです。

ちなみに、「ボリショイ」とは、
ロシア語で「大きい」の意だそう。

その向かいにはマルクス像が。
ロシアだねぇ。

で、赤の広場はどこだどこだ。
走る走るっ。

結構走って、ヴァスクレセンスキー門に到着。

ここをくぐって進むと、

これを見るために強行でモスクワにやって来たんです！

ロシアの代表的建築物・ワシリー聖堂！

このカラフルなタマネギ型の屋根がロシアっぽい。

さーて、パトカーがいて、これ以上近づけないし、
さっさと退散しましょ。

ﾎﾞｸは、金沢に行った時も、
兼六園の灯篭を写真に撮ったらすぐ帰るﾔﾂですから。

せっかくなので、グム百貨店をチラ見。

かわいいデコレーションがされてます。

が、残念ながらショッピングする時間はないのです。

だって、本当に空港に戻れるか不安でしょうがなかったんで。

なぜか百貨店内には卓球台が。

ロンドン五輪直後だから？
でも、ロシアって卓球が強いイメージはないけど。

お土産屋さんもチラ見。

マトリョーシカでも買いたかったけど、
意外と高いんですよねぇ。

再びチアトラーリナヤ駅に戻り、
緑のラインで３駅、ベラルースカヤ駅へ。

モスクワの地下鉄は美術館のようだと聞いていたけど、
それを堪能することができないくらい必死でした（笑）

これで空港に戻れなかったら、
その後の旅程が全部吹っ飛びますからねぇ。

気温20度くらいのモスクワの地下鉄に
汗だくで乗り込んできた東洋人を見て、
モスクワの人はどう思ったか・・・

ダッシュした末、
19：30発のアエロエクスプレスに乗り込めましたー。

たまたま、地下鉄を下りてすぐの階段から地上に出ると
アエロエクスプレス乗り場に近いところに出たのが幸運でした。

行きで往復券を買っておいたので、
帰りの切符を買う時間が節約できてよかったー。

20：05　シェレメチェヴォ空港到着。

よかった、予定よりも早く戻って来れた。

Ｄターミナルへの帰り道。

往路の時にスタバがあったのはチェック済み。

アエロエクスプレス乗り場のすぐ近くにあります。

スタバに行くと、ご当地マグをチェックするのはﾎﾞｸの恒例イベント。

だけど、今回の目的はマトリョーシカタンブラー！

これ、ネットオークションで高値で出回ってたりする
人気商品なんですよねー。

ということで、自分用のほかお土産用もゲット。

ショートサイズ：410ルーブル
トールサイズ：420ルーブル

でした。

21：00頃。

２時間以上前に搭乗ゲートに到着し、
ボルシチをいただく余裕も。

でも、今回の乗り継ぎ観光はどきどきしましたねー。
これまで、ウィーンと北京を４時間乗り継ぎで観光しましたが、今回はそれ以上にどっきどきでした。
その理由はやはり読めない「文字」でしょう。
･ﾟ･(ﾉД`;)･ﾟ･

今回の成功の要因は、
・自分の行きたい場所や駅名をロシア語で書いたメモを用意しておいたこと
・アエロエクスプレスとメトロの切符は往復分を１度に購入して時間節約
・とにかくダッシュ
ですかねぇ。

ちょっとリスキーではありましたが、
６時間でもモスクワに行って帰ってくることができることを証明しました！
モスクワで乗り換える際の参考になれば幸いです☆

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旅は、トルコ・イスタンブールへと続きます。
http://4travel.jp/traveler/hide_maru/album/10700215/