世界遺産の旅（ポルトガル・サンタクルス）

2006/11/25 - 2006/11/25

お腹も一杯になったところで、こんどは
壇一雄の縁の地、サンタクルスへ向かいました。
結構くねくね道を海岸へ入って行かなければなりません。
そこで、又、ガイドさんが済ました顔で、
「いくつでも港町があるんだからもっと便利なところの
港町にすればよかったのに」と一言。
どんなさびれた港町かと思ったら、結構な港町でした。

エリア サンタ・クルス(ポルトガル)

サンタクルスの町ではまず壇一雄の名前がついている通りを探しました。
これがその通りの名前の表示です。
壇一雄にちなんで「プロフェッサー壇一雄通り」となっています。

これがその通りで、このまま真っ直ぐ海へと続いています。
右の石組のところが壇一雄の家です。

これがその家の入り口についている表札で、「壇一雄」とかかれています。

これが家の入り口ですが、ひなびた港町でもありませんし、結構な家です。
今は別の人が住んでいるとのことです。

これが海辺にある穴あき岩です。
めったに観光客が行かないので、ガイドさんもバスの運転手さんも海辺にある壇一雄の記念碑の場所が分からず、間違った場所に行ってしまいました。
家の前の道をそのまま進めば直ぐに海岸でした。
場所が分からず聞いた時に、おばさんが分かりにくいからと一緒に歩いて教えてくれました。
１０分以上歩きました。
そこから又おばさんは帰っていったのですから、その親切には本当に頭が下がります。

これが壇一雄をしのんで建てられた記念碑です。
壇が愛した夕日を見ることが出来るように、海に向かって建てられています。
「どうして、ここに来ることになったんだ」と言う人がありましたが、後日リスボンでガイドさんがなんと
檀一雄と親しく、そのガイドさんの呼びかけで、石を選んだり、言葉を選んだりして建てた物だと知り、貴重な訪問地となりました。

ブラブラ、バスに向かって歩いている時に見つけた建物です。

こちらも見事な花が咲いていた素敵な家です。

車庫もとてもおしゃれでした。
ひなびた寒村のイメージとはほど遠い、サンタクルスでした。