2006/08/15 - 2006/08/15
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fumio0102さん
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雷雨から逃れアラゴン州に入り、ほっとしたのもつかの間、
この旅一番の難行が待っていた。
表紙は、山頂に残るロマネスク教会。
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カタルーニャ地方から、隣のアラゴン地方へ。
ひどい雨のため、峠越えの山道を避け、幹線を南に下り、それから西を目指した。
下流のこの辺では雨が降らなかったようだ。 -
途中、車を止め渓谷を散策。
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名も知れぬアラゴンの渓谷。
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道路脇に、教会を示す小さな案内板が目に入った。
ボイ渓谷の教会巡りが未消化だったこともあり、ちょっと寄って行くことにした。
小さな村に入ると、かわいいワンちゃんが迎えてくれた。
数軒の民家があるだけで、何もない村である。
はて、教会はどこかな? -
あった!
木でできてるけど、ちゃんと向こうを指してる。 -
車を止め、砂利道を登りはじめるが、なんか様子が変。
ほんとに教会があるんだろうか。
村はずれのヤギ小屋のおじさんに尋ねると、すぐそこだってな感じ。やな予感がする。
登れども登れども、砂利道が続くだけ。 -
登り始めた村がだんだん下に遠ざかる。
まるで山登り。
こんなはずではなかった!
何度、引き返そうとしたことか。 -
道端の小花が疲れを癒してくれる…はず。
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こんなところまで登ってきてしまった。
アラゴンの大地が一望だい!
足が痛いよ〜
このまま山を越してしまうのかも。
(もう、家内の口から愚痴が出ない。この旅行を後悔しているのかも。) -
水など持ってきていない。
群生している木いちごで、のどを潤す。
はぁ〜、はぁ〜 -
ついに見えた!
ほんとに頂上のようだ。
ここまで、約1時間。
ぜぇ〜、ぜぇ〜 -
最後の難所は、家内を先に。
一番乗りの栄光を与えます。
(登っている写真がほしかったから) -
こんな頂に教会があるなんて…。
畏るべし、スペイン・ロマネスク。
看板には12世紀と書いてある。
標高は不明。 -
中世から、じっと風雨に耐えてきた教会。
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どうやってここまで石を運んだのか。
少しでも神に近づこうとする信仰の力か。 -
中はシンプルながら完全に保存されている。
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少し上に廃墟がある。
たぶん、城砦跡のようだ。 -
こんなところにも、先客がいた。
フランス人のカップルとお互いの栄誉をたたえた。 -
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崩れた壁の向こうは、絶壁。
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怖くて下を覗けない。
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ここからの眺めは、ちょっと忘れられない。
このあと、二人ともおおむね無事に生還しました。
(家内が一度転んだだけ。)
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