藤沢周平氏ゆかりの湯田川温泉と「蝉しぐれ」のオープンセット

2005/11 - 2005/11

庄内平野の奥座敷、湯田川温泉。みぞれの降るなか、つかの間の紅葉狩りでした。表紙は蝉しぐれのロケセット。

エリア 山形

山形自動車道。まぶしいほどの紅葉。

鶴岡市の中心地に在る「致道館」。東北に現在する唯一の藩校建築物です。

塀の向こうは講堂。

孔子を祭る聖廟。

藩主がお成りの際に使用される御入間。

鶴岡カトリック教会天主堂。明治時代のロマネスク様式教会の傑作と言われてます。

黒い聖母マリア像。

湯田川温泉の「九兵衛旅館」です。数年前に改装し、暖かくって快適でした。

玄関ロビー。
館内には資料コーナーのほか、滞在した著名人の写真室や図書コーナーがあり、若かりし頃の芸能人（キャンディーズとか）の写真もありました。

藤沢周平氏のコーナー。

湯田川温泉の守り神「由豆佐売神社」。平成14年春、この境内で山田洋次監督の「たそがれ清兵衛」のロケが行われています。

1億円かけて作られた「蝉しぐれ」のオープンセット。完成後、1年間風雨にさらし自然の風合いを加えて撮影に入りました。

「牧文四郎」の家の庭先。

幼なじみ「おふく」の家。屋根に草が生えている。

文四郎の家の中。下級武士の生活って寒そう。

屋根の石も色づけされていますが、まったくわかりません。

自然に見えますが、桜の木も含めすべての樹木が新たに植えられたものです。

松ヶ岡開墾場。２階建ての蚕室が５棟現存しており、ギャラリー等に使用されている。

その中のひとつ、映画「蝉しぐれ」の資料館。ロケ風景のパネル展や関連グッズのショップがある。

旅館の献立はメインがはたはたの田楽と湯上げ、羽黒豚の西京焼きアップルサラダ添え、秋鮭つみれ汁ほか。たいへん美味しかったです。
写真は前菜（ごぼうのカシュナッツ和え、ずわいがにの巻き寿しほか）。

お造り（鹿島沖めじまぐろほか）

デザートはふわふわのババロアにメロン、ぶどう、和なし。

朝食の献立。

デザートは、きなこプリンにフルーツ。

この旅行記へのコメント （4）

• SUR SHANGHAIさん 2005/12/26 14:22:37

  こういう献立を見ると…、

  中国に住んで、中華料理の盛り付けを見慣れた目には繊細さを感じます。
  「ああ、日本料理ってこうだったなあ。」と言う新鮮な再発見。
  
  もう今年も終わり。
  来年はどういう年になるのかな、と言う気分にさせられますね。
  
  いい旅が出来る年になりますように。(*^_^*)

  fumio0102さん からの返信 2005/12/26 21:22:56

  RE: こういう献立を見ると…、

  今年の夏、４トラに旅行記を載せはじめてから、いろいろな方がいろいろなスタイルで旅をしているのが分かりました。
  旅の達人がたくさんいらして、大変参考になりますし、羨ましいです。
  来年も楽しい旅行記、お願いします。
  上海はとても寒そう〜、お体に気をつけて、善いお年をお迎えください。
  

• デコさん 2005/12/13 07:08:37

  おはようございます。

  fu0102さんへ
  
  ステキな表紙に惹かれて来させていただきました。
  ロケで使われたなんて何も知らず、拝見させてもらったのですが、
  いい雰囲気ですね〜
  日本の落ち着いた風情をあらためて見直せました。
  ありがとうございました。

  fumio0102さん からの返信 2005/12/13 11:17:32

  こんにちは、デコさん。

  いつも楽しませてもらってます。
  デコさんの行かれたところ、いつかぼくたちも行ってみたいところが多くて、うらやましいです。
  
  蝉しぐれのロケ地、よくできてました。
  昔からあったような素朴なたたずまいで、とても再現されたとは思えませんでした。
  映画はまだ見てないのですが、原作がとても印象に残っており、文四郎とおふくの質素な生活が窺えて、ちょっと感慨深かったです。
  今頃は雪にうずもれているのかと思います。
  それでは。