宮島　弥山（みせん）で瀬戸内の展望を楽しむ

2007/02/11 - 2007/02/11

厳島神社の雑踏を離れて弥山（みせん）に登りました。
紅葉谷公園に向かう路地にはいると、人影の数はずっと減り、少し安心した気分です。ただロープウェイ駅までは意外に遠いのには驚きました。特に初めての場所だと、なおさら遠く感じます。
ロープウェイは２種類のロープウェイを途中で乗り換えるというユニークなもので、また設備が大変年代物で、とてもレトロな郷愁を感じます。ただ値段は往復1800円と、思いの外高い印象を持ちましたが、2段目のロープウェイからの展望は絶品中の絶品で、値段分の価値は充分にあります。

エリア 宮島・厳島神社(広島)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

厳島神社から宮島ロープウェイに向かいます。

上郷屋敷に向かう路地。厳島神社の雑踏から少し離れられた感じです。

瓦屋根の向こうに弥山の山肌が見えています。

紅葉谷公園に向けて上り坂を登ります。

紅葉谷公園の茶屋に到着です。宮島ロープウェイの駅まではしばし距離があります。

紅葉谷公園の中には何軒かの茶屋があります。ここはお料理も美味しそうなので、次回は是非、ここで賞味したいです。
（今回はカキ祭り会場の近くで、何か食べられる物を口にしたというレベルのお昼でした。）

上り坂を登って、何とか宮島ロープウェイの山麓駅に到着です。

切符売り場も、そこそこ人がいるという程度の、観光客の入り込みで、少し安心しました。

途中の乗り換え駅で、搬器を乗り換えるという、まるでスイスアルプスのような感じです。いまどきのスキー場のゴンドラに比べると古風なものでした。

一段目は意外に乗りでがあります。8人乗りですが、8人乗るとぎゅうぎゅうです。

中継駅で搬器を乗り換えます。昔の小さなロープウェイなので、意外に待ち時間がありました。

弥山の谷を跨ぐような形で、ロープウェイは懸っています。

いよいよ乗り込みます。

このロープウェイの展望の素晴らしさに、思わず大感動です！行きはぎゅうぎゅう詰めになることを警戒してカメラをしまっていましたが、帰りは是非、車窓風景をカメラに収めることにチャレンジします。

山頂の獅子岩駅

獅子岩駅近くの展望台より呉市方面の展望。

快晴の空のもと瀬戸内海の展望が広がります。

宮島口方面の展望。

小黒上島。

奈沙美島。

展望台から呉市方面を眺めました。

弥山の山頂は彼方に聳える山のピークです。今回は展望台のみで満足したので登頂は割愛しました。

獅子岩駅周辺には野生の猿がいっぱいいます。所持品を盗られぬよう、荷物は駅のコインロッカーに預けます。

四国の丸亀方面がうっすらと見えています。工業地帯で工場の煙突が見えています。

下りのロープウェイは結構な順番待ちでした。

ロープウェイの車窓から見た奈沙美島。

ロープウェイの車窓から小黒神島。すごい絶景です。

ロープェイ自体は旧式なのですが、車窓の素晴らしさは圧倒的です。

紅葉谷公園に面した旅館「岩惣本店」。入口は古風ですが、客室はモダンな建物にあります。

いかにも国際観光地です。外国からの観光客にウケそうな土産物が並んでいます。

厳島神社の表参道を歩きます。

厳島神社の前です。夕方になって干潮になりました。干上がった砂浜を観光客がそぞろ歩いています。

鳥居の彼方に夕暮れがせまっています。

帰りのフェリーの船上にて。太陽がいよいよ山の肩にかかります。

観光客が引き揚げる時間帯。フェリーがひっきりなしに行き交います。

カキの養殖棚にも夕闇が迫ります。

フェリーは満席の状態です。静かな海を宮島口に向けて短い航海です。

宮島口から広電に乗って広島の中心地、紙屋町に向かいます。

宮島口にて広電の電車。ライトレールです。
約一時間ほどかけて紙屋町に行き、今宵の宿、三井ガーデンホテルにチェックインしました。

明日は旧海軍の軍港。呉を散策します。