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東京都葛飾区柴又と言えば映画「男はつらいよ」の舞台となったことで日本全国に認知されました。「わたくし、生まれも育ちも、葛飾柴又です。帝釈天で産湯をつかい、姓は、車 名は寅次郎。人呼んで、フーテンの寅と発します。」の名台詞で初めて知ったという方も多いでしょう(私もその一人です…)<br />古くは柴又帝釈天として知られていた下町情緒豊かな町。江戸川の西岸に位置し対岸にある千葉県松戸市矢切地区とを結ぶ渡し船「矢切りの渡し」の渡し場があることでも有名ですね!周辺は下町だけあって小さな商店街や神社や住宅街に囲まれた一画でした。柴又帝釈天界隈は環境省選定の「日本の音風景100選」にも選ばれています。<br />柴又駅前にある「フーテンの寅さん」像はこの町のシンボルとして飾られ、駅前から始まる帝釈天参道には下町情緒溢れる個性豊かなお店が軒を連ねています。柴又名物の鰻の名店も揃っていて、柴又グルメの鰻を堪能するのもおススメですね!ちょっと割高(?)かもしれませんが他で食す鰻重よりも柴又雰囲気の中で食す鰻重はまた格別でした。一方、柴又神社や柴又帝釈天等の歴史建造物も見所のひとつで柴又と言えば帝釈天をイメージする人も多いでしょう。帝釈天の境内にある「大庭園」や帝釈天の裏手にある「山本亭」は日本庭園の美しさを演出しており、静まり返った庭園をのんびり眺めるのも楽しめます。江戸川沿いでは矢切りの渡しの渡し場もあり、江戸川沿いの自然を楽しみながらジョギングや犬の散歩をしている人達が目立ちました。映画「男はつらいよ」でお馴染みの葛飾柴又めぐり、映画を見てから訪れるとより一層楽しめるかもしれませんね!<br /><br />□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■<br /><br />この日は天候にも恵まれたためどこか観光名所に行こうと思い選んだのが葛飾柴又、「フーテンの寅さん」縁の地である柴又名所ツアーを企画、柴又駅前からぶらりと柴又周辺を巡って来ました。<br />柴又駅前から帝釈天参道を通り見えてくるのが、「柴又帝釈天」<br />正式名称は「題経寺」で創建は江戸時代初期の寛永6年(1629年)で、開山は中山法華経寺で19世の禅那院日忠とされています。映画「男はつらいよ」の渥美清が演じる車寅次郎のゆかりの寺として知られていますが、夏目漱石の「彼岸過迄」を始め、多くの文芸作品に登場し、東京近郊(当時は東京ではなかった)の名所として扱われていました。<br />境内はそれ程広くはありませんが、二天門や帝釈堂などは彩色を施さない素朴な造りで地味に見えますが、細部には精巧な彫刻が施されていて歴史的な価値を感じる事ができます。帝釈天本堂内には彫刻ギャラリーもあり、一般公開もされていました。また時間が合えば境内で猿回しのショーも実施されていて、私は帝釈天参道を歩くお猿さんを目撃しました。有料となりますが帝釈天本堂の裏手にある「邃渓園(すいけいえん)は大客殿前に広がる池泉式庭園で昭和40年に向島の庭師 永井楽山の設計により造られてた絶景の日本庭園もあります。庭園への立ち入りは禁止されていますが、周囲に設けられた屋根付きの廊下や大客殿から下町とは思えない静まり返った庭園風景は一見の価値がありました。<br /><br />□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■<br /><br /><柴又帝釈天><br />〒125-0052<br />東京都葛飾区柴又7-10-3 <br />http://www.taishakuten.or.jp/index.html<br />庭園・彫刻ギャラリー共通(1名につき)<br />大人400円 子供(小・中学生)200円<br /><br /><br />□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■<br /><br />【1】柴又駅前「寅さん」像&柴又八幡神社<br />http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10599241/<br />【2】柴又グルメ鰻重「えびすや」&帝釈天参道<br />http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10599445/<br />【3】柴又帝釈天<br />http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10599451/<br />【4】柴又帝釈天「邃渓園」<br />http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10599482<br />【5】山本亭&矢切りの渡し<br />http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10599732

葛飾柴又ぐるり旅【4】~映画「男はつらいよ」 下町情緒豊かな寅さん縁の地めぐり~柴又帝釈天「邃渓園」

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2011/09/04 - 2011/09/04

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でかドラ

でかドラさん

東京都葛飾区柴又と言えば映画「男はつらいよ」の舞台となったことで日本全国に認知されました。「わたくし、生まれも育ちも、葛飾柴又です。帝釈天で産湯をつかい、姓は、車 名は寅次郎。人呼んで、フーテンの寅と発します。」の名台詞で初めて知ったという方も多いでしょう(私もその一人です…)
古くは柴又帝釈天として知られていた下町情緒豊かな町。江戸川の西岸に位置し対岸にある千葉県松戸市矢切地区とを結ぶ渡し船「矢切りの渡し」の渡し場があることでも有名ですね!周辺は下町だけあって小さな商店街や神社や住宅街に囲まれた一画でした。柴又帝釈天界隈は環境省選定の「日本の音風景100選」にも選ばれています。
柴又駅前にある「フーテンの寅さん」像はこの町のシンボルとして飾られ、駅前から始まる帝釈天参道には下町情緒溢れる個性豊かなお店が軒を連ねています。柴又名物の鰻の名店も揃っていて、柴又グルメの鰻を堪能するのもおススメですね!ちょっと割高(?)かもしれませんが他で食す鰻重よりも柴又雰囲気の中で食す鰻重はまた格別でした。一方、柴又神社や柴又帝釈天等の歴史建造物も見所のひとつで柴又と言えば帝釈天をイメージする人も多いでしょう。帝釈天の境内にある「大庭園」や帝釈天の裏手にある「山本亭」は日本庭園の美しさを演出しており、静まり返った庭園をのんびり眺めるのも楽しめます。江戸川沿いでは矢切りの渡しの渡し場もあり、江戸川沿いの自然を楽しみながらジョギングや犬の散歩をしている人達が目立ちました。映画「男はつらいよ」でお馴染みの葛飾柴又めぐり、映画を見てから訪れるとより一層楽しめるかもしれませんね!

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この日は天候にも恵まれたためどこか観光名所に行こうと思い選んだのが葛飾柴又、「フーテンの寅さん」縁の地である柴又名所ツアーを企画、柴又駅前からぶらりと柴又周辺を巡って来ました。
柴又駅前から帝釈天参道を通り見えてくるのが、「柴又帝釈天」
正式名称は「題経寺」で創建は江戸時代初期の寛永6年(1629年)で、開山は中山法華経寺で19世の禅那院日忠とされています。映画「男はつらいよ」の渥美清が演じる車寅次郎のゆかりの寺として知られていますが、夏目漱石の「彼岸過迄」を始め、多くの文芸作品に登場し、東京近郊(当時は東京ではなかった)の名所として扱われていました。
境内はそれ程広くはありませんが、二天門や帝釈堂などは彩色を施さない素朴な造りで地味に見えますが、細部には精巧な彫刻が施されていて歴史的な価値を感じる事ができます。帝釈天本堂内には彫刻ギャラリーもあり、一般公開もされていました。また時間が合えば境内で猿回しのショーも実施されていて、私は帝釈天参道を歩くお猿さんを目撃しました。有料となりますが帝釈天本堂の裏手にある「邃渓園(すいけいえん)は大客殿前に広がる池泉式庭園で昭和40年に向島の庭師 永井楽山の設計により造られてた絶景の日本庭園もあります。庭園への立ち入りは禁止されていますが、周囲に設けられた屋根付きの廊下や大客殿から下町とは思えない静まり返った庭園風景は一見の価値がありました。

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<柴又帝釈天>
〒125-0052
東京都葛飾区柴又7-10-3
http://www.taishakuten.or.jp/index.html
庭園・彫刻ギャラリー共通(1名につき)
大人400円 子供(小・中学生)200円


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【1】柴又駅前「寅さん」像&柴又八幡神社
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10599241/
【2】柴又グルメ鰻重「えびすや」&帝釈天参道
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10599445/
【3】柴又帝釈天
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10599451/
【4】柴又帝釈天「邃渓園」
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10599482
【5】山本亭&矢切りの渡し
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10599732

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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