養老渓谷/勝浦/安房鴨川ぐるり旅【1】～房総の小江戸～大多喜城(花見2011)

2011/04/10 - 2011/04/10

養老渓谷/御宿/勝浦/天津小湊/安房鴨川/大原/大多喜/和田/丸山千葉県外房エリアをぐるりと巡る旅。
勝浦市はビーチブレイク・リーフブレイクと波のバラエティに恵まれたサーフタウンでもあり日本を代表するビッグウェーブスポットでサーファー達のが季節を問わず海でサーフィンをしている姿を目にする観光都市。御宿町は海岸には砂浜が広がり海水浴場も多く房総を代表する海の町で、三重県の志摩地方、舳倉島とならび日本の三大海女地帯のひとつとしてあげられ、加藤まさをが、大正12年に発表した「月の沙漠」は、御宿海岸がその舞台となり発祥の地としても知られています。天津小湊は釣りのメッカであることや大型温泉旅館などが建ち並びマダイが群泳されることで鯛の生息地として国の特別天然記念物に指定されている「鯛の浦」が有名で鯛の浦周辺の遊覧船やのんびり海を眺めながら遊歩道を歩くのも楽しめます。
安房鴨川は日本の水族館で唯一！海の王者「シャチ」を見られる加茂川シーワールド、そして日本の棚田100選の大山千枚田、日本100景100選の仁右衛門島など海と山の名所があります。大多喜町から市原市に流れる養老川によって形成された渓谷で春はツツジ、夏は渓流沿いでの水遊び、秋は紅葉と四季折々の顔を見せてくれる観光名所です。特に秋の紅葉は有名で千葉県の紅葉の名所で渓流沿いは整備された遊歩道があり、紅葉時期に限らずハイキングコースとして利用される方も多く、渓流で釣りを楽しむ人もたくさんいます。養老渓谷/勝浦/安房鴨川ぐるり旅は外房エリアの見所をぐるりと巡ってみました。

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

養老渓谷/勝浦/安房鴨川ぐるり旅、今回は房総の小江戸と呼ばれる千葉県夷隅郡大多喜町にある大多喜城へ満開の桜を見に行って来ました。房総の魅力500選にも選ばれた上総大多喜城跡と県立総南博物館は徳川家康の四天王の一人、本多忠勝が築城したとされており、土塁が残るほか、二の丸跡には、大井戸と薬医門が往時の面影を残しています。本丸跡に大多喜城（総南博物館）が完成し、当時の姿を伝えている。大多喜町の町の木は「桜の木」で、毎年大多喜さくらまつりも開催され、夜には大多喜城もライトアップされ夜桜も楽しむことができます。2011年は震災の影響で中止となりました。

この日は千葉県の花見の名所を巡ってみました。
☆亥鼻公園☆
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10557902/
☆千葉公園☆
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10557904/
☆茂原公園☆
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10557905/
☆笠森寺☆
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10557907/
☆大多喜城☆
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10557909/
☆太田山公園☆
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10557912/

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

＜千葉県立中央博物館　大多喜城分館＞
〒298-0216
千葉県夷隅郡大多喜町大多喜481
TEL [phone]
一般 200円　高・大学生 100円
http://www2.chiba-muse.or.jp/index.php?page_id=59

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

＜安房鴨川ぐるり旅＞
【1】大多喜城(花見)
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10557909/
【2】房総の小江戸
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10557910/
【3】鴨川シーワールド
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10562882/
【4】鴨川シーワールド
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10564097/
【5】鴨川シーワールド
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10564110/
【6】鴨川シーワールド
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10564108/
【7】鴨川シーワールド
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10564151/
【8】鴨川シーワールド
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10564127/
【9】仁右衛門島
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10562883/
【10】仁右衛門島
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10564169/
【11】大山千枚田「春」
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10562884/
【12】モリアオガエルの生息地　清澄寺
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10562888/
【13】レストランキッズ
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10564203/
【14】日本のかおり風景100選　誕生寺
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10618973/
【15】特別天然記念物　鯛の浦遊覧船＆遊歩道
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10618979/
【16】イングリッシュガーデン　らん花園
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10618991/
【17】大山千枚田（棚田の夜祭り2011）
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10618992/
【18】養老渓谷　小沢又の滝(幻の滝)
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10626458/
【19】養老渓谷　粟又の滝＆遊歩道
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10626468/
【20】おんじゅくまちかど「つるし雛めぐり」
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10649776/
【21】かつうらビックひな祭り
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10649954
【22】花野辺の里
http://4travel.jp/traveler/dekadora/album/10662308/

エリア いすみ・大多喜(千葉)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

お花見シリーズ2011?5笠森寺＆笠森自然林の続編です。
千葉県長南町から自家用車で20分程で千葉県夷隅郡大多喜町へ！
早速桜の名所である大多喜城を目指しました。
大多喜城周辺の駐車場を探していると「大多喜県民の森」の看板が！

大多喜城を目指す人達は「大多喜県民の森」の無料駐車場に停めて、ここから歩く人が多いようです。
小さな売店と公衆トイレもあるので利便性は高いですよ！
駐車場内にもきれいな桜が満開でした。

【房総の魅力500選】
上総大多喜城跡と県立総南博物館
徳川家康の四天王の一人、本多忠勝が10万石で封ぜられ、築城した。土塁が残るほか、二の丸跡には、大井戸と薬医門が往時の面影を残す。本丸跡に大多喜城（総南博物館）が完成し、当時の姿を伝えている。

駐車場を後に左へ坂道を登ると「大多喜城址」の石碑を発見！

房総の小江戸と呼ばれる大多喜町の趣を感じさせる街灯。

坂道を登っていくと満開の桜が咲いてました。

駐車場から歩くこと5分程で「千葉県立総南博物館」へ到着。

「大多喜城」
戦国時代から江戸時代にかけて存在したお城で、初めは「大田喜城」と呼ばれていました。1521年に真里谷信清が「小田喜城」として築いたのがはじまりとされ、今日の大多喜城は徳川家康によって大多喜の地を支配した本多忠勝が築城したものと考えられてきました。
1590年里見氏が上総国を没収されると徳川家康に与えられ、その配下の武将である本多忠勝が城主となり、大多喜藩10万石が成立しました。
忠勝は里見氏の北上を防止するために突貫工事を行い、3層4階の天守を持つ近世城郭へと大改築を行い、ふもとに城下町の建設を行った。これが今日の大多喜城とされています。

大多喜藩の拠点として幕末まで重要な役割を果たしてきたが、1619年、藩主阿部正次の転封により大多喜藩は一時的に廃藩となったため、城は荒廃した。1671年、阿部正春が1万6000石で入城した際、幕府から「大多喜城は城跡になってしまっているので、追々再建するように」という命令が下ったものの、「一重の塀もないありさまで、門や櫓などもない」という当時の記録の通り、大多喜藩規模縮小に伴い、荒廃した状態で長く支配が行われていたようである。

明治3年12月に城は取り壊され、その後本丸も削平され、その後、昭和41年に本丸跡は千葉県の史跡に指定された。昭和50年に城跡に天保6年（1835年）の図面を基にして天守が再建されて、内部には千葉県立総南博物館（現在の千葉県立中央博物館大多喜城分館）が設置されました。

大多喜城を背景に桜を撮影。
天気もよく青空のため桜のきれいな色が映えますね！

「千葉県立中央博物館　大多喜城分館」
房総の城と城下町」をテーマに房総を中心とした中世から近世にかけての城郭やこれに関する武器・武具・調度・文書及びこれらを取り巻く人々の生活資料等を展示しています。

入場料　大人200円　　高・大学生100円
開館時間　9:00〜16:30

博物館最上階から撮影した大多喜町の街並み。
大多喜城は山頂に建造されたため、房総の小江戸「大多喜町」を一望できます。

この日は桜が満開で天気もよく春らしい心地よい気候だったのでお花見観光客がたくさんいました。

毎年、大多喜城周辺で開催されている「大多喜城さくらまつり」も今年は震災の影響で中止となりました。例年では夜は大多喜城もライトアップされ、大多喜城と満開の桜がつくる幻想的な風景が楽しめます。節電のためどこもライトアップは中止と今年は残念ですね。

大多喜城から見た大多喜高校！
高校から大多喜城が見えるのもよいですね。

「大多喜水道」
大多喜城下町は昔からよい飲み水に恵まれず人々の苦労は絶えなかったそうです。最後の城主である松平忠質の頃にようやく水道工事が具体化し明治3年に大多喜水道が完成しました。全長5.1ｋｍの千葉県最古の水道跡です。

この旅行記へのコメント （2）

• 義臣さん 2011/05/09 17:19:23

  出来たばかりの頃

  出来たばかりの頃　行きました
  
  想い出はこの天守閣からみた　房総の風景です。
  
  　お城より風景のほうが。。思いでに強く残っているのが不思議です
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　義臣

  でかドラさん からの返信 2011/05/09 23:34:44

  RE: 出来たばかりの頃

  義臣さん　こんにちは！
  
  そうでね、大多喜城より周辺の風景や房総の小江戸らしい街並みの方が大多喜町らしさがあって楽しめました。
  千葉県はあまりお城はありませんが、他県に行った際はお城巡りもしてみたいです。