世界遺産旅行記【４０】バレンシアのラ・ロンハ・デ・ラ・セダ

2006/03 - 2006/03

　朝の陽射しが眩しい。当社比２倍の陽光降り注ぐ、そこはオレンジの町バレンシア。ホテルの朝はバイキング、オレンジジュースの美味いこと。
　１００％の果汁が身体を駆け巡る、太陽の恵み溢れるこの味に朝っぱらからハイテンション。５杯おかわりしたのは言うまでもない。

エリア バレンシア(スペイン)

　バレンシアの町へ繰り出し、中央市場の活気に包まれ着いた先は商都バレンシアの富と名声の象徴、ラ・ロンハ。

　内部には螺旋状の柱が妖しく訪問者を魅了する商品取引所。

　ゴシック様式の究極、フランボワイヤン。海に近い町の陽気を具現化したような火焔の如き空間。

　中庭にはバレンシアの象徴、オレンジの木が植えられ清涼感が漂う。

　中庭の奥、裏口にて発見した世界遺産の碑。地中海貿易のもたらす財をつぎ込んだ秀麗な建築は以下の基準で世界遺産に登録されている。

　()()バレンシアの絹商品取引所は地中海地域の有力な商都の富と権力をありありと示す、後期ゴシック様式による世俗建築の顕著で普遍的な価値を持つものである。

※ユネスコのＨＰに記載されているものの私訳です。

　外に出ると再び陽光と活気に溢れたバレンシアの町に戻った。
　・・・気付くと見学が終わっていた。これで御終い？