≪スペイン滞在記≫　北へ～?サンティアゴ・デ・コンポステーラ編

2005/08/13 - 2005/08/15

２００５年夏。
約１カ月かけてスペイン北部を周遊した。行きたいところがいっぱいで常に移動をする忙しい旅だったが、それはそれで充実した楽しい１カ月だった。

８月１３日。
ヴィアナ・ド・カステロ（ポルトガル）から列車に乗って再びスペインへ入国。ヴィーゴで乗り換えてサンティアゴ・デ・コンポステーラに到着です。ここはスペインはおろかヨーロッパでも有数の聖地、サンティアゴこと聖ヤコブをまつる大聖堂のある宗教の町。フランスなどから始まる巡礼の道のゴールになります。私にとってはちょうどこの旅の折り返し地点。最大の目的地だったのでゴールともいえますが、新たなスタートでもありました。
８月１４日。
お昼からちょっと足を延ばしてフィニステレFinisterreへ。スペイン最西端の“地の果て”は巡礼の旅を終えた人たちがリゾートにやってくるような町でした。
８月１５日。
本日は聖母被昇天の日ということで、カテドラルでミサが行われておりました。観光客・巡礼者などほんとに人が多いのに荘厳な雰囲気が保たれているのがすごい。

列車：Viana do Castelo-Vigo　8.15ユーロ
　　　Vigo-Santiago de Compostela　4.20ユーロ
バス：Santiago de Compostela-Finisterre　18.45ユーロ（往復）
オスタル：35ユーロ（２泊）　　　

エリア サンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)

キリスト教３大聖地のひとつであるカテドラル。
目の前のオブラドイロ広場から見上げる姿は圧巻。

パラドールとして利用されている旧王立病院。泊まることもレストランへ行くこともできない貧乏旅行の私はカフェでコーヒーを飲むだけ。次こそ泊まりたい！

１日中見ていても飽きないカテドラル。
夕方から夜にかけて広場から人が減っていく。残っているのは巡礼の道を歩いてきた人が多いけど、みんな達成感や充実感でいっぱい。いい表情してます。

カテドラルの内部もゴージャス。サンティアゴのシンボルであるホタテ貝がいろんなところにあしらわれてます。

ミサを執り行う神父さんたち。

フィニステレの町。
岬にある灯台まで行こうと歩いたけど、途中で挫折。でも、十分すぎるほどの絶景が見られた。ひとりでこんなところにいると「人生について」なんて硬いことを考えてしまいます。