2008/10/21 - 2008/10/21
116位(同エリア287件中)
シベックさん
イエローキャンパスというレモン・イエローの珍しいコスモスが満開だという情報を聞き見に行ったのですが、「サツキとメイの家・観覧に空きあり。」の掲示に、ついふらふらとチケットを買ってしまいました。愛・地球博期間中も、今もハガキによる抽選で外ればかり。まだ入ったことがなく一度は・・と思っていたのでラッキーでした。
写真は、となりのトトロに登場した草壁家。通称「サツキとメイの家」。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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地球博ではマンモス・ラボ
リニモ駅近くの北駐車場に車を停め総合案内所に立ち寄ると、サツキとメイの家に「空き」のお知らせが目に飛び込んできました。チケットの販売所は現地の近くです。コスモスは後回しでそちらに急ぎました。距離はアップダウンしながらの約1.5km。
写真は2005年開催の「愛・地球博」では冷凍マンモスが展示されていた場所です。展示場は解体され何も残っていませんが、グローバルハウスだったオレンジホールとブルーホールは昔の施設だったプールやスケートリンクに戻されています。 -
地球博では長久手日本館・大地の塔
今は広場と駐車場になっています。万博当時の
面影は、こいの池と日本の塔。
又とないチャンス・・急がないと。
チケットが売り切れてしまわないうちに
「サツキとメイの家」に急ぎます。
気持は焦れども、
足がゆうことを聞いてくれません。 -
日本庭園
地球博では空中をキッコロ・ゴンドラが
企業パビリオンBの北駅から
南駅のEXPOドームまで運行していました。
日中はよい天気で暑いですが、
庭園の広葉樹には赤い色が目立ち始めています。
早足でゆるい登り坂を急ぎます。
売れてしまわないことを祈って・・。 -
モミジ橋展望塔
当時のまゝ残っています。
チケットを無事ゲットし、一休みをしょうと
「サツキとメイの家」が見える見晴らし台に
やってきました。
おばさん2人がいつまでも眺めていました。 -
展望塔から見たサツキとメイの家
空きのチケットは、サツキとメイの家
近くの案内所で購入しました。
モノレールの駅からはかなりの距離です。
なくなるといけないと思い
汗を拭きふき早足で歩いたので、結構疲れました。
でも、甲斐あって無事ゲット。
今日最後の組でした。
待ちは1時間ほどあったので、
森の自然学校まで歩いてみました。 -
まん丸のドーム
木の枝で組まれたモニュメント・・地球。
木のチップが敷き詰められた山道は、
クッションが効き歩きやすいです。
地球博期間中は、何度か歩いた懐かしの道。 -
ドームの上には
青い空。ぽっかり・・白い雲。 -
万博時は森のビジターセンター
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野菊・ヨメナ
春に若芽を摘んでおひたしやゴマ和えなどにして
食用にできる野草。秋に清楚な薄紫の花が咲きます。ヨメナは関西で咲く野花。
関東にはカントウヨメナがあります。 -
赤トンボ
山道の手摺にとまる赤いトンボ。
夕方近し・・ -
森の休憩所
散歩道に造られたユニークな休憩所。
竪穴住居を思わせるデザイン。 -
森の中の木の通路
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道に転がるコナラのどんぐり
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ガマズミ
梅雨時に白い花が咲きます。
熟すと、甘酸っぱい味がします。
子供の頃の思い出。
そろそろ集合時間です。
森の中を散策しながらチケット売り場へ戻ります。 -
2班に分かれて・・
サツキとメイの家にぞろぞろと向かいます。
見学者は若い方が多いです。
「これ、お爺さんの家にあったのと同じ・・!」
「お婆さんの使っていたものだー!」と、
大きな声が飛び交います。
屋根の鬼瓦には水でもなく
家紋でもなく「と」の字が彫ってありました。
トトロの頭文字だとか・・。 -
パーゴラのある応接間
2005年開催の「愛・地球博」では、
となりのトトロに登場した「草壁家」が
「サツキとメイの家」として再現され、
長久手会場に建設されたました。
好評により博覧会終了後もそのまま保存され、
今も予約制で見学ができます。
「サツキとメイの家」の観覧
http://www.pref.aichi.jp/koen/AI_CHIKYU/satuki_index.html
我が見学者集団の1班は室内先行、
私の2班は屋外先行で見学。
15分後に中と外と入れ替わります。
ゆっくりとは見られませんでしたが、充分、
昭和の30年代を偲ぶことができました。
それにしても、和洋折衷のハイカラな造りです。
桐の下駄が時代を語ります。 -
お父さんの書斎(応接室)の外観
洋風の外観は、赤い鉄板屋根に
白い羽目板の壁。そしてテラスと白いパーゴラ。
戸にはめ込まれたガラスは、昭和時代製のガラス。
よく見ると気泡がまぎれ混み歪んでいるらしい。
細部も凝っています。
「となりのトトロ」は、スタジオジブリ制作の
長編アニメーション映画で、
1988年4月16日から東宝系で公開されました。
あらすじ:
時は昭和30年代前半。結核で入院している
お母さんの退院後に備え、田舎に引っ越してきた
草壁一家のサツキ、メイ姉妹。
その二人が“もののけ”とよばれる
不思議な生き物「トトロ」との交流を描く
ファンタジーです。 -
和室の基礎と窓の手摺
こねこバスがメイちゃんを誘いに来た窓だとか・・。
下には床下の換気口が開いています。
私はほとんど忘れていますが、若い方はよく覚えておられます。 -
床下の換気口
メイが最初に小トトロを発見した場所だとか・・。
ドングリや昭和の空き缶が転がっていました。 -
和室の窓の下に咲くツワブキ
アニメに登場する主な“もののけ”をご紹介。
・トトロ(大トトロ)・森の主でありこの国に太古より住んでいる生き物。
・中トトロ。
・小トトロ・姿を消すことができ、三匹の中で最初にメイに発見され追いかけられた。
・ネコバス・12本の足で水上、電線など、場所を選ばず風のように高速で走る。
・ススワタリ・イガ栗のような形をした黒い生き物で「まっくろくろすけ」とも呼ばれる。 -
井戸小屋
手押しポンプのある井戸。
筒の先にはさらしの袋を取り付け
濁り水をこしたり、
水を無駄にしない工夫がされていました。
サツキとメイも
ここで洗濯をしていました。 -
桶の水
水を無駄にしないよう
こぼれた水は、たらいに受けていました。 -
敷地の土手に咲くホトトギス。
-
炊事場
床はタタキの土間で、
モザイクタイル張りの流しがあり、
水道はなく手押しポンプで
水を汲みあげていました。
炊事場の奥には風呂場があり、
スライド式の開け閉めできる小窓があります。
この窓、子供ながらに
先人の工夫に驚いたものです。 -
かまど(竈)
まきをくべて「かまど」でご飯を炊いたり煮物をしたり、お湯をわかしていました。
焼き魚などは煙が出るので勝手口の外で焼いていました。そんなシーンもあったような・・。 -
床の間のある座敷8畳
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バス停
雨の日、サツキとメイがお父さんの帰りを待っていて、トトロに出会ったバス停です。 -
コスモスの咲く草壁家
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茶の間
炊事場の縁側を上がると、
4,5畳の和室の真ん中に
丸い折りたたみのちゃぶ台が一つ。
壁際には茶ダンスやラジオ、
柱時計など
懐かしい生活道具や小物が
置いてありました。
ここは食事をしたり家族だんらんの
楽しい場所でした。
小物は持ち出さないでくださいね。
日本昭和村に
行けばいくらでも買えます。
美濃加茂・日本昭和村
http://4travel.jp/traveler/breeze63/album/10195386/ -
風呂場
モザイクタイルを貼った風呂で、内側は鉄釜の長州風呂です。薪でお湯を沸かしていました。
なぜか・・?大きな釜と小さな釜があり、釜の焚口は炊事場に、蓋はどちらにもありました。
シベックもこんな風呂使ったことがありません。 -
玄関に飾られた生け花
これから室内へ・・。
草壁家の家族が外出中に、
中を拝見するといった設定です。
小さな家の1階に
50人の見学者が入っています。
室内での写真・ビデオ撮影は禁止。
外からの室内撮影はOK。
携帯も当時なかったので禁止。
構造上危険のため2階への進入禁止。
書斎進入禁止。
物の持ち出し厳禁。
先日も、物が無くなったとメイが
泣いていたそうな・・。 -
ベランダに置かれた絵の道具
-
お父さんの部屋
玄関を入って右にある応接間は、当時のはやりだった。その部屋はお父さんの書斎として使われていました。
考古学の先生で翻訳の仕事をしていたので、たくさんの本が積み上げられています。
この部屋は窓や入口から眺めるだけで入室禁止です。 -
お父さんの書斎
窓のガラス戸も洒落ています。
壁や天井は漆喰塗。
私も使っていた同じデザインの椅子と机。
懐かしいです。 -
和室の広縁
和室の南側に設けられた縁側。
外には踏み石があり、家への出入りや
お茶を飲んだり、ひなたぼっこもできました。
奥の左側にある板戸を開けると
ススワタリが逃げた2階への勾配のきつい
階段がありました。
ドングリが数個散らばって落ちていました。
イガ栗のような形をした黒い生き物
「まっくろくろすけ」も愛嬌があり、
大人にとっては愉快な“もののけ”でした。 -
和室が2室
襖をはずすと16帖の広さになります。
結婚式や法事、集会などにも使われました。
この部屋で、サツキとメイは夏
蚊帳(かや)を吊って寝ていました。
蚊が入らないよう蚊帳に入るのには、
コツが必要でした。 -
敷地の縁で咲くアキノキリンソウ
1歳10ヵ月になった孫が時々やってきて、
どこで覚えたのかトトロや
ポニョの歌をうたってくれます。
となりのトトロ・・何度見ても面白い作品です。 -
屋根に青い花
樋に絡まってヘブンリーブルーが
咲いていました。
大人には、全然・・「お化け屋敷」という感じは
どこにもなかったです。
むしろ家族の温もりが溢れていそうな
明るい感じの家でした。
星空の美しい山の中での夜は、子供たちにとって
夢の開く楽しい時間なのかもしれません。
子供の頃を懐かしく思い出しながら
30分を楽しみました。
今日、ビデオテープに撮った「となりのトトロ」を
見つけたので見ようと思い
古い昭和のビデオデッキのスイッチを押せども
反応なし・・でした。
もう何年も使っていないβ。逝かれたようです。
街のレンタルビデオ屋に行って探してみたら、
全て「トトロ」は、出払っていました。
今でも変わらず人気なのですね。
〜おわり〜
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