2009/04/06 - 2009/04/06
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ぼすとんばっぐさん
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自宅からわりと近い所にある万博公園。
ふらっと散歩にくることはあっても、桜の時期は別のところで花見をすることが多かったのですが、随分前に「今回は地元でもまあいいか」という気分で花見に来た際に桜並木の迫力に圧倒され、それから毎年かかさず花見にくるようになりました。桜の木、昔に比べて成長したな〜。家から近い所にこれほどの桜の名所があったのに、どうして今まで遠いところばかりに行って来なかったのか!?と思ってしまいました。
万博公園の桜をまだ見たことがない方は、是非一度でもいいから行って欲しいと思います!
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万博公園を含む千里一帯には、あちこちに桜並木があります。わざわざ公園まで行かなくても、なんてことのない道の両脇にもたくさん咲いているので、マイナーな道と思えるようなところでも遠方から来られた方たちが敷物を広げて花見をしていたりします。
そんな桜が多い千里の中でも、迫力からして頂点を極めるのが万博公園の桜。総本数は約5,500本で大阪トップクラス。
今年も花見を楽しみに万博公園へ出かけてみました。 -
今年の桜まつりは3月28日(土)〜4月12(日)まで。
約2週間ほどの開催期間ですが、ここへは是非ピークの時に行って欲しいです。満開時の迫力は相当なものです! -
約5,500の桜の木は、万博の広い敷地内に分散して植えられています。一番の見どころは‘東大路’ですが、そこへたどり着くまでに(私たちは西口から入ったので)、ちょっと回り道をしながら公園内を散策してみました。
早速、‘森の舞台’の入口に桜の木を1本発見! -
そして、ここが‘森の舞台’。
ここには他に桜はありませんが、個人的には好きな場所です。
緑や石などの自然を使って、円形舞台、回廊、花道、控え間、けいこ台、観覧席を表現しているそうですが、とにかく何より開放感のある空間が気持ちイイ!昼寝でもしたくなるところです。
円形舞台の上に囲むようにある石(くらま石)は、右回りに十二支の動物を表しているのだとか。(私にはどれが何やらわからないのですが)
また、ここはEXPO’70の時にはハワイ州館があったところ。この時の建物の形が活火山を思わせるような円錐形の建物だったらしく、この‘森の舞台’の形は、もしかしたらそのハワイ州館の形の名残りを残そうとしてつくられたのかなと思いました。 -
続いて、‘森の舞台’のすぐ近くにある‘春の泉’へ。この‘春の泉’には桜の木がわりとたくさん植えられています。
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‘春の泉’。
私が小学生の時は一番好きだった場所です。
さび石を使って、砦や迷路(道はわかりやすいけど)がつくられています。
きっと小学生は、ここでハジケると思います。
私は今でもハジケます。 -
泉の周りには春の花が植えられているので‘春の泉’。桜、コブシ、ユキヤナギ、レンギョウなどが植えられています。
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‘春の泉’の周りに咲いている桜。
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‘春の泉’に咲いている桜・・・?
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・・・ではなく、ハナモモです。
そう、桜ではなく桃の木!
桜顔負けの迫力で、ここではダントツ目立ちました。しかも紅と白の紅白の桃!個性的〜☆ -
写真中央の砦に上って桜を見学することに。
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ハナモモの向こうには、‘桜の流れ’と呼ばれる桜並木が続きます。その一番奥に見えるのは太陽の塔!
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砦を下りて、‘桜の流れ’を見学。
‘桜の流れ’の更に奥には、山桜の群生地があります。 -
ここに咲いているのも全て山桜。
ここの良いところは、ランダムに桜の木が植えられているところですね。たいがい、道の両脇とか、芝生の周りを囲むように植えられているのですが、ここでは桜の木が密集しているので、桜の天井がたくさんできています。 -
‘つばきの森’の中に咲いている桜の大木。
この桜の木は見事!!
手前にあるのが椿の木ですが、この大きさを比較して見て下さい。写真を拡大してもらえると、迫力がちょっとは伝わるかな〜!? -
‘せせらぎ広場’に咲いていた枝垂れ桜。
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万博公園でもピカイチに目立つ大きな枝垂れ桜と、熱心に撮影をしていたカメラマン。
万国博開催10周年を記念して昭和55年に植樹されたものらしい。この木も‘せせらぎ広場’にあります。 -
更に進んだところにあるチューリップの花園。
チューリップの満開時期は、まだこの先ですね。
ここのチューリップの本数は約10万本。
全部咲くと相当綺麗な景色になると思います! -
桜とチューリップ。
ぽつぽつですが、この辺りにも桜の木はあります。
ベンチもいくつかあるので、ここでお花見も出来ますよ。 -
尖ってちょっと反っているような花びらが気に入りました。‘バレリーナ’という種類のチューリップだそうです。
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色が可愛いチューリップ。
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黄色と白色のチューリップ。
その他にも色々な面白い形をしたチューリップが植えられていました。
そして夏になると、このチューリップ畑は約10,000株のひまわり畑に変身します。毎年の植え替え作業は大変そうですが、万博公園の花への気合いの入れようはかなりのものですね。 -
チューリップの花園を通り抜け、太陽の塔の近くにある‘東大路’へと向かいます。
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この緑の段々にも沢山のチューリップの蕾が。
上の桜が咲いている間に開花すると、凄く綺麗な景色になりそうだけど、間に合わないかな? -
チューリップの坂を上ったところにある‘現代美術の森’。
数点、置かれている現代美術と桜のコラボレーションが楽しめます。ここの桜の本数も多いので、お花見宴会をしている人たちがいました。
万博公園の良いところは、お花見のできるエリアがたくさんあるというところですね。エリアを選ばなければ、場所取りに苦労しなくても、どこかで花見を満喫できそうです。 -
‘現代美術の森’の坂を下って進みます。
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振り返って眺めると、桜の木の向こうにはベンチが。
このベンチはさきほど通ったチューリップ坂の上にあるベンチ。ここからの眺めはチューリップ畑を見渡せて相当綺麗でしょうね〜♪ -
特等席ですね☆
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そして、いよいよ一番人気のある‘東大路’の桜並木に到着!
ここからが万博の桜の凄いところ。 -
太陽の塔の後ろを通っていきます。
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桜のレース越しに見る太陽の塔。
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‘東大路’の桜並木。
このエリアにある桜の本数は約500本!
並木道は隣にももう1列、この写真と同じような迫力ある並木道が2列平行して続きます。 -
何回来ても、この桜並木の迫力には感動!
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ほぼ満開!
おそらく、今年の本当のピークは翌日の4月7日(火)ころだったのではないかな? -
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並木道の脇にはイスが設けられ、宴会組は並木道の隣にある広場に敷物を敷いて盛り上がっています。
実は、この日から数日後の4月11日(土)にも、ここで花見をする機会があったのですが、花は散りかけていたものの、桜吹雪がもの凄かった!この桜吹雪を見る価値は十分あると思うので、ピークを過ぎたころも楽しみは残っているかも!? -
‘東大路’を通り抜けたところにある、毎年恒例の全国大陶器市。
開催期間は桜まつりのフル期間ではなく、今年は4月8日(水)までの間。 -
全国各地方の陶器が沢山売られています。
以前にここで漆のビアジョッキを¥700で購入した時は、B級品でしたが安いと思いました。(京都で同じようなものが¥2,000弱で売っていたので。飲み口の丸い形が少し歪んでいただけでした。)
それ以外については値段が安いのどうかは良く分かりませんが、種類が沢山あるので見ているだけでも楽しいですよ。 -
スプーン¥100は安いかも。掘り出し物があればお得かな?
陶器市の上には万国旗がなびいています。万博公園なだけに万国旗?? -
陶器市から見えていた桜は、この桜通りのもの。
ここは‘東大路’を通り過ぎたことろにある、また別の桜並木です。桜の本数、本当に多いでしょう!? -
満開の桜の下に、パビリオン跡の看板を発見!
(EXPO’70時のパビリオンの跡には全て写真付き看板が立てられています。)
ここは、日本館跡でした。 -
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広場を囲むように桜の木が続きます。
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少しだけ月が見えてきました!
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再び引き返して‘東大路’の桜並木へ。
だんだんと夕方の桜景色になっていきます。 -
夕方の桜。
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夕陽と‘東大路’の桜並木。
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月と‘東大路’の桜並木。
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月と桜。
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ライトアップまでまだ時間がありそうだったので、近くを散歩してみることに。
‘夢の池’にあるアヒルボートと対岸にある桜。 -
‘夢の池’のすぐ近くにある‘アホウドリ二世号’。
このヨットは、ギネスブックにも載った、世界一周をした世界最小のヨット。
青木洋さんが1971年から1974年にかけて、このヨットで世界一周をしたのだそうです。その後、この万博公園へ寄贈されたとのこと。
世界一周かぁ・・・、このヨットにとてもロマンを感じました。 -
‘アホウドリ二世’の詳細と、当時の航路マップについて。
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上から眺めた‘アホウドリ二世’。
二世ということは、一世もあったのかな・・・?
それにしても、こんな小さなヨットで世界一周ができるものなんですね〜!ゆっくりゴロ寝が出来そうでもなく、毎日、海との闘いだったのでしょうね〜。そして何が凄いって、この‘アホウドリ二世’は青木洋さんの手作りヨットなのだそうです。驚いた! -
‘お祭り広場’から見た太陽の塔と桜。
この‘お祭り広場’はイベントで良く使われます。
EXPO’70開催の時は、太陽の塔を中心としてこの辺りまでテントが張られていたらしい。そう云われて想像してみるとスケールが大きい! -
中央口から入ると、万博公園のシンボルとして正面で出迎えてくれる太陽の塔。
横に赤くギザギザに入っている模様は‘稲妻’を現わしているのだそうです。
ちなみに、一番てっぺんにある黄金の顔は「未来」、その下にある石の顔は「現在」、背中側にある顔は「過去」を現わしているらしい。「未来」と「過去」の顔が象徴的に作られているのに対して、「現在」の顔はリアルに作られていますね。 -
以前は太陽の塔の中にも入れたのに、今は入れなくなっています。残念。でも、たま〜開放する時もありました。有料ツアーになるので一度も申し込んだことはありませんが、次回またすれば一度申し込んでみようかな〜。
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中央口前から見える太陽の塔。
夜になると、中央口前にはたいまつ(実はガス)のような火が燃え上がり、雰囲気を盛り上げてくれます。
それにしても中央口前から太陽の塔を見ると、太陽の塔を見せる為か、とても広い敷地を確保しているな〜と改めて思いました。この敷地は‘太陽の広場’と呼ばれています。
それでは、そろそろ辺りが暗くなってきたので、先ほどの‘東大路’へ戻ることに。 -
夕方はこのような景色だった‘東大路’ですが・・・
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ライトアップが始まると、少しずつ雰囲気が出てきます。
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月もだんだんはっきりとした形が見えるようになり、紫がかった桜の花も更に時間が経つと・・・
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ライトアップで真っ白に照らされるようになります。
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‘東大路’を斜めから撮影。
夜桜ムードが盛り上がってきました。
そして正面に向き直ってライトアップの輪の中に入って見ると・・・ -
ライトの真上の桜。
ちょっと妖しい感じが好きですね。 -
・・・・圧巻!!
時間が経てば経つほど、ライトアップの輝きが増してきます。夜桜ならではの派手さですね〜! -
太陽の塔近くの‘東大路’。
ここでは、ライトアップの色がオレンジに変えられていました。色々考えているんですね。
毎年思うことではありますが、今回も、やはり万博の桜は凄い!と改めて思いながら自宅へ帰りました。来年もまた来るつもりです〜☆
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この旅行記へのコメント (3)
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- みにくまさん 2009/04/09 21:43:43
- こんばんは〜
- みにくまです。
桜まつりにお邪魔しました〜(^o^)/
チューリップ畑、綺麗に咲いていますね〜!
私が行った時は、まだ半分くらいしか咲いていないとの情報があったので、時間が無かったこともあり、行かなかったのですが、失敗しました(+_+)
もし近いうちに行く機会があれば、チューリップ畑にも足を運びたいと思います。
夜のライトアップもいいですね〜。
私は空腹に負けて、暗くなる前に帰ってしまいましたが、できればライトアップも見てから帰るべきでしたね。
では〜(^o^)/
- ぼすとんばっぐさん からの返信 2009/04/09 23:05:37
- RE: こんばんは〜
- コメント、ありがとうございます!
チューリップ畑、実はこれでも6〜7分咲きくらいなんですよ。
本数が多いので、全て咲くとかなり綺麗だと思いますよ〜。
チューリップ以外にも、あともうちょっとしたら芝桜やポピーなどが綺麗に咲くので、また是非行ってみて下さい♪あ、それと、今回ソラードには行かれましたか?鳥の目線を体験する空中の道があるのですが、もしまだでしたら次回(特に紅葉の時期が綺麗です)、是非体験してみて下さい♪万博公園くらいでしか、こんな道はみかけないかな?
また、格好良い写真を楽しみにしていますね。それでは、また〜☆
- みにくまさん からの返信 2009/04/09 23:33:46
- RE: RE: こんばんは〜
こんばんは〜。
ソラード!?
そんな面白そうな場所があったとは!!
知っていたら絶対行ってますね(^_^;)
そして、写真をカシャカシャとっていそう〜。
チューリップ、まだこれからですか〜。
それも合わせてもう一度行ってみようかな〜。
ちょっと家から遠いのが難点なんですよね〜(^_^;)
では〜(^o^)/
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