プロヴァンスアルプコートダジュール地方旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 夕方、コート・ダジュール空港に着いた。<br /> 初めての一人旅の上、ひどい風邪をひいていて、飛行機の中でも熱さましを飲んでいた。不安だった。<br /><br /> 到着したニースは南国みたいだった。<br /> 日本から着て来たコートが暑苦しい。<br /> 空港のガラス越しに亜熱帯生植物がさわさわと揺れているのが見えた。<br />

Vacance en Cote d’Azur

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1995/03/17 - 1995/03/24

985位(同エリア2181件中)

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sitejm

sitejmさん

 夕方、コート・ダジュール空港に着いた。
 初めての一人旅の上、ひどい風邪をひいていて、飛行機の中でも熱さましを飲んでいた。不安だった。

 到着したニースは南国みたいだった。
 日本から着て来たコートが暑苦しい。
 空港のガラス越しに亜熱帯生植物がさわさわと揺れているのが見えた。

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  •  三月十八日。窓を開けて外の空気を吸った。少し冷んやりとしているが、寒いと言うほどではない。<br /> 風邪が治っていなくて咳は出るが、熱はすっかり下がっていた。<br /><br /> 空の青さに気付いた。以前ローマに行ったときもそうだったが、地中海地方の建物はみんなクリーム色に見える。この僅かに黄色がかったクリーム色は、空の青に見事に映えるのだ。<br />

    三月十八日。窓を開けて外の空気を吸った。少し冷んやりとしているが、寒いと言うほどではない。
     風邪が治っていなくて咳は出るが、熱はすっかり下がっていた。

     空の青さに気付いた。以前ローマに行ったときもそうだったが、地中海地方の建物はみんなクリーム色に見える。この僅かに黄色がかったクリーム色は、空の青に見事に映えるのだ。

  •  ニース滞在中に泊まったCITADINNE<br /><br /> キッチン付きでちょっぴり住民気分・・<br />でしたが、結局、キッチン使ったのはチーズトースト焼くくらいでしたかね。<br /><br /> 興味本位でマンステールを焼いたら、とんでもない臭いが部屋に充満した。

     ニース滞在中に泊まったCITADINNE

     キッチン付きでちょっぴり住民気分・・
    でしたが、結局、キッチン使ったのはチーズトースト焼くくらいでしたかね。

     興味本位でマンステールを焼いたら、とんでもない臭いが部屋に充満した。

  • ダブルベッド、ソファ付きで広広。<br /><br />

    ダブルベッド、ソファ付きで広広。

  •  三月十九日、アンティーブと言う町に出かけた。ニースからはSNCFの急行で二十分くらい。<br /> 海辺の道端には黄色い花がぽつぽつと咲いている。たんぽぽに似ていたが、少し違っていた。黄色は海辺では良く映える。<br />

     三月十九日、アンティーブと言う町に出かけた。ニースからはSNCFの急行で二十分くらい。
     海辺の道端には黄色い花がぽつぽつと咲いている。たんぽぽに似ていたが、少し違っていた。黄色は海辺では良く映える。

  •  海は碧かった。アンティーブの海は澄んでいた。

     海は碧かった。アンティーブの海は澄んでいた。

  •  沖のヨットは三角の小さな紙切れみたいだ。

     沖のヨットは三角の小さな紙切れみたいだ。

  •  磯の大きな岩の上では男の人が釣りをしていた。地中海にはどんな魚がいるのだろう。<br />

     磯の大きな岩の上では男の人が釣りをしていた。地中海にはどんな魚がいるのだろう。

  • 「平日の真昼の静けさ」というのを感じることがある。<br /> 丁度そんな眠た気な空気が漂っていた。<br /> <br /> 気温は十五度くらいで比較的暖かい。しかし海風が強く、日陰に入るとかなり冷える。寒がりの私はマフラーを手放せなかった。最も三月も末に、コート・ダジュールでマフラーなどしているのは老人くらいであった。

    「平日の真昼の静けさ」というのを感じることがある。
     丁度そんな眠た気な空気が漂っていた。
     
     気温は十五度くらいで比較的暖かい。しかし海風が強く、日陰に入るとかなり冷える。寒がりの私はマフラーを手放せなかった。最も三月も末に、コート・ダジュールでマフラーなどしているのは老人くらいであった。

  •  途中、にぎやかな市場を通ったり、パン屋でキッシュを買って海辺で一息ついたところで、ピカソ美術館に向かった。<br /> 堤防に沿って歩いていくと、前方に小さな城が見えてきた。美術館はこの中にあるのだ。城壁の天辺から覗いているひょろりとした彫像がユニークだった。

     途中、にぎやかな市場を通ったり、パン屋でキッシュを買って海辺で一息ついたところで、ピカソ美術館に向かった。
     堤防に沿って歩いていくと、前方に小さな城が見えてきた。美術館はこの中にあるのだ。城壁の天辺から覗いているひょろりとした彫像がユニークだった。

  •  ピカソ美術館は、海岸べりのGrimaldi城内にある。17世紀からGrimaldi家が住んでいたが、20世紀初頭にアンティーブ町が買い取り、町立美術館となった。ピカソは20世紀半ばに美術館のキュレーターの勧めを受け、ここをアトリエにし、滞在中に仕上げた作品を寄贈した。<br /> 地中海を前にしたピカソの作品はとても明るく、喜びにあふれている。<br /> SNCFのアンティーブの町中の標識を目印に。<br />

     ピカソ美術館は、海岸べりのGrimaldi城内にある。17世紀からGrimaldi家が住んでいたが、20世紀初頭にアンティーブ町が買い取り、町立美術館となった。ピカソは20世紀半ばに美術館のキュレーターの勧めを受け、ここをアトリエにし、滞在中に仕上げた作品を寄贈した。
     地中海を前にしたピカソの作品はとても明るく、喜びにあふれている。
     SNCFのアンティーブの町中の標識を目印に。

  •  美術館のテラスの、なんとも贅沢にギターを使ったオブジェ。

     美術館のテラスの、なんとも贅沢にギターを使ったオブジェ。

  •  崩れた塀に突き刺さった巨大な矢印のモニュメントもあったりして面白い。<br /> 写真は自分ですが、いかにもヒンソーな感じですねえ・・(まだ、学生でしたし。今でもあんまり変わらんけどね)。<br />

     崩れた塀に突き刺さった巨大な矢印のモニュメントもあったりして面白い。
     写真は自分ですが、いかにもヒンソーな感じですねえ・・(まだ、学生でしたし。今でもあんまり変わらんけどね)。

  •  夕方のニースの海辺で。<br /> 散歩中のお年寄りが多い。私が座ってぼんやりしていたり周辺を歩いてみたりしている間にも、フランス人が何人か声を掛けてくる。<br /> 残念ながらその中に若いフランスの男の子は一人もいなかったのだけど。<br />

     夕方のニースの海辺で。
     散歩中のお年寄りが多い。私が座ってぼんやりしていたり周辺を歩いてみたりしている間にも、フランス人が何人か声を掛けてくる。
     残念ながらその中に若いフランスの男の子は一人もいなかったのだけど。

  • 人がいっぱい居て、にぎやかなのに<br />何故か静かなニースの海。

    人がいっぱい居て、にぎやかなのに
    何故か静かなニースの海。

  •  写真はホテル・ネグレスコ前のガンベッタ通りで。<br /> 老舗ホテルはシルエットだけでそれと分かる存在感。

     写真はホテル・ネグレスコ前のガンベッタ通りで。
     老舗ホテルはシルエットだけでそれと分かる存在感。

  •  三月二十日、モナコを訪れる。<br /> (詳しくは、「モナコ」の旅行記からどうぞ)<br />

     三月二十日、モナコを訪れる。
    (詳しくは、「モナコ」の旅行記からどうぞ)

  •  SNCFのエズ・シュールメール駅で。<br /> 振り返ると険しい岩山。<br /> この上から海を眺めれば、景色はさぞ素晴らしいことだろう。<br />

     SNCFのエズ・シュールメール駅で。
     振り返ると険しい岩山。
     この上から海を眺めれば、景色はさぞ素晴らしいことだろう。

  •  エズのきらめく海岸。<br /> 3月なのに、ビキニの奥様方が!

     エズのきらめく海岸。
     3月なのに、ビキニの奥様方が!

  •  三月二十一日。 <br /> ホテル近くのニース美術館で。<br /> 2階の踊り場のロダンの「Le Baisser(接吻)」像にやっかんだりして。

     三月二十一日。 
     ホテル近くのニース美術館で。
     2階の踊り場のロダンの「Le Baisser(接吻)」像にやっかんだりして。

  •  美術館の近くのキュートなおうち。

     美術館の近くのキュートなおうち。

  •  バスでヴァンス(鷲巣村)へ。<br /> 禿山ながら、山肌はテラ・ロッサ(薔薇色の土)のやさしい色をしている。<br /><br /> 当時はニースものんびりしていて、バス停で立ってたら女の人にvous avez l’heur?と時間聞かれるわ、その辺歩いてたら、グラース行きのバスはどこかと訪ねられるわ、電車に乗れば、この電車はどこどこへ行くのか、と前に座っている兄ちゃんに聞かれるわ・・どこからどう見ても、扁平なこの顔は、この国の人間やないやろ!!と突っ込みたかった(フラ語では突っ込めませんでした)。<br /><br /> 今はどうなんでしょうね。こんなにのどかなのかな・・・。

     バスでヴァンス(鷲巣村)へ。
     禿山ながら、山肌はテラ・ロッサ(薔薇色の土)のやさしい色をしている。

     当時はニースものんびりしていて、バス停で立ってたら女の人にvous avez l’heur?と時間聞かれるわ、その辺歩いてたら、グラース行きのバスはどこかと訪ねられるわ、電車に乗れば、この電車はどこどこへ行くのか、と前に座っている兄ちゃんに聞かれるわ・・どこからどう見ても、扁平なこの顔は、この国の人間やないやろ!!と突っ込みたかった(フラ語では突っ込めませんでした)。

     今はどうなんでしょうね。こんなにのどかなのかな・・・。

  • これは絵葉書から。<br /><br />きれいな形の鷲巣村Vence

    これは絵葉書から。

    きれいな形の鷲巣村Vence

  •  マチス礼拝堂までの道中。<br /> 小鳥がチチチと鳴くのどかさ。

     マチス礼拝堂までの道中。
     小鳥がチチチと鳴くのどかさ。

  •  マチス礼拝堂は、山の上の鷲巣村ヴァンスにひっそりと建つ小さな教会。<br /> 教会の入り口の真上からは、マチスが描いたキリストとマリア像が参拝客を見下ろしている。 <br />

     マチス礼拝堂は、山の上の鷲巣村ヴァンスにひっそりと建つ小さな教会。
     教会の入り口の真上からは、マチスが描いたキリストとマリア像が参拝客を見下ろしている。

  •  館内は撮影厳禁なので、左はここで買った絵葉書から。<br /> マチスの絵は、真っ白な壁面に黒い太線で描いただけのもので、ひどく素っ気ない。<br /> それが不思議とレモンイエローとグリーンとウルトラマリンブルーのステンドグラスと調和する。

     館内は撮影厳禁なので、左はここで買った絵葉書から。
     マチスの絵は、真っ白な壁面に黒い太線で描いただけのもので、ひどく素っ気ない。
     それが不思議とレモンイエローとグリーンとウルトラマリンブルーのステンドグラスと調和する。

  •  ヴァンスへは、ニースからバスが便利。40分くらいで、ヴァンスの中心にたどり着く。ここから教会までは歩いて20分くらい。<br /> 屋根の上の美しい十字架(Rosaire)が目印。<br />

     ヴァンスへは、ニースからバスが便利。40分くらいで、ヴァンスの中心にたどり着く。ここから教会までは歩いて20分くらい。
     屋根の上の美しい十字架(Rosaire)が目印。

  • ずんぐりむっくりしたペ二トン・ブラン教会。<br />なんとなく、写真を撮る。

    ずんぐりむっくりしたペ二トン・ブラン教会。
    なんとなく、写真を撮る。

  •  三月二十二日、ハーブの町、グラースを訪れた。

     三月二十二日、ハーブの町、グラースを訪れた。

  •  香水工場のMOLINARD<br /> 香水博物館や、販売店がある。<br /> 高級な香水の他、土産にお手ごろな石鹸(バニラ石鹸なんかもある)も買える。

     香水工場のMOLINARD
     香水博物館や、販売店がある。
     高級な香水の他、土産にお手ごろな石鹸(バニラ石鹸なんかもある)も買える。

  •  午後は、カンヌを散策。<br /> 一般にヨーロッパの若い人は、比較的裕福な人でも質素な身なりをしているけれど、カンヌでは、シャネルやプラダのバッグをさり気なく持つ品の良い女の子をよく見かけた。<br /> やっぱり、高級な町なのね。。

     午後は、カンヌを散策。
     一般にヨーロッパの若い人は、比較的裕福な人でも質素な身なりをしているけれど、カンヌでは、シャネルやプラダのバッグをさり気なく持つ品の良い女の子をよく見かけた。
     やっぱり、高級な町なのね。。

  • 時期はずれだと、割りと健全な感じのカンヌ

    時期はずれだと、割りと健全な感じのカンヌ

  •  旅行中に知り合ったイタリア人のおじさんMassimoにニースの旧市街を案内してもらう。<br /><br /> 2日目から電車の中やら駅やら、その辺の道端やらで、やたらと出会ってしまったこの人、相当警戒していたが、結局、ただの良い人であることが明らかに。<br />

     旅行中に知り合ったイタリア人のおじさんMassimoにニースの旧市街を案内してもらう。

     2日目から電車の中やら駅やら、その辺の道端やらで、やたらと出会ってしまったこの人、相当警戒していたが、結局、ただの良い人であることが明らかに。

  •  旧市街に埋もれる聖レパラート教会。<br /><br /> LUC BESSONの映画の「RONIN」で、ロバート・デ・ニーロがこの教会を見上げていたシーンが確かあったっけ。

     旧市街に埋もれる聖レパラート教会。

     LUC BESSONの映画の「RONIN」で、ロバート・デ・ニーロがこの教会を見上げていたシーンが確かあったっけ。

  •  海辺の「城」。<br /> 城といっても本物のお城ではなく、戦死した人々の為の石碑だそうだ。

     海辺の「城」。
     城といっても本物のお城ではなく、戦死した人々の為の石碑だそうだ。

  • こういう渋い角度もある。

    こういう渋い角度もある。

  •  旧市街を一巡りした後、イタリア人とは別れ、今度はホテルで知り合った日本人のフレンチ料理人見習と食事に出かける。<br /> ミシュランのガイドブックに載っていたというグルマンというお店。<br /> レストランの中は上品なピンクとワインレッドで統一されていて、アンティーク調のテーブルや椅子が素敵だった。<br /> お料理も素晴らしく、写真はないが、赤と白のいんげん豆を添えた鴨のコンフィが絶品だった。

     旧市街を一巡りした後、イタリア人とは別れ、今度はホテルで知り合った日本人のフレンチ料理人見習と食事に出かける。
     ミシュランのガイドブックに載っていたというグルマンというお店。
     レストランの中は上品なピンクとワインレッドで統一されていて、アンティーク調のテーブルや椅子が素敵だった。
     お料理も素晴らしく、写真はないが、赤と白のいんげん豆を添えた鴨のコンフィが絶品だった。

  •  三月二十三日は、帰国の日であった。昼過ぎにニースを発つ。<br /><br />ちょっとかぶってますが、詳しくは↓から<br />http://www.geocities.jp/sitejm2004/nicepremier.htm

     三月二十三日は、帰国の日であった。昼過ぎにニースを発つ。

    ちょっとかぶってますが、詳しくは↓から
    http://www.geocities.jp/sitejm2004/nicepremier.htm

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この旅行記へのコメント (11)

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  • アンリさん 2006/03/10 08:39:18
    今年は南仏を旅行してきます。
    sitejmさんお久しぶりです。
    今年の6月に南仏に旅行したいと計画中です。
    毎日4トラベルの南仏旅行記を見ています。
    今朝はsitejmさんの旅行記をゆっくり拝見させていただきました。
    計画中のコースと同じ町が沢山紹介されていたので大変参考に
    なりました。旅行に行く前のいろうろな準備がとても楽しみですね。
    行ってきたら旅行記を作成したいと思っています。

    sitejm

    sitejmさん からの返信 2006/03/11 19:26:44
    RE: 今年は南仏を旅行してきます。
    アンリさん、こんにちは。

    >今年の6月に南仏に旅行したいと計画中です。
    >今朝はsitejmさんの旅行記をゆっくり拝見させていただきました。
    >計画中のコースと同じ町が沢山紹介されていたので大変参考に
    >なりました。旅行に行く前のいろうろな準備がとても楽しみですね。


    南仏旅行、いいですね!6月の南仏って、暑すぎずとてもいい時期なんじゃないですか??

    旅行記楽しみにしていますよ〜!
    自分が南仏を訪れたのはもう、10年も前のことなので
    とても懐かしい気持ちになりました。
  • oneonekukikoさん 2005/11/08 23:20:07
    ロザリオ礼拝堂
    sitejmさん
    初めまして。

    ニースから帰って、その余韻を楽しむように
    ぐるぐるまわって、たどり着いたら
    ロザリオ礼拝堂発見。

    今回、サンポールまで行って
    断念したロザリオ礼拝堂です。

    マティス美術館で模型を見て
    逃がした魚の大きさを実感しましたが
    ここで、ゆっくり見せてもらいました。

    ありがとう。

      oneonekukiko

    sitejm

    sitejmさん からの返信 2005/11/09 20:10:19
    RE: ロザリオ礼拝堂
    oneonekukikoさん、こんばんは。はじめまして。

    >ロザリオ礼拝堂発見。
    >今回、サンポールまで行って
    >断念したロザリオ礼拝堂です。

    ロザリオ礼拝堂へ行かれなくて残念でしたね。
    ちょっと遠いところにありますからね。
    私も1回たずねたらお休みで、翌日もう一度行って、
    今度は昼休み中だったのですが、なんとか時間を潰して
    礼拝堂に入ることができました。

    >マティス美術館で模型を見て
    >逃がした魚の大きさを実感しましたが
    >ここで、ゆっくり見せてもらいました。

    観ていただけてよかったです。
    実物は写真を見るより、やっぱりもっと素敵でした。

     日本人の自分でも、入り口が小さいなあ、と思うくらい
    小さな礼拝堂でしたが、
    内部の明るい色合いのステンドグラスは、光を存分に集めて
    南仏にふさわしい教会だなと思いました。

     なによりも、太い線で描かれたのっぺらぼうのはずのキリストとマリア像が、ふと、とても人間に近い存在に思えたのが、無信教の自分はびっくりしました。

    旅の余韻に浸っていただけてよかったです。

    oneonekukiko

    oneonekukikoさん からの返信 2005/11/10 09:15:19
    ますますロザリオ礼拝堂
    ・日本人の自分でも、入り口が小さいなあ、と思うくらい
     小さな礼拝堂でしたが、
     内部の明るい色合いのステンドグラスは、光を存分に集めて
     南仏にふさわしい教会だなと思いました。

    小さい礼拝堂は落ち着きますね。
    重厚な教会もいいけど、その影に権力が見え隠れします。
    余談ですが、友人のお別れの会が、町の集会所のような小さな教会で執り行われた時、心安らぐのを感じました。

    ・なによりも、太い線で描かれたのっぺらぼうのはずのキリストとマリア像 が、ふと、とても人間に近い存在に思えたのが、無信教の自分はびっくり しました。

    あー。ますますロザリオ礼拝堂です。
    これからたびたびお邪魔しますね。

      oneonekukiko

    sitejm

    sitejmさん からの返信 2005/11/13 13:13:25
    RE: ますますロザリオ礼拝堂
    oneonekukikoさん、こんにちは。

    >小さい礼拝堂は落ち着きますね。
    >重厚な教会もいいけど、その影に権力が見え隠れします。

    あ、なるほど。そう観るのですね。
    そういえば、日本の寺院もそんなところがありますね。

    >余談ですが、友人のお別れの会が、町の集会所のような小さな教会で
    >執り行われた時、心安らぐのを感じました。

    本当に親しい人々が集まることができるのが
    教会の役割かもしれないですね。

    ロザリオ礼拝堂もかつてはそういう教会だったのでしょうね。

    書き込みありがとうございました。
  • kaycoさん 2004/11/01 22:46:40
    ロザリオ礼拝堂いいですよね。

    sitejmさん、こんばんはです〜。
    今日はちょっと地図ネタから離れて・・・

    ゆっくり旅行記みせてもらいました。
    春先の南仏の感じは夏とはまた赴きが違い、ゆったりできそういいですね。
    ロザリオ礼拝堂、私も大好きです。パリなどではなく、あの土地のあの光量の中でこそ映えますよね。
    この前は日程的にあきらめたアンティーブなども、やっぱり行きたい!
    今すぐでも行きたいです!休みが欲しい〜!(無理。)

    sitejm

    sitejmさん からの返信 2004/11/01 23:59:28
    RE: ロザリオ礼拝堂いいですよね。
    こんばんは、kaycoさん、ちょっぴりご無沙汰です。

    ロザリオ礼拝堂はほんとに思い出深いですね。
    あのステンドグラスの色、自分の好きな色ばかりなので
    ぴたっと自分の気持ちにはまった芸術のひとつです。

    南仏の春はミストラルが怖い、と言われますが
    幸い、そんなに強い風に襲われたことはなく
    心地よく過ごせた記憶があります。

    それにやっぱり地中海に近い方が、
    空がきれいな気がしませんでしたか??

    ヨーロッパはちょっと遠すぎますよね。
    遠いから良いんだろうけどねえ。。

    ほんと、休みがほしいですね!!
    (私はお金もほしい)

    kayco

    kaycoさん からの返信 2004/11/02 00:56:50
    私も、お金も欲しいです。

    sutejmさん。
    ヨーロッパ、ほんと遠いですよねー。韓国くらい近ければいいのにっ・・・
    でも、昔々に長い船旅をしていた方々のことを考えたら半日くらいで着くというのは有難い話です〜。

    空の色、違いますよねぇ。そしてあの紺碧の海。偉大な芸術家たちが気に入るはずです。

    では、また!
  • アンリさん 2004/10/07 08:32:48
    素敵な旅行記ですね。
    sitejmさんおはようございます。
    私の旅行記を見ていただきまして有難うございました。
    sitejmさんは旅行がお好きなのですね。一人旅に私も憧れます。
    以前海外には何度か行ったことがありますがいつも家族と一緒でした。
    家族旅行もとても楽しいのでですが、一人で海外旅行に行ってみたいと何時も思っています。一人で行きたい所の一つがコートダジュールです。
    sitejmさんのコートダジュールの旅行記は素敵ですね。
    先日テレビでマチスのステイドグラスのある教会が放映されました。
    鮮やかな色彩にたどり着くまでのいろいろなエピソードが紹介されました。
    それを見てその教会のステンドグラスを見たいと思うようになりました。
    sitejmさんは楽しんで旅行されているように感じます。他の旅行記もゆっく見させて頂きます。

    sitejm

    sitejmさん からの返信 2004/10/07 12:38:14
    RE: 素敵な旅行記ですね。
    アンリさん、こんにちは

    こちらにも来て下さってありがとうございます。

    一人旅も良いですが、家族旅行も楽しいですね。
    いろんな楽しみ方ができますよね。

    コート・ダジュールは
    私にとっても印象深い旅先の一つです。
    卒業旅行のつもりでふらっと行ったのですが
    帰国の日は、帰りの飛行機に乗らないで、ここにいたい!
    とまじめに考えてしまったくらい。

    今まで訪れた教会や寺院の中で
    マチス礼拝堂は一番好きです
    (それほどいろんな寺院へ行ったわけではないですが)。
    ステンドグラスのあの色の取り合わせ、他にないのでしょうね。

    アンリさんのおっしゃるような、いろんなエピソードがあったとは
    今まで考えたことがなかったので
    あれから10年も経った今、改めてマチス礼拝堂に魅力を感じます。

    またアンリさんの旅行記も見に行きますね。

    それでは。

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