2010年11月　29年ぶりのエスパーニャ、感動と不安が交差している。まずは自宅からマドリーのホテルまで①

2010/11/01 - 2010/11/02

写真は超有名なゲルニカです、絵葉書をスキャンしちゃった。

まず、今回のスペイン旅行を計画した説明をさせて頂きます。29年前に私はスペインのアンダルシア地方、グラナダ市に4ヶ月程滞在していました。日本に帰国する時に必ず又来ますと友人方に約束をしたまま29年も経ってしまい、東南アジアばかり旅行に行っていても何故かスペインが心のどこかにぶら下がっていて、
そんな気持ちもあり羽田の第4滑走路が出来てヨーロッパ便が羽田から出発すると小耳に挟み、それじゃきっと就航記念に格安のチケットが出るのではないかと密かに喜び格安チケット販売を待っていましたが中々と言うかJALしかまだ就航していないと言う事は競合していないから格安はないと言う結果になってしまい急遽N旅行が個人で手配するのと同じ位安かったのでホテルと飛行機だけのパックにしてお願いしましたが、出発1週間前にいきなり予約をしていた寝台列車がキャンセルになったと言われ、何がなんだか分からない状態でN旅行もきちんとした説明と言うか、どうしてキャンセルになったのかこちらも分からない状態でと。出発前にケチが付くとその旅行自体も何か晴れ晴れとしないのと、これ以上の何かがあるの？と思いながらいると、
ありました、旅行の最終日にカメラを盗られてしまいました。なので写真は一枚もありません、ごめんなさい。旅行の費用は、KLMオランダ航空の往復(アムスからマドリーまでのチケット、バルセからアムスのチケット)、マドリーからグラナダまでのALTARIAのチケット、グラナダからバルセまでのスパンエアーのチケット、マドリー2泊、グラナダ3泊、バルセ2泊、各朝食付とアランブラ宮殿入場券付きで7泊9日の旅行が１人19万円の費用内容です。

11月1日(月)
女満別発18:25のエアドゥ 078便でとりあえず東京へ。羽田着20:20今日は東京泊で、京急で移動し蒲田駅で降車しネットで予約をしていた
アーバイン蒲田アネックスに向かう。ホテルに行く途中に気になるイタリアンのお店があったので荷物を置いてから今夜の食事はここにしようと即決まる。
トラットリア・エムズ 大田区蒲田4-14-5 三井ビル　１Ｆ。 注文したのは、ピッツァ・クワトロフォルマッジ、1580円とアスパラと生ハムのディッシュと生ビール、勿論赤ワインもです。値段はピザしか覚えていませんが、料理の種類も多くそこそこの値段が何と言ってもうれしいです。店内もイタリアっぽく整えていますがバイトの男の子が立ちながら寝ていました。よっぽど疲れているのでしょう、でも仕事は仕事ですから。食事が終わってからそのままホテルに戻り明日の為にすぐに就寝。
　　　
11月2日(火)
　10:45にホテルをチェックアウトをして京急で羽田空港まで、羽田空港第2ターミナル、11:10発のリムジンバスで成田空港行12:30着。さすが昼のリムジンは時間が20分ほどいつもよりかかる。第1ターミナル北ウイングで降りて、KLMオランダ航空のカウンターDに行きチェックイン。ここで問題が、空港の画面でチェックインなのですが、スタッフから事前にウエブチェックインをしていたら良かったのですが今日は満席なんですと言われ画面を見たら隣同士の席がない。N海旅行さん、きちんと言ってくれよと言うか予約時の説明で何もなかったし第一ブッキングナンバーも事前に教えて貰っていないから自分でウエブチェックインも出来ない。安さはこういう事だったの？二度と使わないと心に誓いましたよ。
成田発14:55 KL862便で機材はボーイング747、415人乗りで本当に満席でした。11月でこんなに混んでいるの？これは安いから？びっくりしちゃいました。で私のシートは36H、妻は64H。私の隣の席は若い夫婦者で、どちらまで行かれるのですか？と聞いたらイタリアです、結局この会話だけでつまんない夫婦でした。何もする事がないので私はひたすらスペイン語のお勉強をして時間をつぶしました、今回スペインに行く事を決定してから少しずつ勉強はしていたのですが、やはり忘れている言葉が多いです。妻には日頃英語よりスペイン語の方が会話をしやすいと言っている手前、忘れましたは言えない言葉なのでとにかく無我夢中で勉強させて頂きました。妻の隣の男性方は団体でカトリック系の人達のようで子供を引率してオランダに行くと言っていました。妻はひたすら映画を見ていたみたいでうるさい旦那が隣にいなかったから心置きなく見れたそうです、シュンとなりますよこの言葉は。
アムステルダムに18:30に着いて入国審査です。20代の頃はどこの国でも必ずかばんを開けられ質問も多かったのですが、年を取ったせいなのか最近はフリーパスです。そのままD71ゲートへ行く途中お水を買ったのですがやはり空港内は高い、3ユーロだなんて。D71ゲートでは誰も待っていなくて私達夫婦だけでした。その後チラホラと搭乗客が来て、途中おばちゃんにマドリー行きはここでいいのかとスペイン語で聞かれ思わず、Si claro.勿論と言ってしまった、うれしいです。その後日本人夫婦が3組程来ましたが皆さんリタイヤ組で私達夫婦が一番若い。こんな時期に旅行をする50代夫婦もいないねと妻と話しながら、周りを見渡すと殆どがスペイン人みたいでいたる所でスペイン語が飛び交っている。その中で私達日本人を中国人か韓国人か日本人か話している、それもでかい声で。リタイヤ組には中国人か韓国人か、私達夫婦には日本人か韓国人かと。思わずトドス　ロス　ハポネス、相手はびっくりしたみたいでスペイン語が出来るのかと聞かれ昔グラナダに住んでいた事、そこで毎日勉強した事、今回は昔の友人に会いに来たのが一番の目的だと説明して、お前のスペイン語は完璧だと言われ有頂天になってしまいました。
そのうちに搭乗開始になり、アムステルダム発、20:35のKL1707便、マドリッド、バラハス空港行の飛行機に乗りスチュアートにスペイン語で挨拶をして今度はやっと隣同士の10Dと10Eです。機内でビールを飲みワインを飲みくつろいで眼下を眺め初めて飛行機でスペインに入国しました。飛行機は23:15にマドリッド、バラハス空港着。荷物が中々出て来なくて30分後にようやく出て来て、12時です。予定ではＡｕｔｏ　Ｂｕｓ　Ａｅｒｏｐｕｅｒｔｏでコロン広場地下ターミナルまで行ってそこからタクシーでホテルまでと思っていたけれど疲れていたので即タクシー乗場へ。
ホテルの名前を言って分かるか？と聞いたら近くまではと言うので、近くなったら説明するから真っ直ぐ行ってくれと。空港からは高速を通り王宮の裏の高速道路ですが地下というか地上より掘り下げているものだから見えるものはコンクリートの壁だけでつまんないから高速を出てアトーチャの横を通って行ってと。さすがに地上に出たら懐かしい建物があって妻に説明をしながら運ちゃんに次に地下鉄駅エンバハドーレス、次にプエルタデトレドと説明をしてホテルに着く。
料金は30ユーロ、こんなもんですね。ホテルはプエルタ・デ・トレド、古いけれど掃除が行き届いていました。ホテルに入り難なくチェックイン、その後問題が、デサユーノと言われ何！その言葉。よくよく考えたらデサジューノ(朝食)です、ユと発音したり、ジュと発音したりと分かっていたのにチョンボです。さすがにこの時間(午前1時)になると近くで空いているお店はないのでホテルでお水を購入、1.5ユーロ少々高いね。移動だけで体力を使っていないけれど飛行時間が長いのでさすがに疲れて本日はそのまま就寝です。

エリア マドリード(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 飛行機
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 南海国際旅行

問題のチケット、出発からけちが付くと最後まで引きずる私の今までの人生がここでも出てしまった。

KLMオランダ航空のカウンターDに行きチェックイン。ここで問題が、空港の画面でチェックインなのですが、スタッフから事前にウエブチェックインをしていたら良かったのですが今日は満席なんですと言われ画面を見たら隣同士の席がない。N海旅行さん、きちんと言ってくれよと言うか予約時の説明で何もなかったし第一ブッキングナンバーも事前に教えて貰っていないから自分でウエブチェックインも出来ない。安さはこういう事だったの？二度と使わないと心に誓いましたよ。

アムスからマドリッは滞りなく順調に向かうけれど、日本でチェックインはここまでで帰りは出来ないとカウンターのスタッフに言われる。何回か使用して分かった事が、飛行機は事前予約でシートが決まるのでこの点を旅行代理店に強く言わないと私のような状態になります。今回の事でヨーロッパに行く時は自分で全部予約して行くと心に誓った。

この旅行記へのコメント （1）

• わんぱく大将さん 2011/11/13 02:34:18

  ロマンチスト

  グラナダさん
  
  いつのまにか、こんなに毛むくじゃやらになっちまって。
  慣れない、ひげそりで（ホテルの）、反対にこんなに毛が伸びましたか。
  
  カンプラ丼、食べていただき有難うございます。　　海鮮丼には負けます。
  
  飛行機の座席、奥方とお隣ではなかったのですが？　おかげでゆっくり見れた、その言葉に、　しゅん。　　男性の方がやはり、いつまでもロマンチストですね。
  
  私は、ロンドンに戻ると、このところスペイン語混じりの、英語を話してしまうようです。　　
  
  　大将