四万温泉 柏屋旅館のクチコミ(3ページ)
25件-
梅雨の時期にカップルで行ってきました。
色んなクチコミでも評価が高かったので、ある程度期待はしていましたが、それ以上でした。
旅行が好きで色んな宿に泊まってますが、最近思ってるのは、なんと言っても最後は人なのかな、ということです。
で、柏屋さんはスタッフが私たちにとってはとても心地よかったです。 老舗の旅館にありがちな変に仲居慣れ?したところとか、ホテルにありがちな冷たい対応などとは無縁の、心地よい距離感・笑顔・親切心で安心して泊まれました。
三つの貸切露天風呂が無料で何度でも利用できたので温泉三昧でした。
また、チェックアウトが12時にでしたので朝がゆっくりできたのがなんといっても助かりました。
別の方が長文のクチコミの中で指摘していた、食事の塩辛さや朝食の環境もしっかり改善していたと思います。
私たちのとっては、夜(野菜がたくさんでした)も朝もとても美味しくいただけました。
四万温泉を目的で選んだ宿でしたら、次回からは柏屋さんを目的で四万温泉に行くことになりそうです。 -
貸し切り風呂がいくつもあって楽しい。ごはんもおいしい。お部屋も広くてバス発車までの時間、レイトチェックアウトできるのはありがたい。
静かに過ごすのにはおすすめ。
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無料の貸切露天風呂が3つありだいたいどの時間でも空いていて入る事ができました。
夕飯も少人数なら部屋食なのでカップル、家族連れにはいいかと思います。 -
<良かったところ>
◎清潔
清潔意識は素晴らしく高いと思う。 館内は、どこもかしこも、とても清潔。 部屋もホコリも無く隅々までピカピカ。 どの浴室、どの浴槽も、キッチリ清潔。 時々古いものをそのまま使っているらしい部分に遭遇するが、メンテナンスがしっかりされている。 とにかく隅々まで目が行き届いている。これは、本当に凄いことだと思う。
◎お風呂が充実
空いていれば入れる貸切の露天風呂が3つもあるし、大浴場もあるので、お風呂が混みあうことがなく、のびのびゆっくり入浴できる。 露天、大浴場(内湯)ともに、気持ち良いの頃合の湯加減に調整されている。 お湯は、湯に浸かっている時にはわずかにキシキシし、お風呂から出た後は体がポカポカしてきて、しばらくするとお肌がすべすべになってくる。
ことに、貸切露天風呂の「月」は、木の風呂桶の肌触りがとてもよく、源泉かけ流しなので他の浴槽よりもお湯の鮮度が良い感じがあり、とても気持ちが良い! 宿泊日は、たまたま旧暦の9月15日で、澄んだ空に白く輝く満月が見え、ちょっと贅沢で得をしたような気分になった。
◎部屋がキレイ
珪藻土の壁は自然な感じでよい。 元は古い建物のように見受けるが、“現代の和室”という感じにリニューアルされている。
◎ウッドデッキが気持ちよい。
入浴後、ウッドデッキで風にあたりながらボーッとするのはとても気持ちが良い。
◎部屋のトイレの匂袋が、さりげなくて良い。
トイレの扉を開けると、匂袋のほのかな和の香りがふわっと来る。もちろん暖房便座でウォシュレット付き。(市販の消臭芳香剤ではないところがとても良い)
◎静か
四万温泉の1番はずれなので、温泉街をそぞろ歩くには、少々遠い。でも、静か。目の前は四万川と「四万清流の湯」で、視界をさえぎるものが無い。向かいの山が紅葉したら、さぞかしキレイだろう。
◎ウェブサイトが凄い。
『柏屋旅館』公式サイト http://www.kashiwaya.org/
事前に知りたいと思う情報はほとんどサイトに書かれている。
◎スタッフのお兄さん(若い方)が、節度ある対応の中に人柄の良さが滲み出ていて、とても感じが良かった。
<気になったところ>
ちょっとしたことだが気になるところも多かった。これらが改善されると、更に好印象になると思われる。
▼食事が塩辛く、摂取塩分量が気になる。
ひとつひとつのお料理がそれぞれしっかりハッキリとした味つけで、総てのお料理がそうなので、全部食べ終わっての印象は、「塩辛かった」 だった。 高齢の私の父母は血圧がやや高めなので、摂取した塩分量が心配になった。
旅館の食事につきもののてんぷらとお刺身をあえて外し、どちらかというとカロリー控えめで、オリジナリティーを打ち出したと思われるメニューは、試みとして面白いと思う。 あれで、味が良ければ、かなり満足な内容だったろう。 カロリーだけでなく塩分量も控えめにすれば、もっと“ヘルシー”を前面に打ち出せるのに。もったいないことだ、と思う。 今より塩分を控えるのは、そう難しいことではない。味見の時、口に入れたごく少量を食べてちょうど良いと感じる味に調味するのではなく、そのお料理の1人前を全部食べきった時にちょうど良いと感じられる味を推測して調味すればよいことだ。(出来合いの野菜の煮物やフカヒレあんを料理のベースに使ったりしていそうな気もするので、こういうのは難しいのかなぁ??) また、〆のごはんは、今回はしょうゆ味の栗ごはんだったけれど、新米の季節なのだから白いごはんにしたらと良いと思う。精米したての地元のお米を炊いたホカホカの白いごはんというのは、旅人にとっては、充分“もてなし”だと思う。(中之条あたりの田んぼでは刈り取った稲が“はざがけ”にされていた。美味しいお米と想像される。) 朝食の温泉粥も、お粥にほんのりと温泉の塩味があるのだから、塩辛くて冷たいおかずのオンパレードではなく、バランスのとれたメニューを考えて欲しかったと思う。 食べた後、洋食メニューを選択すれば良かったかもと、少々後悔した。(朝食は予約時に洋食と和食から選択する)
今回の宿泊では、柏屋さんの食事は、手間と時間と人数をかけずに見劣りしない料理を出すにはどうしたら良いかという部分にばかり力が入っているようで、それ以外の部分に気がまわっていないように感じられた。 肝心の味を、おろそかにしないで欲しい。
▼朝食の環境がイマイチ
朝食は部屋食で、布団を敷いたままの部屋で、壁際に寄せたテーブルで食べることになる。あまり良い気持ちはしない。(部屋食は1室3名までの場合)
▼枕が高くて固めなので寝にくかった。
フロントに申し出れば、羽枕など、柔らかくて、ある程度自由自在になるような素材の枕を借りることができるようになるとありがたい。
※追記※ 事後、枕は調節可能だったことが判明。ならば、宿泊時、就寝前までに説明して欲しかった。せめて“しおり”に枕の調節方法の説明を入れておくくらいのことは、あってしかるべき。
▼館内の階段がかなり急
館内の階段は、1階から2階に行く階段も、露天風呂に行く階段も、踏み面が狭く、けあげが高めなので、勾配がとても急な感じがする。手摺はあるけれども、高齢者には少しツライように思う。
▼部屋のトイレのタンクの汲水にやたら時間がかかる。
2人続けて使用したら、後の人は水がぜんぜん流れない。焦った。しばらく時間を置けばちゃんと流せるようになるのだけれども、あの時間のかかり方は異常。忘れた頃になってもまだ汲水音がしているので何度か様子を見に行ったほどだ。 (部屋の外にも厠所があり、清潔なので、急ぐときはそちらを使うようにすれば無問題ではある。 汲水に異常に時間がかかるのが、松の間だけなのか、全館的な問題なのかは、不明。)
▼トイレの中で手が洗えない
出た後洗面所までいちいち行かなくてはならない。洗面所とトイレは広縁のむこうとこちらという位置関係で近いのだけれど、間にテーブルと椅子が置かれている為に通路が狭くなっており、少々億劫。しかも、洗面台がコレ↓
▼洗面所の水ハネが多い
洗面台のボウルが陶器の鉢で、見た目はおしゃれなのだけれど、水ハネが多く、使う時に気を使う。 特に、部屋の洗面ボウルはすり鉢型なので、水ハネが激しい。 部屋の洗面台は使う頻度が高いので、いちいち使用後にまわりじゅうを拭かなくてはならなかったのは、イマイチ。
▼ドライヤーが弱い
家庭用の1000Wのものより風量が少ないのではないだろうか?髪を乾かすのにとても時間がかかる。 大浴場(女湯)にはドライヤーが1個だけなので、女性が複数いる時はちょっと気兼ねしてしまう。(各部屋にも大浴場のと同じドライヤーがあるけれども。)
▼化粧水や乳液などのアメニティは大浴場にしかそなえつけられていない。
露天風呂の脱衣所にも備え付けてもらえると嬉しいのだが。
▼大浴場のシャワー(レトロなタイプ)は全開にしても水量が少ない。
髪を洗おうとして、ちょっとビックリ。(現代のものに取り替えてある方は水量に問題なし)
▼大浴場に行く通路が暗いので、スイッチが探しにくい。
大浴場の使用可能時間帯でも、入浴中の人がいなければ脱衣所は消灯され通路もかなり暗い。エコという観点からはとても良いことと思うのだが、私の父は、脱衣所の照明スイッチの場所がすぐにはわからず、とまどったそうだ。 高齢者の場合、足元が暗いのは事故につながったりもする。 ごく小さい灯りで良いので、点けておいて欲しいと思う。
▼ウェブサイトに無い部分は、“弱い”ところであった。
サイトには、駐車場の平面図が出ているが、写真は無い。 昔ながらの温泉街である四万温泉で、館内に駐車場があるというのは、それだけで大きなメリットなのだろうと思う。 が、実際に駐めてみると、ウッドデッキ下の駐車スペースは段差があるし、大浴場横の駐車スペースは砂利敷きの地面で1台に割り当てられた幅が狭めで、どちらも、車庫入れに自信が無いドライバーや大型のワゴン車などには優しいとは言いがたいのだった。
階段が急であるところや、お料理の味など、やや高齢者には厳しいと思われる部分、また、TVの画像の粗さ(山間部なので電波の受信状況が良くないのだろう)なども、ウェブサイトではわからない。
▼来た人を“あたたかくもてなす”という感じが欲しい。
今回も、感じが悪いとか、そういうことは無かったのだ。 だが、対応ぶりが、よく言えば都会風でクール、悪く言えばビジネスライク、という気がしたのも事実。 フロントで対応し私たちを客室まで案内してくれた女性(女将さんなのだろうか?)は、私と母が階段の急さに気づいて父に「手摺につかまって。ゆっくりでいいから。」と声をかけているのが聞こえていたはずなのに、さっさと先に行ってしまったり、お部屋に通されて「窓から川が見える」とはしゃいだ私たちに「ちょっとお話よろしいですか?」と嬉しがるのをさえぎるようにして説明をはじめてしまったりした。 “お仕事”で旅館をやっているというのはわかるのだけれど、相手の立場にたって「良く来たねぇ。ゆっくりしていってね。」という気持ちを持って接していただけると、もっと素敵なお宿と感じられるのではないかなぁ?と思った。
<直せる部分ではないが、気になったところ>
▼全館的に“造り”が華奢で、なんとなく心もとない。
柱は一般住宅と同じ位の太さしかない。表面はキレイに磨かれていたけれど、年数が経っていることもわかる。内装は見た目に美しく整えられている(そこは良いと感じる部分なのだけれど)が、土台が弱そうという印象は否めない。 階段の造りなども、こちらに入るかもしれない。
▼露天風呂に入る時は、裸でイキナリ外に出る。
猫熊堂父は、「内風呂から続いて行ける露天風呂だったらもっと良かったんだが。先に内風呂で温まって、それから露天に行くほうが、体の負担が少ないんだよなぁ」と言っていた。 血圧が高めの人の場合、いきなり裸で秋冬の外気に触れるのは、安全ではない。
<総評>
非常に清潔で、お風呂が良く、館内の内装もおしゃれ感があるが、お料理はイマイチ。 壮年男性の美意識で作りこまれた宿という感じがあり、どちらかというと若い人・カップル向き。 バリアフリーへの配慮はあまり無いので、高齢者にはキビシイ部分がある。年寄り連れで泊まる宿ではないと思う。 日本に観光に来た外国人の友人を温泉に連れていく時などには、使い勝手が良いかもしれない。
「出来る限りの経費節減につとめているのだな」(そりゃ、料金が抑えてあるのだから仕方ないかもしれないが)というのが滞在中、常に感じられた。“優れた経営感覚”や“豊富なアイディア”には頭が下がるが、それこそが、「悪くはないんだけどねぇ。強いてまた泊まりたいというほどでもないよねぇ」という今の我が家の感想の1番の原因であるようにも思う。
食事なしの素泊まりプランがあれば、私は、また泊まっても良いかも、とも思うけど。素泊まりプランは絶対にやらないだろうな、ということも、なんとなく予想がつく。
<宿泊データ>
2007年10月25日IN 26日OUT
松の間(ウッドデッキ付き8畳)に大人3人(猫熊堂本人と高齢の両親)で宿泊
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【 群馬県 四万温泉 柏屋旅館 】
377-0601 群馬県吾妻郡中之条町四万3829 TEL 0279-64-2255 / FAX 0279-64-2973
URL: http://www.kashiwaya.org/
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四万温泉はとってもこじんまりした温泉街。
ここはその入口に位置しています。
ウリは3つある貸切露天、予約せずに、空いていれば
いつでも好きなときに入れます。
私は露天風呂付きの花の間に泊まりましたが、露天風呂無し
のお部屋でも十分温泉を堪能できると思います。
お値段もリーズナブルで食事も女性好みでとても美味しかったです。
21件目~25件目を表示(全25件中)
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