6便中4便は何事もなく、「フィンエアも悪くないじゃん」とこのキャリアを見直しかけたのですが・・・

　2年前に「2度と搭乗したくない航空会社」とこちらのサイトに投稿したのですが、マルタに行くためにどうしても乗らざるを得ず利用しました。
　6便中4便は何事もなく過ぎ、「フィンエアーも悪くないじゃん」とこのキャリアを見直しかけたのですが、そうは問屋がおろさず、5便目のフライトで、他キャリアを含む過去の全フライト体験の中で最悪だと感じた信じられないようなことがありました。
　ビジネスクラスの座席。私は1Aを指定し、搭乗時に所持していた搭乗券にもその座席番号が記載されていました。しかし搭乗してみると、既にその席には別の人（白人の若い男性）が座っていました。白人女性のCAに１Aは私の席であることを告げましたが、「自由席だから好きな席にいけ。早く乗ったものが優先的に座席を選択できる」と命令口調で言われました（念のために記しますがこの程度の英語を私がリスニングできないということはありません）。このやり取りは複数回続きました。こちらはそのような不当な扱いに妥協しませんでした。するとそのやり取りを見ていた客室責任者と思しきCAが私の席を占拠していた人をようやく移動させました。「自由席だから好きな席にいけ」と命令口調で言い放ったこのCAは人種差別主義者ではないかと残念ながら疑わざるを得ません（あくまで私見ですが他の理由はどう考えても思いつきません。最も重要な安全管理の面だけから考えても、自由席で運航するなどありえません）。このような対応を受けとても嫌な気分になりました。
　一方、今回の旅では他に3便フィンエアー（ただしこの3便はフィンエアの機体を使ってはいますがNORRA社による運航で、問題のこのフライトはフィンエアによる運航）のヨーロッパ内路線のビジネスクラスに搭乗しましたが、他のヨーロッパ内の3便ではそのようなCAはいらっしゃらなかったこと、パイロットの着陸技術は4便いずれも高かった点は公平性の点から記載しておきます。
　また、この便ではマルタ発がフィンランド時間の午前11時近く発なのに朝食を提供していました。この時間の搭乗なら私を含め大多数の人は朝食を済ませているはずで、なぜ昼食を提供しないのか疑問です（早朝ヘルシンキからマルタに飛行した機材がすぐに折返す便だったので効率性だけを追求して朝食を提供していると想像します）。それでも美味しければまだよいのですが、私の味覚には全く合わず、フルーツ以外はほとんど残しました。ただし、食事の質と味はひどいと思いましたが、酒類の質は悪くありませんでした。