2026/10/18 - 2026/10/22
24位(同エリア26件中)
aokiさん
D3の10月20日ディレダワ→ハラール→ディレダワ
D4の10月21日ディレダワ→ジブチ
D4の内容は、エチオピアジブチ鉄道の良さ(CREC・CCECCが2011年着工、2017年全線完成、2018年営業開始。中国建設部分は確かに早いくせによい)と、運営のひどさ(2024年運営移管。6年間、教育指導の上でエチオピア・ジブチ管理に移管。その後、再契約で部分的に運用に携わっている模様)が中心となる。
端的にいえばエチオピア管理下では形だけ、それすら時間経過とともに劣化する傾向がある。地元事情に合わせた簡略化といったレベルでなく採算や安全に支障をきたすレベルといってよい。貨物運送(日4~5便とのことだが日中に3回はすれ違っている)は国の経済に極めて重要なので運行確保という最低限は現在のところ維持されており、営業開始以降(支線での貨物列車の衝突事故を除き)長期間の運行停止につながる重大事故は起きていない。
競争原理の不機能やネポティズムといった状況と人材の質(教育で改善するレベルだろうか?エチオピア航空は帝政下で上層部はそれなりの教育程度があるところに米国TWAが20年以上かけて育成したが、その後の共産化と政治経済の混乱とで、訓練や給与によっても一定品質のチームの形成が更に難しくなっているのかもしれない)とが現地のみでの持続的経営を達成不能にしているようにすら見える。
総工費はざっくり45億ドルくらい(えらく低い。。。青蔵鉄道を作る能力からすればエチオピアなど易しかったかもだが、でも乗客の自分ですら暑さやほこりに悩まされ、また労働者や地元農民との折衝も大変だっただろう)、うち中国輸出入銀行からエチオピアジブチあわせて30億ドル融資、エチオピアは2018年にリスケして返済期間を10年から30年に延長、ジブチですら2024年以降返済猶予中(D5にみるように他の事業で回収する見込みも現在のところ薄い)。コロナや北部情勢不安があったとはいえ採算見積もりが楽観的に過ぎ、また政府保証は意味が薄いことが実証されたといえよう。中国自身、着手時点ではよくいえば一帯一路初期の熱気、九龍治水のイケイケ無法時代で豪快に融資した面もあるだろうが、現在ではそんな甘さはないだろう。とはいえビショフト空港については建築受注をしたい事業会社団とただでさえ回収に苦慮する銀行団との思惑がどう出るだろうか。
写真はディレダワに近い郊外の家畜群とトゥクトゥク(FORCEという)
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このSharafホテルはディレダワ空港から比較的遠いが、エチオピアジブチ鉄道駅(新駅。フランス時代の旧線の旧駅は街中にある)に比較的近いので選んだ。宿泊は主に地元の人で観光客はほとんど泊まらないのではないか。というかディレダワ(交通の要所で、ハラールと合わせエチオピア第二の都市的位置づけだが人口はそれほどではない)に観光に来る人はあまりおらず(とはいえディレダワにもホテルがうんざりするほどあるのだが)ハラールに宿泊する観光客が多いのだろう。
果物、豆料理、コーヒーはおいしい。 -
ディレダワにはGYGなどのツアーの提供がないので、となりのハラールまでいくのにホテルのフロントにタクシーを紹介してくれないか頼んだ。そしたら受付の女性がするといっていて結局しない(できないとかいわないでほっておくというパターンが多い)のでGPTに相談したらそれはドアマンとかホテル専属者の運転手とかに頼むといいという。このホテル、このあたりでは上等なほうだけどフロントはその程度で英語も通じないとおもっていたほうがいい。
運転手が昨日の空港からも、また翌日の新駅への送迎もよかったのでしっかりチップ(エチオピアブルを減らしたいという気持ちがあった。結局1200ブル(1000円くらい)残ったので帰りのアディスのトランジットで使えるかなと思ったら軽食はともかく土産物などはいいものがなかったのでインフレがひどい国だが持って帰った。どこかスーパーでコーヒー煎り豆を買えたら大当たりだったがホテル近くにはない)を渡した。
その運転手が手配したタクシーとドライバー(英語できる人と頼んだ)だが、当初はDeepseekが30ドル(まず逆方向の西にある新駅を確認してから、ディレダワからハラールまでの往復+薬局でマラロンを探す)というのでそれをもちかけたらとんでもないもっとという(時間も18時ごろまでという。とんでもないハラールまでは1時間強で往復3時間として15時には帰ってくるとする)。結局50ドルでまとめたところ外にとめてあった車がエチオピア航空グループのエアコンのついたえらく上等な車だったので気の毒に思った(D5のジブチではこれよりずっとぼろ車で時間も結局3時間半だったのに55ドルした)。たぶん地元価格でもこれと大して違いないだろう。ジブチにくらべて水力・風力発電で電力は安いものの、原油価格は国産がないため国際標準であるし、中古車価格も結構高い(よくみるトヨタの10人くらい積めるバンが一番人気だが新車で600万円くらいするらしい)。 -
まず西10キロほどの新駅に。後方は海ではなくこういうのっぺりした丘を背景としており、ここら辺にはない威圧的で立派な駅。中国式でとにかくでかくて利用者がどれだけ多くても処理でき、また町の中心から遠い(土地収用がしやすいのとうまくいけば旧駅と新駅との間を全部開発してやれということか)。なぜ来たかというとD1にガイドさんたちがブル払いしてくれた電子チケットでいいかを確かめたかったからだが、この日朝7時にはアディスから旅客列車が到着しているはずなのに駅は閑散、右方にあるチケット売り場も営業時間との触れ込みだが全く無人。このように現地で紙切符を買うことにもかなり苦労すると思う。
エチオピア・ジブチ間の陸路についていうと、まず両国人だからといって出入国管理が免除されるわけでない(ビザは不要ではないかと思うが)。両国人以外というか日本人の自分についてはエチオピア→ジブチのビザを電子取得可能でこれでよいと日本の大使館でも確かめたが念のため(電車が停止した場合に車で陸路でいけそうなら紙ビザのほうが安心←現地で聞いた限りでは外国人の車陸路は最近の例がないようで、ディレダワ→アディス→ジブチと逆回りになるが飛行機でいったほうが確実だろう。Tripで当日でも6万円くらいで買えていた)。なおジブチ→エチオピアという逆ルートは景観の観点からベターと思われる(オンラインでも買えそう)が、エチオピアビザが陸路対応の非オンラインのそれを日本の大使館では出さない(空路前提の電子ビザのみ)のでジブチのエチオピア大使館で取得する等でなければジブチ→エチオピア陸路は現時点ではいけないはずである。
ジブチは黄熱病感染リスク国のエチオピアからの旅客にイエローカードを要求するといわれるが、自分の場合は入国審査で請求されなかった。
いずれにしても出入国等に関する万一にそなえての警察、日本大使館の緊急連絡先電話番号(これがサイト上はパズル状態だが、ないことはなかった)を両国についてメモしておくとよいと思う。
席の需給だがアディス→ディレダワは前にも書いたように瞬間蒸発レベルだがディレダワ→ジブチ(ナガド)は余裕がある。ただし当日朝に窓口で買う人がけっこういる上に処理によろず時間がかかるので販売開始すぐに取得するようにした方がいいと思う。アディス→ディレダワ間の電車・バスはアムハラ州(現在外務省リスクレベル3)を一部通るので勤め先で制限がある等の人は要注意である(とはいえ、同じ3の出ているダナキル地方の一部を経由するツアーが日本で複数販売されているが―過去に外国旅行客がダナキル観光中に殺害されたこともある(*))。
(*)ジブチは治安程度が高いのであまり考えないでよいかと思うが、エチオピアは難しい。英米豪の常識的にはいまは観光は好ましくない水準にある(北部の人気観光地であるアクスムとかラリベラなどは完全アウト。北東のダナキルもアファール等の活動から難しくなってきており、南方面はいちおう安全なようだがこちらはマラリアリスクが高い)。ただエチオピアは宗教だけでなく民族地域での区分が錯綜しており、一部アラブ諸国等でみられるようにはテロも起こっていないので、情報を得て経路を選べば動けないことはない(アメリカでアジア人襲撃を受けるほうが危険かも)というのが複数AIからの感触だった。 -
ガイドさんがディレダワのホテル(エチオピア人向けだと思う)でコーヒーをごちそうしてくれる。この人は3台もスマホをもっていて運転中もいろいろ電話をかけて仕事する意欲は高いようだ。ただではIT能力があれば楽勝かというとD2のガイドさんなどはサイトを作れるからそのバイトをしているというが、需要が低いのでだから観光ガイドをしているとの由。たしかに町でみる携帯電話屋とか電気屋の内容が限られる。ジョージアでロシアから逃げてきたITノマドが全世界から仕事を取っているのをみてIT技術者は移動の自由職業の自由においては強いと思ったが、エチオピア国内だとなかなかうまくいかないのかもしれない。
左手にある香炉はフランキンセンスなどを調合したもの。そういえばエチオピアは香りの国というか、D2のガイドさんが教えてくれたジェニパーやユーカリの木の多さ、フランキンセンス、コーヒー、にんにく、しょうがというように香りを楽しむものが多い。 -
ディレダワの町の中心にあるフランス時代のエチオピアジブチ鉄道の駅(旧駅)。フランス時代の建築はこんな感じでイギリスのに比べて優しい感じがする。中国が建設したエチオピアジプチ鉄道の駅もディレダワなど排圧的な中国風だが途中の駅はこのフランス風をまねたかわいらしい形と色の駅だった。
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ディレダワからハラールまで行くには途中で入境手続きをしなければならないらしい(逆は不要)。これに限らず何に役立つか不明な手続き(かなり既得権益に関連するのだろう)がやたらあって、これでは、いわれたことを最低限しておこう、できるだけ手を抜こうという姿勢に追い込まれても仕方ないのかなと思えた。写真の山積みしてあるものはニンニクを袋詰めしたもの。実はこのタクシーあまりにきらきらしすぎて自分でも嫌な感じだなあと思っていた(トゥクトゥクで来る方が目立たない。もっとも時間がかかるが)のだが、それで車内からスマホを向けると相当いやらしく、この販売台の女性が撮るなというように手を振っていたのですまないことをしたと思った。
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その手続きなんだが、運転手さんのひざにある書類が必要だったわけである。時間としては30分くらいなのだが、エチオピアを車で個人旅行するのは相当難しいというかほぼ不可能ではと思う。
これで思い出すのがロコタビというサイトで現地の邦人長期滞在者がアルバイトで観光支援等をするというものだが、例の鉄道切符を買ってもらおうと連絡したが総なめ結局は断る、なんでこんな一挙手一投足なことをできないのかと不思議だったが、今にして思えば、治安が急変したらどうかとか、旅行先でいきづまったら結局自分に面倒がくるのではないかといったことから断ったのかなという気がしてきた(もう少しテクニカルにいえば、買ったところがどう引き渡すかが事前にサイトからはわからないという問題が大きい。「鉄道・バス切符購入代行します」と書けばかなり需要あると思うけど)、とにかく旅行者が現地で助けてもらう手立てを事前に整えるのはむずかしそうだ(行ってしまえば現地で周りの人が助けてくれる程度はけっこう高いが、ただその質があまり期待できないかもという気もする)。 -
ディレダワからハラールへはかなり高い山をこえていく感じとなり、その間はアフリカの浸食された地形を堪能することとなる。棚田のようになっているがこれは自然の産物で、農耕しているのではなくせいぜい土砂崩れ防止をしている程度のようである。
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こんなトラックとすれちがったりするが、台数はそんなではないので道も舗装がそれほどいたんではおらず、まあ快適だった。ディレダワからハラールまで1時間強はかかるので飛行機や電車、バスでついてハラールにとまるひとは本当によっこらしょになる。
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中間地点にあるマヤという町でこのむこうあたりが自然な集落になっていておもしろかった。
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たとえばこんな家があり、一見のどかだが多分この中にはぎっしり人が詰まっているのだろうと思う(エチオピアの人口増はこういったところに吸収されているようだ)。背景はずっと畑とかで人がふえれば畑を増やしていくという関係にあるのだろう。GPTによれば家畜が多いせいもあり人糞は肥料にしない、だから穴をほってそれに排泄しいっぱいになったら埋める、上水の井戸が汚染されやすいとのこと。
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このくらいがもうすこし暮らし向きが豊かなあたりで、新しい建設というのはこのあたりにはあまりない(店などを立てるという感じのものがちらほら)。おそらくだが政府がもともとあまり予算がないうえに、支出する方向がたとえばビショフトとか次のハラールとかに集中して、ここらへんの町なんかは自分でやりなさいということなのかなと思う。むしろそのほうが途中で放り出される箱ものなんかにかかわらないで済むのでベターかもしれない。
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ハラールの町がみえてきた。前にいるのがトゥクトゥクで、ドライバーさんはインドから来たといっていた(自分はこれはバンコク原産かと思っていたがGPTにきくとびっくり、日本のダイハツミゼットがむしろルーツらしい)。
ハラールはエジプト支配後、1887年にメネリクが併合、彼が89年に皇帝となり、いとこの子のハイルセラシエがハラールで生まれた後にハラール総督となり最終的には皇位を継承したという関係にある。宗教民族的にエチオピアらしからぬ地域ではあるが、紅海とエチオピア高原とを結ぶ要衝であり、エチオピア帝国にとって経済的に重要であったようだ。 -
地球の歩き方やロンプラをみてもハラールはみるべきは皇帝関連の建築くらいで、こんなの1時間もかからない、ハイエナ餌付けとか見たくねえよと思っていたら、なぜかドライバーさんがいやハラールにいけば帰りは遅くなるという。その理由がこれで、城壁に囲まれた旧市街の観光をパッケージ化し、入所には35ドル(いまどきの世界標準かもしれないがエチオピアではとんでもない価格だ)払えというのだ。今年9月にハラールにきたスイス人観光客も自分は静かに博物館をみたいだけなのにパッケージ押し売りされたといっている。
https://www.tripadvisor.ca/ShowTopic-g676757-i13427-k15582286-Harar_not_making_it_too_easy_for_tourists_Latest_change-Harar_Harari_Region.html
どうやって35ドル払わせるかだが、どうやらタクシー運転手などにすでに手配してあり(例の書類づくりもそれに関係か?)35ドル徴収する場(自分ではラスタファリホテルというここで有数のホテルロビー)につれこみコーヒーをのませやおらここは35ドルかかるというようである。 -
まあ当局の意図としては外貨をつかわず雇用創出、外貨獲得というあたりなのかもだが、それこそたかがラスタハリ関連施設を2つほど見たいというだけなのにそれかよ、いや施設保護寄付としてもこの暑い中をこの地域を徒歩でか?しかもD2のアディスの博物館でまいったように専属ガイドがはりついてうるさくつまらない解説をする、そして最後にはチップをねだるといううんざり体験をずっとか(これが一番まずい)というわけで全力で35ドル支払いを拒否、ドライバーさんにこの回りを回ってくださいと頼んだ。おかげで結構面白い写真がしかもエアコンのきいた車内から撮れたじゃないかと思う。これで数時間あのつまらない話を炎天下聞かされたら、その上で全部で50ドルとか払うときたら罰ゲーム以外のなにものでもない。これはいまどきは急速に海外旅行者にひろまってしまうだろうに、たぶんそれが本当にわからないのだろうなと思う。
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35ドル要塞をあてこんでか、誰が泊まるんや的ホテルなどをどしどし建設。こういったのをもうすこし全人民に均霑していれば北部の紛争も起こらないじゃないかと思う。売り物はコーヒーとごまとお花ぐらい、あとは軽工業をしようにもとても東南アジアに太刀打ちできない(作業効率をみていればわかる)、自分がここの政治家でまじめにやろうとしたら頭を抱えるだろう。たしかにアフリカ諸国にはレントのあるたとえばボツワナみたいなところがあり、そこが上手に海外の技術経営をつかえば(ボツワナはデビアスにやらせた)見事なかなかいい国家となり得る(そうはいっても拡張はむずかしく北欧みたいに次を考えないといずれ行き詰まるが)。でも資源があってもうまくいかないところもたくさんある。資源がなくてうまくいくシンガポールみたいなところがあるかといえば、人が資源的な存在である必要があるが、ここらでそうなりそうなところはほとんどない(あえていえばイスラエル)。AIや核といったあふれる豊かさを背景に全人類にベーシックインカムがおよぶといった事態においてようやく、所得格差が内外、内々でもどんどん広がる問題に対する基本的な解決になるのかなという気がしないでもない。まあただ、底上げがあったため、諸石さんの描く80年代の悲惨さが解消されているといったことは認めるべきだろう(周辺国でそれもできていないところもあるので)。
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こういった光景もキルギスやカシュガルだと実は政府から地元文化維持ということでお金がまわっていたりする(たとえばチベット林芝は広東と兄弟関係ということで膨大な資金援助を受けている)のだが、それなりに全体の発展との関係のつじつまがあいそう(共同富裕)なのだが、エチオピアだと近代化が本質的に進まない(町で商工業活動に従事できるに達しない)感じがする。サウジアラビア等への女性家事労働者の派遣を進めており、50万人を募集する計画も報じられているとGPT先生。
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ホテルに帰ってから何かいらいらしてGPTに八つ当たりしたりと変だったが、どうやらコーヒーの飲みすぎだったようで、これはなにか軽く夕食をとったほうがいいだろうと考え、ホテル地下のレストランにいった(このホテル、近くに適当なお店がない。現地いきなり飛び込みで下痢になると翌日の電車などひどいことになる←現にトイレが壊れて使用禁止になっているのを見てぞっとした)。1000ブル程度が普通と割と高いのだなと感心(まあ食器とかナプキンとかに経費がかかるのだろうが)、500ブルのレンチルスープを頼んだら本当においしかった。じゃがいもがしゃりしゃりしているとか野菜全体に味があるとか素材が違う上に丁寧に調理してあり、みかけはともかく本当においしいと感心した。
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レンチルスープ。セロリとニンニクがかおり、しゃりしゃりしたジャガイモと味のある人参とたまねぎがそこ支えしている。太陽が強く作物がぎゅっとひきしまるのだろうか。パンはイタリアのものに似ているが、味はそれほどでもない。でもとにかくスープがすごいので何を合わせてもいけそう。見た目はわるいがほんとおいしかった。
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D4の10月21日。今回スマホで400枚も写真をとっていたのでこのブログを作るのに写真を選ぶこと自体がしんどいが、朝食写真がよい区切りとなり撮っておいてよかったと思う。外では怖いので買い食いはせず、この後はボトルの水だけでジブチまで食べなかった。駅には売店は一切なかったが、途中にも屋台やよろずやのようなものはあまり見かけなかった。
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駅にそれでも心配で6時40分くらい行くと既にかなりの列が。そしてこの集団、とにかくチケットの呈示にもたついて、確かに時間がかかるのだなと痛感した。一番簡単なのが窓口で紙切符を買って提示なのだが電子チケットが入ったとたんにどこにあるかわからない祭りが始まる。というわけで日本人が考えるような処理がまずできないということが出発となるが、その解決としてたまげるような手続き空疎化が進行する。
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そもそも写真撮るな機密だというのがエチオピアもジプチも空洞化している。仕事する気になった時に写真とっているやつに注意する、そういうことのようだ。だから周りもどんどん出入国管理や警備軍人を写真にとっている。
なお入国時につかったビザを出国のときも番号一致を確かめる等割と気にしていたのは数少ないまともな点である。不法滞在を見つける機会だからである。もっともこちらはいちいち電子ビザを提示せねばならず面倒ではあったが。 -
客車は2両で1両に116人乗車可能。指定席制なので販売券数がオンラインで230なのとつじつまがあう。ところが今回は1両が軍用に使うとかで民間人は他の一両に詰め込まれた。幸い立ち席はでなかったがここらあたりで指定席という建前は崩壊、みなが好きな席に勝手に座っているというネット上の情報は本当だった。
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指定席が崩れているというのは昔の日本にもあったからまあいいとしよう。
★たまげた第一は切符の照合を意味ある形で行えていないということである。この制度では電子切符が主であり(紙切符もあるが紙切符の場合はそれを呈示すればほぼ終わり)それでどうするかといえばQRコードも出ているし当然、中国でやっているようにスキャンするのだろうと思っていた。ところがしないのだ。何をしているかというと、スマホ面上あるいは紙印刷した電子チケット内容と適当な他の情報たとえば身分証明書を目視して(集団の中の白い服をきた男性。これは中途駅で撮ったもの)通すと。でも何を照合するの?名前?でもこれだと偽造やりまくりだよね(たぶん地元の人が気づいていないからやられないということかもだが)と唖然。というかあのスキャナでピッピッとやったほうが早いし確実だし、なぜやらない(おばさんたちがQRコード提示できないからそうなったか)?と、とにかくびっくり(順序が前後したがディレダワで乗車するときに自分もそうだった)。
切符の確認の悪さは帰りのエチオピア航空でもあってジブチで発行したアディストランジットの通しのボーディングパス(成田まで記載されているもの)をなぜか途中のこれもトランジットのソウルで全交換、こんなのなんで当初の一本でできないか不明(普通できるはず)だし、ソウルの韓国人グランドスタッフが優秀だから手作業交換できていたが仮にこれがアディスならまず時間不足になっていたと思う。イミフの発着時刻変更多数通知とかこのボーディング切り替えとか、ほんと何やっているんだと思う。それだけにビショフト案なんでどうかしている、まずはいまのシステムをちゃんとやれ、でないと全部だめになるぞと思う。 -
ディレダワあたりは草原状だったがジブチにむかって高度を下げるにあたっていったん平原それも乾燥したものとなり、それから国境あたりの峩々たる浸食を経た丘陵とワジ(涸れ川)といった眺めとなる。
それはいいのだが、見ているとなかなかおかしなことも。電車が停車して素人耳にも怒っているような警笛を鳴らす。なにが起こっているかというと、電車が来ると普通家畜は逃げるのだが、ここのは人が群れをあえておいやってくるのだ。なぜそうするかというと轢死すると補償金がもらえるからだそうだが、こんなことで電車とめられたらたまらない。でも創業時はとくにこういう家畜ぶつけが多かったそうだ。 -
こういう神秘的な光景をみてもこれはむこうにある旧線のレール鉄狙いじゃないか(実際盗難被害が多いといわれる。それを騒ぐなら回収しないのもどうかと思うが)とか、もうまともな発想ができなくなってくる。
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これは面白い写真でホルホルという国境と終着駅ナガドの中間あたりの地点なのだが、ここに100メートル以上ある鉄橋があるから見落とすなとDeepseek先生。でも3両連結でよほどカーブしてくれないと足元はみえないよねとおもったら案の定、ここだけ鉄柵があるが下はみえない。ただむこうの旧線ではみごとに橋になっているのがわかる。そしてこれを作っている理由がワジの氾濫で増水時にはものすごく水がでちゃうということだ。新線建設でも増水での犠牲者が出たと聞く。この鉄道は内陸に資源を運ぶ、それもトラックより安く、を主な目的として敷設されその目的には今もしっかり働いているのだが、旅客運送ではかなり怪しいところがいろいろある。
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これがたぶんその一番高い鉄橋か。ただその位置が公開されていないので写真の経緯度情報と照合できない。あと一般論としていえば景色だけいえばジブチ→エチオピア方向(今回と逆)のほうがいいのではとおもう。のり鉄さん向けにこれやなんとエリトリアまで行く企画がある https://www.dososhin.com/tour/00713_ethiopia_djibouti_eritrea/ が添乗員さんに手厚くチップあげてよいと思う。とにかく2週間ここらにいるとまずマラリアが怖い、下痢もきっとなる、トコジラミとかも怖い、といった調子で、参加者も大変だが添乗員はほんと大変だろう。
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対向する貨物車の最後あたり。レビンソン・コンテナ物語にあるように生まれたときから死ぬまでずっと旅をする箱。もうジブチは近い(小一時間遅れての到着だった)。
★★たまげた第二
さきほどの乗車券非スキャンはまだ実害は限られるがこちらは実害ある手続き劣化である。
エチオピアの国境近いDeweleあたりでここらへんで審査だろうなあと思っていた。出境はディレダワ駅でやってきたが、追加でここに乗車してきた係員が身分証と荷物(これもなにこれみたいな検査で、適当に荷物だなの荷物を特定しそこを鉄棒でがんがんなぐり、持ち主をよんであけさせるというもの。自分のをやられたらいやだなとおもっていたらパスしてくれたが、これはなんのためにやっているのか?)とを検査して半時間くらいかかった。そこで時間的に国境当たりで入境手続きできるのか?いったん車外にでるのだろうが、この乗客と係員のだらだらぶりからして1時間はかかる、どうするんだと思っていた。そうすると地図の上にDeweleの少し向こうに国境審査とある建物が記載してあり、それが近づいてきたのであゝここかあと思っていたらなんと通過。自分以外には外国人はいない。もしかしてエチオピアジプチはパスポートフリーなのか(実際、乗車券をかうときにエチオピア・ジブチ・その他という区分になっている)自分の入境は忘れられたのかと思って車掌にきくと「調べてくる」といってだいぶしてから「終点のナガドでやればいい」という(即答しろよと思うが)。ただ国境からナガドまでの間にジブチ側にいくつも駅があり、人がどんどん出入りしている。これらの駅はジブチ国内旅客の利用もおおくそもそも入出境手続き可能かもあやしいし、少なくとも不法入国は簡単だ(各種ブログをみると、かつては、国境付近で外国人パスポートを車掌が預かり押印して返すという実務がとられていたこともあるようで、これだとジブチ国内での入境手続き不備という問題はおこるまいが、ただ現在は外国人がどこに着席しているか把握できていないだろう)。
さらにさらにたまげたことにはD5のジブチ→アディス(国際便 時計や靴もむしりとらされた)で検査済み後のリュックをみてたまげた。300ミリリットルの水ボトルを入れていたのを忘れていたが素通り! 空港X線チェック、節穴というかまるで仕事していない(国際線で国際標準だから100ミリチェックに例外はないはず) なお利用したのはすべてエチオピア航空だったからこれはエチオピア航空の問題。
要するに目的(権利確認とか危険物発見)に必要なことをするのではなく自分が仕事をしていると思う内容をする(それが機能的に意味がなくても)ということがまんえんしており、航空機のセキュリティチェックにまで及んでいるということなので、本当に怖いと思った -
終点ナガド駅の出入国管理。これも左手にでれば入境手続きせず出られてしまう。ぼおーっとした旅行者がスタンプをとらず入国してしまい、いざ出国しようとするときに大変じゃないか、そういう例はないかとAIに聞いたがみつからなかった。
ジブチはほとんどがイスラム教徒でアファール語やソマリ語、フランス語を話し、アムハラ語中心で正教会信者が多いアディスとはずいぶん違う感じだ。 -
駅には売店はおろかATMもない。そしてエチオピアでジブチフランに両替はまずまず困難なようだ。というわけで旅行者としてはここから市街までの10キロ以上、タクシーにのるかミニバスかだが、ミニバスはたぶん米ドルはうけてくれないだろう。タクシーのほうは米ドルをうけるがいくら払うかという問題があって10ドルで十分なのだが20ドルとか吹っ掛けてくる。これはもう絶対20はいやだという姿勢をみせれば10でも得なので向こうがおれてくる。タクシーが出払ってしまうということはなさそうだが本当に人が引いてしまうと次の電車が(逆向きをいれても)1日後なのでやばいだろう。
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ジブチは物価が高い。外国人経済圏と地元民経済圏が峻別状態で、地元民経済圏でも実は結構物価が高い。外国人経済圏は船乗り軍人経済というかお金を気にしないでつかっちゃうせいだろうか、とにかく高くてホテルなんか目が回る。このアリアホテルは経済圏の中間くらいにあるので安くて清潔でありがたいが受付がしばらくでてこなかったりシャワーが塩水だったりとなかなか普通とは違う。でも親切で対応がはきはきしていて(栓抜きかしてといったらしばらくさがしたがないのでペットボトルをつかってあけちゃった)よかった。
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宿についたのは16時前、そしてジブチは(これでも少し前よりはよくなっているものの)前評判通り蒸し暑い。でもまあ耐えられるのは日本からきたからで「日本人に生まれてよかった」とつまらないところで思う。というわけでゆっくり外にでて浜辺やそこらへんの住宅地や下調べしておいた店を歩く。ATMはホテルとなりにあったが最低5000フランからというのでそんなに使わないと思って食料品店ではクレカ、翌日のタクシーはドル払いしようと思って引き出さなかった。このあたりの住宅は立小便の悪臭がひどいがでもましなほうで、D5にみるスラムはかなりひどかった。せっかく仕事がある国なのに一人当たりGDPはエチオピアよりずっと高いが格差は大きいため貧民が多いことは変わらないようだ。
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