2011/02/12 - 2011/02/19
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バウトさん
2011年2月、41歳の私はモン族の民族衣装をリメイクするプロジェクトのため、会社からタイへ出張の機会をもらいました。それまで欧米志向だった私にとって、これが初めての東南アジア体験となりました。
タイは若いうちに行けと言いますが、41歳にして初めてだなんて、もったいない生き方をしてきたなと思います。あのとき社長にタイヘ連れて行ってもらわなければ、トラベラーとしての今の私はありません。社長には感謝しています。
この旅行記は当時のmixi日記からの転載を中心に構成しました。
表紙写真はチェンマイでの一場面ですが、当時の日記には「わんこがやたらと普通に路上にいるんだね。飼い犬なのかのらいぬなのかは確認できなかったです。」なんて書いてありました。ど素人か!お恥ずかしい。
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スワンナプーム国際空港からタクシーでバンコク市内へ向かう。ど素人の私は窓ガラスに貼られたサワディーシールやピンクなどの派手な色のタクシーを見て欧米志向が崩れて行くのを感じました。
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バンコクではウィークエンドマーケットで商品の仕入れ業務の補助役として働きました。
そして翌日チェンマイへ移動してからの出来事をmixi日記より転載します。写真と文の内容は関係ありません。 -
チェンマイのホテルで早朝に目が覚めてフラフラと薄暗いバスルームへ行くと床をモゾモゾと這う黒い影がありました。動きの速さにギョッとしまして飛び跳ねましたが、周囲の床にも黒い影がじっとして点々とあって夢か真か幻覚かの判断もつかぬまま後ずさりをするしかありません。
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寝る前に洗濯をして大量に水を流したせいで排水口からヒルみたいなものが溢れ湧き出てしまったのかなととっさに思いました。
電気を点けてみるとその影の正体はムカデでした。 -
こ、これがタイかぁ~
などと感心しているまにこちらにモゾモゾと向かってきます。
さっき風呂場にいたやつか別のやつか定かではありません。
一度ひっぱたきましたが動きが早くてベッドの下に逃げてしまいました。 -
おいおい、連泊なのにそんなところに潜まないでくれよ、気味悪い。
とりあえずクツをはき、その他の影をおそるおそる見に行ったら、それらはただの細長い床のシミで安心したのですが、潜んでいるやつがいっこうに出てきません。 -
ごはんがうまいのでがっつりと朝食をすませてからフロントの人に絵を描いてこんなのが出たんだけど?危険なのでしょうか?と聞いてみますと、スコーピオン?なんて言うのです。え!?そんなのも出るわけ?
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オレが見たのはムシというかワームだけど毒とかありますの?うん、それはまずい、というのでハウスキーパーちゃんとハンディーマンさんとでベッドを動かして探しましたが見つかりません。
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結局部屋を変えてくれたのですが、移動した部屋には謎のドアがあり、開けてみると壁でした。そして間違い電話がやたらとかかってくる部屋でした。
おしまい。 -
その後ムカデを描いたグッズを何度か見かけたので、タイでは神聖な生き物とされているのでは?と思い、ムカデちゃんひっぱたいてごめんねと心の中で詫びましたが、調べてみたらムカデは怒りの象徴とされているみたいですね。
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