2026/05/16 - 2026/05/16
604位(同エリア623件中)
旅猫さん
旅の二日目は、この旅一番の見所である奥裾花自然園へと向かう。奥裾花自然園には、尾瀬を凌ぐ約80万本の水芭蕉が群生する。かなり前に、一度だけ訪れたことがあるが、その時は雪深く、ほとんど水芭蕉は咲いていなかった。このツアーのおかげで、再訪する機会となった。しかし、今年は雪が少なく、開花が早まっているのが不安であった。
(2026.05.28 投稿)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- びゅうトラベルサービス
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朝食も、もちろんバイキング。郷土食はあまりなく、鯵フライやイカソーメン、稲荷寿司など、一貫性が無い。外国人や若い人向けにも感じる。
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出発時間は8時と、少々早い。その分、見どころでは時間が多く取られている。座席は指定だが、毎日変わる。ただ、ガラガラなので、後方は自由席である。
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この日は、まず、旅の一番の見所である奥裾花自然園へと向かう。バスは峠を越えて、長野市側にある旧鬼無里村へと進む。山間に入ると、新緑に包まれた奥裾花ダムの脇を通った。
奥裾花ダム 名所・史跡
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そして、1時間15分ほどで、奥裾花観光センターに到着した。ここから先は入れないため、シャトルバスに乗り換える。乗り場近くでは、二リンソウが咲いていた。
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案内の方が、サンカヨウが咲いていると教えてくれた。この花は、雨などに濡れると、花弁が透明になる。
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満席のシャトルバスに揺られこと5分で最寄りのバス乗り場に到着。ここから自然園までは徒歩となる。
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景色を眺めながらのんびり歩いて行く。周囲の山々は、新緑真っ盛り。
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しばらく歩くと、特徴的な堂津岳が見えて来た。
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それにしても、この辺りは自然が豊かだ。
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道の脇には、綿毛を付けた蕗がたくさん生えている。
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10分ほどで、自然園の入口に着いた。ここから先は、ツキノワグマの生息地であるため、注意が必要となる。
奥裾花自然園 自然・景勝地
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入口脇の小さな池に、山毛欅の花が浮かんでいた。この季節、山毛欅の花が、ぽとりぽとりと落ちて来て風情がある。
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良く見ると、白い塊が沈んでいる。クロサンショウウオの卵塊である。
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池の畔には、ネコノメソウもたくさん咲いていた。
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自然園の中に入ると、すぐにクロモジの花を見付けた。
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園内は、山毛欅の森が広がっている。前に訪れた時は、一面の雪だったので、若葉に包まれた森の景色は、とても美しく感じた。
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タケシマランの仲間を発見。
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エンレイソウは終わっている。
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弁天島の辺りでは、まだ水芭蕉がなんとか観られた。
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本州最大の水芭蕉の群落地であるが、残念ながらほとんど咲いていない。すでに見頃を過ぎてはいるが、以前より、減ってきているようだ。
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木道沿いで、オオカメノキの白い花が咲いている。
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木道歩きは気持ちが良い。
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その木道沿いの小川に、岩魚が泳いでいた。
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近くでは、水芭蕉もちらほらと見える。
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少し高い場所では、ムラサキヤシオが咲き始めていた。
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新緑の林床に咲く水芭蕉。綺麗だが物足りない。
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休憩した場所で、イワカガミが咲いていた。
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その先の木の幹に、ツリガネタケが付いていた。約120ha、東京ドーム25個分以上の広さがある自然園のうち、水芭蕉が咲く湿原部分は約7haあるそうだ。今回は、熊との遭遇を避けるため、入口から近い、その湿原部分だけを歩いたが、肝心の水芭蕉は少しだけしか観られなかった。
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入口まで戻り、そこからほど近い展望所に立ち寄る。展望所からは、戸隠西岳連峰が綺麗に望めた。
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展望所周辺の樹々も、芽吹きの季節で美しい。
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シャトルバスで駐車場へ戻り、観光センターを後にする。バスは、奥裾花渓谷沿いを下って行く。奥裾花渓谷は、大陸から日本列島が切り離されたころの地層などが見られる貴重な場所だそうだ。
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大きな岩盤などが荒々しい景色の中を走ると、新緑に包まれた穏やかな景観となる。流れる川は、裾花川である。
奥裾花渓谷 自然・景勝地
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40分ほどで、昼食会場のある『いろは堂本店』に到着。この店は、全国展開するほど有名なおやきの店だそうだが、まったく知らない。用意されていたのは、おやき二つに、野菜スープとサラダが添えられたもの。おやきは美味しかったが、正直、サラダはいらなかった。
いろは堂 本店 グルメ・レストラン
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食事の後、斜向かいにある『鬼無里ふるさと資料館』と言う施設を見学。まずは、現存する四基の祭屋台と三基の神楽を拝観。その中の鬼無里神社の屋台は、今でも現役で使われているそうである。
鬼無里ふるさと資料館 美術館・博物館
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安政四年(1857)に造られたもので、越後出身の宮彫師北村喜代松によるものだそうだ。その彫刻は、一本の木から彫り抜かれたもので、正面上部の網駕籠の中にいる三羽のひよこも、別に彫られたものではないそうだ。
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他の屋台にも、見事な彫刻が施されている。まさに超絶技巧だ。
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鬼無里の歴史などを紹介する展示の中に、地域の重要産業であった大麻から作る畳糸の展示もあった。今、大麻を栽培していたら大変なことになるが、当時は、大麻の負の部分は知られていなかったのだ。実際の葉の展示もあり、この葉を見掛けたら、すぐに警察に通報するようにとの説明もあったので、しっかりと見ておくことにした。
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この資料館は、地方の山間部にあるとは思えないほど立派で、展示もなかなか見応えがあった。出発時間まで少し時間があったので、向かいにあった『旅の駅鬼無里』を覗いてみると、気になるお皿があったので、迷わず購入した。
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そこから、北アルプスが綺麗に見えると言う高山寺へと向かう。バスは、小川村へと至る県道36号線を南下。山間に点在する集落を辿りながら、ゆっくりと走って行く。山と緑の多い日本らしい風景が展開し、飽きることが無い。美しい国に生まれて、本当に良かった。
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20分ほど走ると、高山寺に着いた。境内には、元禄11年(1698)に建てられた三重塔が聳えている。高山寺自体は、平安時代の創建と云う古刹だそうだ。境内では、石楠花や躑躅が咲き、華やかであった。
宝珠山高山寺 寺・神社・教会
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社務所の裏手に回ると、開けた場所があり、そこから北アルプスの山並みが綺麗に望めた。
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山門脇で咲いていた石楠花は、花が小さめで繊細な感じである。このツアーでは、花の開花状況により、立ち寄る場所を変えているそうだ。この寺も、急遽立ち寄ることに決めたそうだ。
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この後、15分ほど走り、道の駅おがわに立ち寄る。ここに、小川村産のブルーベリーを使ったソース掛けソフトクリームがあったので食べてみる。程よい酸味があり、ソフトクリームもしっかりとしていて美味しかった。
道の駅 おがわ 道の駅
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道の駅から40分ほど掛け、宿へと戻った。温泉で汗を流し、しばらく部屋で休憩をする。夕食は、昨日と同じ18時からである。昨夜は、ついたくさん食べてしまったので、今回は自重する。内容も、昨夜とほとんど同じであった。
白馬樅の木ホテル 宿・ホテル
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お酒は、まず、白馬村産のペールエールをいただく。しかし、昨夜飲んだ宿独自の濁り麦酒よりも軽い味わいであった。
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肉豆腐があったので追加する。それと、昨夜見落としていた蕎麦も食べてみる。肉豆腐はそこそこであったが、蕎麦は、信州とは思えないほどがっかりなものであった。
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二杯目のお酒は、地酒とした。ワイングラスで供され、趣が無い。このあたりも、この宿が対象としている客層が見て取れる。
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最後に、ビーフカレーを食べてみる。ルー自体に特徴は無いが、肉は多く入っていて、悪くはなかった。明日は最終日。戸隠森林植物園と戸隠神社奥社と中社、大谷地湿原を巡る予定である。
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