2026/03/20 - 2026/03/20
825位(同エリア836件中)
さるおさん
2月に海外に行ったこともあり、節約の意味も込めて、この3月、4月は、どこにも出かけず大人しく家に居ようと決めていました。が、しかし、春らしい陽気になるとムクムクと湧き上がる"どこか行きたい病"。結局やっぱり出かけることにしちゃったわ。こんな旅行日和に出かけないなんてさ、私もつまんないこと考えるよな。暑い夏や寒い冬に行かなきゃいいだけさ。
行程:修善寺(修善寺(宝物館)→独鈷の湯→竹林の小径→指月殿→日枝神社→ハリスト正教会)→宿「桂川」
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急遽決めた旅なので飛行機とかではなく新幹線で行ける場所をと考え、伊豆修善寺に決めました。
新幹線で三島迄、三島から伊豆箱根鉄道で修善寺に。特急に乗ろうと思ったのに停車ホームも電車も見つけられず。切符の買い方も判らなかった。時間に余裕があるので普通電車で構わないけど。特急のシステム、謎のまま。13時頃、修善寺駅到着。駅からバスで「修善寺温泉」まで10分くらい。 -
バス停から修善寺までの道すがらに見つけた「しいたけ屋」さん。椎茸の専門店、初めて見た。店頭には、椎茸、椎茸。潔いまでに椎茸しか置いてない。これだけ椎茸が並ぶと圧巻。伊豆の名産らしい。1つお土産に購入しようと、お店の方に、どの椎茸がお勧めか聞いてみた。"どれも味は同じだけど大きいのがいいわ"との回答。そこに別の店員さんが割って入ってきた。"大きいのよりも肉厚のを選んだ方がいいよ"。お二方の意見が割れた。大きさか厚みか、どっちにする? そうだな、 他人の会話に割って入る熱意を買って、後者の店員さんお勧め"肉厚しいたけ"に決定。2000円のを一袋購入。
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修善寺前に日帰り温泉施設「筥湯」。
現在、13時半ぐらい。ランチは蕎麦でいい。蕎麦屋だったら通しで開いてる店がいくつか在るだろう。観光後に食べた方がお客さんも少ない時間帯で、ゆっくりできるだろうと考え、先に観光をすることに。 -
「修善寺」
弘法大師空海が大同2年(807年)に開基したと伝わる古刹。源頼家が幽閉され非業の死を遂げた場所。岡本綺堂の戯曲「修善寺物語」で有名になった頼家ゆかりの古面が宝物館に納められている。 -
「修善寺物語」
夜叉王という面を作る職人が、伊豆の修善寺に幽閉された源頼家から頼家の顔を写した面を作るように依頼を受ける。夜叉王が何度作り直しても、満足のいく面は完成しなかった。どうしても面に死相が出てしまうのだ。業を煮やし夜叉王を斬ろうとした頼家に、夜叉王の子供たちが夜叉王が作った面の試作品を頼家に差し出す。頼家はその試作品の素晴らしさに満足する。ほどなくして、頼家のいる修善寺が襲われ頼家は命を落とす。そこで夜叉王は悟る。目の前の頼家の顔だけでなく、その後の暗い運命を予見し頼家の死相まで見えていたことを。そして、頼家襲撃に巻き込まれ瀕死の状態の我が娘の苦悶の表情を面に映そうとするのだった。 -
「修善寺物語」の作者岡本綺堂が、そのインスピレーションを得たという面が見たくて300円払って「宝物館」に入場。
言い伝えでは、毒殺のため漆で塗られた風呂に入れられた頼家が、漆の毒で腫れ上がった顔を、母北条政子に一目見せんと彫らせた面とのこと。壮絶な話だ。
現物は真ん中に一直線のヒビが入り傷みが激しく、腫れ上がった顔というより崩れているように見える。隣に復元した面が置いてあったが、こちらも腫れあがると言うよりは"鬼の形相"と言った感じか。頼家は、何故この顔を面にしてまで母に見せようとしたのか、北条氏への恨みだったのか。そして、その面を見た母は我が子の死に何を思ったのか。兄が弟を殺し、祖父が孫を殺し、甥が叔父を殺す。北条一族の歴史は、血生臭い。 -
手水が温泉なのは有名。
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桂川の向こうに見えるのは「独鈷の湯」。
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「独鈷の湯」
弘法大師が、桂川で病父を洗う少年を見て心うたれ、独鈷杵(仏具)で川の岩を打ち霊湯を湧出させ、父子に温泉療法を伝授したという修善寺温泉発祥の湯。一打で湯を沸き立たせるとは、さすが空海。 -
修善寺温泉を流れる桂川には5つの橋が掛かっており、それぞれに恋にまつわるご利益があるといわれていて、これらの橋を巡ることを"恋の橋めぐり"と言うのだと。還暦過ぎたオバサンは"恋の橋"なんて言葉を聞いただけで顔が赤くなるわ。
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「竹林の小径」
温泉街の中心部を流れる桂川に沿う遊歩道。竹林の中央では大きな竹製の円形ベンチが置いてある。 -
ベンチに寝転がって竹と空を写すのが人気と聞いてやってみたが、人気の理由が判らず。多分、写真の撮り方が下手なのね・・・。
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そろそろ蕎麦でも食べに行こうか。大分お客さんも引いて良い頃合いだろうと思ったら、目を付けていた蕎麦屋が本日分売切れで店じまい。行列のできている蕎麦屋があったので最後尾に並んだら、列の前の人に"もう私らで今日の分は終りだそうです"と言われた。朝から夜まで通しでやってる蕎麦屋なんて修善寺には無いのね。目論見、外れる。
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ランチ難民になった・・・とトボトボ歩いていて見つけた蕎麦屋さん「さくだ」。そういやぁ、この店、伊豆のガイドブックに載ってたなぁ。確か屋台の蕎麦屋だった。どうせ、もう終わりだろうなと思いながら恐る恐る"一人なんですけど入れますか"と聞いてみた。"一人なら何とか"とかお返事いただく。やったぁ、難民にならずにすんだ!
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メニューは一種類のみ。先ずは山葵だけで食すお蕎麦。ザ・シンプル。山葵も上質、蕎麦も上質。だだ正直なところ"味が無い"というのが私の感想(笑)。隣の若いカップルが店のご主人に感想を聞かれて"とっても美味しいです!"と答えていた。オバサンには判らんこの渋い旨さを、まだ若いアンタらが理解しているというのか、なんか大人だな。オバサンの負けだ。続いて私の番。ご主人:"どう?" さるお:"山葵の辛味がお蕎麦を引き立ててます!"と尤もらしく答えたけども。
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"好きなだけ山葵付けてね"と優しいご主人。何と御年86歳。蕎麦を作るキビキビとした動きからは、とても86歳とは思えません。戦時中の話等をしていただき、なんか蕎麦云々よりも、ご主人とこうして会話できたことの方が目出度い気がした。
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こちらがメインの「たぬき蕎麦」。こちらは出汁まで美味しく飲み切りました。この後、御出汁で割った蕎麦湯が登場。天かすとネギと柚子のトッピング。この蕎麦湯が絶品。舐めるように飲み干した。
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途中の桜。見頃は、まだまだこれから。
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「指月殿」
北条政子が息子頼家の冥福を祈り菩提所として建立したもの。数千巻の経文を寄進し菩提を弔ったといわれているが大半は散失し、現存するものはわずか8巻。そのうちの第23巻が修禅寺宝物館に置かれている。伊豆最古の木造建築。本尊の釈迦如来像は、禅宗式という珍しい形で、持物のないはずの釈迦像が右手に蓮の花を持っているのが特徴。
北条政子な、歴史には名を残したけど、息子二人を身内に暗殺され、娘は政争で許嫁を失い失意のまま早逝と、子供達は悲運な道をたどっている。昔と今じや子供に対する思いも違うのだろうけど、自身の実家の権力争いに巻き込まれた子供達のことをどう感じていたのか、父(北条時政)や弟(北条義時)の事をどう思っていたのか、尼将軍と呼ばれていたけど自身の意思は政策にどこまで反映されていたのか、聞いてみたいことが山ほどある。 -
「源頼家の墓」
指月殿境内にある。父頼朝の後を継いで18歳で鎌倉幕府の二代将軍になった頼家は、やがて政争に巻き込まれ修禅寺に幽閉された後、祖父北条時政の手により23歳という若さで当時修禅寺門前の虎溪橋際にあった筥湯で入浴中に暗殺される。 -
「十三士の墓」
現在工事中で近づけないが、源頼家の墓の側に十三士の墓がある。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のネタ元。源頼家の家臣十三人が、頼家が殺された6日後に再起を期して謀叛を企てたものの挙兵前に発見され殺されたと伝えられ、その家臣の霊を祀っているといわれている。 -
「日枝神社」
昔は修禅寺の鎮守様だった神社。源頼朝の弟・源範頼が幽閉されていた跡地が残っている。 -
絵馬の自販機。今時。
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「ハリストス正教会」
静岡県の文化財に指定されている教会。基本構造は日本建築で、外見を洋風に仕上げている。訪問時は閉まっていた。毎月2日曜日(AM10:00~)のみ見学可能。 -
修善寺を二時間程散策し宿へ向かう。
本日のお宿「桂川」。修善寺温泉の端に位置する。共立グループ。私は、こじんまりした宿が好みの為、共立リゾートのような大型旅館は余り利用しないのだが、予約時("じゃらん"利用)、空いている旅館がココしかなかった。 -
建物の中に橋があったり、昭和の大型旅館を思わせる造り。昔は、会社の団体客やら何やらでブイブイいわせてたんだろうな。
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シングルの部屋。まぁ予想通り。共立リゾートの良いところは、一人客の受け入れがあり気軽に使えるところです。
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「桂川」さんは、男女別の大浴場と露天風呂の他に、7つの貸切露天風呂があり予約は不要、空いていれば利用できます(共立リゾートスタイル)。7つの貸切風呂の内4つに入れました。いつ行っても空いているというわけではありませんでしたが、思ったよりは入れる確率が高かった。大浴場も空いていた。
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大浴場の露天風呂からは、山肌に咲く山桜が見れました。満開には、程遠かったけど早咲きの桜が数本、目を楽しませてくれた。露天風呂は9Fにあるので、満開の時期は、花見風呂になるでしょうね。
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本日の浴衣。最初にMサイズの浴衣を着たら、丈がチンチクリンで。Lサイズに変えました。他のお客さんを見てみたら、皆さん、丈短めで着ていたので、そういうサイズ感なのでしょう。
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夕食はバイキング。高級食材が並ぶというわけではありませんが、工夫のされたバイキングと感じました。
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(小さいですが)キンメダイの煮つけもあり。他に、ご当地物は、静岡おでん、はんぺんフライ、三島コロッケなど。
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先付用に用意されたと思われる小箱。
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中身は、こんな感じ。
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私の夕食がコチラ。ステーキは冷めていてイマイチ。ビールと日本酒が並んでいるのはご愛敬。追加注文も面倒なので初っ端に両方オーダー。
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ビールだけでも良かったのだけど、この唎酒セットが550円と激ヤス。そりゃ飲むわね。
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