2025/12/29 - 2025/12/29
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ヌールッディーンさん
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廸化街周辺(大稲埕)は、元々は龍山寺周辺の艋舺から袂を分かった人々が移り住んでできた街で、台湾北部の茶が海外に輸出されるようになる時期に艋舺がその流れに乗らなかったのに対し、大稲埕はその流れに乗ることで大きく繫栄した街でした。
かつての台湾北部の物流の中心地であり、少し前までは「古い町並みが残った乾物、漢方薬、茶葉、布などの問屋街」というイメージでしたが、最近はおしゃれなリノベーション店舗が続々出店されているらしいという話を聞いていたので、久しぶりに訪ねてみました。
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- 旅行の満足度
- 5.0
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廸化街への行き方は、MRTの場合、北門と大橋頭が最寄り駅ですが、今回は北門から北上していく形で見ていきました。台北城の北門周辺は大稲埕に通じる場所であるため早期に繫栄した(西門は艋舺に通じる場所であるため同様に繫栄した)という歴史もあるので、交通上の支障がなければ北門から始めるのがおすすめです。
廸化街の商圏に本格的に入る前に、2階と3階を貫くジャイアントオーダー的な装飾柱が連なっている2件の建物を発見。この地域がいかに栄えていたかがわかる気がします。
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交差点の角の建築は他よりも目立つ意匠のものが多いように思います。
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セブンイレブンもこんな感じで町並みに溶け込んでいました。
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永楽布業市場。今回見た大稲埕(廸化街)では、個別の店舗は観光客向けにドライフルーツなどを売っている店が一番目につき、漢方薬、お茶、海産物関係の店がところどころにあるという印象で、布の店はほとんど見かけませんでした。地元の人が買い物をする場所から観光客が買い物をする場所へとシフトしていると感じました。
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ブロークンペディメント、3階窓下の装飾的な意匠、道路に面した窓の周辺のレンガとコンクリートによる縞模様など、かなり力の入った建築。
「小樽手作珈琲」とあり、小樽とコーヒーってそんなに深い関係あったかな?という疑問が出てきましたが、店主がどちらも気に入っているということなのだろうと推測しています。
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台北霞海城隍廟。久しぶりに見ると、廟自体はかなり小さいと感じました。
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鉄花窓も見どころの一つです。
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よく見ると結構凝った装飾のものも散見されます。
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店頭に並んでいる商品が、ほぼパッケージ包装されているのが、今回訪問した時に強く印象に残りました。以前(前回訪問は2009年)は量り売りを前提とするようなやり方がもっと多かったように思います。
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品名や分量と値段が分かりやすく表示されており、誰でも買いやすいシステムになったとは言えそうです。観光客にとって買いやすくなったのは間違いないでしょう。
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今でもビニールで包装されていない売り方もたまに見かけます。
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廸化街のメインストリートでは少なくなりましたが、特に外れの方や横道に入ると、今でもこうした売り方をしている店が結構ありました。
ちなみに、ドライフルーツなどは横道に入っても売り方(包装されている)は同じですが、メインストリートよりも若干値段が安い場合が多いので、メインストリートで相場を見て、横道で買うのがおすすめかも知れません。
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以前はこうした食材や香辛料をもっと見かけた気がします。品名が表示されているのは、それが何であるかを知らないような人(旅行者)が買いものをするようになったからでしょう。
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こんな感じで「整っている」店が増えたな、という感じです。
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以前は店舗前は割とこんな感じで(これ以上に)雑然としていた印象でしたが、外れの方や横道に入るとこうした感じはまだ少し残っていたようです。
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昔風の雰囲気
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今回の旅行では台湾茶や茶器を買うのも目的の一つだったので、廸化街から重慶北路に足を延ばして老舗の茶行をいくつか回りました。林茂森茶行は、同じ種類のお茶でも各種グレードを揃えていて分かりやすかったのと、店内の清潔感が好印象です。看板にsince 1883とあり、隣の林華泰茶行と同様に大稲埕付近で現存する最古の茶行の一つと思われます。
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大稲埕付近で現存する最古級の茶行の一つ林華泰茶行は1883年創業。噂通り様々なグレードのお茶を比較的リーズナブルな値段で売っている印象でした。
鉄観音の9段階中3番目に高いグレードのものを150g購入で400元(購入時のレートで約2,000円)。1日5g使用すると30日分の計算になるので、1か月2,000円は私的には許容範囲かと。レートがかつてのように1元=3円くらいだったら相当お買い得なんですが。
ちなみに、ここでは、お茶の製造工程なども見学できます。
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新芳春茶行は現在は営業していない老舗茶行で建物(1934年築)が歴史的建造物となっています。中ではお茶に関する展示がありますが、訪問時は月曜日だったので休館日でした。
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有記名茶も1890年創業の老舗茶行で、朝暘公園(お茶作りの工程を示すパネルがある)に面しています。
お土産などに使えそうなティーバッグなどの商品が充実している点が、重慶北路の2つの茶行との違いでしょうか。林茂森と林華泰は昔ながらの問屋スタイルですが、こちらは小売の店という感じなので。
また、ここでもお茶工場の見学ができますが、パネルでの説明も充実しており、分かりやすいのでお勧めです。
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廸化半日は廸化街の古建築をリノベーションしたおしゃれなカフェとして有名だったので、ちょっと見てみました。お茶や茶器が売っているほか、カフェをやっているようです。
私の場合、先に老舗の問屋でお茶や茶器を買っていたので、値段が高く感じてしまい手が出ませんでした。パッケージなども含めて、やや洗練された感じのものを送りたい時にはお土産としてはよいと思います。
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廸化街から1本河側(西側)の通りである西寧北路。
観光客はほぼいない地区ですが、かつてはここの通りが運河だったというので、何か痕跡がないか、この地域の成り立ちのヒントが得られればと思い、行ってみましたが、運河だった時の痕跡はほぼ見つけられませんでした。
(強いて言えば、写真は南向きに撮影していますが地点の後ろ側には北へ向かう道路がないというのが、運河の形と整合しているくらいでしょうか。写真の右側から前面に向かって運河が続いていたはずなので。)
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西寧北路でほぼ唯一興味深かったのは「納豆劇場」くらいでしょうか。
この建物の場所はかつては「周氏進春茶行-製茶工場」の跡地で、林経甫という人が人形劇場にしたものです。「納豆」の名前の由来は、この林さんの父がかつて日本で納豆を売りながら生計を立てて医学博士を取得し、後に台湾の医療に貢献をしたことから、父の堅忍不抜と愛の精神を記念して名付けたそうです。
現在は「健康的で優雅な高齢化社会」の拠点を目指して活動の場を提供しているようですが、月曜日のため休館中だったので、具体的にはあまり分かりませんでした。
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午前中いっぱい廸化街を見た後、別の地域に行きましたが、買い忘れたものがあったので夕方、再度廸化街周辺に戻りました。ちょうど夕景の時刻だったので、大稲埕碼頭広場から南に向けて散歩しながら台北駅周辺に戻ることにしました。
広場周辺は食べ物やなどもあるので結構人が集まっています。
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南に下がると混雑はなくなっていきます。
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川辺から台北駅方面に向かう際、高速道路が交わるところがあったので、信号待ちをしながら撮影。
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