だいぶ前のことなのですが、奈良へ旅行に行ってきました。<br />奈良は修学旅行以来で、とても久しぶりに訪れました。京都は何度か旅行に行っているのですが、中々奈良の方までは行けておらず、いつか大人になってからも行きたいなぁと思っていました。<br />今回は奈良市内の寺社巡りをメインに、友人とともに2泊3日の旅をしてきました。

まほろばへの旅

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2025/02/21 - 2025/02/23

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エリア

奈良市(奈良)

奈良市内までは京都駅より近鉄奈良線で向かいました。
1泊目は変なホテルプレミア奈良さんに宿泊しました。
ホテルに荷物を預けた後、春日大社へ向かいました。本殿参拝前にまずはお昼ごはんを…ということでこちらの春日荷茶屋さんにて万葉粥をいただきました。とても美味しかったです。
いよいよ本殿へ。参道には神の遣いである鹿がたくさんいました。
春日大社は修学旅行では行かなかったので、はじめての参拝となりました。教科書やガイドブックで見た荘厳な景色が目の前に広がっており、感動しました。

その後ホテルへ戻ってチェックインし、夕飯を食べに外へ。1日目の夕飯はしゃぶしゃぶ松山さんにて牛と豚のしゃぶしゃぶをいただきました。至福のひとときでした。
2日目の朝はホテルの1階にあるオテンキパーラーさんにて朝食ビュッフェ形式でいただきました。宿泊者以外も利用ができ、ランチやカフェタイムには喫茶店として営業しているようです。個人的にはフレンチトーストがとても美味しかったです。
チェックアウトをした後は荷物を近鉄奈良駅のコインロッカーに預けて西ノ京駅へ移動しました。まずは駅から歩いてほど近い場所の薬師寺へ向かいました。薬師寺では参拝した後境内を散策し、法話を拝聴しました。
薬師寺は学生時代に修学旅行で訪れたことがあったのですが、その時はちょうど東塔が修復中で見れなかったので、今回の旅ではじめて見ました。修復などはされていますが白鳳時代から変わらず今も佇んでいる姿は圧巻で、まさに「凍れる音楽」でした。
薬師寺参拝後、すぐ近くにある西ノ京珈琲さんにてお昼ごはんをいただきました。私は美人たまごの焼きカレーというメニューを注文しましたが、卵の濃厚な味わいが焼きカレーとマッチしており、とても美味しかったです。

昼食後、少し歩いて唐招提寺へ向かいました。唐招提寺は修学旅行で行かなかったので、はじめての参拝となりました。厳かで静かな、他の寺社とは少し違う空気を感じました。特に奈良時代に建立された金堂のご本尊・盧舎那仏坐像は天平文化の名残を残していました。
鑑真和上によって開かれた唐招提寺ですが、その鑑真和上の御身代わり像を拝むことができました。実物の国宝の鑑真和上坐像は普段御影堂に奉安されており、年に3日の特別公開日以外は拝むことができないようです。
唐招提寺を後にして近鉄奈良駅までバスで戻り、その後再びバスで2日目の宿泊地・奈良ホテルへ向かいました。奈良ホテルは人生で一度は泊まってみたいと思っていた憧れのホテルで、今回の旅でそれが実現でき、とても嬉しかったです。
ホテルチェックイン後、少しお部屋でゆっくりした後にホテルから歩いてすぐ近くの興福寺へ行きました。五重塔は現在120年ぶりの大改修をおこなっているため、実物を拝むことはできませんでした（写真参照）。修了は2033年の秋ごろだそうです。
興福寺は次の日も参拝したのですが、この日は中金堂へ。学生時代に修学旅行で訪れた時はまだ再建途中だったため、今回初めて再建落慶後の姿を見ました。江戸時代に造立された堂内のご本尊・釈迦如来坐像は金色に輝いており、とても印象に残るお姿でした。

興福寺を後にし、夕飯はお好み焼きパルコさんにていただきました。お好み焼きとソバメシを食べたのですが、とても美味しかったです。
夕食後、ホテルに戻ってきました。部屋に戻る前に本館ロビー「桜の間」でひとやすみしました。このお部屋にはアインシュタインが宿泊した時に弾いたピアノが置いてありました。100年の趣を感じることができました。
3日目の朝は宿泊した奈良ホテルにて茶がゆ定食をいただきました。郷土料理の茶粥と美味しい和食の品々で目が覚めました。また食べたいです。
ホテルをチェックアウト後、再び興福寺へ行きました。まずは南円堂へ。
南円堂参拝後、境内にある国宝館へ向かいました。こちらでは有名な阿修羅像とご対面できました。修学旅行以来でしたが、やはり息を呑む美しさでした。