2年連続でバースデーシーズンに北京へ2025③

2025/10/31 - 2025/11/02

今秋の旅行も誕生日を跨ぐ日程となり、ANAタイムセールを利用して10月31日～11月2日に北京へ行く事に。北京は昨年も紅葉が見頃である誕生日前にヨーロッパへの乗り継ぎで少しばかり滞在し、紫禁城周辺を訪問していました。
3日目は帰国までに北西部にある頤和園と円明園を訪れました。

エリア 北京(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

人民大学で乗り換えながら西苑で下車し、銀杏並木が生えた歩道を西へ。

清朝第6代皇帝の乾隆帝が母親の還暦を祝い、1750年に清漪園という名称で整備された皇室庭園「頤和園」へ。1860年に第二次アヘン戦争で破壊されましたが、西太后によって復元され、名称も改められました。

頤和園 広場・公園

皇帝が政務等を行った場所である「仁寿殿」。

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

庭園内北側には中軸線に沿って建っている「万寿山」があり、最大の見所は乾隆帝が母の健康と長寿を祈願して建てたという中腹にある「仏香閣」。知春亭付近からこの庭園を象徴する風景が撮影可能で朝に来れば順光で納められます。

頤和園 広場・公園

園内の4分3は人工湖・昂明湖が占めており、杭州の西湖を模して造られています。

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

全長は728mで中国最長の回廊としてギネス世界記録にも登録されている万寿山の南麓を南北に伸びている長廊。

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

「石舫」とも呼ばれている大理石で出来た船「清晏舫」。この船を気に入っていた西太后は度々この船の中で宴会を開いていたとの事。

頤和園 広場・公園

長廊の梁や柱には14000以上の風景画等が描かれており、「三国志」・「西遊記」等、日本人にもおなじみの物語がテーマになったものもあります。

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

清晏舫から引き返した後は別料金スポットである仏香閣方面へ。

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

仏香閣の内部に安置されている高さ5mの千手観音菩薩像。

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

仏香閣から北宮門方面へ近道は出来なかった為、一旦湖畔へ戻る事に。

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

北宮門付近には乾隆帝が中国東部の古都蘇州を模して造った「蘇州街」がありますが、工事中となっていました。

頤和園 広場・公園

頤和園 広場・公園

かつては清朝皇帝達の夏の離宮となっていた「円明園」へ。円明園・綺春園・長春園という構成となっており、頤和園から地下鉄4号線で2駅移動して綺春園・長春園区域を巡ります。

円明園 城・宮殿

「万園の園」とも呼ばれたこの庭園は頤和園と同じく1860年の第二次アヘン戦争で英仏連合軍によって破壊された過去があります。

円明園 城・宮殿

円明園 城・宮殿

円明園 城・宮殿

円明園 城・宮殿

円明園 城・宮殿

南側から長春園に入って西洋楼景区の西口に続く道の銀杏並木が絶景でした。

円明園 城・宮殿

寄り道して福海のそばも歩いてみる事に。

円明園 城・宮殿

円明園 城・宮殿

円明園 城・宮殿

円明園 城・宮殿

前日の万里の長城版に続き、チョコ味の円明園アイスを購入。

円明園 城・宮殿

第二次アヘン戦争で被害を受けた事を物語っている西洋楼景区へ。

円明園 城・宮殿

円明園 城・宮殿

円明園 城・宮殿

円明園 城・宮殿

円明園 城・宮殿

円明園 城・宮殿

円明園 城・宮殿

円明園 城・宮殿

最大の見所の一つである西洋式の噴水遺跡である大水法。

円明園 城・宮殿

西洋楼景区と同じく別料金での入場が必要となっている模型展へ。当スポットの3つの全景が模型で再現されています。

円明園 城・宮殿

円明園 城・宮殿

円明園 城・宮殿

先程訪問した西洋楼景区の部分は当時の様子が再現されており、いかに甚大な被害を受けたかが実感出来ました。

円明園 城・宮殿

円明園 城・宮殿

綺春園・長春園のみの滞在でも90分程掛かってしまい、雍和宮滞在は諦めて首都空港へ向かう事に。先に7時から営業している当スポットを訪れるべきでしたね…。

円明園 城・宮殿

首都空港の駅には搭乗便の約2時間40分前に到着し、入場規制の為、数分待たされてから第3ターミナル内へ。ANA公式サイトには当空港でのモバイル搭乗券使用は可能と記載されていますが、実際はカウンターで搭乗券を受け取る必要がありました。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

手荷物検査を受けた後は到着時と同じく新交通システムに乗って国際線便搭乗口があるターミナル3Eへ移動。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

出国審査を終えてトランジットエリア内へ。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

北京首都国際空港は北京最大の空港で第3ターミナルは2008年に開業。昨年の北京滞在では乗り継ぎで2019年に開業した第2の空港である大興国際空港を利用し、曲線美のザハ建築に魅了されましたが、このターミナル内にも中国文化が楽しめるコーナーが幾つか設けられていました。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

北京首都国際空港 (PEK) 空港

一通り散策した後は中国国際航空ラウンジへ。平SFC民でもファーストクラスラウンジを利用出来ました。

中國国際航空ファーストクラスラウンジ (北京首都国際空港) 空港ラウンジ

中國国際航空ファーストクラスラウンジ (北京首都国際空港) 空港ラウンジ

今年4月に訪れた上海浦東国際空港の同航空会社ラウンジより食事の質が高く、ビジネスクラスラウンジも同様の様です。

中國国際航空ファーストクラスラウンジ (北京首都国際空港) 空港ラウンジ

一部曜日に北京へ飛来しているトルクメニスタン航空。効率は低めですが、北側の連絡誘導路を通る飛行機を順光で撮影出来る環境でした。

中國国際航空ファーストクラスラウンジ (北京首都国際空港) 空港ラウンジ

北京首都国際空港 (PEK) 空港

帰国便はANA962便羽田行でB777-300ER JA791Aによる運航。珍しく短距離路線でB777-300ERが定期で投入されており、復路では所定通りの機材に搭乗します。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

プレミアムエコノミー席の3列目に空きが出ていたので、急遽そちらを選択。システム不具合で非常用設備案内はデモンストレーションとなり、アジア便なので、かつて国際線で活躍していたB777-200ERの様でした。

出発後約20分でランウェイ36Rより離陸。

出発時よりエンターテイメントシステムの不具合が発生しており、離陸から暫くしてから復旧作業が始まりました。

唐山市の南端部より中国大陸を離脱。

復旧作業から数分経ったところで離陸前に流れなかった安全ビデオが上空で放映されました。

復路便では「豚焼き肉丼」が提供。ラウンジで腹を満たした後でもおいしく頂ける味でした。

離陸から35分程経って大連付近まで飛行した時点で漸くエンターテイメントシステムが復旧。往路便は10月搭乗だった為、ラインナップが若干異なっていました。

韓国上空は雲混じりで見辛く、写した街はソウル市内かと思ったらソウルの郊外でした。

名古屋周辺まで来た時にはすっかり夜空に。

羽田空港では出発時と同じく109番ゲートに到着。悔いは多少ありましたが、紫禁城周辺以外の北京の観光スポットを概ね網羅出来て充実した3日間でした。今年は欧州には行かなかったものの出国回数は例年より多めとなり、充実した海外経験になったと思います。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港