2024/09/06 - 2024/09/06
57位(同エリア71件中)
piglet2017さん
- piglet2017さんTOP
- 旅行記80冊
- クチコミ2702件
- Q&A回答5件
- 368,312アクセス
- フォロワー4人
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
2024年度は、かつてのヴェネツィア共和国の領土を中心に、北イタリアの世界遺産を巡ってきました。
イングランドのマナーハウス巡りをした際、よく目にした「パッラーディオ様式」という言葉が、イタリアの建築家アンドレーア・パッラーディオの建築作品からきていることを、今回の旅で初めて知ることになりました。今は世界遺産となっているパッラーディオの建築が多く残るヴィチェンツァを訪れます。まずは、パッラーディオの傑作と呼ばれる「ラ・ロトンダ」から見学スタートです。その後、お隣に建つ「小人の館」にも立ち寄りました。
- 旅行の満足度
- 5.0
-
ベヴィラクア城の朝食会場です。右壁には、ライオンのような動物が口を開けた暖炉跡があります。
Relais Castello Bevilacqua ホテル
-
ドラゴンフルーツなどの各種フルーツや、カスタードクリーム入りクロワッサンをいただきました。
Relais Castello Bevilacqua ホテル
-
ヴィチェンツァにやってきました。タッチ決済のできるBorgo Berga駐車場を利用しました。雨の中を歩いて15分、小さな丘の上に建つ世界遺産「ラ・ロトンダ」に到着しました。見学時間は限定されていて、金曜から日曜までの10~12時、15~18時です。
ヴィラ アルメリコ カプラ (ラ ロトンダ) 建造物
-
たった一枚しか現存しないアンドレーア・パッラーディオの肖像画です。小人の館に展示されていました。現在、ラ・ロトンダも小人の館も、ヴィチェンツァの貴族ヴァルマラーナ一族が所有しています。
ヴィラ アルメリコ カプラ (ラ ロトンダ) 建造物
-
ラ・ロトンダの模型です。正方形の中心にドーム、四方は古代ギリシアの神殿のようになっていて、丘の上から360度の眺めを楽しめるようになっています。
ヴィラ アルメリコ カプラ (ラ ロトンダ) 建造物
-
ドームの中央から光が射しこみます。建築当初は窓はなく穴が開いていて、空気が循環して夏も涼しく過ごせるようになっていました。
ヴィラ アルメリコ カプラ (ラ ロトンダ) 建造物
-
穴の真下にある排水溝です。昔は穴から入ってくる雨を排水していました。今日も雨だからか、靴の上に青いビニール袋を履いての見学となりました。
ヴィラ アルメリコ カプラ (ラ ロトンダ) 建造物
-
天井には寓意画が描かれていました。ユニコーンの角が地面に刺さっています。
ヴィラ アルメリコ カプラ (ラ ロトンダ) 建造物
-
円形ホールの壁には、だまし絵の柱の間にオリンポスの神々が描かれていました。
ヴィラ アルメリコ カプラ (ラ ロトンダ) 建造物
-
ラ・ロトンダから500mのところにある「ドワーフの館」にやってきました。邸内はティエポロのフレスコ画で装飾されています。
ヴィラ ヴァルマラーナ アイ ナーニ 観光名所
-
1670年に完成した邸宅を、1720年にヴァルマラーナ兄弟が購入しました。キエリカーティ絵画館に展示されていたヴィチェンツァの貴族ヴァルマラーナ一家の肖像画です。入場券を購入したアトリウムに置かれたピアノの上に、この絵の左半分を模写した作品が展示されていました。左端の人物がパッラーディオの友人で支援者でもあったジャナルヴィーゼ・ヴァルマラーナです。
ヴィラ ヴァルマラーナ アイ ナーニ 観光名所
-
「イフィゲネイアの間」の天井から、アルテミスが救いの雌鹿を地上へ送ります。
ヴィラ ヴァルマラーナ アイ ナーニ 観光名所
-
アガメムノン王が、娘のイフィゲネイア王女を生贄に捧げようとしているところに、天上から王女の代わりに犠牲になる雌鹿が届けられました。
ヴィラ ヴァルマラーナ アイ ナーニ 観光名所
-
「イーリアスの間」。妻を奪おうとしたアガメムノンに剣を抜いて襲いかかろうとした寸前、女神アテナに髪をつかまれて阻止されたアキレスです。
ヴィラ ヴァルマラーナ アイ ナーニ 観光名所
-
トロイア戦争で夫を殺されて捕虜となり、アキレスの妻となったブリセイス。新たな主人アガメムノンに引き渡すために、アキレスのテントから連れ出されます。
ヴィラ ヴァルマラーナ アイ ナーニ 観光名所
-
傷心のアキレスを慰めようと、母テティスが海から現れます。
ヴィラ ヴァルマラーナ アイ ナーニ 観光名所
-
「アエネーイスの間」。トロイ陥落後、アイネイアスは都を脱出、カルタゴに漂着しました。アイネイアスは、息子アスカニオスに変装したキューピッドを、カルタゴ女王ディドに紹介しています。キューピッドが放った矢のおかげで、ディドはアイネイアスと恋に落ちることになります。
シンガーソングライターのダイドは、カルタゴ建国のこの女王にちなんだ名前だったのですね。ヴィラ ヴァルマラーナ アイ ナーニ 観光名所
-
恋のとりこになったアイネイアスを見て、ゼウスがヘルメスを使者に送り、トロイア再興のためにいい加減に目を覚まして、ラティウムへの旅を続けるよう命じます。
ヴィラ ヴァルマラーナ アイ ナーニ 観光名所
-
「狂えるオルランドの間」。アンジェリカは瀕死のサラセン人歩兵メドロに会い、その傷を癒します。恋人となった記念に、樹皮に二人の名前を刻むアンジェリカ。恋人たちの行動は今も昔も変わりません。
アンジェリカに片思いしていた騎士オルランドは、失恋して発狂したそうです。ヴィラ ヴァルマラーナ アイ ナーニ 観光名所
-
本館パラッツィーナの見学を終え、眺めのよい小さな庭に出てきました。
ヴィラ ヴァルマラーナ アイ ナーニ 観光名所
-
今度は、招待客のために建てられた別棟ゲストハウスを見学します。こちらのフレスコ画は、主に息子のジャンドメニコ・ティエポロが担当しています。
ヴィラ ヴァルマラーナ アイ ナーニ 観光名所
-
農民の暮らしが描かれた「農民の間」です。ゲストハウスの各部屋にはヴェネチアングラスのシャンデリアが取り付けられていて、部屋に入るとセンサーで点灯するようになっていました。ガラスペーストで作ったいろいろな色の花がはめこまれたシャンデリアは、部屋ごとにデザインが違っていて、照明も見どころになっています。
ヴィラ ヴァルマラーナ アイ ナーニ 観光名所
-
「オリンポスの神々の間」のフレスコ画は、父親のジャンバッティスタ・ティエポロが担当しています。
ヴィラ ヴァルマラーナ アイ ナーニ 観光名所
-
愛の女神ヴィーナスの前に現れた軍神マルス。キューピッドは何を考えているのでしょうか。
ヴィラ ヴァルマラーナ アイ ナーニ 観光名所
-
「カーニバルの間」の壁には、だまし絵の階段があり、ムーア人の召使がコーヒーを運んでいます。
ヴィラ ヴァルマラーナ アイ ナーニ 観光名所
-
「プッティの間」はレストランになっていました。お化けごっこをして遊ぶプッティ、驚くプッティの表情も秀逸です。
ヴィラ ヴァルマラーナ アイ ナーニ 観光名所
-
カフェになっているテラスからは、よく手入れされた美しい田園風景を眺められます。右手の丘の上に建っているのは、モンテ・ベリコの聖マリア教会で、15世紀に聖母マリアの御出現があった聖地だそうです。
ヴィラ ヴァルマラーナ アイ ナーニ 観光名所
-
最後に堀の上に立ち並ぶ小人たちの像を見学しながら道を進みます。
昔、この館には小人症の姫ライアーナが、同じく小人症の召使たちと暮らしていました。ある日、館の門から入ってきた美貌の王子に一目ぼれしたライアーナは、自分の体が普通ではないことに気づき、塔から身を投げて命を絶ちました。忠実な召使たちは石となり、永遠にライアーナを見守っています。
こちらの像は、ライアーナの乳母かもしれません。ヴィラ ヴァルマラーナ アイ ナーニ 観光名所
-
Viale Massimo D'Azeglioに出ると視界が開け、ヴィチェンツァの旧市街が一望できました。左から大聖堂、世界遺産バジリカ、高くそびえる時計塔、サント・ステファノ教会のクーポラ、サン・ミケーレ教会のとんがり屋根、サンタ・コロナ教会の鐘楼まで、ヴィチェンツァのスカイラインを彩るランドマークが並んでいます。
ヴィチェンツァ市街とヴェネト地方のパッラーディオ様式の邸宅群 史跡・遺跡
-
モンテ・ベリコの階段を下りていきます。モンテ・ベリコの聖域を目指す巡礼者のための階段で190段あります。階段の登り口にある目印の凱旋門のような門も、パッラーディオの設計で世界遺産に含まれているそうです。
ヴィチェンツァ市街とヴェネト地方のパッラーディオ様式の邸宅群 史跡・遺跡
-
クレジットカード支払いのできるヴェルディ駐車場に移動しました。
世界遺産に指定されているパッラーディオ建築を見ながら、ヴィチェンツァ旧市街を散策します。旧市街入口にあるカステッロ広場には、3本の円柱の並ぶ細長い建物Palazzo Porto Breganzaがありました。パッラーディオがポルト家のために設計した邸宅の一つで、もう一つは修復中で工事幕で覆われていて見れませんでした。ヴィチェンツァ市街とヴェネト地方のパッラーディオ様式の邸宅群 史跡・遺跡
-
アンドレア・パッラーディオの名を冠した通りの入口の両側にパッラーディオの建築が残されています。こちらはティエネ家のために設計したPalazzo Thiene Bonin Longareです。
アンドレア パッラーディオ大通り 旧市街・古い町並み
-
反対側にはPalazzo Capraがありました。こちらの柱には溝が刻まれています。
アンドレア パッラーディオ大通り 旧市街・古い町並み
-
こちらは、ラ・ロトンダ、小人の館も所有しているヴァルマラーナ家のために建てられたヴァルマラーナ宮です。
ヴィチェンツァ市街とヴェネト地方のパッラーディオ様式の邸宅群 史跡・遺跡
-
パッラーディオの支援者だったヴァルマラーナ家のために建てただけあって、壁面にもいろいろな浅浮彫があり豪華です。
ヴィチェンツァ市街とヴェネト地方のパッラーディオ様式の邸宅群 史跡・遺跡
-
アンドレア・パッラーディオ通りにあるPalazzo Poianaです。中央のアーチの下にある路地をまたぐように建てられていました。
アンドレア パッラーディオ大通り 旧市街・古い町並み
-
ヴィチェンツァの貴族Barbaranoのために建てられたPalazzo Barbaran da Portoです。ヴィチェンツァ旧市街で、パッラーディオが最後まで関わって完成させた唯一の大邸宅で、現在はパッラーディオ博物館になっていました。貴族の邸宅と言えども、建築資金が尽きると工事は中断し、数年後にお金ができてから工事を再開するので、設計はしても建物の完成を見届けるケースは少なかったそうです。
パッラーディオ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
設計図完成後に施主が隣の家を購入したので、二つの建物をつなぎ合わせるために、1階がアトリウムになっていました。
パッラーディオ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
パッラーディオ博物館の2軒先に、イタリアの作家ルイージ・ダ・ポルトの家がありました。
-
ルイージ・ダ・ポルトとは、後にシェイクスピアによる演劇で誰もが知る物語となる『ロミオとジュリエット』を執筆した原作者です。もちろん後日、ジュリエットの家にも行く予定です。
-
サント・ステファノ教会近くに建つPalazzo Thieneです。マントヴァで活躍していたジュリオ・ロマーノが設計、若きパッラーディオがプロジェクトを引き継ぎ建設したものです。マントヴァで見てきたロマーノの建築と比較すると、パッラーディオの方がすっきりした外観になっている気がしました。
ヴィチェンツァ市街とヴェネト地方のパッラーディオ様式の邸宅群 史跡・遺跡
-
パッラーディオ通りの出口付近にある世界遺産、公証人コゴッロの家です。これまで見てきた貴族たちの邸宅と違い、こぢんまりしていますが、パッラーディオ建築に欠かせない円柱や付柱を確認できました。
アンドレア パッラーディオ大通り 旧市街・古い町並み
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
ヴィチェンツァ(イタリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
42