2025/10/20 - 2025/10/30
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Tom Sawyerさん
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梅里雪山は、八ヶ岳のように連なる山々の総称で、雲南省 デチェン・チベット族自治州にあり、山の向こうはチベット自治区。
1991年に京都大学の登山隊17名がカワカブ山頂を目指し、あと少しというところで悪天候。
就寝中の不運か雪崩に巻き込まれ、全員死亡するという痛ましい遭難事故があったことを覚えている人も多いと思います。
現在は、カイラス山と並ぶチベット仏教の聖地、信仰の山として全山登山禁止に。
雲南省の旅行中は毎日がワクワク(^^♪
『徳欽』は、今回の旅のハイライト!!
その神秘の山々の展望と明永氷河付近のトレッキングを楽しみます(^_-)"*
表紙は梅里雪山最高峰カワカブ(6740m)と明永氷河。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 団体旅行
- 利用旅行会社
- ユーラシア旅行社
-
10月23日(木)
16:20 チベット仏教の寺『飛来寺』
バスを降りて、緩やかな坂をマニコロを回しながら下りていきます。
見上げると突き抜けるような青空、風にたなびく5色のタルチョ。
倦怠感を感じながら、大気の密度と気圧の関係のこと、小学生でも分かることをなぜだろうって、真剣に考えていたんだよ、バカだね~(-.-) -
飛来寺は海抜3439m。
ガイドの甘さんから、文化大革命で破壊され、その後再建されたと説明あり。
Googleの翻訳によると
上:飛来寺はチベット語で「吉祥の空」を意味する「刹無難坐西」と呼ばれ、1614年に創建された。現在の寺院は中華民国時代に再建。
伝説によると、寺院の創建者である活仏ナムカ・チョキ・ギャツォが聖地カワゲボで修行中、インドから飛来した仏像が、カワゲボの対岸の山に降り立つのを目撃。
この吉兆を目にした活仏は、まさに仏の真の姿を見抜き、仏の意志を理解した。
そして村人たちを率いて寺院を建立。
開眼供養の儀式では仏陀自らが寺院の上に現れ、寺院と本尊の仏像を祝福された。
そのため、飛来寺の参拝はラサのジョカン寺の仏像巡礼に匹敵すると考えられている。
この寺院の名声は広く広まり、信者たちの人気の巡礼地となった。
・・・長ったらしいので一部だけ・・・
下:恵泰師徳は10月13日に大書記官を直接訪問した。
太子雪山港に記念台を設置 徳欽県人民政府 1986年10月30日 -
ご本堂内は撮影禁止。
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『タルチョ』
ウィキさんによると、五色の順番は青・白・赤・緑・黄の順に決まっており、それぞれが天・風・火・水・地を表しているとか。
緑が水?
日本でいう水色とは違うのね。 -
17時ころホテル『観景天堂大酒店』にチェックイン。
こちらに2連泊。
部屋に入って、ウッヒョーと叫んだねヽ(^o^)丿
真っ正面にド~ンと梅里雪山! -
17:10 部屋から撮影。
白い川のように見えるのが明永氷河。梅里雪山 山・渓谷
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10月24日(金)
7時に朝食、9時集合。
バスに乗って、明永村梅里雪山ビジターセンターに向かいます。
『明永』は麓の村の名前で火鉢の意味。 -
電気カートで途中まで上がり、いよいよ明永氷河までトレッキングスタート。
-
と言っても、気張ることはない。
整備された階段を、自分のペースでのんびりと。
約4km、標高差はたったの120m。 -
12:30 太子廟でランチタイム。
標高が高いので沸点が低い、従って少し芯が残る炊き込みご飯。
でもね、山中で熱々のご飯をいただけるって幸せなことよ。
空腹だから、なんだって美味しい(^_-) -
太子廟付近からの景色。
明永氷河 自然・景勝地
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山の上の方は紅葉しています。
この辺では、傘をさすほどじゃないけど、小雨が降っていたんだよね。 -
この家は、太子廟のお坊さんの住居。
キッチンは外にあり、これは調理器具。 -
13:35 コスモスが満開の太子廟を出発
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明永氷河まで、またひたすら階段を上っていきます。
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14:09 明永氷河第一展望台到着。
この辺の氷河は、砂混じりの色。
明永氷河の緯度は、奄美大島と同じくらい。
梅里雪山の東側にあり、標高6000m以上の弧形地帯から標高2600m付近の森林地帯まで十数キロ延び、川幅は平均500m。明永氷河 自然・景勝地
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第二・第三展望台の先に蓮花寺があり、そこまで登った元気な人たちもいます。
私は第一展望台まで、そこから引き返し。 -
下りは景色を楽しみながら。
川も小さな溜池も緑色。
水は緑ね、ここで納得。 -
麓にある梅里雪山ビジターセンターとストゥーパ。
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梅里雪山ビジターセンターの少し先にあるこの記念碑は、京都大学の遭難した17人の隊員の霊を弔うため、2006年10月に建立。
ガイドの甘さんの説明によると、最後まで残って遺体・遺品の回収に尽力した小林尚礼氏が自費でこの記念碑を建てたって。
この碑には中国語で「日中の17人の勇士、ここに永眠する」と記されています。 -
10月25日(土)
7:14 朝食前に撮影。
美しく壮大な景色。
コンデジを持って行かなかったのでスマホで撮影。
デジイチだと、どんな写真が撮れているのかな、オジサンに見せてもらいたい。 -
気温は5度くらいだったけど、ちっとも寒くない。
朝日が当たり、徐々に輝きを増していく梅里雪山。 -
右側、絶壁の山は、スグドン6379m。
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左の尖った山はメツモ6054m、その横のギザギザは、ジャワリンガ5470m。
右側の山はマーゲンゼンデゥーショ6000m。 -
こちらが南東側。
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純白のストゥーパの後方に、メツモとジャワリンガ。
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朝日に輝くメツモ、先っちょの尖がりが鋭く、たとえようがないほど美しい。
ピンボケしていますね(-.-) -
カワカブのピークだけ雲が掛かっている様子。
前日トレッキングをした明永氷河は鮮明に見えます。 -
こんときゃドローンが複数台、ブ~ンブ~ンと飛んでいたっけ。
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きっとカワカブ山頂を見ることができるって、信じて待つことに。
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何枚も同じような写真ですが、どの写真も捨てられない。
ため息出るほど美しい梅里雪山。 -
明永氷河を×2で撮影。
スマホだとこれが限界。 -
8:10 ちゃっちゃと朝食を済ませ、また梅里雪山の撮影。
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尖ったメツモ、何度見てもカッコイイです!
隣のギザギザ山のジャワリンガも絵になるね~ -
マーゲンゼンデゥーショと明永氷河。
まだ、カワカブのピークは雲の中。 -
ホテルの窓に映る梅里雪山。
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姿を現したカワカブ山頂。
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梅里雪山全山のピークが見えるぞ、やったー!\(-o-)/
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左のメツモからスグドンまで、オールスター勢揃いの写真。
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青空にメツモとジャワリンガ。
ごめんなさい、しつこくて_(._.)_ -
集合は9:30、バスに乗る前に、ガイドさん・添乗員さんと一緒に記念写真。
みんなこの絶景を前にして元気いっぱい。
あれ?一人足りない。 -
影の写真はYさん姉妹に協力いただき撮影。
ず~っと眺めていたい景色の前で、気分爽快、高度に順応したってことかな。
この日は丙中洛へ、170km・約5時間の移動。
途中、瀾滄江大湾の眺望を楽しみます。 -
トイレ休憩中に撮影した山と青空。
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この辺は、三江併流と言われるところで、世界自然遺産。
3本の川の流れが同時に見える訳ではなく、あくまでも地図上の話。
この川は瀾滄江。 -
『瀾滄江』
チベットに入ると瀾滄江とよばれ、東側の他念他翁(たねんたおう)山脈を挟んで怒江(ぬこう)と併流し、雲南省北西端からラオスに流れ、のちメコン川となります。
全長4425km中国領内1800km。 -
徳欽から瀾滄江に架かる橋を渡り、丙中洛に向かいます。
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12:45 まだここは徳欽県、こちらの食堂でランチ。
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ランチ後、外に出てみたら、キョウチクトウが咲いていた。
タンポポやアジサイ、ブーゲンビリアやハイビスカス、春や夏に咲く花が咲き乱れる雲南省。 -
13:50 ガイドの甘さんから、このトンネルが出来たから簡単に丙中洛に行けるようになったと説明あり。
孔雀山トンネルはデチェン・チベット族自治州の徳欽県と貢山トールン族ヌー族自治県を結ぶトンネル。
海抜3400m、トンネルの長さは、2572m。
このトンネルを抜け、ミャンマーの国境近くの丙中洛へ。
#2梅里雪山編はこれで終わり、#3は丙中洛から最終日まで。
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この旅行記へのコメント (1)
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- ひでじいさんさん 2025/12/05 15:30:42
- ここは中国ですか。
- 絶景ですね。!!!
写真を見てるとここが中国かと思います。ガードレールが無い道は「世界一危険な道路」に出てきそうですね。
明永氷河 ミャンマーの北部と隣接してるんですかね、とにかく絶景ですね。
日本にこんな絶景はありませんね!!!
私は北海道の絶景を見に行くんですが規模が違います、行きたいけどハードルが高いです。
10月に行かれて服装は日本の真冬のように思いますが、寒くても絶景を見れば寒さなんか気にしませんよね。
お邪魔しました。
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