2025/11/07 - 2025/11/09
3498位(同エリア4851件中)
丼さん
ハノイマラソンに初参加した話。
結論から先に言うと、海外レースとしてはあまりお勧めしません。僕には合わなかった。
でもハノイの街自体は素敵な街だと思います。
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9:30
2週連続海外マラソンの旅。
成田発ベトナム航空を利用。LCCのベトジェットも候補に上がる路線だが、プラス1万円くらいでフルキャリア選べたので今回はベトナム航空。往復で5万円。
機材はA350。座面モニターあり、機内食あり。シートピッチ狭め。 -
13:00
定刻通り、ノイバイ国際空港に到着。
イミグレーション(入国審査)は20分ほど並んだ。
鉄道網が未発達のハノイは市街地までの移動はタクシーが一般的(2000円ほど)
今回は時間に余裕もあったので路線バス(90番)に乗る。
運賃は驚愕の約88円。 -
14:30
市街地に到着。なんかくさい。雨上がりだから?
海老味噌みたいな妙なにおいがする。
バイクがビュンビュン走ってて横断歩道渡るタイミングに気を使う。
10分くらい歩いてホテルにチェックイン -
16:00
ホテルから徒歩圏内のゼッケン受け取り会場に到着。
夕方だからそんなに混んでないかなと思った僕が甘かった。
まず大会事務局からの案内メールが届いてるかどうかの確認の待機列に並ぶ。約20分。
そこから、「外国人はFAという札のあるところに並んでください」と言われたので並ぶ。しかしこれが遅々として進まない。
窓口2人に対して100人以上が列を成しているのだ。 -
17:00
結局1時間くらい並んだ。
正直、この規模のイベント運営オペレーションとしては残念なレベルだと思う。
今まで国内外のレースに多く出てきたがゼッケン受け取りで1.5時間近くも並んだのは初めて。
ボランティアさんたちは一生懸命ゼッケン探してくれてるから文句なんぞとても言えないが、大会事務局は動線やゼッケン渡しの方法を改善すべきだと思う。
とはいえ、僕も行った時間が悪かった。
ちなみにベトナム在住者向けのゼッケン受け取り窓口は20口近くあったが行列すら作らないためそちらも大混雑であった。 -
17:30
今回のレースのメインスポンサーはXtep。
日本では馴染みのないメーカーだが、中国ではシェアを伸ばしており高い技術力があるそうだ。
というわけでゼッケン受け取り後、念願のXtepで買物。 -
最高峰モデルの160x7.0 Proは買えなかったが、下位モデルの260x.2.0を購入。
日本円換算で約16,000円。カーボンプレート入りでまあまあ軽量。
シルバーのソールがイカす。 -
エキスポでは他にもGarmin、デカトロンなど多くが出展。
あとエースコックも出展してました。
フォー(米粉麺)のインスタント麺の試食をもらう。
自分の所属チームの先輩が大会で必ずブタメン(即席麺)を配ってくれるのですが、
そのベトナム版を見た気がした。 -
18:30
さっきフォー食べたばかりだけど、夕飯。
ハノイに単身赴任している実家のお向かいさんのお父さんと久しぶりに再会し夕飯を食べる。
生春巻き、空芯菜炒め、バインセオ、ブンチャー、ソフトシェルクラブ揚げなど、どれもしっかりした味付けで美味しかった。 -
レースパックの中身
・参加賞Tシャツ(Xtep)
・ゼッケン
・巾着袋
・エナジージェル
・熱冷まシート
・エキスポで使えるクーポン
・フォー(インスタント麺)
エントリー費は早割で4000円ほどでした。フルマラソンでこの価格は安い。 -
23:00
1日目終了。ベトナムには初めて来たが、食は口に合うと感じた。辛いもの無いし。
ただ、交通事情はかなり悪いなあ。
排気ガスもひどいし、空曇ってて全体的に街がどんよりした感じ。 -
11/9
ここからレース当日の話
天候雨、気温26度、湿度は多分90%(6月か9月末くらいの東京の気候に似てました)
24:30 起床。全然寝れなかった。
アミノバイタルと塩を溶かしたドリンクと、おにぎり、チョコクロワッサンを食べる。飲み合わせが悪い。
1:30 トイレとストレッチを済ませて出発。スタート地点に徒歩で行けるという立地は素晴らしい。
我ながら良いところに宿を取ったものだ。予約した2025年5月の僕、グッジョブ。
1:45 スタートにブロック整列。この時大雨。といっても3ブロックしか無い。ていうかフルマラソンの参加者はざっと見ても5000人もいない気がする。
参加者の多くはハーフの部と10kmの部みたい。
2:00 スタート。少し混雑。片側5車線のコースを使うが皆水溜りを避けたいので右に左に集団が動く。履いてたシューズ即浸水。
5km
ボランティアさんたちが「Co gng lên(コーグ ・レン!!」と熱く応援してくれる。若い人が多くてめっちゃテンションが高い。
10km
先週のマラソンの筋肉痛が残っているのを感じる。サブフォーペース(5分40秒/km)を保つのがやっと。<身体の奥にソウルを感じるぜ。。>とかよく分かんない事を言いながら走る。
14km
突如お腹に痛みが。。これはヤバいやつだ。
急遽沿道のコンビニみたいなところでトイレを借りる。
昨日食べたものに原因は思いつかず、強いて言えば給水のポカリと水がキンキンに冷えてた事が要因かもしれない。
冷たいので喉越しは良いがお腹には常温のドリンクが良いのだと学んだ。 -
20km
旧市街は交差点が多いのですが、交通規制はほぼしておらず、ボランティアさんが規制線を上げ下げしながらバイクと車を通します。
そのためランナーと車両は普通に混交。
しかも規制線を無視して進入してくる車両もいるので都度ランナーは足止めを食う形に。
雨、腹痛、車両混交と色んな要素が重なり、テンションが下がってしまい、完走目標に切り替えます。
26km
長いタイ湖(西湖)一周の始まり。タイ湖は一周14km続くコース。
そしてここから遅れてスタートした10kmの部、ハーフの部の余力たっぷりの元気なランナー達と合流します。
僕はもうこの時点でだいぶエネルギー切れてたので彼らにビュンビュン抜かされます。
30km
本日2度目のトイレ。多分脱水症状も進んでたかと思う。
湖の周りの道は街灯一つ無い狭いロードをかなりの人数で走らないと行けないコース。
真っ暗すぎて足元が見えないのが恐怖でしか無かった。 -
35km
空が白んできて、やっと明るくなってきた。
ペースは7分/kmくらいまで落ち込んでおり、とにかく早く宿に帰りたいという一心で腕を振るも、ストライドが伸びない。 -
42.195km
やっとゴール。タイムは4時間18分。先週のソウルの快走は一体なんだったんだ。
かくも再現性の低いスポーツなんだなと再認識する。そこが魅力なのだが。 -
メダルもらった。顔が白い。
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心拍数が高い。
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コース全体図。
右下が旧市街ですが、お腹痛くて一体自分が今どこを走ってるのか全く分からん状態でした。 -
レースの雑感としては以上です。
冒頭にも書きましたが、エキスポの運営、コース上の車両混交や、コース後半の真っ暗さなど、海外レースとしてはかなり面食らった感があります。
日本のレースの「普通」は通用しない事を理解した上で参加してますが、ただただ僕の認識が甘かったです。
来年以降参加される方は覚悟を持ってご参加ください。
ただし、ボランティアさんの応援と、レース写真(無料)の当日配信サービスには二重丸をつけたい!!
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