チュニジア3日目　ケロアン・エルジェム・スース

2025/10/09 - 2025/10/09

ツアーにて
1日目　カタール航空にて　成田空港から出発
2日目　ドーハで乗換　昼過ぎにチュニス到着
　　　　夕方　スースのホテルに到着
３日目　午前　ケロアン観光
　　　　午後　エルジェム観光
　　　　　　　スース旧市街観光
４日目　午前　ナブール　　陶器工房見学
　　　　午後　ケルクアン観光
　　　　　　　チュニス観光
５日目　午前　ドゥッガ遺跡観光
　　　　午後　バルドー博物館見学
６日目　午前　カルタゴ遺跡観光
　　　　　　　シディ・ブ・サイド散策
　　　　午後　チュニスから帰国に向け移動
７日目　帰国

エリア ケロアン(チュニジア)

• 旅行の満足度: 5.0

宿泊「ソウセ パレスホテル」プライベートビーチから　日の出を見ます。
5時５０分くらいだったと思います。
チュニジアでは、どんなに天気がよくても折りたたみ傘の携行が必要とガイドさんは言ってましたが、考えられませ～ん？！
このあとレストランで朝食をいただきます。
この国は、いろいろな国の文化が混じっているそうです。
食事も食べなれたものが多くありました。
レモンジュースがとても美味しく感じました。

ソウセ パレス ホテル

今日はバスの右側に座り、スース旧市街の城壁を見ながら観光に出発します。

アグラブの貯水池
本日はケロアン観光から始まります。
３～４階の高さのある観光案内所の建物に登っての見学です。貯水池の水はケロアンの西36kmにある丘の上から水道で運ばれて、最初に小型の上水用貯水池に入り、そのあと大型貯水池へ流される仕組みとのことです。ちょっと見ただけでは感動は沸き起こりませんでしたが、こちらでは　雨水を貯める重要な施設です。9世紀に当時の技術の粋を駆使して作られました。かつては7セット14個あったそうですが、現在は2個が残されています。

アグラブ朝貯水池 建造物

建物の２階だったかに　ちいさい売店があります。
伝統衣装風のおじいさんは、商売熱心で写真モデルにと大活躍です。数により１個おまけのアルガンオイルやサボテンオイルが大人気でした。

シディ サハブ霊廟
シディは聖、サハブは友人という意味とのことです。
預言者ムハンマドの友人アブ・ザマ・エル・ベラウィの霊廟です。
7世紀に創建されました。
チュニジアで私が見た、一番美しい装飾がなされていました。

シディ サハブ霊廟 史跡・遺跡

シディ サハブ霊廟
キューポラ内部に施された繊細な装飾には　ため息がでるばかりです。

シディ サハブ霊廟
長時間、友人である聖者の棺の傍らにある柵に　もたれかかり寄り添い　願い事をしている地元の老女の姿が印象的でした。

グランドモスク
アフリカで最古のグランドモスクです。
礼拝所や回廊内の支柱は、約４００本あり、ローマ、ビザンチン、ラテンのキリスト教の建物から再利用されているそうです。

グランド モスク 寺院・教会

グランドモスク
異教徒は入れませんので外からの見学です。女性信者と思しき人は、ここの手前側をとおり左手に入っていかれました。そこが女性専用なのかもしれませんが、ここからは雰囲気を感じるだけでした。

グランドモスク
ミナレットの高さは約35mの３階建て。最下段は728年の建造でイスラム世界で最も古いそうです。
大理石が一面に敷き詰められた中庭には、中世から使われていた礼拝の時間を告げる日時計があります。

グランドモスク
中庭は中央の排水溝に向かって緩やかに傾斜し、地下に造られた貯水槽に雨水が貯められる様になっています。写真は水を濾過（ろか）するための装置とのことです。穴に水が落ちる過程で石や砂利などなどが取り除かれて、３層ほど濾過をくぐり、貯水槽に繋がっているとのことです。

チュニジア門
ここから　ケロアンのスークをめぐります。

カイルアン 旧市街・古い町並み

ガイドさんは、メイン通りでない通りをあえて案内してくださいました。

観光客ばかりでなく、地元の方も利用する市場とのことです。
「ショハダ門」までいくのかとおもいきや、気持ち的には　あっという間に引き返した感じで　ちょっと物足りない散策でした。

昼食は　「HOTER　CLUB KSAL ELJEM」です。

旧宮殿のホテルは、モザイクの装飾が素敵でした。
パイ包み揚げ「「ブリーク」をいただきます。
パリッと美味しかったです。ツナとたまごが入っています。

クスクス
最も小さいパスタ。ここまで細かくする必要はあるのか？と疑問の声が同行者から聞こえてきました～

エル ジェムの円形闘技場
縦149m、横124m、高さ36m。大きさでは　ローマ・ヴェローナに続く　世界三位とのことです。35000人を収容できました。「保存状態は世界一位」とガイドさんは言っています。2世紀ローマ帝国の時代に着工されました。

エル ジェムの円形闘技場 史跡・遺跡

エル ジェムの円形闘技場
地下には、剣闘士の控室や猛獣の収納部屋、猛獣を上げるリフト跡があります。

エル ジェムの円形闘技場の売店
モザイクの壁掛けや砂漠のバラなどが売られていました。

スースに戻ってきました。
予定通り「ガルビ門」からスークの見学がはじまります。
門の入口付近では、マグネットが1ディナール（53円）くらいでした。お安い～！
グランドモスク方面に向かいます。下り坂となっています。

スース旧市街 旧市街・古い町並み

スースのスーク
ツアーでは、覗きたい店も覗けませんね～

グランドモスク
ガイドさんの説明では、「ここが正面入り口」・・・のみ。

グランド モスク 寺院・教会

自由時間に　中庭を見なくっちゃと走りました。もう終了時間のようで、男性が何人も時計を指さしています。言葉が分からないことをいいことに、写真を撮らせてくださいとお願い、良かったのかどうか分かりませんが撮らせていただきました。私の帰る様子に安心していたようなので、良かったとしましょう～。

リバト
ガイドさんの説明では、遠くに「あれが　リバト」・・・のみ。

スースのリバト 建造物

自由時間に　さっと入口から中を覗き込みます。手荷物検査が行われていました。受付のおじさんに　入場料金を言われましたが、時間がないので写真のみ　お願いしました。

ファルハット ハシェド広場
自由時間集合場所ですが、なんだか騒々しい・・・デモでもない様子で、パレスチナの国旗が振られています。
ただならぬ様子にガイドさんに尋ねたら、ガザ停戦とのこと！思わず、ツアーの皆で拍手を送りました。

ファルハット ハシェド広場 広場・公園

ホテルに戻りました。本日は、ホテルが定めるチュニジアの日で、９時からイベントがあるとのことでした。その予告としてレストランにて、音楽と踊りを見せてもらいました。写真に写ってはいませんが、先頭に黒い三角頭巾の怖い人が、激しく踊っていました。

ソウセ パレス ホテル