キプロス＆ミュンヘン(1/3)：パフォスから北キプロス日帰り編

2025/09/18 - 2025/09/24

シルバーウィークはヨーロッパ。
キプロスで国潰しして、オクトーバーフェストでビール三昧して参りました♪

前半はキプロス共和国。107ヵ国目！
地中海に浮かぶ分断国家で、南がキプロス、北はほとんどトルコの北キプロス。

難しい歴史はさておき・・
世界遺産を擁するリゾート地パフォスに滞在し、北キプロスを日帰りで観光して、美しい旧市街を美味しいケバブを堪能しました(^^)

＜スケジュール＞
★9/18(木) 羽田→
★9/19(金) →ウィーン→ラルナカ→パフォス
★9/20(土)
☆9/21(日) パフォス→ミュンヘン
☆9/22(月) ミュンヘン→ストックホルム
☆9/23(火) ストックホルム→
☆9/24(水) →羽田

＜インスタ＞
こちらはほぼリアルタイムです
tabitaro_haha

エリア パフォス(キプロス)

1日目：2025年9月18日（木）

羽田でkanaさん、かなはるさんと合流。
楽しい旅にしましょ～、乾杯！

22:45羽田→翌06:20ウィーン（ANA）

3人ともアップグレード成功♪

遅い時間なので、食事はワンプレート。
すき焼きいただきまーす。

デザートの代わりに味噌ラーメンw

映画は松たか子＆松村北斗の「ファーストキス」を。
面白かった♪

CAさん曰く、今月からビジネスクラスのお煎餅が新しくなったと。
可愛いし美味しい！

しばし寝て、サラダなど。
15時間もあるので、いろいろ試せて嬉しい。

朝焼けのウィーン上空。
快適な空の旅でした！

2日目：2025年9月19日（金）

定刻6:20、ウィーン着。
イミグレもすんなりで、6:40には到着ロビー。

kanaさん、かなはるさんとは一旦お別れ。
またミュンヘンで会いましょう～

ここからお二人は、直行バスでチェスキークルムロフ。
が！
そのバス来なかったらしい（汗）

お母さんはLCC寄せ集め地帯へ。

キプロス行きのオンラインチェックインは済んでるけど、チェックインカウンターで書類確認が必要とのことで、Wizzエアのカウンターに出向いて15分並ぶと・・

「ドキュメントチェック？ 必要ない。直接ゲート行って」
と一蹴（涙）

ここ来るためだけに入国したのに!!

スゴスゴと制限エリアに戻り、1タミのPPラウンジへ。

＜Vienna Lounge＞
https://www.prioritypass.com/ja/lounges/austria/vienna-schwechat/vie7-vienna-lounge

広くて雰囲気も良くて、快適でした♪

時間となりゲートへ行くと、黒山の人だかり（ﾟдﾟlll）

椅子の数は全然足りず、搭乗時刻になってもアナウンスひとつなく、ひたすら立って待つ一同。
そう言えばヨーロッパのLCCはこうだった。

09:00ウィーン→13:05ラルナカ（Wizz air）

ようやく搭乗。
チケットは公式サイトから買って、69.99ユーロ。

A321で、ほぼ満席。
お母さん以外、東洋人どころかアジア人皆無でめちゃアウェー感。

3時間ほど地中海方面へ南下すると・・

107ヵ国目、キプロス共和国！

英語は「Cyprus」で発音はサイプラス。
全然ちがう。

シェンゲン外だけど、通貨はユーロ。
出発ロビーの「Bank of Cyprus」ATMからワイズで引き出し。

ここはATM手数料無料でお勧め♪

ラルナカ空港からパフォスへは、直通はなくバス3本乗り継ぎ。
ちょっと詳し目に紹介させていただきます。

まずは路線バスでラルナカ市内へ。
乗り場は出発ロビー外側、ブリッジ渡った先。

バスはたぶんどれ乗っても大丈夫。
切符は乗車時、運ちゃんへ現金で。2.4ユーロ。

目指すはセントラルバスステーション。
セントラルセントラル・・

間違えて単なる「セントラル」で降りてしまった（汗）

軌道修正して歩くこと10分、目当てのバスタに到着。
Googleマップよ、いつもありがとう。

＜Larnaca Central Station＞
https://maps.app.goo.gl/A5PYSzY6fUHLWMC56

横入り上等のカオス気味の切符売り場に並び、パフォス行き切符を所望すると、
「ここじゃない、500m先だ」

聞けばここは路線バス専用、都市間を結ぶインターシティバスは別だと。
マジか。。

気温は日本同様、36℃。
快晴の空の下、ヒッヒッフーと移動。

辿り着いた先は、単なるバス停。
長距離バスが頻繁に発着するのに、こんなんでいいんだ。。

＜Intercity Bustop＞
https://maps.app.goo.gl/ogd6SCF51XS5T7HJ9

時刻表でパフォス行きを確認すると、あれ？
朝に2本、7:30と9:00のみ。（←現在14:40）

もっとあると思ってたけど、勘違いだったか。。

直通がなければ、リマソール乗換えで。
リマソール行きは多く、しかも一部の便が「リマソール経由パフォス行き」。
ちょうど次の便！

＜ラルナカ～リマソール時刻表＞
https://intercity-buses.com/en/routes/larnaca-limassol-limassol-larnaca/

…と言っても、1時間待ち（-_-;）

幸いキプロスはahamo圏内で時間つぶしには事欠かず、暑い暑いと待つこと50分。
緑のインターシティーバス到着！

15:45ラルナカ→17:15リマソール

料金は乗車時、運ちゃんへ現金で。
パフォスまで一気通貫では買えず、まずはリマソールまで5ユーロ。

10分ほど遅れて終点、リマソールのバス停に到着。

＜New Port Intercity Bus Stop＞
https://maps.app.goo.gl/9jQPQVVc4fz9uc7a7

降りたい人は降り、引き続きパフォスまで行きたい人は改めて運ちゃんからチケット購入。
リマソール→パフォスも5ユーロ。

＜リマソール～パフォス時刻表＞
https://intercity-buses.com/en/routes/limassol-paphos-paphos-limassol/

17:30リマソール→18:45パフォス
やや遅れて19:10、やっとパフォスに到着！

＜ラルナカ空港→パフォス移動まとめ＞
空港→ラルナカ（30分、2.4ユーロ）
ラルナカ→リマソール（100分、5ユーロ）
リマソール→パフォス（同上）

※空港→リマソールのシャトルバスもあったので、タイミングが合えば使ったら良いかもしれません。

宿に着くと、閉まってる（T_T）

オーナーに電話するも繋がらず（番号間違えてたw）、難儀してるとたまたま現れた宿泊客が世話焼いてくれ、なんとかチェックイン。
おばちゃんありがとう！

「Hostl - Beds & Rooms - The Hostel Inn Paphos, Old Town」
トイレシャワー共用の個室、2泊で75ユーロ。
快適で良い宿でしたよ♪

お腹すいたー、夕食へ出陣！

リゾート地パフォスは高そうな素敵なレストランが多い。。
庶民的な食堂やーい

ケバブ屋さん「Souvlakia Mixalos」、ここにしよう。
キプロスビールでぷはぁ☆

＜Souvlakia Mixalos＞
https://maps.app.goo.gl/dxAwuHEQYvJRvCs37

そして豚スブラキ。
野菜もどっさりだし・・

奥にはジューシーなポークがぎっしり♪

お会計は11ユーロ。
リーズナブルだけど、カード請求は1ユーロ＝180円。
円安ぅぅ（＞＜）

3日目：2025年9月20日（土）

ようやくタイトル通り、日帰りで北キプロスへお出かけ。
こちら泊まったお宿。

昨夜のケバブ屋さん。
臭いを頼りに入ったけど、けっこうキレイなお店だったのね。

歩くこと15分、パフォスのインターシティバスターミナルに到着。
昨夜もここに着きました。

＜Intercity Buses Karavella Office＞
https://maps.app.goo.gl/LWn8srRjqgBJdDfj9

窓口、椅子、トイレ完備でキレイ。
ラルナカとえらい違い。

北キプロスへは、首都のニコシアから行きます。
ニコシアまで往復15ユーロ、窓口はカードOK。

＜パフォス～ニコシア時刻表＞
https://intercity-buses.com/en/routes/nicosia-paphos-paphos-nicosia/

9:30パフォス→11:30ニコシア

ローカルも観光客もたくさん乗せ、ほぼ満席で出発。

今日のバスはカーテンなくてツラい（T_T）

しばらく海沿いを走ってから・・

乾いた内陸を走ること2時間。

ニコシアのバスタに到着！

＜Solomou Square Intercity Bus Stop＞
https://maps.app.goo.gl/WxHrm6tdf4Zr2yr29

そこから5分も歩くと、歩行者天国のレドラ通り。
旧市街のメインストリートで、北キプロスへの国境はこの先に。

ショップやカフェいっぱい。
めちゃ観光地。

スタバもあって、ご当地マグカップも。

華やかなレドラ通りから、1本逸れると別世界。
ギャップが激しい。

キプロスのポストは黄色。
かわいい。

レドラ通りをぶらぶらと10分も歩くと・・

チェックポイント（国境）に到着。

ニコシアの街中を国境が横断していて、南側がキプロス、北側が北キプロス。
ニコシアはその両国の首都。

昔は（今も？）物々しかったかもですが、今は観光客にとっては、
「世界唯一の分断首都をパスポート見せて往来する！」
という稀有な経験ができるスポットなのです。

いざ北キプロスへ (^^)/

まずはキプロス出国。
窓口でパスポート渡すと機械でスキャンして、質問もスタンプも無くすぐ完了。

その後、国連管理の緩衝地帯を30～40m歩いて北側へ。
グリーンラインと呼ばれるここだけは殺風景で、写真はNG。そりゃそうか。

そして北キプロス入国。
正式には、北キプロス・トルコ共和国。

パスポート渡すと「ジャパン！ウエルカム♪」と歓迎され、ちょっと嬉しい。
こちらもスタンプ無し。

ただし、北キプロスを国として承認してるのはトルコだけ。
つまりは未承認国家。

通貨はトルコリラだし、国旗もほぼトルコ！

一方、キプロスの旗にはギリシャとトルコを表す2本のオリーブの枝が描かれ、両民族の平和を表現。

北は思いっきりトルコな旗なのにねw

そんなわけで、お母さんの国潰しカウンターは動きませんが、北キプロス観光は両国の違いが見れて凄く有意義でした！

まず、ギリシャ語は消えトルコ語が登場。

お土産屋さんも急にトルコに。
目玉の魔除け、ナザールボンジュウとか、

チャイセットとか、

スイーツショップはバクラワ屋さんに。

銀行もトルコの。

南側にあったスタバ、マック、フライングタイガーといった国際的チェーンは見たらず。

時刻は12:00過ぎ。
何はともあれランチにしよう。

ローカルなお店を探していると、理想的な食堂が現れました♪

＜01 Adana Ocakbası＞
https://maps.app.goo.gl/8AZsSWYm49gG1atC7

トマトまで串刺しw

チキン頼んだら、ドカ盛りサラダ3つも付いてきた。
全部で500リラ（1800円）、カードOK。

スパイスと炭火が香ってジューシー(≧▽≦)

ビールが欲しいとこですが、置いてなくアイランで。
美味しいトルコランチでした(^^)

食後は街歩き＆名所めぐり。
メインのエリアは観光客多いですが・・

ちょっと離れると、静かな美しい街並みが広がっています♪

青いドアがいかにも地中海。

ということで、国潰し恒例のマグネットはこれに決定。
お父さんのコレクション。

母も歩けばニャンコに当たる。

当たる。

可愛いんだけど、触ると目がかゆくなっちゃう（T_T）

メインエリアで名所を3つほど。

①ビュユック・ハン。
キプロス島で最大のキャラバンサライで、最も美しいといわれている建築物。

今はお土産屋さんやカフェが入る観光スポットになっています。

雰囲気もいいし、素敵なカフェもあり、ランチしてる観光客で大盛況でした。

②クマルジュラル・ハン。
こちらは2番目に大きいキャラバンサライ。

さっきのミニ版みたいな。

③セリミエモスク（旧聖ソフィア大聖堂）。

大聖堂をモスクに転換した建物。
ミナレットはあるけど、外観は大聖堂っぽい。

玄関もゴシックゴシックしてて、やっぱり大聖堂。

今はモスクなんだよね？
靴を脱いで中に入ると・・

一面に絨毯が敷かれ、ちゃんとモスク！
と同時に教会な雰囲気もあり、なんとも不思議な空間。

イスラム教＋キリスト教。
インパクト強くて、ここが一番見ごたえありました。

それでは国境に戻り、南側へ帰りまーす。
右奥の通路が緩衝地帯。

キプロス共和国に戻って来ました。

こちらはギリシャ系ということで、最後にギリシャ国旗の舞うパナイアスナントカ教会へ。
キプロスでも有数の教会だとか。

金ぴかのイコノスタシスがいかにもあ、ザ・正教会でした。

バスでパフォスへ帰りましょー

15:00ニコシア→17:00パフォス
涼しい車内で爆睡zzz…

パフォスに戻ったら、バスタ近くの大型スーパーへ繰り出します。

＜Sklavenitis Supermarket＞
https://maps.app.goo.gl/Zb35ox9ssYf7t7H8A

キプロスワインがいっぱい！

長～い歴史を持つキプロスワイン。
ギネス認定「世界最古の製造ワイン」もキプロス産だとか。

お惣菜も充実♪

お土産にキプロスの塩ゲット。
「Flower of the Sea Salt」とあるから、ゲランドのフルールデセルと同じような感じかな。

宿に戻り、お惣菜とワインで夕食。
部屋から直接アクセスできる中庭がナイス☆

シーフードのリゾーニ（米粒の形をしたパスタ）。
エビいっぱいでモロ好み♪

キンキンに冷やした白ワインが超美味しい(≧▽≦)
と、歓喜しながら夜は更けていったのでした。

ご覧いただきありがとうございました。
次は灼熱のパフォスで、世界遺産の遺跡をドサ周りしまーす。