2023年3月 青春18きっぷで行く広島・津山・姫路 3都市桜紀行（1） 広島平和記念公園前編

2023/03/25 - 2023/03/27

2023年4月1日からコロナウイルス明けで韓国に旅行に出かける直前の
2023年3月25日から27日までの3日間 青春18きっぷで広島・津山・姫路 3都市へ桜紀行と題した旅に出かけました。

以前、勤め先の関係で2年間広島に住んでおりましたが、地元で広島を紹介しても旅行記って感じではなかったので、広島を離れて広島まで旅に来た時に旅行記にしたいと思っていました。

今回投稿する時期を失っていたのですが、前回広島の旅行記で完結をしたのでこの機会に投稿する事となりました。

その第1回目は、桜紀行という題名ですが、桜の咲く美しい広島平和記念公園を2回に分けて紹介をします。

今回の旅で訪問した世界遺産
・原爆ドーム　1996年　世界文化遺産
・厳島神社（構成資産：厳島・厳島神社）1996年　世界文化遺産

日程
2023年3月28日（火）
下関　5時35分発→ 3312M →岩国　9時08分着
岩国　9時20分発→ 1522M →広島　10時10分着
広島平和記念公園観光

3月29日（水）
広島 8時11分発→ 310M →糸崎　9時31分着
糸崎 9時32分発→ 1728M →岡山　11時02分着
岡山 11時40分発→ 1522M快速ことぶき →津山　12時52分着
津山城跡観光

3月30日（木）
津山 7時55分発→ 1522M快速ことぶき →岡山　9時15分着
岡山 9時19分発→ 1308M →相生　10時24分着
相生 10時25分発→ 948M →姫路　10時45分着
姫路城観光
姫路 16時35分発→ 975M →相生　16時54分着
相生 16時56分発→ 310M →糸崎　19時38分着
糸崎 19時39分発→ 343M →広島　20時56分着
広島 21時08分発→ こだま865号 →徳山　21時42分着
徳山 21時53分発→ 3353M →下関　23時54分着　

写真は広島平和記念公園の原爆ドーム

エリア 広島市(広島)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2023年3月28日（火）　
今回は、青春18きっぷで桜が満開の時期に広島と津山そして姫路を巡る旅です。

第1日目は広島なので、朝早朝の列車で向かいます。
旅の始まりは下関駅からですが、まだ暗い時間です。

旅の始まりは下関駅、まだ暗い時間で岩国行きの3312M普通電車を待ちます。

下関 5時35分発
新下関 5時44分着05時45分発
長府 5時50分着 5時51分発
厚狭 6時09分着 6時10分発
小野田 6時15分着 6時16分発
宇部 6時20分着 6時20分発
新山口 6時45分着 6時55分発
防府 7時11分着 7時13分発
徳山 7時40分着 7時57分発
下松 8時05分着 8時05分発
光 8時10分着 8時11分発
柳井 8時32分着 8時33分発
柳井港 8時35分着 8時36分発
岩国 9時08分着

下関駅　5時35分発の岩国駅行きが入線

下関駅を出発しました。

厚東駅を通過した地点で明るくなってきました。

右に見えるのは山陽新幹線。

下松駅－光駅間、海が見えて来ました。　

間もなく終着の岩国駅に到着します。

9時06分、岩国駅に到着。

次に乗車するのは、9時20分発白石行き

岩国駅から広島駅まで

1522M普通列車の主な停車駅
岩国　 9時17分発
大竹　 9時24分着09時24分発
宮島口 9時39分着09時40分発
廿日市 9時47分着09時48分発
五日市 9時51分着09時51分発
横川 10時02分着10時03分発
新白島 10時04分着10時05分発
広島 10時07分着

この時間、車内は空いてます。

岩国へ出発。

車窓右側に厳島が見えてきました。

当初、予定では宮島に行く予定は無かったのですが後ほど訪問します。

広島市に入り2本目の旧・太田川（本川）沿いの桜が満開でした。

10時6分、広島駅に到着。

下関地区では見る事が出来ないレッドウイングの愛称をもつ227系車両。

久しぶり広島に来ました！

広島駅のターミナリビルの改修工事、ビルの形も見えて来ました。

広電（路面電車）で八丁堀の近くまで来ました。

かつてお昼ごはんで良く行った食堂に向かいます。

朝食を食べていないので、まずは腹ごしらえ。
肉のますゐ（にくのますい）に来ました。

このお店はとなりが、そのまま精肉店となっているのでお肉屋さんと間違えそう。
でも老舗の食堂なので、広島市民の方は知らない人はいないと思います。

店内です、11時開店と同時に入店したのでまだお客さんも少ない。
当然、12時お昼時をすぎると混みあいます。

メニュー

注文するのは、以前よく食べていたサービス定食のとんかつ（ライス付き）にグリーンサラダ（ミニ）を注文。　

とんかつ定食が380円って驚きの価格です。
グリーンサラダ（ミニ）も300円　

これが380円のとんかつ（ライス付き）
とグリーンサラダ、ミニと言ってもちょうどいいサイズです。　


（注意）この旅行記は2023年の旅行記なので、値上げラッシュの昨今この値段では営業していない可能性も有ります。行ったら値段が違うだろと言うクレームは受付ません（笑）
また、あえて現在のメニュー価格は調べておりません、当時の価格をそのまま掲載しています。

薄いとんかつが大好きで甘い特製ソースが美味しい。
久しぶりに食べる事が出来て大満足！

桜が満開の平和記念公園、広島にいた時に桜の季節に良く来たので、旅で（広島以外の土地から）ここに来たいと思っていました。

桜の季節、快晴の日に来る事が出来て良かった。

原子爆弾投下の目標となった相生橋。

T字路の形状の橋と広島中心地という事から投下の目標となったと言われています。

☆平和記念公園
最初に来たのは、爆心地から160ｍしか離れていない原爆の悲惨さを表す原爆ドーム。

原爆ドームの説明

原爆ドーム前に有る慰霊碑。

世界遺産　原爆ドーム　
（この言い方は好きではありませんが、世界でも数少ない負の世界遺産）
1996年12月7日世界文化遺産に登録

画像の文字が見ずらいので下に記します。

人類史上最初の原子爆弾による被爆の惨禍を伝える
歴史の証人として また 核兵器廃絶と恒久平和を求
める誓いのシンボルとして「世界の文化遺産及び自然
遺産の保護に関する条約（世界遺産条約）」に基
づき世界遺産一覧表に記載された
平成８年（１９９６年）１２月７日　 広 島 市

1995年、国の史跡に登録された原爆ドームは特別史跡に！

原爆投下から80年となる今年2025年9月18日に国の特別史跡に格上げ指定されました。（この旅行記投稿の5日前の事です）

建築された当初は「広島県物産陳列館」という名称で、「広島県立商品陳列所」と改称され、原爆投下当時は「広島県産業奨励館」だった原爆ドーム。

南東側（爆心地方向）から見た原爆ドーム

爆心地に近かったのに倒壊を免れたのは、側面の壁が厚く作られていたと言われていますが、屋根やドームの部分は鉄骨を残して破壊されました。

爆心地から至近距離に有りながら原爆ドームとして現在の姿を残しているのも核兵器廃絶を人々の心の中に訴える感じがします。

原爆ドームの隣りに有る噴水「祈りの泉」

原爆犠牲者の霊に捧げられるために設置されましたようです。
原爆ドームの方向に向かってお祈りをしました。

☆動員学徒慰霊塔
高さ12mで5層の塔から出来ており、下には観音像が安置されています。

戦時中に労働不足にため労働奉仕された動員学徒が空襲や原爆によって動員学徒10、000人以上が犠牲になったようです。

その中で原爆により広島で命を失った学徒はその中の半数以上と聞いています。

元安橋を渡り、原爆投下当時の中島地区に入ります。

中島地区最初に行くのは原爆の子の像。

☆原爆の子の像
この像のモデルになっているのは、原爆投下10年後に原爆の影響の白血病を発症し12歳という短い生涯だった佐々木偵子さん

当時2歳で被爆した佐々木偵子さん。その時は大きな怪我や火傷はしなくても、放射能という悪魔が身体を蝕んでしまいました。
原爆の放射能による後遺症で苦しんだ市民の方が多くいた事も忘れてはいけないと胸に刻みました。

原爆の子の像の解説

原爆の子の像の周りには、火事多くの折り鶴が飾られているケースが数多く設置されています。

佐々木偵子さんが病室で病気を治したいとの祈りを込めて折った鶴は1000羽以上伝えられますが、その時の祈りが折り鶴を平和のシンボルとして世界からこの場所に届けられているのだと思います。

広島平和記念資料館を見ながら次は平和記念公園レストハウスに行きます。

☆平和記念公園レストハウス
1階は観光案内所と売店
2階は軽食喫茶ピアノカフェ・休憩室
3階は展示室・多目的室（地下にも展示室が有ります）

中島地区で倒壊しないで残った建物で国の史跡に指定されました。

平和記念公園レストハウス2階から見た平和記念公園

平和記念公園レストハウス2階から桜が綺麗に見えます。

中島地区に有った当館の歴史や地区の移り変わりをパネルなどで振り返る事が書かれています。

3階は「旧中島地区の営み 現代へ」と言うタイトルで展示されています。

被爆前の中島地区（平和記念公園）周辺のジオラマが有りました。

この平和記念公園レストハウスは被爆前はの大正屋呉服店でした。

左の写真は、大正屋呉服店の対岸に有った燃料会館。
被災時は、屋根が吹き飛び全焼しましたが、地下室だけは逃れました。
この時、たまたま地下室に行った1名の方だけ生き延びる事が出来たそうです。

2025年9月23日 投稿

2023年3月 青春18きっぷで行く広島・津山・姫路 3都市桜紀行（２） 広島平和記念公園後編に続きます。
https://4travel.jp/travelogue/11838594