釜山・慶州バタバタ旅行記

2025/09/02 - 2025/09/07

今回の韓国旅行は予約していた出発便が機材の整備不良で欠航するという衝撃のスタートでした。

本来、9：55出発のAIR JAPAN　NQ121便の搭乗が２時間遅れた上に、欠航がアナウンスされ、再入国することになりました。正規に予約していたため、払い戻しはあるものの振替はなし。

くじけそうになる気持ちを何とか抑え、嫁さんが、その日のうちに仁川国際空港に到着できるアシアナ空港の便を予約、私がその日の仁川国際空港近くの宿を押さえました。

無事にその日のうちに仁川国際空港に到着できましたが、成田空港で長時間過ごしたことによってかなり疲れました。

12：25に仁川国際空港に到着し、その日のうちに釜山に入る予定は、大幅な変更を余儀なくされ、その後の旅程にも影響が出ました。

ともあれ、何とか当初の予定通り、体力的には厳しいものの楽しかった韓国旅行の振り返りです。

エリア 釜山(韓国)

ということで２日目の朝。

空港のコンビニで買ったキムパを食べて、ソウル駅へ。

ネット（KONEST）でKTXを事前に予約。釜山駅行きのKTXに乗り込みます。

ソウル駅のおでん屋さんでおでんを買って車内で食べる。

日本のおでんと似たつゆに、揚げ玉入り。ちょっとだけ辛いのが韓国風。

夕方になって、なんとか釜山の海雲台にたどり着きました。

少し宿で休んで、散策へ。

シアホットク（ひまわりの種が入った甘いホットク）を食べる。香ばしくておいしい。

海雲台ビーチへ。

宿から１０分ぐらいでビーチに出られる。

曰く、「韓国のハワイ」らしい。

嫁さん曰く「韓国の熱海でしょ。温泉もあるし」

海雲台ビーチ ビーチ

有名な海雲台ブルーラインパーク

スカイカプセルは当日も次の日も予約でいっぱい。

夕飯は、ケミチッというお店で、ナッコプセ。

ナクチ（たこ）、コプチャン（ホルモン）、セウ（えび）で、ナッコプセ。

お店の人が作ってくれるので、待ってるだけで完成。

出来上がったら、バンチャンと一緒にご飯に乗せて食べるとおいしい。辛いけど甘くてコクがあって。

そのまま、海雲台駅から広安駅に移動して夜景を見て。

再び海雲台戻って、スイカジュース飲んで宿に戻りました。

宿は、「ベニキア　プレミアホテル　ヘウンデ」。プレミアム　デラックス　ダブルの部屋で、部屋に温泉がでるバス付。素晴らしいホテルだったので、２泊の予定が１泊になったのが非常に悔やまれます。

ちなみに、欠航が決まった時点で、１泊目に留まれないことを事前にメールで伝えていたため、キャンセル料は払わずに済みました。本当に親切でいいホテルでした。

ベニキア プレミア ホテル ヘウンデ ホテル

３日目（９月４日）の朝。

朝ごはんはホテルの近くの「元祖ハルメクッパ」でハルメクッパ。

牛肉スープに自分はご飯、嫁さんは麺で。あっさりながらも牛肉のうまみが出ていて、辛いだけが韓国料理じゃないことを実感。

海雲台駅から地下鉄２号線、西面駅で１号線に乗り換えてチャガルチ駅へ。さらにタクシーに乗って甘川文化村（カムチョンムナマウル）へ。

甘川洞文化村 散歩・街歩き

朝鮮戦争から避難してきた人たちが住み始めた村で、壁画などのアートで村おこしをしているところ。

プラプラと散歩して過ごします。

文化村から、タクシーでチャガルチ市場へ。

魚介類から好きなものを選んで調理してもらう形式でなんだけど、とにかく客引きの勢いがすごい。値段も、高いのか安いのかよくわからない・・・。

場外に逃げました・・・

と思ったら、市場の地下に食堂見っけ。

絶対いい雰囲気だと思ってみてたら、お店のおばちゃんに手招きされて着席。

メニューを見て迷ってたら、「これにしな」と9,000ウォンの定食をお勧めされる。
出てきたのはこのボリューム。さらに味噌チゲと目玉焼きまでついて、大ボリューム。
しかも、魚の煮つけを2人でうまいうまいと食べていたら、お代わりまでくれる大サービス。

おなか一杯。市場飯のすごさを垣間見ました、

チャガルチ市場 市場

ということで、市場を後にして、海雲台駅に戻り、海雲台のバス停から、バスで1時間ちょっと、慶州高速バスターミナルへ移動。

甘川文化村に移動する前に、事前に海雲台のバス停を確認して、その際にバスの予約をしておきました。

ということで、慶州へ移動。

慶州高速バスターミナルから徒歩１０分ぐらい。本日のお宿、「ギャラリージンハノックゲストハウス」に到着。

韓国の伝統家屋”韓屋（ハノック）”をリノベしたお宿、

NHKの”世界ふれあい街歩き”にも登場したハノック。

到着した時には宿の人は誰もいなかったので、電話して宿の前で15分ぐらい待ってチェックイン。

部屋の中はきれいにリノベされていて、トイレ、シャワーも快適。

ただし、門のカギはもちろんあるけど、部屋ごとのカギはない。気にする人はしますか。（自分はそれほど気にならない。）

ちなみに部屋の外はこんな感じ。いい雰囲気。

宿の近くの飲食店は次々に閉店していく中、夕飯はポッサム屋さん（お店の名前が分からない）。

メニューは豚足とポッサム、ビビン麺のみ。

麺はお店のおじさまは「辛くない」というものの、もちろん辛い。

お肉が角煮みたいに柔らかくて、非常においしい。家で作ると、脂が抜けないかにくがぱさぱさかどちらかなので、ぜひ作り方を教えていただきたい。

タレがかかったバンチャンのキムチが今回のキムチの中で一番おいしかった。

食後、コンビニに水を買いに行く途中、近所の公園のように新羅時代の古墳。

慶州、恐るべし。

４日目（９月５日）

朝ごはんは宿の近所のパン屋さんのサンドウィッチで済ませて、念のためお昼ご飯のキンパッ（韓国海苔巻き）を買い込み、仏国寺へ。

宿の近くの中央市場バス停から１０番バスで、仏国寺に到着。

豊臣秀吉の時代に、任本軍が攻め込んだ際に、火をつけて焼失させてしまったものを再建したお寺。

石窟庵と仏国寺 寺院・教会

こんな感じの山の中にあります。

天気が良くて気持ちがいい。

足を延ばして、石窟庵までバスで移動。

バス待ちの間に買っておいたキンパでお昼ご飯。

石窟庵は石で掘られた石仏や四天王像などがある世界遺産なのですが、残念ながら撮影禁止。

バスで、宿に戻って、皇理団ギルという、おしゃれなカフェが並ぶエリアへ。

韓屋（ハノック）をリノベしたカフェで一休み。

皇理団ギルの目の前には、たくさんの古墳があるエリア大陵苑

その中で、唯一中に入れるのが天馬塚。

文字通り天馬の絵が発掘された古墳で、埋蔵品が展示されています。

大陵苑 (天馬塚) 広場・公園

というわけで、釜山、慶州の旅終了。

ソウルに戻るわけですが、ちょうどいい時間のKTXはすべて満席となっていたため、急遽高速バスをネット（klook）で予約。

夕方17：40に出発してソウル高速バスターミナルに到着するのが20：40なので、軽くバーガーキングで夕食を済ませて、バス停へ。

ここで出発する高速バスターミナルとすぐ近くにある市外バスターミナルを間違えるというチョンボを犯して、危うく乗り遅れるところに。（正解は高速バスターミナル）

今回の旅行は、飛行機の欠航に始まりバタバタです・・・。