8/21-23 サニパス国境

2025/08/21 - 2025/08/23

セモンコンから2泊かけてサニパス国境を通った記録。
本当はピーターマルツベルグからアンダーベルグへ行ってサニパスからレソト入りしようとしたけどアンダーベルグでホストが見つからず、その先のベルグビルでホストが見つかったので一度はサニパスを諦めた。
けどやっぱりサニパスを見たい！と今回戻る選択をした。
結果戻って良かった！
全てはやはりこのタイミングでこのルートで行くようにできでいる。

エリア その他の都市(レソト)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 1.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

これはブタブテからモホトロングまで行くタクシー。とってもきれいで驚いた。

セモンコンからマセルまで行くタクシーは土曜日とあってなかなか集まらず。待ち時間に町をウロウロ。町と言ってもプレハブの掘っ立て小屋があって各々商売してるだけな感じの荒野。
そしたらマセルまで行く人を発見！
もうタクシーにお金払ってたけどやや喧嘩しながらも返金してもらいその人の車に乗せてもらった。本当はいけないことです。でも「もう出発するよ」「あと10分」と言われ続け結局1時間半くらい待った。タクシーと出発時間同じくらいだと思う。でも明らかに個人車の方が早いであろうとこの時は思っていた。でもずっと電話してるし途中で荷物降ろすし(これは言われてたしなんならこの人の目的はこれ。その後予定ないからと20km以上先のマセルまでわざわざ送ってくれたのでありがたい)ずっと口説かれ続けるし、ちょっとタクシーで行ったほうがよかったかな?と後悔してしまった…

マセルの入口で降ろされたのでそこから市内ミニタクシー13マルティでタクシーランクへ。動き出してるブタブテ行きのタクシーに「もういっぱい？」と声を掛けると乗れるよ！との返事。ドアを開けてくれたら立ち客たくさん！これに乗るのか…でも早く着きたかったので乗る。
１時間くらい立ってたら座れた。レソトでもこんなに乗せるんだね。
ブタブテまで行くと言うタクシー。ブタブテまでの料金100マルティを徴収したタクシー。途中で40マルティ返ってきた。え？なんで？人間違えてるの？と思いつつ受け取る。そしたら次の停留所で降ろされた。なんで？
もうこのタクシーはブタブテまで行かない。次のタクシーに乗れとの指示。えー！だったら直で行くタクシーに乗りたかった…次のタクシーはトラックの荷台に屋根付けたタクシー。しかも私の目の前でいっぱいに。フル待ちです。でも結構集まってきて45分位の待ちで出発。
「新しい町に夜に着きたくないのにー！」と文句言いまくってたのでブタブテ到着後市内ミニタクシーまで案内してくれて運転手に行き先伝えてくれて直ぐに出発出来た。沢山文句言っちゃったのにありがとう。
ホスト宅に到着。
ここではスイスの医療人宅に泊めてもらう。
CS自体はもうスイスに帰ってしまっていていないけどプロジェクトは進んでおり常にスイス人医療者が入れ替わり立ち代わり半年周期で3人くらい住んでいる家らしい。

次の日の朝寝ているみんなを起こさないよう静かに準備して家を出た。
で、乗ったタクシーがこれ。

荷物は外に置いておくスタイル。
レソトに限らず南アエリアはこのスタイル。

今回は長距離なのでみんな荷物が多い。
これでまだ4人分くらい。

出発するぞー！ってなったらアジア人女性が来た。おや？と見てると話しかけてくれて日本人女子だった！もう1年4ヶ月旅してる人。
本当は目の前で締め切られたらしいけど私たちの話が終わらない！旅人の話たくさん聞きたい！
そしたらダメダメ言ってたタクシー手配の人が彼女の為に席を一席空けてくれた！
ここからアンダーベルグまでご一緒する。
この旅初の同行者！
時期的なものかな？旅人に会ったのも稀！
テンション上がる！

ここからまた絶景続き。
わざわざブタブテ経由にしたのはこの国立公園に沿った道路で行きたかったから。

山は写真じゃ伝わらないよね。

どこもキレイだな～

梅が咲いてた。
伝統的家は丸い。

自然満喫。

また雪が出てきた。

2800mくらい。
レソトで標高知りたくてアプリ入れた。

レソトのスキー場。
レソトに行くって言うとみんな「スキー？」と聞いてくる。でもこんな作りました！的なスキー場。

途中クラッシュした車が放置されてた。
警告のため？

やっぱりレソトフラッグ。

山しかない。

橋建設中。

出来上がるとアフリカで4番目の大きさになるらしい。
今は山を降りてグルっと回ってまた上がらなきゃいけないので出来たら短縮になる。

荒野。

この日はモホトロングに一泊。
ブタブテからモホトロングは地元民は2-3時間と言うけど4時間かかった。
この日は日曜だからなかったけど平日は大型バスがあるらしい。100マルティだけど7-8時間かかるらしい。この日はタクシーで行ったので180マルティ4時間でした。

宿はマセルのホストに教えてもらった最安の宿を日本人女子とシェア。200マルティ/人/泊。
やっぱり旅友がいると安いし安心感もあるし、何より楽しい！

次の日とうとうサニパスへ！

7時に出発するという情報があったので7時前くらいにタクシーランクに到着。そしたらタイヤ交換してた。大丈夫？そしていっぱいにならないと出発しないという…早く来た意味よ…

10時に出発。200マルティ。
高っ！って思ったけど行ったら安く感じた。
ここの運転はたいへんだ！

また上がったり下がったり

景色がさらに良くなってきた！

あクネクネ道。

サニパスのレソト側国境。

サニパスの看板

ここにもお土産屋さん、宿、アフリカ最高地のパブなどがあるらしいけどこの時は一軒も開いてなかった。
この時期だからなのか既に閉業したのかは不明。

南ア側から見たレソト国境看板

私は知らなかったけどここからが本番らしい。

レソトを出てから南アまで8kmだけどどっちの国にも属してないので誰も整備をしないらしいので、かなりの急勾配、急ターンの砂利道が続く。
崖下には落ちた車の破片も…
ここをタクシーで行くというとみんなビックリして「命知らず」と言われたけど来てみてその意味がわかった。これは落ちても不思議じゃないね。
今回の運転手はかなり慎重に運転していく。8kmの距離を1時間かけて降りていく。

でもかなりの絶景。

写真じゃ伝わらない。

同じような写真ばかり撮っちゃう。

同じような写真。

山が迫ってくる感じ。

どこまでも続く山。

南ア側の国境到着。

ここからアンダーベルグまで40分くらいだった。

パルムビーチのホストに以前ボツワナから来た観光バスがサニパスの崖から落ちて全員亡くなった事があったと聞いた。
怖っ。
でもあそこは本当に経験豊富なドライバー以外は行かないほうがいいと思う。

そして移動として通るなら断然レソトから南ア行きをお勧め。迫力が全然違うと思う。