2025/08/29 - 2025/08/29
62位(同エリア132件中)
まりあさん
養老牛温泉の湯宿だいいちに、10年ぶりに泊まりました。
記憶では、4度目ぐらいかなと思っていて、昔々は、朝にお餅つきをされて、つきたてのお餅を、チェックアウトの時に、お土産として、持たせてくれて、その美味しさに感動したのを覚えてます。
2度目の時は、北海道を2か月ぐらいかけて、細かくまわっていたのですが、支笏湖の近くにある東雲湖への道で、マダニに太腿の後ろ側を食いつかれて、北海道在住の友人のアドバイスで、病院に行きました。本来なら、皮膚科なのですが、摩周湖近辺に皮膚科はなく、外科に行ったら、「マダニですね。頭が残ってるし、そのまわりが赤くなってるので、切除します」と言われて、切られて縫われてしまったので、その後、1週間以上、お風呂に入れず、また、運転する時も、傷口に響いて痛かったのでした。おかげで、2度目の時は、せっかくの宿のお風呂に入れなかったのでした(泣)。
そして、3度目の時は、夕食時に、「シマフクロウが来ましたよ」とスタッフに声をかけられて、レストランのお客たちは、ロビーに駆け込んで、シマフクロウの勇姿に大興奮したのでした。
ロビーのすぐ外に、餌付け台が備えられ、写真が撮りやすいように、そこを照らす照明もありましたので、ロビーの照明を落とすと、フラッシュ禁止でも、写真も撮りやすかったです。
今回、チェックイン時のスタッフに、「シマフクロウは、今も見れますか」聞くと、「最近は、来る時間帯が、遅いので、見れたり見れなかったり」との答えでした。
私が食事も終えて、湯浴み着を着ての、川沿いの混浴露天風呂も体験して、部屋に入る前に、フロントにシマフクロウのことを尋ねに行ったら、やはり、「毎日、来てるんですが、昨日は、11時とか、夜中の3時とか、遅いんですよね」と答えられて、「見れるのは、どのあたりですか」と尋ねると、彼女は、私を案内して、そのスポットへと行きながら、
「あれれ、もう来てるわ」とびっくりして、走り出しました。そして、スタッフたちに、「皆に連絡して」と伝令を走らせて、三箇所ぐらいに分かれていた食事場所から、30-40人のお客たちが、駆け寄ってきたのでした。
なんと、グッドタイミングで質問したのか。おかげで、私も、シマフクロウを見れました。ほんの10分ぐらいでしたが、エサ台の銀色に輝く魚を2匹、ペロリと食べてました。
時には、羽ばたいて、時には姿勢を変えて、フクロウ特有の、くるっと右向いたり、くるっと左向いたり。
特に、羽ばたいた時の勇姿には、ロビーの皆さんが、おおーっと歓声を上げてました。
最初は、ベストな位置にいたのですが、お隣の国のお客が、私を押し除けるように押しかけてきて、すでに何枚か写真を写していたので、譲って、端っこから観察してました。なので、写真は、画質もイマイチです。
お湯は、すごくいいです。
川沿いの露天風呂は、男性優位で、女性は、女性の露天風呂から、ドア一つ開けて、フロントで貸してくれる湯浴み着を着て、混浴に入れますが、やっぱり、ちょっと落ち着かない。けど、景色も川風もお湯も最高です。
スタッフの質も高く、お客さんに積極的に話しかけてきます。
なるほど、この宿は、昔も今も、ホスピタリティーに溢れた、いい宿だなと思いました。増改築を繰り返しているからか、館内では、方向音痴の私はよく迷いましたが、新機軸では、ラウンジが二箇所にできていて、抹茶ラテが美味しかった。牛乳やらコーヒーやらは、いつでも飲めるようです。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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道の駅摩周の、人気のジェラート。
ヘーゼルナッツと、ミルク味を選択しました。 -
道の駅に隣接した、水濠公園
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たくさんの花を咲かせてくれていて、しばし撮影ごっこを楽しみました
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宿に到着しました。
懐かしい、ロビーです。
外の奥に見えてる、木の建物が、シマフクロウの餌台です -
川側のシングルの部屋です。ダブルベッドだから2人泊まれますね
川に面して、大きな窓があり、そこにテーブルを作ってくれているのが、粋な設計です -
ドア側には、別の扉があり、外の音を遮断してくれて、また細長い部屋に、ベッドの部屋とリビングを作っているデザイン性には感心しました
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窓辺には、花が生けられてました。
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宿の入り口です
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面白かったのは、私が、3時半ごろに着いた時には、この駐車場にすでに10台ぐらいの車が停まっていたのですが、なぜか、全車が頭からつっこむ形での駐車でした。
これ、欧米ではフツーの光景でが、日本ではあまりなく、「植栽が傷まないように、前向き駐車でお願いします」と書かれていたりします。
駐車場には整理の係の方がおられて、身振りで、この辺りに停めてください、と案内されてましたので、私は、窓を開けて、大声で、「あのぅ、頭からつっこむ形で、駐車するんでしょうか」と尋ねました。
と、彼は私の車に近づいてきて、少し落とした声で、「いえ、今日は、たまたま最初の車が、こういう風に停めたら、なぜか、その後の皆さんが、同じように停めたんですよね」と笑っておられます。
「めちゃ、日本人ですね」と私も大笑いしながら、私は、いつものように、バックで駐車しました。
グレーの軽が私のですが、写真を撮った時には、後から来た白い車も、バックで停めてました(笑)。 -
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ラウンジができていました。
音楽が流れて、静かな雰囲気が素敵でした。
コーヒーは午後には飲まない私ですが、抹茶ラテにひかれて、立ち寄りました。
牛さんが多いエリアなので、牛乳もたくさん置いてました -
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食事は、個室でゆっくりといただきました。
これは、チーズの食べ比べ
山菜とコーンスープ
量は少ない目ですが、味はしっかり美味しい -
これが謎だったんですが、山わさびで、そこらに生えてる、茎のようなところを、おろし金でおろして、熊手のような器具でかき集めて、料理につけて食べるそうです
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めんめの煮付け。
この宿の、スペシャリティだそうです。 -
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わさびをつけて食べると美味しい
ステーキと、ギョウジャニンニクの大根餅。ニンニク苦手ですが、とくにきつい味ではなく、食べれました -
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ここからシマフクロウの写真です。
私が一番乗りで、写真を撮ったのですが、たくさんのお客が駆け寄ってきて、私は、お隣の国の人が雪崩れ込んできて、追い出されました(笑)。やっぱり、彼らの行動は、えげつない。
で、少し離れたところから見ていたのですが、離れがたくて、たくさんの写真を撮りましたが、画質はイマイチです。 -
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魚を咥えました
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羽ばたくと、かっこいい
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もう1匹を食べました
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最後に、私の方に、くるっと顔を向けてくれて、カメラ目線での写真です。
この後すぐ、飛び立ってしまいました -
こちらは、館内に飾ってあった、シマフクロウが羽ばたいた時の、写真です
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夕食の時に、お夜食はいかがですかと、小さいおにぎりをもらいました
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朝食は、ビュッフェです。
やはり、一つ一つの料理の味はいいです。
そして、つき立て餅のお土産は、なくなってましたが、朝食時に、できたての熱々の、お雑煮とお汁粉を、スタッフが配ってくれてました。
真ん中のがお雑煮。柔らかいお餅がひとつ、入ってます -
牛さんの牧場を、数箇所、見かけました。
この宿の周辺には、ほとんど何もないのです。
神の子池が、比較的近くにありますが、「熊出没で、7月まで閉鎖されていた」というのをネットで見たので、立ち寄るのはやめました(笑)。 -
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