武田信玄の隠し湯巡り、2日目の下部ホテル。

2025/08/12 - 2025/08/13

武田信玄の隠し湯と言われる丹沢の信玄館へ行き、翌日は富士山をぐるっと周り下部ホテルへ。
下部ホテルも信玄の隠し湯と言われているそうですが、どこが隠しなんだか？
クチコミ良く人気もある下部ホテル。普通に東京から行くには中央道経由で行きますが、ここまで再び来るか？と思うと微妙ではありました。
忘れてしまうので備忘録を兼ねて記録しておきます。

エリア 下部温泉(山梨)

丹沢の信玄館から本栖峠を越えて下部ホテルに到着。武田信玄ゆかりの下部温泉郷は二千年の歴史を刻む、隠し湯の里だそうです。
玄関に車をつけると仲居さんが中から出てきて荷物を運んでくれました。車は少し離れた駐車場へ停めました。

下部ホテル 宿・ホテル

玄関にあるロビーです。写真左手がフロントです。
真ん中の大きなテーブルには暖炉代わりの火が揺らめいていました。

お部屋は425号室。

お部屋は10畳和室。広くもなく狭くもなく丁度良い。窓の外は木々が茂っており、真下は池があります。左奥には下部温泉駅があり、たまに電車の音が聞こえてきます。

お着き菓子はゼリー。冷蔵庫に入っていました。

エレベーター前に浴衣が並んでいます。
部屋までの導線にあるのは便利ですね。
部屋にある浴衣サイズが合わなくてフロントまで電話しなくて良いと思います。

館内の案内図。

館内探検でロビーへ戻ると、温泉ゆで卵のコーナーがありました。硫黄の香りしたかなあ？

籠に番号が貼ってあり、セルフで寸胴鍋の温泉で温めます。作り方は説明書きがあるので簡単ですが、好みの茹で具合に合わせるのは難しい。

ロビーに座り塩を振っていただきました。
箱根の黒玉子のような硫黄温泉臭は感じられず、普通の茹で玉子です。美味しかったです。

温泉玉子も食べ、売店をパトロールしたので、夕食まで温泉へいきます。
新しく源泉を掘ったそうで、三種類の源泉と12の湯船を楽しむことができます。内風呂は広くて気持ちよく、硫黄泉は低温ぬる湯、あと2つの単純アルカリ泉はかすかに塩素の匂いがしました。

お風呂上がりに「水のラウンジ」でビール。
ここのホテルは、15時から18時までドリンクフリーでアルコールも飲み放題で生ビール、ワイン、ハイボールなどが飲めます。

水のラウンジの外には足湯があります。
ドリンク持ってのんびりできますが、座れるベンチが7、8組くらいなので、空くのを待ちましょう。

カップルで寛ぐのに良さげです。

湯上がりアイスは、なんとシャトレーゼ。
しかも5種類！一種類のホテルが多いですが、太っぱらです。

アイスは部屋まで持ってきて食べました。

ビールはビニールコップ(キャンプや花見等で使う小さいコップ)に自分でビールサーバーから注ぎます。しかしビニールコップなので冷えていないため、泡が多く注がれてしまいます。小さいコップなので、グビグビ、プハーッ！という感じにならないのが残念です。

水のラウンジ奥に太鼓ステージがあります。
夜8時半から太鼓ショーです。

夕食会場です。ビュッフェですが、会席料理を選ぶプランだと、隣の会場のようでした。

お刺身は三種類。マグロ、鱒、甘エビ。

ざるラーメン、冷やし蕎麦。

お子様専用のバイキング。流しソーメン器がありましたが、ここでやるよりテーブルへ貸し出し対応した方が子供は喜ぶと思いますが、管理が大変なのかな？

フルーツも並んでいます。

なんとシャインマスカットも食べ放題でした。オトナなので、常識レベルとしましたが、中には皿に山盛りにして持って行くパパさんもいました。

ローストポーク、ハム等のおつまみ系と雪下人参のゼリー。

オープンキッチンでは、天ぷら、揚げ物。

隣で焼いている牛カルビ焼き。ビュッフェでたくさんの物が食べられるように、小さめにカットされていますが、大きさに賛否あるようです。

こちらは牛タン。

温泉ホテルでは珍しいと思う、チーズパスタのワゴンサービス。都会のホテルではたまに見かけますね。

色々な小鉢も並びます。

サラダコーナーでは、アポカドがたくさんあるのは珍しい。ビーツのドレッシングも他のホテルでは見ないものでした。

最初はこんな感じに盛り付け。

お寿司は少なめでしたが、稲荷寿司が人気ですぐになくなっていました。

夕食会場への通路でガラス張り越しに山女魚を焼いている様子を見ることができます。

廊下でみた山女魚が夕食会場へ持ち込まれ、オープンキッチンに並べられました。
大変な人気で途中で売り切れになっていました。

山女魚の塩焼きですが、お皿がプラスチックなので風情も何も無いのが寂しいところです。ビュッフェだとこういうのが残念です。

おにぎりはオーダー制です。声を掛けるとスタッフが握ってくれます。お米は山梨の梨北米で美味しい米でした。

カレーも忘れずに！

ビュッフェで色々な物をたくさん食べているので、小盛りにしてくれるので助かります。

フルーツ、デザート盛り。これは嫁さんの皿です。

小ぶりなケーキも美味しい。

シューラスク、わらび餅。

食事の後の太鼓ショーは、8時45分でした。従業員さんも忙しいから準備がすすまないのでしょう。
太鼓ショーは富士吉田の鐘山苑、甲府の慶山ににもありましたが、規模は鐘山苑が一番かも？太鼓ショーの後は餅つき大会となり、お子様参加のイベントとしては良いと思います。ちなみに鐘山苑はビンゴ大会でワイン等がもらえます(全員ではありません)。慶山は太鼓ショーだけです。

お餅つきの後は、きな粉餅として振る舞われます。今回は余っているようでした。、

太鼓ショーが終わるころには、ロビーで小さな縁日が開かれます。

夕食から戻ると布団が敷かれていました。寝心地良い布団でした。

朝食は昨夜と同じ会場です。パンがたくさん並びます。

ジュース類はベンダーマシンによるセルフですが、人参スムージーと牛乳だけは別にありました。リンゴジュースやグレープフルーツ、トマトジュースがないのは残念でした。

柚子のり美味しかったです。

山女魚と鮎の両方の干物が食べられます！

このホテルのウリが、左上の山女魚クロワッサン。
小さめの干物が挟まれています。美味しい！と声を上げる程ではありませんが、ほほう！という感じで珍しかったです。

焼き立てパンのワゴンサービスもありました。

しかし、夕食の山女魚の塩焼きもそうでしたが、プラスチック皿に合わない！

お帰りの際は裏返しましょう。

ホテル脇の川をせき止め、朝の9時からやっている魚のつかみ取り！子供達は大はしゃぎでした。

ホテルをチェックアウトして、一般道で甲府方面へ向かい「みたまの湯」でお昼休憩とひとっ風呂。
お盆休み渋滞を避けるため、14時頃に出発しましたご、やはり小仏トンネル付近で少しだけ渋滞につかまりました。

みはらしの丘みたまの湯 温泉

下部ホテル。
おもてなし満載の宿でファミリー客にはとても良い温泉ホテルだと思いました。オトナがのんびりゆっくりするホテルではありません。
ここなら鐘山苑に行くかな…。でも鐘山苑は温泉の湯が平凡なんですよねえ。
これで、信玄の隠し湯巡りは終わりました。他にも隠し湯と名のつく温泉はあるようです。
山梨では、まだ西山温泉の慶雲館へ行ったことがないので課題となっています。