2023/06/13 - 2023/06/13
21位(同エリア33件中)
piglet2017さん
- piglet2017さんTOP
- 旅行記77冊
- クチコミ2700件
- Q&A回答5件
- 355,843アクセス
- フォロワー4人
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
19世紀にはチューリッヒ同様、経済の中心だった町ヴィンタートゥール。事業で成功した富豪たちは、邸宅を飾るための絵画を蒐集しました。現在、彼らのコレクションは、「Oskar Reinhart Collection<Am Romerholz>」、「Kunst Museum Winterthur<Reinhart am Stadtgarten>」、「Kunst Museum Winterthur<Beim Stadthaus>」の 3つの美術館で鑑賞できるようになっています。
ブリューゲル「雪中の東方三博士の礼拝」
- 旅行の満足度
- 5.0
-
世界的に有名な美術コレクターだったというオスカー・ラインハルト氏のコレクションは、2つの美術館に分けて展示されています。まずはラインハルト氏が亡くなるまで、名画に囲まれて暮らした郊外の邸宅「Am Romerholz」へ向かいます。ヴィンタートゥール駅前のバス乗り場Stop Gから10番のバスに乗りHaldengut下車、上り坂になっているハルデン通りを10分歩いた左手にありました。
アートコレクターだったラインハルト氏の邸宅美術館 by piglet2017さんオスカー ラインハルト美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
チケット売り場の先の廊下には、ルノワールの絵画とマイヨールの彫刻「地中海」が置かれていました。
アートコレクターだったラインハルト氏の邸宅美術館 by piglet2017さんオスカー ラインハルト美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
廊下を通り抜け、元リビングルームだったルネサンスルームに入りました。クラナッハやブリューゲルなどルネサンス時代の絵画が展示されています。
アートコレクターだったラインハルト氏の邸宅美術館 by piglet2017さんオスカー ラインハルト美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
お目当ての作品「雪中の東方三博士の礼拝」。降りしきる雪に視界を遮られながらも絵画をよく見ると、凍った池に開けられた丸い穴から水をくむ人、そのそばで橇滑りをしている子供、池の向こうの煉瓦塀からは母親が「ほらほら、気を付けないと穴に落ちてしまうよ!」と叫んでいる様子が描かれています。散歩に出てきた犬も、足先が雪に埋まってしまって困惑しているようです。
アートコレクターだったラインハルト氏の邸宅美術館 by piglet2017さんオスカー ラインハルト美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
邸宅Am Romerholzを購入したラインハルト氏は、増えていくコレクションを展示するための絵画ギャラリー棟を増築しました。ルネサンスルームの白い扉の先に、離れのギャラリー棟があります。一番大きなメインギャラリーに入ると、壁一面にルノワール作品が並んでいました。
アートコレクターだったラインハルト氏の邸宅美術館 by piglet2017さんオスカー ラインハルト美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
セザンヌ「壺と果物の静物画」、ゴッホ「アルルの病院の病室」「病院の中庭」です。
アートコレクターだったラインハルト氏の邸宅美術館 by piglet2017さんオスカー ラインハルト美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
モネ「セーヌ川の解氷」
凍結していたセーヌ川の氷が溶けて流氷となって流れていきます。アートコレクターだったラインハルト氏の邸宅美術館 by piglet2017さんオスカー ラインハルト美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
コロー「読書する少女」です。お隣にはハルス「読書する少年」がありました。シャルダンの桃の静物画の隣にセザンヌの桃の絵を展示するなど、似た画題で様々な画家の作品を見比べて楽しめる展示となっています。
アートコレクターだったラインハルト氏の邸宅美術館 by piglet2017さんオスカー ラインハルト美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
西ギャラリーでも同じ趣向の企画展示がありました。ルノワールとモネ(ルノワールが描いたモネの肖像画)「なかよし二人展」でしょうか?
アートコレクターだったラインハルト氏の邸宅美術館 by piglet2017さんオスカー ラインハルト美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
二人は並んでイーゼルを設置し、それぞれの目でとらえた同じ夏の風景を描きました。
アートコレクターだったラインハルト氏の邸宅美術館 by piglet2017さんオスカー ラインハルト美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
再び10番バスに乗りStadthausで下車、市立公園内にあるヴィンタートゥール美術館<Reinhart am Stadtgarten>にやってきました。そもそもヴィンタートゥール美術館は2つあり、市立公園内にあるネオルネサンス様式の建物内に、ラインハルト氏が1951年にヴィンタートゥール市に寄贈したコレクションが展示されています。
スイス初の私立美術館 by piglet2017さんオスカー ラインハルト ミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
-
こちらのオスカー・ラインハルト コレクションには、スイス人画家の作品が展示されています。アンカーが描いた子供たちの絵も鑑賞できます。アンカー「託児所」では、子供一人一人が個性的に描き分けられています。
スイス初の私立美術館 by piglet2017さんオスカー ラインハルト ミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
-
ホドラー「嵐に驚いて」
スイス初の私立美術館 by piglet2017さんオスカー ラインハルト ミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
-
Anton Graff 「グラフの息子カール・アントン」
ヴィンタートゥール出身の肖像画家アントン・グラフの息子のカールが、幼いながらもお父さんの真似をして絵を模写している様子を描いています。カールは後に風景画家になったそうです。スイス初の私立美術館 by piglet2017さんオスカー ラインハルト ミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
-
Wolfgang-Adam Topffer 「農場での食事会」
お母さんのスカートをつかみながらも、犬と交流する子供が印象的です。スイス初の私立美術館 by piglet2017さんオスカー ラインハルト ミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
-
ヴィンタートゥールの町をを代表する高級チョコレート店Vollenweiderでおやつタイムです。夏のチョコレート店は当然エアコンが効いているので、一休みするのに最適です。地元民は夏でもテラス席を好むので、涼しい店内席は貸し切り状態で本当に快適に過ごせました。
1943年創業の高級チョコレート店 by piglet2017さんVollenweider Chocolatier Confiseur Cafe カフェ
-
お店の一番人気のケーキGiraffentortliとダークシャンパントリュフです。バブルの頃、シャンパントリュフを発明したお店トイスチャーも日本に出店していたことを思い出します。翌日、チューリッヒでトイスチャーの前を通りかかりましたが、その後、老舗店にありがちなお家騒動が勃発し、2024年12月に閉業したようです。グーグル地図で確認すると、跡地はレダラッハになっていました。
1943年創業の高級チョコレート店 by piglet2017さんVollenweider Chocolatier Confiseur Cafe カフェ
-
苺のタルトと、ホワイトガナッシュにロゼシャンパンが入ったピンクシャンパントリュフです。別途注文したカフェオレにも、ガナッシュチョコレートが一粒付いてきました。
1943年創業の高級チョコレート店 by piglet2017さんVollenweider Chocolatier Confiseur Cafe カフェ
-
薔薇を見ながら市立公園を横切り、ヴィンタートゥール美術館<Beim Stadthaus>にやってきました。美術館のお向かいにStadthaus(市庁舎)があります。
ヴィンタートゥール旧市街にある美術館 by piglet2017さんヴィンタートゥール ミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
-
個人の寄付によって1915年に建てられた美術館には、ヴィンタートゥール在住の資産家たちから寄贈された美術品が展示されています。
ヴィンタートゥール旧市街にある美術館 by piglet2017さんヴィンタートゥール ミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
-
ゴッホ「夏の夕べ」
トウモロコシ畑を散歩するカップル、アルルの町の向こうから昇る大きな満月が印象的です。かつて訪れたアルルは古代ローマ遺跡の町だった記憶がありますが、ゴッホの時代からもくもく煙を上げる工場の煙突が立ち並んでいたとは、意外です。ヴィンタートゥール旧市街にある美術館 by piglet2017さんヴィンタートゥール ミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
-
ルソー「赤ちゃんの無事の成長をお祝いして!」
自信に満ちた表情で堂々と立つ赤ちゃん。
ヴィンタートゥール旧市街にある美術館 by piglet2017さんヴィンタートゥール ミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
-
ル・コルビュジェことシャルル・エドゥアール・ジャンヌレ「多くの物のある静物画」
ル・コルビュジェというのはペンネームだったのですね。こちらの絵画では、本名が使われていました。
ヴィンタートゥール旧市街にある美術館 by piglet2017さんヴィンタートゥール ミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
-
クレー「風景の中の目」
ヴィンタートゥール旧市街にある美術館 by piglet2017さんヴィンタートゥール ミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
-
3つの美術館の見学が終わり時間が余ったので、同じ建物内にあるヴィンタートゥール自然史博物館も見学しました。
こちらは鳥時計の紹介コーナーです。朝になって鳥たちは一斉に鳴くのではなく、鳥の種類ごとに鳴き始める順番が決まっているというのです。日の出とともに鳴き始めるのが、ズアオアトリです。ムクドリやブラックバードはズアオアトリより30分遅れて囀り始めます。鳴き始める順番に剥製の小鳥が登場、ボタンを押すと鳴き声を聞くこともできるおもしろい展示でした。アルプスの動物たちにも出会えます by piglet2017さんヴィンタートゥール自然史博物館 (Naturmuseum Winterthur) 博物館・美術館・ギャラリー
-
アルプスに生息する動物たちの剥製も展示されています。アルプスの王、ペーター曰く「大角の旦那」シュタインボックです。
アルプスの動物たちにも出会えます by piglet2017さんヴィンタートゥール自然史博物館 (Naturmuseum Winterthur) 博物館・美術館・ギャラリー
-
「かわいいの」 マーモットもいました。
アルプスの動物たちにも出会えます by piglet2017さんヴィンタートゥール自然史博物館 (Naturmuseum Winterthur) 博物館・美術館・ギャラリー
-
展示品には、四国土佐から送られた手紙とシダの標本までありました。その下に、横浜から生糸を輸出していたKarl Zieglerという人の写真が置いてあったので、日本でも交流があったのかもしれません。横浜のスイス系生糸商社としては、エリスマン邸のエリスマン氏(チューリッヒ出身)が有名ですが、Ziegler氏はエリスマン氏より34歳年上の方でした。
アルプスの動物たちにも出会えます by piglet2017さんヴィンタートゥール自然史博物館 (Naturmuseum Winterthur) 博物館・美術館・ギャラリー
-
旅の終わりが近づいてきたので、バーゼルの伝統菓子レッカリー発祥の店「レッカリー・フース」に立ち寄りました。15世紀からあったというスパイスクッキーのレッカリー、今はレモンやリンゴ風味の商品もあるようです。
歯にくっつかない不思議な食感のキャラメルがおすすめ by piglet2017さんLackerli Huus (Winterthur店) スイーツ
-
歯にくっつかないシャリシャリ食感の不思議なキャラメルRahmtafeliは、常温で日持ちもするので、お土産におすすめです。
歯にくっつかない不思議な食感のキャラメルがおすすめ by piglet2017さんLackerli Huus (Winterthur店) スイーツ
-
ホテルのそばのショッピングモールNeuwiesenには、13世紀からボーデン湖沿いのゴットリーベン村で愛されてきたお菓子Huppenを、今も作り続けている菓子店Gottlieberがありました。
ナポレオン3世のお気に入りのお菓子Huppen by piglet2017さんGottlieber Sweets & Coffee Winterthur カフェ
-
ゴットリーベン近くのアレネンベルク城に住んでいたナポレオン皇妃ジョゼフィーヌの娘オルタンス、後にフランス皇帝ナポレオン3世となるオルタンスの息子も大好物だったお菓子と聞き、お土産に購入しました。ゴットリーベンの「ゴーフレット」と呼ばれているように、ヴァニラ味は特に風月堂のゴーフレット、バニラ味とそっくりの味でした。
ナポレオン3世のお気に入りのお菓子Huppen by piglet2017さんGottlieber Sweets & Coffee Winterthur カフェ
-
ショッピングモール2階にあるミグロレストランで夕食です。ヘルシーなサラダビュッフェは量り売りで、100gあたり3.20フランでした。
量り売りの新鮮なサラダビュッフェがおすすめ by piglet2017さんMigros Restaurant (Winterthur店) 地元の料理
-
野菜も新鮮でエビやハムもあるので、サラダだけでも食べ応え十分でした。ヘルシーな食事が2人分でわずか15フランでいただけるので、本当におすすめです。
量り売りの新鮮なサラダビュッフェがおすすめ by piglet2017さんMigros Restaurant (Winterthur店) 地元の料理
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
この旅行で行ったグルメ・レストラン
ヴィンタートゥール(スイス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
34