2025/08/09 - 2025/08/11
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emi_uさん
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この旅行記スケジュールを元に
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
お盆の旅、山の中の煙草屋旅館の後は、天狗の湯へやってまいりました。
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那須の温泉街のさらに奥へ
鳥居が見えてきたのは、温泉神社 -
そこから目と鼻の先に殺生石(せっしょうせき)
いつも駐車場がいっぱいでなかなか来られなかったけれど、今日は生憎の天気のおかげで辛うじて駐車場に空きがあった -
松尾芭蕉も元禄2(1689)年に訪れており、「奥の細道」に「石の毒気いまだ滅びず、蜂、葉のたぐひ真砂(地面)の色の見えぬほど重なり死す」記した
当時は今よりも火山性ガスが発生していたようだ
この地での一句
「石の香や 夏草赤く 露あつく」 -
湯川にかかる「いでゆ橋」を渡って散策
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殺生石までは240m
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最初にあるのは盲蛇石(もうじゃいし)
昔話に由来する
ある冬、盲目の大蛇と出会った五左衛門は、蛇が厳しい冬を越せないだろうと気の毒に思い、ススキと小枝で小屋を作ってあげた
翌春、小屋を訪れると蛇の姿はなく、輝く湯の花があるばかり
その後、湯の花の作り方は村中に広まり、人々は蛇への感謝を込めて、蛇の首に似たこの石を「盲蛇石」と名付け大切にした -
隣には湯の花採取場跡
湯の花は、地表から吹き出たガスの硫黄成分が結晶したもの
水に溶けやすいため屋根を掛け、地表に敷きつめた赤土の上にできた湯の花を採取した
江戸時代、この地域では年貢米の代わりに、湯の花を納めていたことから、貴重な資源であったことがうかがえる -
千体地蔵
無数のお地蔵様が、いろんな帽子をかぶって佇む -
教傳(きょうでん)地獄
14世紀の話、教傳という小坊主がいた
悪童は28歳になり、寺を継いでも行いが直らない
ある日、那須温泉に湯治に行くことになるが、母が用意した朝食を不機嫌に蹴飛ばして出掛ける
那須に到着し、殺生石を見学に来ると、天候は急変し雷鳴が轟き、大地から火炎熱湯が噴き出す
友人は逃げるも、教傳だけは動けず、友人が助けようとしたものの、そのまま息を引き取った
その後、1720年にその場所に地蔵を建立して供養
現在の地蔵は昭和57(1982)年建立 -
殺生石、到着
殺生石の由来は…
むかし中国やインドで美しい女性に化けて悪行を重ねていた白面金毛九尾の狐が今から800年程前日本に渡来、「玉藻の前」と名乗って朝廷に仕え、日本国を亡ぼそうとしていた
しかし、陰陽師阿部泰成に正体を見破られると、九尾の狐は那須野が原まで逃げてきて、ここでも悪さを繰り返した
そこで、朝廷は三浦介、上総介の両名に命じ遂に九尾の狐を退治 -
すると、九尾の狐の姿は毒石になり毒気を放ち、近づく人や獣を殺し続けた
これを伝え聞いたた泉渓寺の源翁和尚が毒石に向かって大乗経をあげ続けると、一筋の白煙とともに玉藻の前の姿が現れ、石は三つに割れて飛び散り、1つがここに残った
それ以来、その石は殺生石と呼ばれ、今に伝えられる殺生石 名所・史跡
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殺生石に向かって左手には、階段があり、石の香橋を渡ると、
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先ほど通り過ぎた温泉(ゆぜん)神社
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足下ぐっちゃぐちゃだが、まだ残るアジサイには雨が似合う
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この裏口のような道からは、今通ってきた殺生石の園地が見下ろせる
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630年、狩野三郎行広が矢傷の白鹿を追って山中に迷い込み神の御教により温泉を発見し神社を創建
那須温泉神社 寺・神社・教会
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この階段を下りると、さっき車で通過した鳥居につながるのだろう
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殺生石から温泉神社まで散策して小1時間
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駒止の滝の駐車場に車をとめ、温泉に向かう
と、その前に駒止の滝とは? -
駒止の瀧(駒ヶ瀧)
幅3m、高さ20m
こんなにしっかり”滝”だとは思わなかった -
霧が漂う中、木々に囲まれ、神秘的な佇まい
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以下、案内板から
「元文年間(1740年代)『北湯道』といって大丸温泉から北温泉を経て湯本からの白河道につながる道路で、ここを通る旅人や馬等が、この瀧の華麗さに遂々足を止めて眺めたので駒止の瀧ともいわれます。
この観瀑台からは、春の芽吹き、枯れ木の間からはツツジが見られ、高原の爽やかさを瀧から肌に感じ、秋には見事な紅葉とのコントラストを身近に感じて、多くの観光客に親しまれます。
瀧は二段から成り上下の瀧壼のエメラルドグリーンは見事なものです。」駒止の滝 自然・景勝地
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さて、いよいよ北温泉旅館へ
ここから400m -
滞在中、雨が降ったり止んだりだったが、霧にかすむ山並みもまた一興
行きはよいよい、帰りはこわい
行きは下り、帰りは上りの坂道
HPにもある通り、キャリーケースは適していない
荷物も最小限に絞った方がいいだろう -
憧れの北温泉旅館に到着!
右手に温泉プールが写る
その手前に道があるから、とりあえず行ってみると、 -
川にぶつかった
後出の砂防堤の下流にあたるところ
標識に牛ヶ首とあったから、那須岳にはどこかからつながっているかもしれないが、とりあえずこれ以上散策する感じでもなさそうだった -
さて、チェックインを済ませると、
宿には三毛のももちゃん♀と、 -
トラネコのまるちゃん♂がいる
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玄関で見張り番のまるちゃん
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雨の時には今は使われていない宴会場・亀の間の屋根の下で雨宿りする姿がかわいい
最近、外を出歩いているときにケガをして、すっかりインドア派になったとか
たぶん、まるちゃんは寂しがりやさんだけどシャイ -
ももちゃんの方が積極的で、部屋のある2階にもパトロールに来る
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我々のお部屋はこちら、松の間
江戸時代(安政年間)1854年築
冷蔵庫もWi-Fiもあるが、テレビは30分100円だったかな?昭和風な課金制
1階の玄関近くに許容のテレビがあり、そこはBSも映って無料 -
窓からの景色はこんな感じ
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亀の間の屋根越しに緑が目に優しい
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夜の照明は行灯でおやすみなさい
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早速探検に出かけよう
宿泊したのは2階の松の間
いくつかあるお風呂の中で、一番近いお風呂は天狗の湯という素晴らしい場所
いい感じにひなびた案内表示 -
増築を重ねており、中は所見では迷路のよう
天狗の湯は日帰りの時間帯(8:30~17:30)は男性専用
つまり日帰り温泉での利用では、女性は天狗の湯には入れない
女性には不公平!と思うだろうか
しかし、特に深夜は混浴だけに男性の長風呂ははばかられる
(夜中に湯にも浸からずに"ワニ"のように待っていると、女性が入りにくいので女将さんにたしなめられる)
また、別のお風呂「芽の湯」は唯一源泉が他のお風呂と異なるのだが、ここは終日女性専用
なんだか男性の方がかわいそうにも思えるのだ -
天狗の湯の手前には洗面所
更に手前にはお手洗いがある
さすがにウォシュレットではないが、少々脆弱そうながら水洗ではある
この奥の左手が天狗の湯、右手が脱衣所なので、その気になれば丸見え
昔ながらの湯治場は節度が大切だ -
洗面所のお向かいの自炊場
ガスコンロは何台もある
その下には山ほど鍋やフライパンがある
手前には食材を保管できる鍵付き冷蔵庫
フロントに申し出れば無料で借りられる
お部屋の冷蔵庫で事足りたので、私は利用していない -
電子レンジもある
奥には流し
温泉のお湯も流しているので、冬でも安心かも -
食器もたくさんあるので、困ることはないだろう
使ったら洗って拭いて、元の場所へ
左手に写る調味料も、塩コショウ、醤油、ポン酢などいろいろあるが、賞味期限が切れたものもあるので、気になる方は持参を -
右下に写る「浴室はこちら」の表示がいい味出してる
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天狗の湯の手前の簾の上には小さな天狗
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考えてみれば鼻だから当然なのだが、下から見るとここに鼻の穴があるのね
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廊下の突き当りにはいよいよ天狗の湯
右から大天狗、中天狗北温泉旅館 宿・ホテル
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小天狗もいる
真夜中だったので暗くてわかりづらいが・・・ -
朝一にも見てみた
お湯の水位がやや低いのは。朝早くから宿の方がお掃除をし、いま溜めているところだから
お湯は一度全部抜くが、30分ほどで満水になるらしい -
湯気が逃げていく天井が結構高い
この大天狗、実はここ数年で一度大破してしまったよう
はしゃぎすぎた客が鼻にぶら下がって壊したとか
数百万かけて作り直したものの、元通りの色味はなかなか出せなかったらしい
おふざけもやり過ぎはよくない -
天狗の湯を通り過ぎて外に出ると、正面にはお堂
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右手には砂防堤が見える
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お堂までの間に、まず打たせ湯がある
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ただ、こちら、熱いうえにかなりの強さで、素人にはなかなか馴染みづらく短時間で脱落
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その向こうに家族風呂
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とてもシンプルに浴槽が1つ
ここも打たせ湯同様、かなり熱い
タイミングによるものかと思ったが、宿の方もここは熱いから水でぬるめないとと言っていた -
階段の上にあるお堂
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お願いすれば開けて見せてくれるかも
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御本尊も安置
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お賽銭箱の両脇には、立派な"象徴"
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窓には細かな彫刻が嵌め込まれている
亀の間の周辺にもこういったものがあったので、放置されているのももったいない木はした -
振り返ると家族風呂の裏辺りに足場が組まれている
この奥に源泉があるのだそう
維持管理がたいへんそうだ -
次はフロントへ下りてみる
1階フロント手前の売店は酒の肴か、生活用品という感じで、お土産は期待しない方がいいだろう -
玄関正面、フロントの目の前の共用スペース
ここのテレビはBSも映る、無料の共用テレビ
日帰り温泉の休憩スペースはここになるだろう
昼は日帰り温泉客、夜は宿のスタッフさんもテレビを見ている
壁にはテルマエロマエのポスター -
このシーンはまさにこのスペース
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こちら温泉の正面
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これは外の温泉プールの端
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天狗の湯
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共用スペースの裏には昔の農具などの展示
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その向かいは宿泊者用の休憩室
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こちらにもBSも映るテレビがある
本もいろいろ -
フロントの奥には、お湯の入ったポット、氷があり、適宜とっていっていい
なくなりそうになったら・・・とか利用の仕方は最初に説明してくれるのできちんと聞いておこう
自販機もあり、下界より多少高くなっているが、あの坂道を思うと致し方なし -
さらに奥の階段を下りて、渡り廊下を行くと、今は使われていない宴会場・亀の間を通り過ぎ、河原の湯へ通ずる
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脱衣所から男女は別で、ドライヤーなどはない
尤もここはシャンプーなどをするところではない -
浴槽はさほど大きくない
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上流側を覗き込むと、砂防堤が見える
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お湯は湯船からそのまま川へ流れていくので、石鹸禁止
とても開放的で、自然を感じられる
ただ、お湯はかなりぬるかったので、早々に別のお風呂へ -
フロントまで戻る
玄関を入って左手の脇に下へ延びる階段がある -
その先に温泉プールにつながる出入口がある
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温泉プールはとても広い
ご覧の通り丸見えなので、温泉とはいえ水着着用
8月初旬にはボランティアの方がお掃除してくださったばかりらしい
夏のお昼はアブだかブヨなどの虫が飛んでいるので、ご注意を
手前の建物が男女別の脱衣所とお風呂 -
建物に入ると右手が男性、奥が女性の脱衣所とお風呂
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ここはシャンプー、石鹸OKだが、脱衣所にドライヤーはない
ドライヤーがあるのは女性専用の芽の湯か、自炊場前の洗面所くらいだろう -
こちら女性のお風呂
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こちらは男性、ほぼ同じ造り
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雨が降っていたので、ちょっと小降りになる瞬間をお風呂から眺めながら待つ
しかしなかなか小降りにならないので、 -
夜にもトライ
そう、ここも24時間稼働なのだ
差し詰め"ナイトプール"?
ナイター仕様の照明もちゃんとある -
手前には滑り台がある
ただ、滑り降りた先のプールはさほど深くないので、大人が滑ろうと思った場合には、その深さをよく確認してからにしよう -
温泉プールへの通用口の向こうにあるのが、梅の間
昭和になってからの建物 -
松の間と竹の間をつなぐ辺りには仏像が祀られている
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隣には本坪鈴(神社に吊るされている鈴)があり、関係者以外立入禁止の扉
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見上げると参道が上に延びていることだけはわかる
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松の間と竹の間のあいだには、覗き込むと昔の軒下のようなところがある
これも増築かな
昔は外だったんだろうな、と妄想 -
その先に竹の間(明治時代)
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石垣が見えるあたり、ここは外の面した石垣の脇に増築したのかな?と妄想
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竹の間の廊下からの眺望
左手がフロントと松の間、右手が亀の間
そこをつなぐのが先ほど河原の湯に行くのに通った渡り廊下
右手奥に砂防堤 -
そして芽の湯に行くには、この竹の間エリアから上層階へ
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こちらは女性専用
なので、女の湯(めのゆ)とも
"めのゆ"は各所に芽の湯、目の湯、女の湯と様々な表記がある -
おそらく改装してそう経っていないのだろう
木の香りがする -
「芽の湯は目の湯なり」
目にいいらしく、洗うと良いと書いてある -
こちらが芽の湯
最初は夜行ったので暗かったが、次は明るいとき -
壁側の水槽はここから備え付けの桶で湯を掬って髪や身体を流す
シャワーなどはこの温泉にはどこにもない -
窓側は長い浴槽
これがちょうどいい湯温で広々と本当に気持ちいい -
霧が山を登っていく様子を眺める朝は特に気持ちがいい
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が、気を付けよう
ここは宿の入口から左手を見上げたところにあるので、歩いている人が見える
ということは、その気になればあちらからも・・・
と、多くの温泉を楽しみながら2泊3日 -
外出したのは初日の夕飯だけ
那須の町にあるミスタービーフ
こちらのお店は予約ができるので、行くなら予約必須
開店直後の1巡目は予約客で満席ミスタービーフ ダイニング グルメ・レストラン
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店内はわちゃわちゃとアメリカンな小物が並んでいたり、壁に飾れられたりで賑やか
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2人でステーキ2,190円とハンバーグ2,690円をペロリ
この日はハンバーグが+50gだったかな?のサービスをしていて、確か200gのお値段で250gいただいた
周りもポテトなどのサイドを注文しても、わりと回転は早い
この価格でこの観光地で、このステーキがいただけるのはコスパ良し! -
で、帰りに車で10分足らずのスーパーマーケット・ダイユー那須高原店へ
食料を買い込み、2日目の朝~チェックアウトまでの食料を確保 -
夜の北温泉旅館に戻ってからは、お籠りで何もしないか、寝てるか、温泉
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精算はこんな感じ
ゴミ処理代300円はHPにも記載があったが、どうやら日数分ではなく1部屋(何泊でも?)300円のようだ
良心的
非常に贅沢な時間を過ごした2泊3日
最後までご覧いただきありがとうございました
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