2025/08/09 - 2025/08/10
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emi_uさん
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この旅行記スケジュールを元に
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
何年か前にテレビで見て、こんなところに温泉宿があるんだなぁと思うとともに、宿の名前のおもしろさに惹かれ、あこがれていた宿。
何年か越しのあこがれへの登山です。
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国道4号を北上して、那須を目指す
古河の辺りでは筑波山が見える -
8時 沼ッ原駐車場到着
目的地は煙草屋旅館
今夜は車はここで1泊
駐車場は100台入るらしいが、山の日の連休の初日、まだ朝早いとあってガラガラ -
きれいな山だ
これは南月山(みなみがっさん)か -
駐車場の隅にあるトイレを利用させてもらい、写真左奥の方からクマザサに分け入る
08.10 出発 -
行きのルートはこちら
https://www.pref.tochigi.lg.jp/d04/eco/shizenkankyou/shizen/documents/nasu01.pdf -
08.20 分岐点
突き当たり左手(写真では直進方向)に沼原調整池がある -
沼原湿原は、緑の線を引いたように抜けて行った
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沼ッ原(ぬまっぱら)湿原 標高約1,230m
江戸時代に幕府の出資により会津中街道が整備され、
明治から昭和20年ごろには馬の放牧地、
戦後は木材のための植栽 -
沼ッ原湿原とその周囲は日光国立公園の第2種特別地域に指定されている
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まずは標識に従って、展望デッキに行ってみる
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左手の柵の向こうは立入禁止
柵の向こうには沼原調整池がある
1969年着工、1974年完成で、深山ダムとの揚水式発電を行う
落差は500mにも及ぶ -
いきいきと生える草に枝を広げる広葉樹
夏の陽射しと白い雲も相俟って、遠いマダガスカルの大地を思い出す -
な~んて思いながら木道を進む
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程なく展望が開け、きれいだな~と思ったら、ここが展望デッキ
ここで折り返して、標識のところまで戻って、 -
木道に従って北上する
沼ッ原湿原 自然・景勝地
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盛夏に花は少なかったが、オニユリだろうか
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こちらはサワギキョウかな
マルハナバチ?がせっせとみつ集め -
この開けた湿地を5分ほど歩くと、
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その後はササや木に囲まれる
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「フィトンチッド」という単語、ふんわり森林浴でマイナスイオンを享受することかと思っていた
フィトンは「植物」、チッドは「殺す」という意味
植物が微生物などから身を守るために出す化学物質で、これが森の爽やかな香りのモトらしい -
突き当りで道は右に折れる
ツキノワグマ出没の可能性あり! -
突き当りでは、「三斗小屋宿跡」方面へ
今回、行きに通る道は「麦飯坂(ばくはんざか)・三斗小屋宿跡」を経由する -
シカよけのゲートをくぐって、
08.40 登山開始 -
この辺りのカラマツは戦後、木材のための植栽の名残
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前述の通り、今回のコースは、まず目指すのは「三斗小屋温泉」ではなく「三斗小屋宿跡」
後述をご覧いただきたいが、三斗小屋温泉と三斗小屋宿跡は違うもの -
逆光で分かりづらいが、ピンクのリボンが下がっているところは倒木
頭が当たるくらいの高さなので、頭もさることながら、荷物の脇にさしたトレッキングポールなんかが引っかからないよう、注意! -
山道を登っていく
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足下にはこの実がそこここに落ちている
おそらくトチの実
栃餅なんかになるやつ -
09.00 わかりづらいが湧き水程度の流れを渡る
この辺りから、いくつか水場を越える -
09.30 橋が見えてくる
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これが大隅川と小隅川の合流したものだろうか
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まさに丸太橋
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苔ですべりそうだなぁとか、ドキドキしながら渡る
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2分もすると次の水場
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ここは左手下の方に川が見える
おそらくこの先で渡る湯川と合流しているのだろう -
心もとないところを渡り終えて振り返る
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絶妙なバランスで支えられているように見える岩
足を滑らせるとはるか下の川まで止まらないかと思うとヒヤヒヤ -
09.45 おそらくこれが湯川
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上流側には土砂崩れがあったであろう跡
でも上流の方で釣りをしている人がいた
こんなところまで釣りによくくるなぁ -
コンクリの塊は橋の台座だったのか?
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と、思うが、今は石に乗っかってなんとか保っているようにも見える
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何せこの橋、信じられないくらいうねっている
こんな橋を渡るなんて、マンガでしか見ないようなこと
渡った先でひと休み
黒い大きい蝶が飛んでいた
黒くて大きくて、濃い青か紫に光って見えたから、きっとカラスアゲハだったのでは?と思うが、おにぎり食べながら待ったけど一度しか見られなかった -
あれだけ水が流れているということは、相対的に低い土地なわけで、そこからは上りになった
とはいえ10分足らずで林道に出る
(写真の奥から出てくることになる) -
別の角度から
10.00 林道に入る
右手から出てきて、左奥に続く林道を行く -
並んで建つ石碑は年季が入っている
「右 やまみち」と辛うじて見える
普通、対になるのは「左 ~~」だが、読めない -
裏側はおそらく日付が彫られている
「寛」の字が見えるが…んー、バランスよくないが「寛政」?か?
だとすると1789-1801年 -
車も通れる緩めの登りを行くと、墓地が現れる
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目の前をシカが跳ねて行く
が、速くて写せなかった -
墓地からはもう目と鼻の先に、
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10.30 三斗小屋宿跡 標高1,100m
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(看板より)
三斗小屋宿は、元禄8(1695)年に会津藩によって整備された会津中街道に設けられた。
江戸時代末期に修験道の白湯山(はくゆさん)信仰が盛んになるとその登山口として栄え、常夜灯、石仏、大鳥居などが寄進され、今も残るものもある。
慶応4(1868)年の戊辰戦争で、会津軍(旧幕府軍)と新政府軍との激しい山岳戦が展開され、戦火により宿の14戸が焼失。宿跡南の墓地には、この戦死者の墓が残る。
明治26(1893)年には三斗小屋に銅山が開かれ、宿の近くで精錬が行なわれた。明治41(1908)年5月の大火で14戸すべてが焼失し、昭和32(1957)年に最後の1戸が転出して以降、無人の地となっている。 -
南側の入口の方には、小屋らしきものがあり、一升瓶が多数捨ててある
これが昭和32年に転出した最後の1戸か?それにしては新しいか? -
表参道一之鳥居の看板があったので行ってみる
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「白湯山」の文字を掲げた鳥居
前出の看板にもあったように、江戸時代末期には白湯山信仰が盛んで、鳥居も寄進されたようだ
この鳥居は平成19年に復元されたもの
鳥居の向こうには眼下に川が流れている -
宿跡にはベンチもあるので、ここでひと休み
つぼみの花の方には、トンボもひと休み
オニヤンマも含めて、ここにはトンボがたくさんいる
30分近く休んだ後、「山之神社(やまのかみしゃ)」の案内に従って、林道からちょっと左へ山へ踏み入っている -
どこに通ずるでもない、道もよくわからないところに本当に神社があるのか?と不安になったが、数分で神社出現
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お社には、まぁ立派な象徴が鎮座
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11.10 林道に戻って、先へ進む
こちらにも白湯山の鳥居
白湯山神社の石柱も -
すぐに右手にロッジのようなものが見え、
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開けたスペースに出る
車も停まっていた
ここは右手へ下る道をとらなければならなかったのだが、下ると思っていなかったもので、素直に直進してしまった -
5分ほど登ってしまっただろうか
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砂防堤が木造で、自然になじんでるねぇ
なんて思ったのも束の間、どうやら道が怪しい
頑張れば向こう岸に渡れなくもなさそうだが、そんな道をとらせるか
川と反対に山側の道もちょっと心もとない
と、地図と数分睨めっこした結果、先ほどの林道の終点まで戻ることに -
11.30 軌道修正して、無事、先ほどの砂防堤の下流にかかる白湯橋、那珂川源流碑に到着
那珂川の清流 自然・景勝地
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橋脚には流木が引っかかっている
山の中の上流の激流を思わせる -
(上流側)
橋を渡りながら見る今日の那珂川は、 -
(下流側)
清流でよかった -
ちなみにここにある看板にはモノ申したい
シカはいないが、ツキノワグマはいる、と書いているが、シカはいる -
12.00 淡々と同じような道を行くので飽きてくる
おまけに耳元を絶えず虫が飛ぶ
しかもそれは宿の近くまで断続的に続く
ここはまだいい方だが、雨が降ったら水の流れる筋だろうなぁみたいなところを歩いていくので、雨だったら大変だろうなぁと思う -
川にでも出合うと気晴らしになる
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12.15 わりとこぎれいな橋があったから、宿が近いのかな、なんて期待したけれど。今思えばまだ30分ある
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橋からここまでだらだらと九十九折のような山道が続く
12.40 三斗小屋の標識 -
標識からほんの数分
白い煙が漂ってきた! -
12.45 やっと見えた~!!
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まぁここは同じ三斗小屋温泉の、大黒屋さんの方だった
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こちらのテラスが本日の宿・煙草屋旅館さん
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煙草屋旅館といったらこのカット!
と、個人的には思っている三斗小屋温泉 煙草屋旅館 宿・ホテル
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階段を昇って振り返った図
左が母屋というか、受付、お風呂、洗面台、大広間などがあり、客室もある
今回宿泊したのは右側で、トイレと客室、談話室がある -
人が立っている辺りの方には温泉卵用のスペースがある
2棟の間には冷たい湧き水でトマトなどが冷やされて販売している
ここで飲み物なども冷やしているが、これは従業員専用 -
チェックインは13時から(16時くらいまで)
10分ほど早く着いてしまったが、早速部屋に案内してくれた
廊下沿いに部屋が並ぶ
いわゆる山小屋で、襖を隔てているだけなので、隣の話し声は丸聞こえ
鍵もない
基本的にはアメニティは何もなく、ごみは持ち帰り
お手洗いは水洗 -
部屋のプレートにはパンダがいてかわいい
(部屋ごとに違う)
お部屋もシンプル
4畳半に冷蔵庫などはもちろんなく、タオルやシャツがかけられるひもが張ってあり、ハンガーもあるのがありがたい
西川ふとんのマットレス「AIR」があり、インナーシーツ、枕用タオル持参
なければシーツのレンタルは200円 -
2階の部屋だが、非常脱出用のロープがある
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誰かがいたずら書き
脱出ロープ"ウェイ" -
外には発電機があるらしい小屋が見える
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階段を見下ろす
どうということはないけど、泊まらなきゃ見られないでしょ、という思い出 -
そしてやる事がないというぜいたく
昼寝とお風呂
お風呂は3ヶ所あって、野天風呂は24時間
他の「あかゆ」と「共同浴場」は20時まで、それぞれ1時間ごとに男女入れ替え
あかゆは小さく、2~3人でいっぱい
共同浴場は木の浴槽が2つで、ぬる湯とあつ湯だが、あつ湯もさほど熱くなく気持ちいい
どのお風呂にももちろんシャワーなどなく、せっけんシャンプー不可
ちなみに歯磨き粉も不可 -
こちらは談話室
母家でない方の1階にある -
こちら食堂となる大広間
8月には土日のみランチに冷やし中華(1,000円 )があるらしいが、11:30~12:00の30分間のみで、残念ながら間に合わなかった -
17:15には夕食
太鼓の音が聞こえたら、用意ができた合図
那須牛の陶板焼きなどが並ぶ
ご飯はおかわり自由
山登りをしているだけあって男女問わずおかわりする人が多いけれど、皆30分そこそこでごちそうさま
熱中症に近かったのか、体調があまり良くなかったけれど、夕食後は回復!
またお風呂に入ったり、明日も早いので支度をしたり
夜は21時消灯
お手洗いは仕方ないが、当然襖1枚なので、これ以降は話し声もしない -
明けてこちら、朝誰もいなかった野天風呂
20時~翌朝6時は混浴
夜は星がきれいだが、真っ暗なので懐中電灯必須、ヘッドライトならなお良し
その予定がある人は持参しよう
この時期、昼間は虫が多く、夜か朝が個人的には快適
ただ、夜入る前に明るいうちにできれば下見をしておいた方がいい
本当に暗くて、脱衣所の場所や道も、懐中電灯があっても初見ではよくわからない
朝は6時からは女性専用だが、6時半からの朝ごはんまでの30分1本勝負! -
野天風呂からの眺め
今日は降ったり止んだりになりそうだ -
6時半 太鼓が鳴って朝ごはん
お味噌汁が沁みる -
チェックアウトは8時半まで
しかし山の朝は早い
みんなその時間を待たずに出発する
我々も遅い方だったが、8時10分前には出発三斗小屋温泉 温泉
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この日は生憎の天気
皆さん雨がっぱを装着
しばらくは平坦な道を行く
山の日の連休からお盆だけあって、数珠繋ぎというほどではないが、家族連れなどが断続的に歩く -
08.05 煙草屋旅館から15分ほどで分岐点
山歩きを続ける人が多い中、我々は早々に沼原方向へ下山 -
おそらくこれが御沢だったか?
-
この地図を見ながら行ったが、この辺りはクマ出没マークがついている
この地図に対応した番号が標識についているので、安心
https://www.nasukogen.org/trekking/images/pdf/trekking_course.pdf -
が、載ってない番号もある
74は載ってないし、牛ヶ首より手前に分岐があるので、ドキドキし始める -
雨も強くなってくる
-
08.30 牛ヶ首まで1.8km
いま思えばこの辺りが、67「沼原」分岐から77「沼原・三斗小屋温泉」標識までの真ん中を少し過ぎたところ -
牛ヶ首まで1.4km
分岐はもうすぐ -
08.50 77「沼原・三斗小屋温泉」の標識
67「沼原」の分岐から45分
悪くないペースだろう -
雨の中もくもくと歩いて、気付くと見渡す限り笹
この辺りからだったか、雨なのにアブだかブヨだかがずっとつきまとうので、要注意 -
足元には雨に誘われて出てきたヒキガエル
-
元々急な坂、紐を伝って歩く箇所もいくつかある
雨で尚さら足場が悪い -
09.40 93「日の出平登山口」標識まで下りてきた
このまま直進して沼原へ向かう -
09.55 この分岐はまっすぐ行くと沼原湿原の方なはず
左へ行った方が駐車場は近い -
という事で、左へ
-
10.15 駐車場到着
ここ、駐車場展望台なのだが、何も見えない
雨でびしょびしょ
雨具があったとはいえ、風があったら寒さに震えそうだ
まだ雨だけでよかった
下山は2時間半弱
お天気が悪く急ぎ足だったこともあり、ペースは悪くなかっただろう沼ッ原駐車場展望台 名所・史跡
-
念願の秘境の温泉を満喫
縦走を続ける人たちを見て、それも楽しそうだなあと思った
お天気がいいとなおよし!
とはいえ、暑過ぎても困るから、これはこれで良しとしよう!!
霧の中、車を走らせて次の温泉へ
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三斗小屋温泉 煙草屋旅館
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