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イタリア、ボルツアーノ その2<br /><br />ボルツアーノ(アルトアディジェ)がドイツ語圏であることは前回書いた通り。純粋イタリア人に比べると人々の立ち居振る舞いはやや硬い。それでもドイツに比べれば柔らかいし快活である。食べ物は美味しいし、地元産のワインは安くて美味しい。ドイツとイタリアの良いとこ取りができる感じもなかなか良い。日本人が握っている寿司レストランがあり、和食全般が美味しかった。特に枝豆が凄く美味しかったので産地が気になって調べたら、イタリアは欧州一の枝豆産地で、ここ北イタリアが主要産地なので新鮮な枝豆&#129755;が食べられるということがわかった。もちろん、どの店で食べても美味しいというわけではなく、枝豆の処理が分かっている日本人シェフが指導しているからだとは思う。人口11万人の小さな地方都市だが寿司レストランが20店もある。南アルプスの山中だが、アドリア海から車で3時間だし、コールドチェーンが発達しているのだろう、新鮮な魚介類が手に入る。イタリア料理店で甘海老のタルタルを注文したら想定の5倍くらい出てきて、しかも美味しい。日本人が長く滞在しても困らない。<br />この街の最大の魅力は、山中の小さな盆地にあるので、とにかく山の景色が美しい。それも単なる山ではなく、山の中腹にポツンポツンと小さな葡萄農家が散らばっている様はまさにアルプスのハイジみたいな世界で心が和む。また、遠景だが有名なドロミテ山塊を眺めることができる。それとなにより空気が澄んでいて、この清涼感は極めて魅力的である。8月にもかかわらず、朝方は15-17度くらいで肌寒いが昼には22度くらいになるのでテラス席で食べるのが気持ち良い。<br />ただ、予想外だったのが北辺にもかかわらずやや治安に注意が必要だった。街を歩いて分かったのが、中心にある大聖堂から東西南北の四区画に分けると、南西に当たる区画には無職と思われるアフリカ系が多く道端にたむろしており、街の様子も落書きだらけで治安が悪く、日中もあまり歩きたくない雰囲気だった。観光客が集中する中心部から公園にかけてはポリスの姿も多く安心して過ごせた。宿泊施設のロケーションだけは注意が必要。<br /><br />ボルツアーノ(アルトアディジェ)の魅力をもうひとつ。<br />ボルツアーノの標高は262mなのだが、ケーブルカーで標高1,220mのソプラボルツァーノまで一気に上がることができる。この、1,000m一気に上がる、というのは経験するとなかなか凄くて、急速に視界が開ける眺望も素晴らしいが、私は平気だったのだが、妻は途中で軽い高山病の症状が出て、少々焦ったくらいだった。山を少し散歩したら治ってホッとしたのだが。<br />頂上に着くと目の前に鉄道の駅がある。レノン高原鉄道という2両編成の可愛らしい電車である。途中途中の駅なんてバス停みたいに小さい。このゆっくり走る高原鉄道に30分ほど揺られると終着駅に着く。この駅前というか駅中というか素敵なテラス席が並んでいるカフェのバニラアイスが美味しかった。ここまではほとんど歩かないので、軽装で気軽に行けるし、したければハイキングもできる。ただ、天候はあっという間に変わるので、防寒は必要。私たちも最初は、高地にしては意外に暑いな、と言っていたのだが帰りには雨に降られ、持って行ったダウンを着る羽目になった。途中までは、ダウンなんか持ってきて余計な荷物になって失敗した、とか言っていたのだが、ほんとに注意が必要だ。山登りする人にとっては常識なのだろうとは思うけれど。<br />

夏のボルツアーノ その2

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2025/07/31 - 2025/08/03

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Takuya Mori

Takuya Moriさん

イタリア、ボルツアーノ その2

ボルツアーノ(アルトアディジェ)がドイツ語圏であることは前回書いた通り。純粋イタリア人に比べると人々の立ち居振る舞いはやや硬い。それでもドイツに比べれば柔らかいし快活である。食べ物は美味しいし、地元産のワインは安くて美味しい。ドイツとイタリアの良いとこ取りができる感じもなかなか良い。日本人が握っている寿司レストランがあり、和食全般が美味しかった。特に枝豆が凄く美味しかったので産地が気になって調べたら、イタリアは欧州一の枝豆産地で、ここ北イタリアが主要産地なので新鮮な枝豆🫛が食べられるということがわかった。もちろん、どの店で食べても美味しいというわけではなく、枝豆の処理が分かっている日本人シェフが指導しているからだとは思う。人口11万人の小さな地方都市だが寿司レストランが20店もある。南アルプスの山中だが、アドリア海から車で3時間だし、コールドチェーンが発達しているのだろう、新鮮な魚介類が手に入る。イタリア料理店で甘海老のタルタルを注文したら想定の5倍くらい出てきて、しかも美味しい。日本人が長く滞在しても困らない。
この街の最大の魅力は、山中の小さな盆地にあるので、とにかく山の景色が美しい。それも単なる山ではなく、山の中腹にポツンポツンと小さな葡萄農家が散らばっている様はまさにアルプスのハイジみたいな世界で心が和む。また、遠景だが有名なドロミテ山塊を眺めることができる。それとなにより空気が澄んでいて、この清涼感は極めて魅力的である。8月にもかかわらず、朝方は15-17度くらいで肌寒いが昼には22度くらいになるのでテラス席で食べるのが気持ち良い。
ただ、予想外だったのが北辺にもかかわらずやや治安に注意が必要だった。街を歩いて分かったのが、中心にある大聖堂から東西南北の四区画に分けると、南西に当たる区画には無職と思われるアフリカ系が多く道端にたむろしており、街の様子も落書きだらけで治安が悪く、日中もあまり歩きたくない雰囲気だった。観光客が集中する中心部から公園にかけてはポリスの姿も多く安心して過ごせた。宿泊施設のロケーションだけは注意が必要。

ボルツアーノ(アルトアディジェ)の魅力をもうひとつ。
ボルツアーノの標高は262mなのだが、ケーブルカーで標高1,220mのソプラボルツァーノまで一気に上がることができる。この、1,000m一気に上がる、というのは経験するとなかなか凄くて、急速に視界が開ける眺望も素晴らしいが、私は平気だったのだが、妻は途中で軽い高山病の症状が出て、少々焦ったくらいだった。山を少し散歩したら治ってホッとしたのだが。
頂上に着くと目の前に鉄道の駅がある。レノン高原鉄道という2両編成の可愛らしい電車である。途中途中の駅なんてバス停みたいに小さい。このゆっくり走る高原鉄道に30分ほど揺られると終着駅に着く。この駅前というか駅中というか素敵なテラス席が並んでいるカフェのバニラアイスが美味しかった。ここまではほとんど歩かないので、軽装で気軽に行けるし、したければハイキングもできる。ただ、天候はあっという間に変わるので、防寒は必要。私たちも最初は、高地にしては意外に暑いな、と言っていたのだが帰りには雨に降られ、持って行ったダウンを着る羽目になった。途中までは、ダウンなんか持ってきて余計な荷物になって失敗した、とか言っていたのだが、ほんとに注意が必要だ。山登りする人にとっては常識なのだろうとは思うけれど。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
5.0
ショッピング
4.0
交通
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
鉄道
旅行の手配内容
個別手配
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