山梨に涼を求めて　その１

2025/07/23 - 2025/07/24

連日の暑さの続く中、少しは涼しい居場所はないかと探しました。とりあえず滝のマイナスイオンを浴びるのがいい。
そう思い立ち、そう遠くない場所でと山梨の「夏狩湧水群ハイキング」をチョイス。
田原の滝公園の駐車場に車を止め、朝食をとりハイキングスタート。最初のポイント永寿院でコースの道を尋ねました。「この暑い中物好きだね」といわれたようでしたが、山梨の旅１日目です。頑張って歩きました。

エリア 都留・道志(山梨)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝早く家を出て、田原の滝公園に到着。駐車場から見下ろすと、清涼な滝が見えました。ゆっくりくつろげるあずま屋もきれいなトイレもあり、まず朝食。
ここに車を止めて歩き始めるには最適な場所でした。

歩き始め橋の橋の上から眺めた田原の滝は、数年前の豪雨で崩れたし待ったそうですが、渓谷の雰囲気は残っています。

公園の入り口には夏狩湧水群のウオーキングマップもあります。

②　永寿院の庭。湧水が湧いていてバイカモの花も咲いていました。

近くに湧水源があり、冷たい水が湧き出しています。この水で顔を洗い、涼をとりました。さらにバンダナをぬらして首に巻き、うちわで扇ぎながら長慶寺をめざします。
ところが、この先のみちは、マップにあった熊太郎神社からの散策路を選んだため工事現場を抜けたり、草の茂るわかりにくい道で苦労。
山梨ハイキングコース100選に載っていたみちをたどるべきでした。

夏狩湧水群も富士の恵みでした。

道路脇にも湧水とバイカモ。タオルを水に浸し、ほてった顔を冷やしました。

③長慶寺には見事なバイカモの群落がありました。東京から来たという女性が熱心にカメラを向けていました。後から夫婦連れの方も車で訪れて、有名なところのようです。
清涼な水も流れていて、涼しげな景色。実際風も吹いていて、暑い中歩いてきた体もやすめることもできました。

バイカモの群生。

かわいい花です。

長慶寺から200ｍほど先に、④水源の湧水池がありました。

豊かな水

バイカモも悠々と咲いています。
さて、この後は夏狩湧水群のゴール、「太郎次郎の滝」を目指します。

長慶寺から10分ほど歩き、上夏狩公民館から、川（柄杓流川）に降りていきます。
降りていくとすぐそばの崖から冷たい水が湧き出しています。
太郎次郎の滝はこの先橋を渡り、対岸をたどります。

⑤太郎次郎の滝
左にあるのが次郎滝かと思うのですが、水量の少ない時期のためあやしげでした。
滝の見える川岸はやや広くなっていてテーブルとイスが設置してあり、地元の青年が涼んでいました。千葉から来たというと、「千葉は山も川も海もあって、食材も豊富ないいところですね。」といわれ、そう言われればそうかと千葉県を見直したところでした。

さて、復路は富士急行の電車で、「東桂駅」から「十日市場駅」まで一駅を利用。いいハイキングコースでした。
　この後、田原の滝公園駐車場の戻って車をピックアップ。
⑥「芭蕉月待ちの湯」でハイキングの汗を洗い流し、今夜の宿　河口湖に向かいました。

⑦Ｆｕｎａｒｉ　ジェラテリア
　河口湖町についてすぐ冷たいスイーツを。濃いミルクのアイスを餅で包み、黒蜜きなこをかけたもの。間違いない味でした。夫はコーヒーゼリーアイス。

1日目、まだ時間があるので、2日目予定していた久保田一竹美術館に向かいました。ところが、ものすごい雷と豪雨。とても車から出られる状況ではなくなりました。しばらく車で雨宿り。あれ？この日は久保田一竹美術館は休館日でした。だから、二日目にしたのでした。
雨なら美術館内ならと思っていたので、しばらく小雨になるのを待って、
⑧河口湖美術館へ。
　中には富士山の写真がたくさんあり、特別展示の桜井孝美さんの絵も富士山をテーマにエネルギッシュな絵には元気をもらいました。また、家族みんなが入浴している絵は、桜井さんの温かい人柄が感じられる優しい絵でした。

ここで1日目は終わり。河口湖湖畔の民宿へ向かいました。