2025/06/11 - 2025/06/14
785位(同エリア5120件中)
Pomfiさん
- PomfiさんTOP
- 旅行記42冊
- クチコミ3件
- Q&A回答1件
- 67,726アクセス
- フォロワー47人
昨年は夏にJRとにっぽん丸を乗り継いで京都から横浜まで20時間以上もかけて行きましたが、今年はもっとすごい遠回りの旅を達成しました。
それは、JRとにっぽん丸を乗り継いで京都から金沢に行く、約1,200kmの旅です。
京都~神戸は新快速で50分、神戸~金沢はにっぽん丸で38時間、それにJRから船までの待ち時間を合わせると、合計で42時間かかりました!
そうやってはるばるやってきた金沢ですが、ごはんはおいしいし、かき氷もおいしいし(高いけど)、そしてなによりも図書館が素晴らしくて最高でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線 JR特急 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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6月11日、京都は朝から大雨でしたが、神戸はまあまあいい天気です。
それと、今回のにっぽん丸はいつもと逆で、左舷側を岸壁につけていました。これを見るのは初めてです。
船長さんによると、こういいうことは20回に1回くらいあるそうです。 -
今回は妻がにっぽん丸のドルフィンズクラブのゴールド会員(通算乗船20回以上)になっていたことから、スイートの乗客の次に乗船となりました。
また、今回の乗客は340名で定員の約85%で他のクルーズ船に比べるとだいぶ高めでした。乗員は250名とのことです。 -
今回予約していた部屋はいちばんお安い1デッキのスタンダードステート(株主優待の2割引と郵船トラベルのリピーター割引3%を使って80,704円)でしたが、実際に割当てられた部屋は2ランクのアップグレードで3デッキのスーペリアツインになりました。
部屋の中は数年前の改装から変わっていないので、今回は小さな写真を簡単に列挙しておきます。 -
スーペリアツインの乗客には小さなボトルのシャンパンのサービスがあります。
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なお、スーペリアツインの部屋の詳しい仕様は2022年7月の「にっぽん丸 夏クルーズ ~宮崎・宿毛~」に記してあります。
https://4travel.jp/travelogue/11769160 -
部屋に荷物をおくと、まずはいつものように7デッキのリドテラスに行き、ハンバーガーをいただきました。
また、この日はメキシコのブリトーもありました。
作り置きなので熱々ではありませんが、まあまあおいしかったです。 -
妻は生ビール、私はミニサイズのショコリキサーもいただきました。
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18時35分には4デッキで避難訓練があり、そのあと出航の銅鑼が鳴りました。
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18時45分頃から4デッキでは出航の乾杯が始まります。
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しかし今日は夕食(二交代制)の1回目がこれまた18時45分に始まり、しかも食べ終わりは19時45分までと短いため、ゆっくりセルアウェイパーティーに出てはいられません。
急いでドリンクを飲み干して夕食に向かいました。 -
本日のタグボートは昭陽海運の旭洋丸です。
●旭洋丸
総トン数:191トン
全長: 33.4m
全幅: 9.2m
乗組員: 4名
出力: 3,600PS
竣工: 1991年5月(新山本造船所[高知]) -
2デッキのレストラン「瑞穂」の入り口横に飾られた花(造花だったか生花だったかは覚えてません)。今回は落ち着いた色合いです。
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ちなみにコロナ明けの前までのにっぽん丸は花も食事も今より華やかな感じでした。
たとえば7年前にクラブツーリズムの神戸/屋久島クルーズに参加したときの「瑞穂」の横の花は上の写真のとおり。とてもカラフルでした。 -
18時52分、「瑞穂」の中に入りました。まだそんなに人は来ていません。
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席は窓側になりました。で、妻は白ワイン、私はジンジャーエールを。
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料理は以前なら1回に1品づつでしたが、今回は2品づつ運ばれてきました。
前菜は常節(アワビに似た小型の巻貝)の酢味噌掛け、穴子の煮凝り、グリーンアスパラ、蛸の柔らか煮、サツマイモ、夏みかん、シーアスパラでした。 -
お造りは和歌山産の鰹。いつもは3点盛りでしたが、今日は1点盛りです。
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料理の2品目を食べているうちににっぽん丸は神戸港を離岸しました。
離岸風景は撮りたいけど、夕食の時間は短いので、まずは食べるほうに集中しましょう。 -
揚げ物は蓮根の挟み揚げ、ズワイガニの天ぷら、枝豆のテンプラ。これにカボスが添えてありました。
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煮物は牛肉のすき煮、豆腐、赤こんにゃく、椎茸、春菊でした。
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桜海老ごはんが出てきたのは夕食開始からわずか18分後です。とにかく急いで食べたので。
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やっぱり出航の写真は撮りたいので、ごはんの途中でちょっとデッキに出てみました。
すると、にっぽん丸はすでに埠頭をだいぶ離れていました。 -
右舷側では夕焼けが見られました。
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夕焼けの色が濃くなってゆきます。
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左舷側景色は紫がかっています。
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デッキに出てたった数分で神戸の街はだいぶ遠くになりました。
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そのあと席に戻り、急いでごはんを食べて、デザートを。どうやら制限時間内には食べられそうです。
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なお、時間がなくて「瑞穂」の夕食が食べられなかった時は、6デッキの有料寿司カウンターで握り寿司(23時まで)を食べるという手もあります。
握りの10貫くらいのセットは3,000円~で、外国船に比べたらお安いほうかと。
また、小腹が空いて3貫でいい時なら1,000円~1,200円というお手頃な1皿もあります。 -
夕食を食べ終わった19時40分頃。日は沈んで神戸の街明かりがきれいです。
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前方には明石海峡大橋が見えてきました。
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さんふらわあ ごーるど(19:00神戸・六甲アイランドフェリーターミナル~翌朝6:20大分港)がにっぽん丸を追い越して行きました。
●さんふらわあ ごーるど
総トン数: 11,178トン
全長: 165.5m
全幅: 27m
航海速力: 23.2ノット
旅客定員: 748名
乗組員: 34名
車両搭載数:トラック147台、乗用車75台4
竣工: 2007年11月15(三菱重工下関造船所) -
そしてさんふらわあ ごーるどは遙か前方に行ってしまいました。速いですね。
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にっぽん丸はもうすぐ明石海峡大橋をくぐります。
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大橋の下を通過中。
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くぐり終わりました。
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このあと妻はサロンでネイルケアに。それからハウスバンドのアスール☆プラ☆プティのステージ(撮影はNG)が始まるまでの間、時間潰しにパズルをしました。
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ハウスバンドの歌が終わって小豆島の東のあたりを航行していたころ、にっぽん丸の右舷側には名門大洋フェリーの船がいました。
大阪南港を19時50分に出発した「フェリー ふくおか」が神戸港を19時に出たにっぽん丸に追いついたのですね。
●フェリー ふくおか
総トン数: 15,025トン
全長: 195m
全幅: 27.8m
航海速力: 23.2ノット(最大速力25.2ノット)
旅客定員: 675名
車両搭載数:トラック162台、乗用車140台
竣工: 2022年3月25日(三菱重工下関造船所) -
左舷側では小さめの貨物船が2隻、神戸・大阪方面に向かっていました。
遠いのに、エンジン音だけはにっぽん丸まで届いてました。 -
今晩はゲームなどの船内イベントはなかったので、夜食の前には図書室へ。
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図書室の隅には船の学習のための本のコーナーもあります。
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「海洋・冒険小説」のコーナーには北杜夫氏の「船乗りクプクプの冒険」がありましたけど、なぜかもっと有名な「どくとるマンボウ航海記」はありませんでした。
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船内アートコーナー。今回はハブチユウスケ氏の「ツムクム写真展」でした。
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ツムクム写真は、漢字で書けば「積む組む写真」です。
木にデジタル写真を転写して「積」んだり「組」み合わせたりすした写真が並んでいました。 -
アートコーナーの作品の絵はがき2枚。無料でお持ち帰りいただけます。
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日本の島のサイズランキングのパネル。暇だったら見入ってしまいそう・・・。今回は暇じゃなかったので写真を撮っただけですが。
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船内レストラン「瑞穂」の内側の台に飾られた造花。
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ちなみに昔のこの場所の花はこんな感じの生花で、かなりのヤル気満々状態でした。
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22時30分から2デッキの「瑞穂」で夜食タイムがスタート。
で、まずは麺類と焼売2種類とどら焼きを。どれもおいしかったです。
なお、以前ですと麺類はクルーがサーブしてくれましたが、今回はセルフサービスになっていました -
焼売のお替りと漬物。
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りんごジュースとフルーツ。
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なお、コロナ前のフルーツコーナーでは、いつも切り立てを提供していました。すごく手間のかかることでしたが。
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23時40分頃に見たにっぽん丸の左舷の夜の風景。たぶん高松沖だと思います。
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航海2日目の朝は7時20分に起床。日の出は4時55分とすごく早いので、寝坊の私には見るのが難しいです。
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7デッキのホライズンラウンジのモーニングコーヒ―の時間は過ぎていたので、この朝は6デッキのラウンジ海へ。
6月なので、ここには紫陽花の造花が飾ってありました。 -
ちなみに、生花を飾っていた頃のラウンジ海(上の写真は2018年5月のもの)はこんな感じとても華やかでした。
でもこれ、手入れは大変だったでしょうね。 -
ラウンジ海では、モーニングコーヒーのお供にチョコクロワッサンが置いてありました。
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モーニングコーヒーの約10分後、2デッキの「瑞穂」で朝食を。
ここでは和食のセットを1つとって2人でシェアし、あとは洋食ビュッフェにしました。 -
和食セット・その1。カマスの火取り。
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和食セット・その2。小海老の菜種玉子と魚のメンチの含め煮。
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和食セット・その3。おかゆ、味噌汁、香の物。
城ごはんと赤米のおかゆも選べます。 -
続いてビュッフェより。まずは茄子の麻婆味噌を。
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ビーフカレー。
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サラダ、ソーセージ、白身魚のフライ。
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パンと小さなケーキ。
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カットフルーツとヨーグルト。
以上、おいしくいただきました。
にっぽん丸のディナーはここ数年パワーダウンしていますが、朝食は今回も以前のクオリティーを維持していました。 -
なお、この日の6デッキの「春日」の朝食メニューは上の写真のとおりです。
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朝食のあとは6デッキでまたパズルを始めたところ、ちょっと夢中になってビンゴゲームが始まる時間に気付かず・・・
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9時50分ごろに「そういえば今日は朝9時からビンゴゲームだった!」と思い出しけれど、時すでに遅し。
ドルフィンズホールではラストの「金の箱か銀の箱か」が行われておりました。 -
10時半すぎ、にっぽん丸の前方には関門海峡大橋が見えてきました。
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右舷には下関の唐戸市場付近と思しきところの建物が見えます。
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左舷側には門司港レトロあたりが見えています。
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大橋をくぐり始めました。
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真下にきました。
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通過です。
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上の写真のやや左側にある高い建物は何かなあと思って調べたら、「門司港レトロハイマート」という名前の分譲マンションでした。
ちなみに私が住んでいる京都市にはこんな高層マンションはありませんが、その反対に木造一戸建て並みにの2階建てという超低マンションならあります。 -
右舷のはるか前方には下関の「はい!からっと横丁」の大観覧車が見えます。9年前のにっぽん丸で来た時、あの辺には行きました。
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海峡を抜けると、右前方には六連島(むれしま=山口県下関市、人口90人)、そすぐ向かって左には馬島(うましま=福岡県北九州市小倉北区、人口28人)が。
そして馬島のちょっと前にある小さな島は和合良島(わごらじま=福岡県北九州市小倉北区、無人島)、向かって左にある小さな島は片島(詳しいことは分からず)です。 -
右手は山口県の本土です。
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関門海峡を越えて約50分のところにあった島。たぶん蓋井島(ふたいじま=山口県下関市、人口87人)でしょう。
それにしても山口県の日本海側って、瀬戸内に引けを取らないくらい島が多いんですね。
このあとラウンジ海で「みんなで脳トレ」というのあったので行ってみたところ、それはボケ防止のイベントでした。さすがは「洋上の養老院」(クルーズ船はよくそういうふうに言われるらしい・・・)です。
そういえば、地上の養老院には逆にクルーズ船の真似をしているところがあります。
それは兵庫県姫路市広畑区にあるデイサービスの「杏の里Ⅰ、Ⅱ」です。
建物はクルーズ船の形をしていて、スタッフは全員船員服を着てるうえ、ちゃんと介護保険も適用されるそうです。 -
曇天の海と島を眺めていたら正午近くになりました。今日のランチは6デッキの「春日」でいただきます。
席は6人テーブルで他の2組の乗客と相席になりましが、これは大歓迎です。船のお客さんは楽しいお話し好きの方が多いので。 -
まずはサラダを。
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スープ。いつも優しい味です。
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オムレツチキンライス。オムライスじゃありません。チキンライスの上にオムレツが載っています。
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そしてデザートのフルーツ。
なお、今回のテーブルでは右隣りに座っていらした名古屋のシニアのご夫婦(危険な国巡りのエキスパート)のお話しがワクワクもので特に面白かったです。 -
ランチのあとはリドテラスでウクレレの曲を聴きながらショコリキサーを飲んだり、ラウンジ海での歌を聴きながらパズルをしたり、昼寝をしたり・・・。
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17時半ちょっとすぎ、夕食をとりに「瑞穂」へ。
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今回は今までのクルーズで初となる、記念のお祝いありのディナーでした。
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なお、お祝いのある人は乗船の2週間以上前に自己申告をする必要があります。
そして、そのお祝いのある日には部屋に上の写真にような案内状が届きます。
これを当日の夕食のとき船内レストランの入り口で受付の人に渡すと、担当クルーにお祝いのある乗客がどのテーブルに着いているかが連絡されます。 -
飲み物は妻がスパークリングウィン、私はジンジャーエール。
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オードブルはサーモンのアスピック’(和風で言えば鮭の煮こごり)。レモン味のクリームとバルサミコスソースを添えて。
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セカンドはマッシュルームのフラン(マッシュルームの茶碗蒸しみたいな感じでした)。松の実と舞茸のグラッセを添えて。
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白パンとグラハムパン。
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オマール海老と真鯛のカスレ。ここまではわりといい感じでした。
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オレンジのソルベ。
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鹿児島県産黒毛和牛のローストビーフ。グレイビーソースで。
これはサシがすごくたくさん入ってて胃に激重なため、私は苦手です。
牛肉料理に関しては、昨今だと飛鳥IIのほうが食べやすいし、おいしいです。 -
で、結局ローストビーフは半分食べたところで具合が悪くなりかけたのでギブアップしました。
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デザートはモンブランとキウィとパパイヤ。ちょっと地味でした。
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ちなみにコロナ前のデザートは今よりカラフルでした。
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6月は日が長いので夕食後でもまだ洋上には夕日が出ていました。
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空に×の形の飛行機雲みたいなのがありますが。誰かアクロバット飛行でもしたのでしょうか?
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さらに30分して、やっと海が暗くなってきました。
上の写真はにっぽん丸の右舷側を臨んだところで、向こう側の陸地は島根県です。 -
20時半頃からはドルフィンホールへ。
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カクテルパーティーのあとにはハウスバンドのステージ(撮影はNG)がちょっとあり、それから山下伶さんによるクロマチックハーモニカのコンサート(これも撮影はNG)がありました。
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コンサートのあとのデッキに出てみたら、左舷の遠方にちょっとした光の列がありました。島の灯り?それとも漁火?
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22時半過ぎには、「瑞穂」で夜食。
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この夜は天気もよく、月明かりが海にきれいに反射しいました。では、おやすみなさい。
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航海3日目の朝は6時55分に起床。まあまあ早起きです。
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早めに起きられたおかげで、6デッキのホライズンラウンジのモーニングコーヒー(オーダーは7時半まで)にも間に合いました。
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船内のコーヒーでは、ここのカプチーノがいちばんのお気に入りです。パンは小さなクロワッサンを1個だけ。朝食前なので。
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今日は朝からいい天気です。
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デッキに出てみました。海はとても穏やかです。
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遠方には残雪の白山(だと思う)が見えました。もう初夏なのに残雪とはちょっとサプライズです。
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白山をズームアップしてみましょう。
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にっぽん丸の後方を眺めたところ。やっぱり海は曇天の灰色より晴天の紺碧がいいですね。
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遙か前方にある金沢港の上空にはまだ雲がかかっています。
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「瑞穂」の海側の席で朝食に。2デッキなので、窓から海がとても近いです。
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和食セット、その1。
鮭はラスの火取り、だし巻き玉子、魚河岸上げ・野菜餡、 -
和食セット、その2。
十五穀粥。蕎麦入り、薄揚げと7玉ねぎとじゃがいもの味噌汁。 -
ビュッフェより。
サラダ、カレー、アスパラガスのベーコン炒め、豚バラ肉と小松菜のチャプチェ、ヨーグルト、カットフルーツ。
他にも料理はたくさんありましたが、取っても食べ切れないので深追いはしませんでした。 -
あ、でも食後のデザートは軽くいただきました。
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朝ごはんを食べ終わった頃、金沢港はもう目の前になっていました。
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にっぽん丸はさらに前進。
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右舷後方にはタグボートが出てきました。
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そして前方にクルーズターミナルが迫ってきました。
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にっぽん丸は着岸態勢に入ります。
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船の前方の係留ロープが繋がれます。
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後方の係留ロープも繋がれました。
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今日のタグボートは金沢港運の「けんろく」でした。
●けんろく
総トン数:198トン
全長: 33.6m
全幅: 9.2m
出力: 4,000PS
竣工:1998年(新潟造船) -
もうすぐ着岸です。
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8時50分頃、着岸完了。
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9時40分ごろ、下船。またね!
乗船はスイートのお客の次で早く乗れて、下船は上の階(7デッキ)から順番なので3デッキにいた私たちはゆっくりめでOKでした。 -
金沢港から金沢駅の連絡バスは当初有料(最大で2千円のもよう)とされていましたが、結局無料で運行されました。
それと、このバスの9番と10番の席は足元がすごく広くてラクでした。 -
金沢港クルーズターミナルか金沢駅までは15分くらいでした。近いのはいいですね。
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この日の宿は金沢駅のすぐ近くにあるドーミーイン金沢です。
料金はツインの素泊まりで7,650円/人、部屋の広さは約21㎡です。 -
今回の部屋の写真は撮り忘れたので、5月に泊まったドーミーイン本八戸(部屋の仕様はドーミーイン金沢と同じ)の写真をUPしておきます。
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チェックインの時間はまだだったので、ホテルに荷物を預けて市内観光へ。
まずは近江町市場を見学してきました。昔みたいに野菜や魚がお手頃価格で買えるようにはなってなかったので、見ただけですが。 -
そのあと散歩がてらにいろいろ歩いていたら冷たいものがほしくなったので、兼六園の近くの「見城亭」で一休みにすることに。
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ここのかき氷(1,430円)は京都並みに高かったけれど、味はわりとその価格に見合っていました。白玉以外は十分によかったです。
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あと、「見城亭」の棒茶ラテ(880円)も価格は高かったけれど、味はかき氷以上によかったです。
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外は暑いので、エアコンの効いた場所でゆっくりしようと思い、石川県立美術館に入ってみました。
入場料は370円とお安めで、カードも使えるけれど、中はなぜかとても空いていました。 -
この美術館にあった作品はそんなに一般受けしそうにない感じがあり、空いてるのもナルホドと納得しました。
そういった中で私がいちばん好きだなあと思ったのはこの1枚です。
ブリューゲルがモネ風に描いたような感じが面白いなあ、と。
もっと具体的に言うなら、この絵のモチーフにはブリューゲルの「反逆天使の堕落」(見ていてとても楽しい!)と相通じるノリがあって、そこがちょっと笑えます。しかし、どこか印象派風に描かれることで絵の格調は少し高くなっており、そこがまたオトボケに見えて面白いと思いました。
なお、この美術館の作品はごく一部を除いて、フラッシュの点灯をしなければ写真撮影はOKでした。 -
ゆっくり涼みながら美術品を鑑賞したあとは、館内の休憩コーナーみたいなところで一休み。
ここに座って外の木々の緑を眺めるのもいい感じでした。 -
その次に訪れたのは国立工芸館です。入場料300円ですが、県立美術館の半券を見せれば50円引きになります。
こちらのほうは芸術品と言いつつも日常の生活で使えることを前提に作られた作品が並んでいたので、心を惹かれるものはたくさんありました。
他の人も同じことを思うせいか、ここに見学に来る人はとても多かったです。
また、この工芸館の作品もごぐ一部を除いて、フラッシュの点灯をしなければ写真撮影はOKでした。 -
ここに展示してある作品のひとつ。フランスのセーブルの白磁器みたいな気品があるけど、飾り物じゃなくちゃんと料理を載せて使いたいなあ、と思える皿です。
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館内のベンチのある部屋。寛げました。
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国立工芸館の裏手から本多通りに出る途中には、なかなかいい雰囲気の小路がありました。
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小路の階段の横には涼し気な滝っぽい水が流れています。いいですね。
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本多通りには「金沢歌劇場」という建物があって、表には演歌の人や吉幾三さんのステージのポスターが貼ってありましたが・・・
これ、多目的ホールじゃなくて歌劇専用のホールだとしたら、日本じゃ珍しい存在ですね。 -
中に入ってみたらモーツァルトやイタリアオペラのパンフレットもちゃんとありました。
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お昼ごはんはかなり遅い15時頃から、金沢駅構内の「もりもり寿司」でいただきました。
まずはドリンクとあら汁、そしてのどぐろと海老や蟹の握り寿司を。 -
さらに、テキトーに4皿。
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いくつかの寿司は写真を撮り忘れたので、替わりにメニュー画面の写真を載せておきます。
そして〆の一品は玉子の寿司に。以上で代金は約1万円でした。
ここの寿司は京都の回転しない寿司よりおいしいけれど、夏場じゃなく冬だとさらにおいしい気がします。
次回は冬に来てみましょう。 -
夜はさほどお腹が空いてなかったので、ドーミーインの夜鳴きラーメンで十分でした。このラーメン、とてもおいしいです。
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旅行4日目の朝食は、ドーミーインのアイスコーヒーに市販の牛乳を足したカフェオーレと金沢駅構内の「ジャーマンベーカリー」のパンで簡単に済ませました。この店のパンはとてもおいしいです。
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ホテルをチェックアウト(荷物は預けて)したあとは金沢駅構内の「金沢百番街」でおみやげの候補をゆっくりチェックし(まずは見るだけ。買うのは帰る直前に。)、それからバスで石川県立図書館へ。
その図書館は金沢美術工芸大学の向かい側にありました。 -
では、石川県立図書館に入りましょう。
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なんだか図書館というよりは、ヨーロッパの大きな美術館か教会に入ったような感じです。インパクトがありますね。
外国の大型クルーズ船の中みたいな感じもしました。なんだかワクワクします。 -
「なにかが始まるような気がする」とのことです。ハイ、そんな気はしました。ただし、読書に関係のないことばかり起こりそうですが。
そうそう、何かが終わりそうな図書館なら京都市にだっていくつかあります。 -
「おしゃべりしても大丈夫」だそうです。さらに、おしゃべり嫌いの人の席までちゃんと準備してあるところは用意周到です。
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「居座りたい椅子がある」のですね。オヤジギャグのダジャレにも聞こえますが、長居歓迎とはこれまた結構です。
なお、個人的には「座りたくない椅子」も少しあったらもっと面白い気がします。「この椅子に1時間座れたら、あなたは豪傑!」と言えるくらい難易度の高い椅子を置けば、ヒマな挑戦者がたくさん集まってくるのではないかと。 -
4階はリング状だから「分かれてもまた会える」のだそうです。
リング状って、ウィーンのリングシュトラッセ(Ringstraβe)みたいですね。
ウィーンの人たちの気質が穏やかなのは、ひょっとしてあのリング状の通りがあったおかげ? -
自然との共生の啓蒙コーナー。ここにトランプ大統領を招いたら怒るだろうなあ・・・\(^o^)/。
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持続可能な社会の啓蒙コーナー。これもトランプ大統領の神経を逆なでしそうですね。
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「本との出会いの窓」。ネコのぬいぐるみが醸し出す脱力感がいいですね。
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それでは書棚を見学しましょう。今日は偵察がメインでそんなに時間はとっていなかったため、私が学生時代に専攻していた独語独文学のコーナーを重点的にチェックです。
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ドイツ文学の本の一部。
オーストリア文学とスイス文学をドイツ文学から区別して扱う本があるところが立派です。 -
ドイツ語の本、その1。
「ドイツ語の歴史」と「歴史言語学とドイツ語史」という本は、ドイツ語に限らず言語に興味のある方には誰にでもオススメの本です。
それと、私が学生の頃に大流行していた生成文法(さっぱり分からなくて苦労しましたけど)に関する本がないのは意外でした。もう廃れたのでしょうか? -
ドイツ語の本、その2。
ドイツ語古典文法入門(8世紀~11世紀の古高ドイツ語や11世紀~14世紀の中高ドイツ語まで遡った文法の本)があるところはいいですね。
辞書では小学館の独和大辞典(たぶん日本で最強の独和辞典はこれだと思います)を常備したらさらにいいかと。
他に常備してほしい本としては、DUDENの辞書があります。一般市民向けの図書館にDUDENの全巻を揃える必要はまったくありませんが、Die deutsche Rechtschreibung(ドイツ語正書法)の巻だけは是非!と思います。 -
このコーナーで私がいちばん読みたいのは「ドイツ方言学」です。私が学生の頃は、こんなマニアックな本など日本語では出版されていませんでした。
それと、オランダ語やルクセンブルク語の本がドイツ語のコーナーにあるのは、政治的になら「?」ですが、文化的には「!」です。というのも、低地ドイツ語方言とオランダ語は、たぶん京都弁と大阪弁ぐらいの違いしかないと思うので。 -
ドイツ以外のコーナーで気になったのはオリエントのコーナーです。
ここには人類最古の文学作品のひとつであるギルガメシュ王の本がありました。
私は学生時代にこれを筑摩書房の「古代オリエント集」で読み、「現代人の99.9999%がどう生きるべきかの答えは5000年も前に出ていたのか・・・」、としみじみ思ったものです。
そして、あれから数十年経った今でも、その感想は変わりません。 -
オリエントのコーナーには学校の歴史の教科書に出ていたオマル・ハイヤーム(ペルシャ)の「ルバイヤート」もありました。
「ルバイヤート」には今のイスラム世界のイランとは全然違う世界観と価値観があります。
そしてその世界観の諸行無常的なところや、他者への敬意が強めな価値観には、日本人にとって馴染み易いものがあるかと思います。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
以上、今回訪れた石川県立図書館は、単に見た目が立派なだけでなく、コンセプトも内容も非常に素晴らしいところでした。
次回金沢に来るときは数泊の予定で、この図書館をメインに訪れたいと思います。 -
図書館からバスで金沢駅に戻ると、次はおみやげを買いました。
今回のおみやげ、その1。
中田屋のきんつば(5個入り972は円、3個入りは594円)
松葉屋の「月よみ山路」(栗蒸し羊羹、814円)
越山甘春堂の「金城巻」(237円)と「どら焼き」(237円)と「竹筒入り水羊羹」(340円)
上記のうち、竹筒入り水羊羹は「金沢にもあったのか!」と驚きましたが、よく見たら製造元は京都の会社でした。
しかし同じ品を京都で買うと金沢より2割くらい高いので、買うなら京都の外ですね。 -
今回のおみやげ、その2。
佃の「磯くるみ」(1,000円)
すずめの「塩豆大福」(1個150円)
杉野屋の「加賀おでん」(1袋900円)
駅のセブンイレブンで買った「圓八あんころもち」(480円)
塩豆大福は京都の「ふたば」の豆餅より4割も安いのに、味の満足度は上々でした。これはお得な一品です。 -
帰りの金沢~京都のJRでは、JR西日本のe5489の「北陸・関西チケットレス(早特7)」を利用しました。
これは3,550円で金沢~敦賀の乗車苑と新幹線の指定席、および敦賀~京都の特急指定席をカバーしていますが、敦賀~京都の乗車券(1,690円)だけは別途で買う必要があります。
それでもふつうに京都~金沢の新幹線と特急を使うよりは3割くらい安いので、お得ではあります。 -
新幹線と特急だと京都~金沢は2時間で、船を使うより40時間も速いです。しかし、狭い・・・。
船で42時間と鉄道で2時間のどっちがいいかといえば、やっぱり広々した船かなあ。
コロナ明け以降のにっぽん丸は経費削減とサービスの簡略化と値上げが重なってかなり冴えなくなっていますが、それでもやっぱり船旅のゆったり感は非常に大きな魅力です。
というわけで、にっぽん丸には近いうちにまた乗船します。すでに予約も済ませました。
それと、今回のにっぽん丸と金沢では、石川県立図書に出会えたことが旅の満足度を一気に高く押し上げてくれました。旅行って、本当に最後の最後まで分からないものですね。
そういえばペルシャの名著の「ルバイヤートに」にも、「最後の最後を見届けるまで安易に評価は下すな」と書いてあったなあ。
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