2025/07/09 - 2025/07/14
26位(同エリア42件中)
makotoさん
- makotoさんTOP
- 旅行記65冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 23,994アクセス
- フォロワー7人
この旅行記のスケジュール
2025/07/13
-
飛行機での移動
マドリッド17:30 10:25北京12:45 17:25羽田空港 中国国際航空
この旅行記スケジュールを元に
北の道後半はタフな巡礼路になるようだ。
巡礼路中は一人旅が多くなる。
アルベルゲの場所もキャパも限られてくる。
今までのように当日昼にその日の宿泊地とアルベルゲを決めるのような余裕は無くなりつつある。
行動バタンが日常になると非日常感が薄れていく
なので今回もヒホンで区切り
今回も日本人には合わなかったのは残念。
-
7/9(水) day8 ピニェレス-コルンガ 32.3km
7時の気温12℃。寒い。
アルベルゲの自販機で菓子パンとコーヒーの味気ない朝食を選択して正解。10km先までカフェが無かった。 -
藪に分け入ったりして山道を進み
-
9時 リバデセリャの街に降りて朝食
-
巡礼路上に馬がいたり。
乗馬教室らしい。 -
12時 山間部からビーチリゾートへ。
-
海水浴客で賑わうビーチはリゾート気分。
問題は海の家のようなカジュアルなカフェかテーブルクロスの高級レストランが多く、巡礼者向けのレストランが見当たらない。 -
14時半 25km過ぎてイスラの街でやっと適当なレストランを見つける。
前菜のみチョイスして野菜不足を補うサラダのランチ。
問題はイスラのアルベルゲが巡礼路から1km位離れていること。
3.7km先の次の街コルンガにはアルベルゲは無いが、アプリで調べると巡礼者20ユーロ~の表示があるホテルがある。
これはホテルにドミトリーが併設されたパタンかと思い込み コルンガへ向かう。
思えばこの判断が翌日の危機の引き金だった。 -
コルンガの巡礼者20ユーロ~のホテルに着くと「それはオフシーズン料金。今は1部屋75ユーロ」と言われる。
付近のホテル4軒を聞いて回り Hotel Las Vegas 60ユーロを選択。
リゾートでは宿泊先を戦略的に検討する必要がある。 -
ホテル併設のレストランでディナー。チキンカツプレート15.4ユーロ。
スペイン巡礼ではディナーも苦労する。
やはり時間帯が合わない。スペインのディナーは普通20時以降。それまではカフェメニューしかない。
一方巡礼は16時には宿に入るので17時過ぎにはお腹が空く。カフェメニューを選ぶか、20時過ぎのディナーメニューまで待つか悩ましい。 -
7/10(木) day9 コルンガ - デバ 41.1km
爽やかな16℃の朝。久々に巡礼者に出会う。
ホテル前のカフェで朝食を選択して正解。山越えの19km先までカフェが無かった。 -
山越えの巡礼路
-
11時半 ビリャビシオサの街に入る
-
珍しく12時前に今日のメニューを提供するレストランでランチ15ユーロ。
前菜ファバータにシードル。 -
メインは牛アンタルコート。スペインの牛は硬い。
まだ13時なので12km先のペオンのアルベルゲを目指す。
この判断が危機を呼んだ。
昨日イスラのアルベルゲに泊まる判断をしていれば、今日はここビリャビシオサに泊まるのが正解である。 -
炎天下を山に入り2時間。15時過ぎの山越えの途中でカミーノアプリを確認して気づく。
ペオンのアルベルゲは巡礼路から2km以上離れている。アルベルゲが満室で引き返すのは避けたい。
ペオンの先は26km先のヒホンまでアルベルゲは無いようだ。暗くなる21時までにはまだ時間はある。ならばヒホンを目指そう。 -
山は越えたが問題は水があと100ccと残り少ない。
ビリャビシオサを出てから誰にも会っていない。
山中一人の危機的状況である。とにかく前に進むしかない。
幸い山を降りた所にカフェがあった。17時にカフェで水とビールを補給。
残り14kmでまた山越え。 -
18時半 ヒホンまで8kmのところに大規模なキャンプ場があった。
聞けば巡礼者用に12ユーロのドミトリーがあると言う。地獄に仏である。 -
ドミトリーは簡素ながら清潔感がある。
しかし宿泊客は私一人。夜中は少し怖かった。 -
13ユーロの巡礼者割引レストランメニューもあった。
ただし巡礼者割引では料理の選択はできない。
前菜はマカロニ。 -
メインはメルルーサ。
ワインが十分に飲めるのは有難い。 -
7/11(金) day10 デバ - ヒホン 15km
早朝のキャンプ場を後にヒホンへ向かう。
ヒホン市街は予想外に高級住宅街の雰囲気。住宅街だけに10km先までカフェが無かった。
途中気になる尖塔を発見して寄り道したところ広大な複数の施設。
荘厳な雰囲気だが朝は人気が無い。
調べたところ、広場、劇場、オビエド大学分校からなる「ラボラル文化都市」であった。有名なエル・エスコリアルよりも大規模な建物群だそうだ。
小窓が並ぶ建物から出てきた方に「ここは寄宿舎ですか」と聞いてみた。
18~35歳の方々が滞在しているアパートのような施設らしい。
スペイン北限の地に広大な文化施設。なんともスペインは不思議である。 -
ヒホンの海岸で証拠写真を撮り、ヒホン駅が今回のゴール。
駅近のカフェでささやかに達成を祝う。
多少の筋肉痛はあったものの歩き通せたことに感謝。 -
7/11(金) after days ヒホン- オビエド
12時にヒホンにゴールし2日後17時の飛行機までゆっくりマドリッドへ観光しながら戻ろうと目論んでいたがそう簡単ではなかった。
まず電車で30分のオビエドに向かう。オビエドはプリミティボ巡礼路沿いなのでアルベルゲに泊まれるはず。 -
しかし都会のアルベルゲは一筋縄では泊まれない。
まず入口が開かない。
無人で運営していて、QRコードを読み取りネットで予約するとアクセスコードがメールで送られてくる仕組みらしい。
不安を感じつつネットから30ユーロで予約。しかしメールが届かない。
仕方ないのでこちらからサポートにメールして近くのカフェでビール飲みつつ待つと返信が来た。パスポートをアップロードする必要があるらしい。さらにアップして待つこと20分。やっと中に入れた。 -
7/12(土) after days オビエド - マドリッド
オビエドからマドリッドの高速鉄道を検討したが満席。
そこでレオンまでの高速鉄道を13ユーロで購入。
レオンはフランス人の道巡礼で泊まったことがある。大聖堂を見るのも悪くない。 -
オビエド9:11 レオン10:34着 高速鉄道は快適。
もう歩かないので、スーパーでワイン1liter1ユーロ とチップス 0.75ユーロを購入して持ち歩く。
安いだけあって全く美味しくない。 -
しかしレオンは高速鉄道駅に到着なのだった。新横浜駅のように従来線と高速鉄道が離れていて旧市街まで行くには遠すぎる。
幸い高速バスターミナルが近くにあり、もうマドリッドまでバスで行こうかと考えたがマドリッド行きは15時まで満席。
そこで途中まで行く技を使って12時のバラャドリード行に乗車。 -
14時に着いたバラャドリードは都会なのだがバスターミナルは一昔前の雰囲気。
-
なんともレトロなバスターミナル併設のカフェテリアの誘惑に乗って、今日のメニュー 12.5ユーロを注文。
-
前菜はガスパチョ。
トマトベースの冷製スープ。夏の定番ですね。 -
メインは頰肉の煮込み。
決して高級ではなく大衆食堂の安定した味つけ。美味しかった。 -
結局バラャドリード15時半のマドリッド行きバスを乗り継いで18時過ぎにマドリッド到着。
近くのゲストハウスに投宿。
アルベルゲに比べれば高級感あり。 -
7/13(日) after days マドリッド
ゲストハウス受付の女性に 日曜日早朝開店しているカフェを教えてもらう。
ベーカリーなのにピンチョスのようなパン。マドリッドは洗練された都会だ。 -
せっかくなのでプラド美術館でゴヤを堪能し
マヨール広場の ムセオ デル ハモン (生ハム博物館)へ移動。 -
生ハムにビールで一人打ち上げ。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
スペイン の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
35