やっとビザ免除の中国へ　桂林・陽朔・龍勝 ５日間ツアー　①桂林市内

2025/07/19 - 2025/07/23

桂林と言えば、そそり立つ岩が醸し出す山水画のような光景が有名で、一度行ってみたいと思っていました。やっと、昨年末から中国へのビザなし渡航が再開されたので、ツアーに参加しました。
それほど乗り鉄ではないですが、中国高速鉄道に乗るのも楽しみでした。中国高速鉄道は中国全土に張り巡らされていることを知りました。

1日目　羽田→広州→桂林
2日目　桂林市内観光
3日目　漓江下り、陽朔
4日目　龍勝棚田
5日目　桂林→広州→羽田

①は象鼻山、畳彩山、鍾乳洞・芦笛岩など桂林市内を観光した1～２日目です。日本と変わらない蒸し暑さでした。

エリア 桂林(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

【1日目】
ツアーカウンター集合時間の06:40ギリギリに羽田空港に到着。忘れずにVPN付きのWi-Fiも借りて出国ゲートへ。
今日から三連休のせいか結構混んでて、時間かかるなぁ～と思ったら「Face Express」専用の入口があったので、カウンターに戻って登録。おかげで長い列に並ばずに済んだ。搭乗のときもスムーズだった。

7時ぐらいに出国審査通過。せっかくプライオリティ・パスがあるので、3F「SKY LOUNGE SOUTH」へ

プライオリティ・パスも乱発しているのか、満席に近いぐらいだった。パンやおにぎり、軽食、お酒などもあった。

8時ぐらいにラウンジを出て搭乗口に向かったけど、遠くて搭乗開始時刻の08:20ギリギリに何とか到着。

08:40　羽田空港発「JL087」

ほぼ定刻に離陸
いつもなら国際線は通路側にするけど、今回は搭乗時間が短いので、そんなにトイレにも行かないだろうと窓際席にした。
横浜と富士山が見えた。

機内食は「資生堂パーラー監修メニュー」

席のモニターの調子が悪いということで、1時間ぐらい何も見られなかった。事前に何の映画かを観るかまで決めていたので、残念だった。

広州が近づいて、广州圓大厦（広州円ビル）が見えた。予想よりも大きくて、すごく目立っていた。 プラスチック取引関連のオフィスビルで、夜はライトアップしているらしい。
それにしても、広州には高層ビルが建ち並んでいて、こんなに大都市なんだと驚いた。広州は北京、上海に次ぐ第三の都市とのこと（深圳という説もある）。

12:30定刻だけど、12時ごろ広州白雲国際空港着　
入国審査もそんなに混んでいなくて、12:30ごろ出られた。

13時に空港出発。ツアー参加者は9人なのに、40人ぐらい乗れるバスで、広州南駅へ　

14:30ごろ広州南駅に到着。
コンコースに入るのにパスポートが必要で、荷物検査もある。日本でも新幹線に危険物を持ち込む事件が相次いだときに、検査をすべきだという意見もあったが、もしそうなったらすごく大変。

中に入って15時過ぎにいったん解散。予想をはるかに上回る巨大な駅で、人もものすごく多い。あまり冷房が効いてなくて暑い。

少し駅の中を散策。飲食店やコンビニがたくさんあり、中国のお店がもちろん多いがマックやスタバ、ケンタッキーなどもあった。値段は日本の倍以上。空港料金ならぬ駅料金らしい。

セブンイレブンと、

意外にもローソンがあった。

発車時間の20分前ぐらいにならないと、改札に入れない。そのせいかホームには人が多くなかった。

16:39　広州南駅発　

２等車指定席。車内は日本の新幹線とほぼ同じ。どの列車も満席とのこと。中国は本当に人口が多いんだなぁ。

19:30　桂林西駅着
車内は冷房が効いててちょっと寒いくらいだったが、外に出ると暑くて、日本と変わらない。

20:00　夕食「小香兵百姓厨房」

種類も多く、美味しかった。

21:30　ホテル「シェラトン桂林」
今回はここに4連泊

吹き抜けが大きくて、きれいなホテル

部屋はゆったりしていた。

しかし、4連泊の間には、机に置いておいた、ゴミ箱に入れていない空のペットボトルやビニール袋を捨てられたりした。必要なものだったのに。

バスタブとシャワーブースがあり、広さは十分だった。バスタブの栓が閉まらなかったのは直してもらって解決。バスタブの清掃をしてなかった日があった。
中国っぽい？

【2日目】
朝食はホテルの2Fのレストラン
部屋も2Fなので、移動が少なくて楽

種類は多く、毎日飽きなかった。

今日から観光。
まずは「象鼻山」

ホテルのすぐ近くなので歩いて行った。まだ朝8時なのに混んでいる。でももっと遅くなるともっと混むとのこと。桂林の中心部にあり、入場無料だからだろうな。
以前は有料だったが、観光客を増やすために、入場無料になったらしい。

象が漓江に鼻を入れて水を飲んでいるように見えることから名づけられた。手前の像の鼻のオブジェがあった。

でも崖に穴が空いてるなぁ、というだけで象の鼻には見えなかった。
穴の名前は「水月洞」
洞窟では三花酒という桂林の名産品の米焼酎が貯蔵されている。

多くの観光船が行き交っていた。

ホテルに戻るために街を歩いていたら、街路樹に表示があり、

昨年の大雨による洪水で、152.36ｍまで浸水した、とのこと。そんな大災害があったとは知らなかった。

この標識は、横断歩道に防犯カメラがある、ということで、歩行者がいるのに停車しないとドライバーに結構重い罰金が課せられるそう。なので基本、車、バイクは停まるので安心して道路を渡っていいとのこと。

「芦笛岩（ろてきがん）」桂林にはたくさんの鍾乳洞があるが、芦笛岩は光明山内部にできた桂林最大の鍾乳洞。長さはおよそ 500mあり、最も高い所で18m。

色とりどりにライトアップされた鍾乳洞で、規模も大きく見応えがあった。水晶宮など名前のついた見どころが多くある。

雪だるま

「水晶宮」

水面に反射してとてもキレイ

ここではテーブルなどが運び込まれ、パーティーが行われたりする、とのこと。

「透光石」

透けるぐらい薄いということがわかるように　石の後ろに明かりが灯されている。

最後は「雄獅送客（見送っている獅子）」

ラテックス店「東盟泰國城」に立ち寄り
すごく眠かったので、枕を試すために横になっていたら本当に寝そうだった。

昼食「香兵城」

桂林ビーフン料理

こんな感じでビーフンが売っている。

「畳彩山」

右の山の頂上（明月峰）を目指す。

最初は登りやすい。

左の洞窟をくぐって登って行く。この洞窟は風が吹き抜けて涼しかった。

下りは滑り台もあり。20元

登りは階段を登るしかない。
暑い中、階段を登るのは大変だった。15分ぐらいで明月峰に到着

その甲斐あって、眺めはよかった。

木龍湖と宋城の七重楼閣

漓江

桂林市街も一望

高級マンションもある。
同じぐらいの時間をかけて下山した。

移動し、ちょっとスーパーに寄る。
鶏肉が、鶏の顔とトサカもついたまま売られていた。

かわいい車を見かけた。著作権とかはわからないけど。

「東西巷」40分ぐらい自由散策

靖江王府の城門前に形成された古い通り

青石板の路地や木造の古民家など、統一されたキレイな街並み。

疲れと暑さがピーク。喉が渇いたので酸梅湯（10元）を購入。

映えるスポットも多くて、

写真を撮っている人が多く、観光客で賑わっている感じ。

貸し衣装かな？

科挙（官僚になるための最難関の試験）などの合格者の石像が並んでいる。

「逍遥楼（しょうようろう）」江南三大名楼の一つ。唐の時代に築き始めた楼閣で戦争で破壊されたが、2016年に再建された。無料で内部に入れて、2階からは漓江や山々の絶景が見られる。でも時間がなくて入れず。

「山水間」雑技（サーカス）とバレエがコラボしたショー　

始まってもずっと観客がうるさかった。

以前に比べたらだいぶ規模が縮小したらしい。

籠に入るオートバイは最大4台だった。以前はもっと入っていたらしい。

アクロバッティックな、なかなかすごい技を披露してくれたけど、お金を払って観るかというと微妙。

夕食「椿記焼鵝」

広東料理
北京ダックのようなガチョウ

ホテルに戻る。
ナイトクルーズのオプショナルツアーには参加せず、周辺を散策。漓江沿いには多くの人がいて、

ライトアップされてキレイ

川の向こうの特徴的な建物は、漓江歌劇院（オペラハウス）

「正陽路」

ものすごく人が多くて、まっすぐ歩けないぐらいだった。

屋台が立ち並び、祭りみたい。

杉湖の周りはものすごい人
日塔・月塔

ランタンも映える。

毎晩20時30分から約15分間おこなわれる「桂林漓江大瀑布飯店」の「人工滝の水のショー」
ホテルの外壁を水が流れ落ちる。すごい迫力だけど、何がしたいんだろう？という感じ。近寄ると雨のように濡れる。
その後、21時前にホテルに戻った。

この旅行記へのコメント （2）

• さきさん 2025/08/16 10:00:36

  ありがとうございます

  Golvola0811さん、コメントありがとうございます。
  励みになります。今後もわかりやすい旅行記を目指しますので、よかったらまた訪問してください。

• Golvola0811さん 2025/08/14 05:02:49

  分かりやすい

  写真とコメントのバランスが良くて理解しやすい