白川郷にお泊まり旅行

2025/05/26 - 2025/05/27

コロナ前に計画していた白川郷お泊まり旅行に行ってきた。

エリア 白川郷(岐阜)

16時前に白川村内に車で入ったが、帰る観光客が道に広がっていて宿の駐車場までゆっくり進んだ。
白川郷観光協会のサイトで予約した、幸ヱ門（こえもん）さんが今日の宿、 1日2組のこぢんまりした宿だ。

2人部屋の和室、テレビはないがWi-Fiはある。
広めの家庭用お風呂が２つ、部屋専用になっている。トイレは玄関横に男女２つずつ（たぶん）ある。

夕食まで村内を散策する。
地図で想像していたより小さく感じる。
5月も末なのに、山には雪が残っていた。

妙善寺、鐘楼の屋根もかやぶき。

田植え前の田んぼに映る風景が見たくてこの時期を選んだ。

田植えは6月はじめの頃だが、植えられたばかりの稲との風景もよさそうだ。

マンホールの蓋もかやぶき屋根。

夕食は囲炉裏の部屋で。
もう 1組はドイツからの旅行者だった。

山菜がふんだんな時期で、色々な山菜料理がいただける。中でも山菜の天ぷらは食べたことのないサクサク感で、絶品だった。

朴の若い葉を使った朴葉焼きは初めてだった。今の時期だけ楽しめると、若女将から聞いた。

岩魚の塩焼き。

部屋には黒色のエアコンがあり珍しいと思ったら、目立たないように黒く塗ったのだそうだ。

雨には合わなかったが、残念ながら星空を見ることは出来なかった。

朝部屋から見たお庭。
この時間なら誰も通らない。

囲炉裏の部屋で朝食をいただく。

天井も壁も（廊下も）黒光りしている。

たくさんの品数があり、朝から贅沢な食事を楽しむ。
コーヒーなども用意されていた。

昨夜若女将から教えてもらったように、朝いちで展望台に行きその後は合掌作り民家園に行くことにした。
和田家横に展望台行きのバス停がある。

歩くと20分くらいかかるらしい。
バスは9時始発、 1時間に3本、片道300円。

バスから降りて道を進むと展望台の案内があった。

展望台はあまりたくさんの人は入れない。みんな譲り合って撮影した。
テレビなどでお馴染みの風景だが、本物を見ると「おーー」っとなる。

バスで戻ると、和田家の前にはもう観光客がならんでいた。
かやぶきの家や花を眺めながら川向こうの民家園へ。

であい橋を渡る。
10時前には、せせらぎ公園駐車場に観光バスが20台くらい停まっていた。

橋を渡り左側に進むと、合掌作り民家園の入口がある。

入場料600円（宿泊者は100円引）、高低差のある敷地に近隣から移築されたかやぶき屋根の建物がたくさん建っている。かわいい茶室や水車もある。村内は観光客だらけだが、民家園は人も少なめだ。家の縁側には座布団が置いてありゆったりと見学できた。

お昼近くなっので、民家園を出てすぐのそば道場へ行った。入口は反対側にある。

外側は古い民家だが、中は新しくて明るい。
ざる蕎麦 1000円をいただく、こしのある蕎麦だった。

宿の駐車場へ戻る途中、かたりべさんで土産物とさくらソフトミックスを購入、宿でもらった 1割引券を使った。
ソフトクリームは今まで食べた中で1番美しく、ほのかな桜味でおいしかった。

観光客をかきわけるように宿の駐車場から出て、最後に見た白川郷の風景は三つ子合掌だった。

ゆったりゆっくりと白川郷を楽しむことができ、お泊り旅行にして本当によかった。