2025/06/07 - 2025/06/08
185位(同エリア346件中)
ろくまるさん
今回で4回目になるらしい、三陸海岸沿いにあるワイナリーを巡るワインツーリズム。ちょっと遠いし、参加ワイナリーが少ないしで、なかなか行ってみようかというところにならなかったのだが、なんどもお誘いメールが来るし、今回は急遽参戦することにした。
ワイナリーがかなり広範囲に広がっているのと、仙台まで新幹線で一時間とはいえ、そこからも遠い。焼酎ツーリズムと同じく、なかなか毎年行こうかなというところにまでならないのが実情だった。
南は南三陸から北は大船渡まで、バスで二時間もかかってしまう距離。関東から行くと、結局仙台から有料バスに乗って南三陸に入り、大船渡で折り返す工程になる。
ちなみに、日本のワイナリー数の多い県は、1.山梨、2.長野、3.北海道、4.山形、5.岩手だそうで、宮城県は長らくワイナリーがない不毛の地だったそうだ。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 2.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 観光バス 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
東京駅から東北新幹線はやぶさで仙台へ。大宮を出たら次は仙台。
東京駅 駅
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東京駅には全国各地の駅弁が集まっていて、北海道厚岸駅のかきめしがあった。昔よく北海道で食べた懐かしの炊き込みかきめし。昔は気づかなかったが、カキの出汁が炊き込みご飯によくしみていて、今時あまり見かけないちゃんとした弁当と言える。
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南三陸会場 南三陸ワイナリー
仙台から専用バス(ワイナリー巡りの有料回送バス)で最初に到着するワイナリー。会場4か所どこでも受付ができるので、何度目かの人はいきなり気仙沼まで向かっていた模様。仙台から二便目のバスでもあるが、一緒に降りた人はほとんどいなかった。それにしも、おばちゃんたちがうるさくて、運転手の説明時にもずっとしゃべっているものだから、黙れと怒られる始末。遠足のつもりか。南三陸ワイナリー 専門店
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南三陸ワイナリー
震災後に簡易的に建てたプレハブの水産加工場を譲り受けたワイナリー。シャルドネが売りのワイナリーかなと思った。試飲はなく、グラス一杯でも会計に時間がかかり、なんだかぜんぜんイベントっぽくなくて残念な感じ。南三陸ワイナリー 専門店
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気仙沼会場 すがとよ酒店
気仙沼会場は、酒屋の駐車場にワイナリー5店が出店している。試飲はできるが総じて高い。
1. MORIUMIUS Farm&Winery(宮城・石巻)
横文字ワイナリーは大概歴史が浅く、特徴ないし一杯\600とか取ってしまう。
2. 八瀬ぶどう園(宮城・気仙沼) 後述するが、たくさんお買い上げ。
3. 涼海の丘ワイナリー(岩手・野田)
山葡萄生産量日本一だとか。紫雫《樽熟成》お買い上げ。
4. 角星(宮城・気仙沼)
どちらかというと日本酒の酒蔵。だが、「月の吟プレミアム」はうまかった。ボトルお買い上げ。
5. 澤内醸造(青森・八戸)
試飲料金が安く、種類もいろいろあって、楽しめた。 -
イベント会場に集まる食の提供。浜焼きの店「ごーるどすまいる」が出店していた。捕りたての牡蠣が旨い!今年は小粒だそう。
https://kesennuma-kanko.jp/goldsmile/浜焼き&BBQ ごーるどすまいる グルメ・レストラン
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有料オプショナルツアーで、バスで八瀬ぶどう園まで向かう。翌日は人数多かったようだが、今日は少なく7名だった。少々山の上にあるのでバスで時間がかかり、さらにおじさんの話が長いので、全体的に時間が短かったが、行って良かった。
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女将さん手作りのぶどう太巻き。この畑で取れたブドウを使って色付けしたそうだ。
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英文字YASSEはここの山ぶどうだけを手作業で丁寧に選別し、仙台秋保醸造所で醸造したもの。これまで飲んできた山ぶどうとは全然違う。
さらに、漢字の八瀬は花巻のエーデルワインで作られたもの。山ぶどうのとんがった感じはなく、メルローと見まがうくらいのどっしりとしたうまさ。ちなみに八瀬は地名。
どちらもオンラインでは購入できず、現地に行かないと買えない幻のワイン。八瀬がふるさと納税で得られるだけ。
山ぶどうってなかなか飲みにくいものが多いが、ここのはどちらも美味。ぶどうジュースもなかなか良い味だった。 -
大船渡会場 THREE PEAKS
一つ飛ばして大船渡会場があるTHREE PEAKSへ。小型のバスは大混雑で、道の駅から10名くらい積み残しが出るほどだった。南側は大型バスが入っているものの、北側は小型バスのためぜんぜん定員が少ない。大型バスが入れないのもわかるが、皆同じルートで一日目は北上、二日目は南下するのがわかっているのに、もう少しなんとかならないか。 -
THREE PEAKSは、どちらかと言ったら、シードルが売りかもしれない。ヨーロッパ品種のピノグリが特徴ある感じだが、いまいちボトルを買ってみようというところまではならなかった。
他に、はちのへワイナリー(青森・八戸)、宮城縣七ヶ浜ワイナリー(宮城・七ヶ浜町)もテント参加していたが、どれもあまり食指が動かない。 -
夕食をどこかの郷土料理屋で食べてから宿に行こうと思ったが、あっちでもこっちでもいろいろ食べ続けていたのでお腹がすかないので、早めに宿へ行くことにした。
東日本大震災以降、海岸沿いのJR大船渡線、JR気仙沼線は再開のめどが立たず、バス専用線BRTとして再開した。今日の宿大船渡温泉までBRT専用線に乗れるかと思ったら、土砂崩れのため一部専用線は通れなくなっていた。大船渡駅 駅
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専用線を走らないBRTバスは、いたって普通のバス。こうして普通に走っていて、しかも時間通りに走れるなら、専用線の存在意義ってあるのだろうか?
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本日の宿は、大船渡からバスで10分の大船渡温泉。食事をつけないとシティホテル並み激安だったが、海沿いの部屋でないし寝るだけの劇狭部屋だった。
海沿いの景色の良いホテル by ろくまるさん大船渡温泉 宿・ホテル
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大船渡温泉は、「温泉宿・ホテル総選挙2024」で絶景部門4年連続全国1位だそうだ。とはいえ、言う程の事はなさそうな感じがする。日の出を見に行ったが、曇り空で残念。
海沿いの景色の良いホテル by ろくまるさん大船渡温泉 宿・ホテル
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朝食はバイキングではなく、和定食。
海沿いの景色の良いホテル by ろくまるさん大船渡温泉 宿・ホテル
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陸前高田会場 神田葡萄園
地元のバスでもJRバスでも、宿から陸前高田までバスで直接行っても時間が合わなかったので、THREE PEAKSまでタクシーで向かう。ほぼ全員同じようなルートで二日目に大船渡折り返しになるので、朝一のバスは予想通り乗り切れず。THREE PEAKSのオーナーの車で神田葡萄園まで運んでもらう人まで出る始末。 -
有料オプショナルツアーで陸前高田が一望できる箱根山展望台へ。スパークリングワインで乾杯。
箱根山展望台 名所・史跡
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ワイナリーを少し上がったところにある葡萄畑を見学する。
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最後にワイナリーに戻って醸造所見学して、オプショナルツアーは終わる。
神田葡萄園は、リアスワインの名称でワインを販売しており、リアス式海岸のオリジナルであるスペインのガリシア地方と気候が同じようで、そこで作られているアルバーニョを第一品種として力を入れている。確かに、うまい。
4か所回ってきた中では、一番ワインツーリズムっぽく、イベントをやっている感じになっていた。 -
道の駅 高田松原
バスは道の駅にも停車する。お昼にちょうど良いので、一時間休憩するつもりだったが、何か食べるほどお腹がすかない。道の駅 高田松原 道の駅
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「道の駅高田松原」から歩いて5分くらいのところに、奇跡の一本松がある。東日本大震災の津波を受けても生き残った松。
奇跡の一本松 名所・史跡
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奇跡の一本松のすぐ隣には、震災遺構となったユースホステルの建物が当時のまま残されている。昔は海沿いの景色の良い宿だったと思われるが、今では高い防波堤がそびえたち、海はまったく見えない。
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気仙沼会場に戻ると、今日はウニが出ていた。まだ動いているウニを食べたのは、これで二度目だか、やはり新鮮でクリーミー。割ってすぐのウニを食べたら、もう東京のウニなんて硬くて食べられない。
浜焼き&BBQ ごーるどすまいる グルメ・レストラン
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南三陸ワイナリーのオプショナルツアーに乗って、シャルドネ畑へ。宮城はワイン不毛の地だったのと、震災以来南三陸町地域おこし協力隊により売りを作りたいということで、スタートした南三陸ワインプロジェクト。カキにあうのはシャルドネだろう、という安易な発想から始めたが、今や温暖化で山の中腹でさえも厳しくなってきたらしい。
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道の駅さんさん南三陸
最後の仙台まで向かうバスは、道の駅で30分休憩してくれる。復興の象徴としてよくテレビに出ていたJR志津川駅前の道の駅。が、昨日昼に寄ったときとはうって変わって、店も閉まりがちで17時を過ぎて閑散としていた。道の駅 さんさん南三陸 道の駅
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伊達の牛タン
帰りも有料回送バスに乗って、仙台駅に到着。予定よりもだいぶ早いが、もともと夕食を食べるために新幹線を一時間遅らせていた。ちょうど列が切れていてよかったが、あと少し遅かったら長蛇の列で食べられないところだった。
伊達の牛タンでは、部位を分けて「芯たん」という値段を吊り上げる作戦に出ているが、これまで同じで出していたのに、それはないでしょ、って感じ。
仙台と言えば牛タンになっているが、何度か食べているとわざわざ食べるほどでもないかな、と今回思った。チコちゃんでやっていたが、牛タンが仙台名物なのは、仙台名物と宣伝したからだけらしい。伊達の牛たん本舗 仙台駅3階 牛たん通り店 グルメ・レストラン
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仙台と言えば、どちらかといえばずんだ餅の方が有名になっている。新幹線セットとして小ぶりのずんだ餅とずんだシェイクがあったので、新幹線で食べていく。
今回初のワインツーリズムさんりくの参加だったが、ワイナリーが少ないしそれぞれ距離があるし、なんとも微妙な感じだった。これだと、毎年は来なくて良いなと思った。ていうか、気仙沼会場だけ単純往復で良いではないかという感じもするので、もう少しイベントとして盛り上げないといけないだろう。ずんだ茶寮 エスパル仙台店 グルメ・レストラン
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