シャガールのステンドグラスを見にマインツのシュテファン教会へ

2025/06/29 - 2025/06/29

フランクフルトからそう遠くない、電車１本で行けるマインツ（ラインラント・プファルツ州の州都）にあるサンクトシュテファン教会に1978~1982年、シャガールが95歳で亡くなるまで手がけたという最後のステンドグラスがある。暑いくらいのお天気のいい日なので、ブルーのステンドグラスも美しく見えるに違いない。教会のHPを見るとガイド付きのツアーもあるが、基本的に土曜日の結婚式やミサにかからなければ、常時個人的に見学可能。

エリア その他の都市(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 1.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

フランクフルト空港駅からSバーンでマインツ中央駅へ。最近は空港駅のホームにもドリンクの自販機などがあるのでびっくり。

フランクフルト空港近距離駅 駅

グーグルマップを頼りに、マインツ中央駅から近い所でまずは腹ごしらえのブランチをすることにした。『フェッテ・カンネ』Fette Kanne。若い学生向きの最近はやりのタイプ。みんな外に座りたいので並んで順番を待っていたようだが我々はお店の中の席で十分。

マインツ中央駅 駅

色々なコンピネーションが選べる、数あるメニューのｘｘの中から3つ小鉢を選ぶ・・という、最近ビーガンの人たちにも人気のタイプ。これにそれぞれ好きな飲み物を注文する。それにしても、このパンの量は多すぎでしょ。この夏日の今日はスイカは全員に付くオマケらしい。

トラムを降りてから歩いていく途中の住宅のアジサイが鮮やかな色だったのが印象的

少し坂を上がっていくと聖シュテファン教会が木々に覆われて見えてくる。街中からも充分徒歩圏内。

聖シュテファン教会 寺院・教会

祭壇の奥に広がるシャガールのステンドグラス

角度によって、また外の太陽によってもブルーがいろいろ変わります。

写真、カード（絵）ハガキ売り場

正面だけでなく、少し脇も聖書のストーリーは続いている。

脇の部分のみ。全てが聖書のストーリーです

9枚のステンドグラスが一連の有名なアダムとイヴの楽園のストーリーです。

この教会におけるシャガールのステンドグラスは1978年に構想が始まった。1985年シャガールが９５歳で亡くなるまでこの前方のステンドグラス9枚を手掛ける。29年間ガラス工房で一緒に働いていたシャルル・マークが彼の遺志を継いで後方のステンドグラスも完成させた。

後方部分も素敵な模様ですね

光の角度によって色が微妙に違って映ります

バラ窓もシャガール

左後ろの窓

まるで絵葉書のようです。

シュテファン教会入り口

教会は小高い所にあるので、グーテンベルグ広場まで歩いて坂を下って出ました。
アイスカフェーで休憩

グーテンベルク広場のイタリアンアイス屋でアイスを食べて小休憩。遠くに見えるのはヨハネス・グーテンベルクの銅像。ピントはあくまで食べ物に合わせています！最近はどこでもプラスチックのストロー禁止なので，紙製のストロー（昔ありましたよね～時間が経つとヨレヨレになってくる～）。
でも暑かったのですぐに飲み干しました。　
ご馳走様。オワリ。