函館、森駅いかめし、国宝中空土偶

2025/04/24 - 2025/04/24

友人と車で東北、北海道の桜と史跡を巡りつつご当地の美味いものを探し求めました。
1日目…秋田市泊
2日目…大館泊
3日目…弘前泊
4日目…函館泊
5日目…函館泊
6日目…むつ市泊
7日目…八戸泊
8日目…山形市泊
写真は旅6日目の森駅といかめし

エリア 北海道

旅6日目の五稜郭の桜のぐあい
2日前よりはだいぶん開花が見られましたがやはりまだ早かった

五稜郭跡 名所・史跡

本日も朝からハセストのやきとり弁当
うま辛タレにしてみましたがノーマルのタレの方がよかった

森駅に移動しました
有名駅弁いかめしで知られます

森駅 (北海道) 駅

現在森駅構内でのいかめし販売は夏の一時期だけのようですが駅前にあるこちらの柴田商店で入手できます
開店の9時少し前に阿部商店が配達に来たのを見届けてイザお店に向かいました

柴田商店 グルメ・レストラン

レトルトでないできたてのいかめしと森駅、感無量です

ほかほかのうちに早速食いました
イカが柔らかく想像よりも薄めの味付けでした

森駅周辺は噴火湾と駒ヶ岳が見渡せる景勝地
ここは榎本武揚率いる旧幕府軍が開陽丸ほか七艦で上陸した地、鷲ノ木

榎本軍鷲ノ木上陸地跡 名所・史跡

移動して大船遺跡に来ました
縄文時代前期後半~中期(約5,500~4,000年前)の遺跡で世界遺産構成資産です

大船遺跡 名所・史跡

大船遺跡全景
狩猟採集の時代(つまり農耕以前)に定住・集団生活が営まれていたことが世界的には珍しくそれが世界遺産たる理由のひとつとなっている

大船遺跡 名所・史跡

すぐそこに海がみえる海岸段丘上にあります
1500年にもわたって集落が営まれる恵みある土地だったのでしょうか

大船遺跡 名所・史跡

この遺跡の特徴は最大深さ2.4mもある深く掘り込んだ大型竪穴建物
寒さを凌ぐためとも言われている

大船遺跡 名所・史跡

大船遺跡管理棟では出土品などの見学ができました

大船遺跡埋蔵文化財展示館 美術館・博物館

移動して垣ノ島(かきのしま)遺跡へ
こちらも縄文遺跡で世界遺産構成資産

垣ノ島遺跡 名所・史跡

垣ノ島遺跡説明

垣ノ島遺跡 名所・史跡

やはり海岸段丘上にある

垣ノ島遺跡 名所・史跡

垣ノ島遺跡にある函館市縄文文化交流センターを見学します

函館市縄文文化交流センター 美術館・博物館

縄文土器もこうして整然と並べて壁にかけるとアート感あふれます

函館市縄文文化交流センター 美術館・博物館

石器も見事にアート

函館市縄文文化交流センター 美術館・博物館

函館市縄文文化交流センター 美術館・博物館

こちらは垣ノ島遺跡のお墓から見つかった漆糸製品で土坑墓ごと切り取ったもの
なんと9000年前のもので世界最古の漆製品の可能性がある

函館市縄文文化交流センター 美術館・博物館

足形付土版　6500年ほど前の墓から出土したもので子供の足形が付いた土版が大人サイズの墓から出てきたという
同じようなものが新潟からも出土しているようです

函館市縄文文化交流センター 美術館・博物館

そして…つい最近まで北海道唯一の国宝だった国宝土偶へ

函館市縄文文化交流センター 美術館・博物館

こちらが現在五つある国宝土偶の一つの中空土偶
ちなみにこの旅でこのあと二つの国宝土偶を見に行きます(八戸、山形)

函館市縄文文化交流センター 美術館・博物館

中空土偶を横から
頭部に穴が空いていることを知りました

函館市縄文文化交流センター 美術館・博物館

こちら側の頭部も穴が空いています
この穴から中空であることがよくわかります

函館市縄文文化交流センター 美術館・博物館

下から見上げたアングル

函館市縄文文化交流センター 美術館・博物館

後ろ姿　細かい文様が見られます

函館市縄文文化交流センター 美術館・博物館

昼食に函館の中心部へ戻る
阿佐利本店というすき焼き店

阿佐利 本店 グルメ・レストラン

阿佐利って変わった名前だなと思ったら
店の前の函館山に通ずる道が「あさり坂」なんですね

あさり坂 名所・史跡

すきやきランチセット1800円+コロッケ250円
コロッケが人気みたいです
けっきょく函館で海鮮丼を食わずに肉で締めました

阿佐利 本店 グルメ・レストラン

昼飯後に近くにある元町公園へ
函館山の中腹にあります

元町公園 公園・植物園

室町時代に和人の北海道拠点であった道南十二館のうちのひとつ宇須岸館がこの辺りにあり箱形の館であったことから「箱館→函館」という名前の由来となった(諸説あり)
かつては函館奉行所はこの地にあったのだが後に五稜郭へ移ることとなる

元町公園 公園・植物園

桜も咲いていました

元町公園 公園・植物園

道南十二館のうちのひとつ志苔館に移動しました
これで十二館の三つをまわれた

志苔館跡 名所・史跡

続日本100名城とされております
コシャマインの戦いにおいてアイヌにやられ陥落しましたが中国製や全国の陶器、中国の銅銭が大量に出土されており貿易拠点として相当の繁栄があったとみられます

志苔館跡 名所・史跡

井戸など遺構も残っておりました

志苔館跡 名所・史跡

津軽海峡フェリー 函館ターミナルへ移動
ここから本州へ戻り大間に行きます

津軽海峡フェリー 函館ターミナル 名所・史跡