2025/06/01 - 2025/06/01
4793位(同エリア14971件中)
円蔵さん
奈良散歩。
法隆寺の後は薬師寺に向かいました。
JR郡山駅で降りて、近鉄郡山駅に向かう途中。
それはあった。
-
パート1の最後でも書きましたが。
わたしは気になった場所をすぐにグーグルマップでピン止めします。
この場所も何処で知ったのか覚えておりませんでしたが、ピン止めされてて。
まさにグーグルマップではこんな感じの写真が投稿されておりました。
なので、特に観に行かなくても良いか?
と、最初は思ったものです。
住宅街の一角だけ木造建築が残されてて。
雰囲気有るなぁって最初はそれ位のものでした。 -
路地端に目を移すと
「町家物語館はこちら」と更に奥へと促す文字が。
その路地に入ると。
目の前には3階建ての木造建築。
入り口まで行ってみると、入館料は無料。
ホットコーヒーが100円で飲めますって書いてあります。
まだ胃の調子が完ぺきでは無くて。
ご飯も食べなくて丁度良いって体調だったのでコーヒーの方は別に良しとして。
この木造建築の内部を観れるの?? -
ごめんください。
と受付で挨拶をして
「何処からですか?」と言われて「神奈川です」と。
なんか、このやり取りは世界の風邪まっただなかを思い出させた。
時間が有るのでしたら案内します。
その後、自由に廻って下さい。
時間が無かったら自由に廻って下さいと促されて。
私はこの後の時間を読み切れていないので、自由に廻りますと答えました。
すると、軽い概要を教えてくれましたが。
ほんと軽く「ここは元々遊郭です」って言葉が。
稲妻が走ったね、そのワードは。
後に頂いたパンフレットを見ると、大正期に建てられた貸座敷
昭和33年に廃業して、その後は下宿となって使用されたって。
遊郭建築とパンフレットには書いてあります。
初めて聞く遊郭建築って言葉。
受付の方に促されて順路を進むと直ぐに2階に上がる階段。
その先には明かりを取り入れる丸窓があり、良くわからんけど
「あぁこれは遊郭っぽいな」と思ってしまった円蔵です(笑) -
階段を登り、左側の明るくなってる所は中庭(吹き抜け)になっていました。
もう階段を登った辺りから興奮して体調も絶好調になって来た(笑)
2階には客間が6室。
客座敷と言われている大きめの部屋が1部屋。
髪結場もありました。 -
吹き抜けの窓がね、可愛かった。
深い意味があるのか?
はたまた、ただのハートと捉えるべきなのか?
しかし大正の頃でしょ、ハートマークとかあったのだろうか?
猪目かな?
こういう所は案内してもらわないと答えは分かりませんね。 -
階段部分。
ここでどれだけの物語が作られたのか?
廊下の奥の方で手を上げてる小さいの、目の錯覚でも無ければ見えてはいけないものでも有りません(笑)
ここから先は立ち入り禁止の粋な表現です。
この建物、二階部分だけは階段が6か所設置されていました。
迷路の様に感じられて、そりゃ楽しいよ。 -
中庭を望む。
-
そして、こちらが客間。
3畳と言うスペースでした。
下宿としても使われていたって事は、3畳あれば十分なスペースだったのですね。 -
大階段。
ここは通れませんでした。
3階へは行けないのか。。と少しガッカリでしたが。
この後、別の階段から3階へ行く事が出来ました。 -
客間の欄間
手前の扉の横に直ぐ隣の部屋の扉と言うコンパクトな設計。 -
格子からの光が美しいなって思ってたら。
この格子も各階で違った造りになっているらしくて。
偶然、このあと3階でも撮っているので見比べてみる。 -
窓のすぐ向こうに鬼瓦が見えて。
これは新鮮な感覚でした。
随所にこういったものを見る事が出来て。
時間が無いから自由に廻ると言ったのに結構な時間を過ごしちゃいました。 -
いよいよ最上階(3階へ)
先ほど書いた様に大階段が登れなくて3階は観れないのかと少しガッカリしてた所にこの喜び。
円蔵を喜ばす為に飴と鞭を巧みに使って来る(笑) -
まず目に留まった窓。
これだって説明をキャンセルしちゃったから、どういった位置づけの窓かわからないままです。
これは郡山はまた行かなきゃなりません。 -
手前が客座敷8畳。
その奥の窓がある部分は客間。
3階には9室の客間と客座敷1室。
あとはトイレだけの割り切った遊郭建築 -
そしてこれが3階の格子です。
二階部分は間に細い縦線が2本入っていましたが、3階部分は同じ太さで均一に造られてました。 -
円蔵は格子越しの瓦屋根ってシチュエーションが凄く気に入って。
それで偶然、格子を撮っていたって感じ。
目の前に迫って来る様に感じられたんです、瓦屋根がね。 -
3階の廊下に残されていたガス灯。
この下に⑨ガス灯って表示があったので、①から見るべきポイントがあったものと思われます。
私が唯一見たのは⑨ガス灯だけでした。
一風変わったフードのランプだったので、目に飛び込んできました。 -
客間の扉に貼ってあった。
これは下宿時代のものでしょうか?
女性の顔写真が無数に貼られていました。
また、新聞が張り付けられてる跡がありますが。
その中に零戦なんちゃらって文字もあった。 -
こうして
町家物語館の見学は終了。
飛鳥時代から大正時代に吹っ飛んで来ましたが。
この後、再び飛鳥時代へと向かいます。
かなり素晴らしい発見?と言ったら違いますが。
予想もしていない素晴らしい建築を観れて体調が悪い事を忘れて(笑)
いや、むしろ回復したのかも。
この後は近鉄郡山駅へ向かって。
西ノ京駅で下車。 -
西ノ京駅からでて、すぐにある薬師寺。
駅から訪れると北側の入り口から入る事となります。
どうせなら南側から入れば良かったけど、きっと広大な敷地。
南側に行くのに多少の時間を使いそう。
北拝観受付から入って。
まずは食堂を抜ける。
そこで、お坊さんがお話をされてて。
ここは檀家さんが居ないんです。
お墓が無いんですよ、こういうのなんて言うかわかります?
「はかない。。」みたいな感じの事をお話されていました。
印象的だったので覚えてます(笑) -
拝観ルートが設定されてるので。
ルートに沿って。
まずは少しだけ回廊を歩きます。
朱塗りの建物がとっても美しい。 -
そして見えて来たのが金堂と東塔。
東塔は創建当時から残る唯一の建築だそうで。
何となくですが、後で西塔近くまで行った時に寂しさと言うか、オーラが無いように感じたのは。
西塔は昭和に入ってから再建されたと書かれていました。
写真右側の金堂も再建。
運命と勝手に位置づけましたが、再建が始まった年に私は誕生しました(笑) -
回廊マニアになりそう。
それ位に回廊を歩いたなぁ。
次は写真左側にちらっと見える東院堂に向かいました。
東院堂では写真を撮っていませんが、再建された建物。
それでも法隆寺と同じく再建されたと言っても13世紀の建築。
時の流れが違うのかい?
そう思わせられる場所ばっかり! -
南側に来ました。
よく、金堂を中心に二つの塔を含めて撮ったシンメトリーな写真を見て居たので。
それを撮って観たいと思ったんだけどね。
持参したカメラでは金堂しか入りませんでした。。
中門。
中門って法隆寺にも有りましたが、古い時期の社寺仏閣にはあったのかな?
回廊部分の門を中門と呼ぶのだろうか。 -
金堂へ
ここに安置されている薬師如来像、月光菩薩、日光菩薩は鎌倉時代のものとは違って、面長?な印象でした。
まだまだ全然詳しくないし分からないけど初心者なりの解釈です。 -
3つの建築を一同に見える場所。
これは手のひらサイズの電子機器(スマートフォン)でやっと撮れました。
でも、よく見る写真ってこっち側から撮ったものじゃないみたい。
まぁ良いか。 -
ぐるっと境内を一周してきて。
それにしても、日曜日でしたが観光されている方が少ない!
こんなにも素晴らしい建築があって美しい場所なのに。
だからかな、自分のペースで拝観出来て変な疲れも残らなかったんです。
この後、入ってきた北拝観受付を出て。
北に向かいました。 -
受付を出て、少しだけ北側に移動すると。
なんだよここ!って雰囲気の覆いかぶさった木々が作るトンネルが。
こちらも薬師寺の境内、あまり奥まで進まなかったのですが。
恐らく薬師寺本坊へ行く道かと。
ここも素晴らしい! -
北拝観受付から真っすぐに北に向かっています。
次は唐招提寺に行ってみようと思ったのです。
最初は計画していませんでしたが、徒歩圏内で行けるし。
金堂の佇まいを一目見てみたかった。
向かっている途中で。
ずっと観光客を見続けているニャンコに遭遇。 -
唐招提寺に向かっている途中で数件の飲食店があって。
遂に体調が戻ったのか、わたくしは「腹減った」と思うようになれて。
休憩がてら遅めのお昼を食べました。
大納言さん。
手前にそば切りと書かれたお店もあったのですが。
蕎麦切りっていったいなんだい?と思っちゃったので、入れなかった(笑) -
お腹を満たしていざ唐招提寺へ!
そして、ここは今回の旅で最もハマったお寺さんとなりました。
南大門から入って、まず目に飛び込んできたのは、とても見たかった金堂。
正直、めちゃくちゃカッコイイと思えました。 -
この柱。
前にテレビで見てた様に、柱の中央部分が僅かに膨らんでて。
エンタシスと言うらしく。
ギリシアの文化がシルクロードを経て大和に入ってきた事が分かる柱。
撮影は禁止ですが、金堂の中にいらっしゃる千手観世音菩薩立像。
いまでも頭から離れない位のインパクト、印象深いです。
奈良で幾つもの仏像を拝見してきましたが、私はずば抜けて「凄い」と思えました。
高さが6メートル弱もあって。
すっごく立派で有無を言わさない存在でした。 -
金堂を抜けてみると、またなんとも言えない建築が姿を現した。
鼓楼、これも国宝と書いてあったけど。。
ここまで来るともう国宝でも重文でも関係ありません(笑)
その存在が佇まいが何か違う。
そして鎌倉時代に再建。
もうビックリしないよ、再建されたのが鎌倉時代でもねって位に歴史は古い。 -
礼堂。
こちらは僧坊。
法隆寺でも見ましたが、どこも長い建物なんだな。
そして奥の方に見えるのは恐らく開山堂。
今まで見てきた場所と違って、境内を取り囲むような回廊が無いので奥行き感があります。
その為か、少し冒険心を擽られて。
なんて素晴らしいお寺さんなんだよ!と興奮したのを覚えております。 -
そして運命の宝蔵・経蔵。
ま、運命って程では無いのですが。
この造り、これって学生の時に習ったよ。
なんて名前の造りだったっけ?
この後、ずっとずっと考えていました(笑)
絶対に教科書で見てるよ、でも思い出せない。
そして思い出せないままだったのですが帰宅時の新幹線の中で、頂いた冊子を見て居たら答えが書いてあった。
校倉造りでした。
自分で思い出せなかった事ですっきりとはしなかったけどね。 -
更に奥へと進んで。
新宝蔵へと続く道。
たしか、別途拝観料が必要だったので新宝蔵は入らなかったんです。
この時間になってようやく日が照ってきたので。
気分的にも嬉しい感じ。 -
奥に行くと鑑真和上御廟があるので、そちらへ向かっている途中。
これはいったい!?
これは人の手で作られた形跡がある壁だったのかな?
土の間に瓦の様な焼き物が挟まっている。
そして向こう側は苔が覆いかぶさる様に生息しているし。
この姿になってから長い年月が経っているな。。
もしかしたら、向こう側から見るものであって。
こっちは裏側。張りぼての様な造りなのか? -
上の場所はまだ焼き物の様な物が挟まっているから人の手が加わっている事がわかりましたが。
その隣にあったここ。
やっぱり元々土塀だったんじゃないかと思えるけど。
地面の方まで同じ様な、固まった土の様な。
砕かれた岩の様な。
人工物なのか自然のものなのか?
全く分からなくて。その分からない物を解決したくて暫くこの場で観ていたのですが。
結局、答えが見つかりませんでした。 -
通路を挟んで背中側の壁。
ここも色っぽいよね。
元々はこういう壁が風化して、現在のあの姿(上の2枚の写真)になっているのかな。 -
そして鑑真和上御廟へ行ってみると。
ここも神秘的な場所。
地面が苔で覆われてて、差し込む陽射しもすっごく優しく感じられる。
唐招提寺、ほんと素晴らしいです!
こんなにも素晴らしいのに拝観されている方はとても少なく。
特に、今回廻った法隆寺、郡山、薬師寺も、歩いて目に入った中にレンタル着物屋さんが無い。
着物を着ている人が居ないって事は観光でいらっしゃってる方が少ないんじゃないかなと。 -
入る事が出来なかった御影堂。
期間は短いけど特別公開されるみたいですね。 -
この土壁の斜度にしても美しいです。
-
ちょいと興奮しまくった唐招提寺もいよいよ残り少なくなってきた。
端から端まで、目にした事の無い風景。
気を静めるお寺さんなのに、逆に気分あがっちゃったよ。 -
境内を一周。
やっとの事で一周出来た位に見応えあった。
もうひと巡りしても良かったけど。
そろそろ帰宅しても良い、心地よい疲れになってきました。
ここから再び西ノ京駅まで戻ったのです。
帰宅時は近鉄で京都駅までを検索。
途中、大和西大寺駅で近鉄奈良線に乗り換えれば京都駅まで行ける。
それをグーグルマップで調べたのですが。
近くに朱雀門があって。
まぁ見てみたいんですよ朱雀門。
で、大和西大寺で降りて見に行こうと思ったのですが。
なんと、駅に着いたらタイミング良く特急だったかな?指定席を購入して乗る列車。
それが来るって言うので、ホームの指定席券売機に急いで向かっていました(笑)
券売機まで行くと、全ての席が完売と書いて有って。
まじか・・と思ったら。
ホームに京都行の急行?が入って来ちゃって。
もう朱雀門の事を忘れて乗っちゃいました。 -
さて・・・・
お気づきの方いらっしゃいますか?
急行に乗ってしまった為に。
近鉄の東寺駅に停車しました。
近鉄に乗っている間にスマートEXで帰りの新幹線のチケットを購入してて。
まだ、新幹線の時間までは1時間あって。
京都駅でお土産を観ながらゆっくりしようと思っていたけど。
東寺って言葉に。。。
駅のホームで降りました(笑)
そして、なんと言う安心感。
知っている土地、地図を観なくても京都駅まで行ける安心感。
やっぱり知らない土地で、忘れていた緊張感があったんだなと実感致しました。 -
東寺は参拝出来る時間は無さそうだったので、五重塔の姿だけでも見れればと向かうと。
なんだか、お金を払ってモデルしてもらってる様な位置に青鷺が居てくれて。
もう、これだけで満足。
南大門は閉ざされていました。 -
青鷺はもう一羽
楽しい時間をありがとう! -
そして東側に向かって歩いて。
結局、拝観時間は終わってて。
拝観したいと思っていたら、残念に思えたかもしれません。
結論を言ってしまうと、やっぱり京都離れは出来ません!
そしてこの後、京都駅まで歩いて。
いつもの様に新幹線コンコース内のお土産屋さんで買い物をして。
新鮮な気持ちで廻れた奈良旅を終えました。
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