2024/09/28 - 2024/09/28
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おやじさん
伊勢豊受稲荷神社。
三重県伊勢市岩渕1の箕曲中松原神社社地に鎮座する稲荷神社。
- 旅行の満足度
- 2.5
- 観光
- 2.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
-
9月28日、イベント列車「つどい」で鳥羽を訪れた際の帰り道、伊勢神宮外宮参拝のため宇治山田駅に降りたちました。
-
今回掲載する伊勢豊受稲荷神社は駅のロータリーの向かいに鳥居を構えています。
当初は大きな杜を持つ稲荷だなと感じていましたが、伊勢豊受稲荷神社は箕曲中松原神社の杜に鎮座する境内社です。 -
伊勢豊受稲荷神社の朱の明神鳥居。
右に「伊勢豊受稲荷神社」の社標が立っており、すぐ先に朱の社殿が見えています。
手前の歩道を少し進むと箕曲中松原神社の脇参道に続いています。 -
鳥居をくぐった参道から社殿の眺め。
鳥居の先が拝殿ではなく、本殿脇から左に進み、箕曲中松原神社脇参道に出た右側が拝殿正面となります。 -
参道脇の【箕曲中松原神社】由緒。
「箕曲中松原神社
所在地 伊勢市岩淵1丁目14番地25
主祭神 大歳神
他に若雷神・蛭子の神・菅原道真公はじめ十八座を合祀
山田産土神八社の一つ……創祀は古く、長徳三年(997)の古記に社名があり……その後多くの神々が合祀されました」
と詳しく書かれていたが伊勢豊受稲荷神社には触れられていなかった。 -
箕曲中松原神社脇参道の右側に立つニノ鳥居。
-
参道脇の手水鉢。
-
伊勢豊受稲荷神社の拝殿前の鳥居は三ノ鳥居になるのだろうか、一ノ鳥居以外は朱の神明鳥居。
切妻妻入りの拝殿は唐破風向拝を持つもので、白狐の破風飾りが施されています。
緑の杜のなかに白壁と朱のコントラストが鮮やかです。
鳥居手前の常夜灯の竿には「奉献 白子圓稲荷」と刻まれており、稲荷が二社祀られているのか?? -
拝殿額には「伊勢豊受稲荷神社」とあり、間違いないようです。
となるとあの常夜灯の白子圓稲荷とはなんだろう?
白子? 鈴鹿市の白子しか思い当たらない、過去の社名なんだろうか。
由緒がなく、三重県神社庁に当社名の登録はありません。
箕曲中松原神社に当社の写真が貼られていましたが詳細は記されておらず、なにひとつ分かりませんでした。
社名に豊受と入り、伊勢神宮外宮に近いことから、祭神は恐らく食物・穀物を司る豊受大神かと思われます。 -
拝殿内から本殿方向の眺め。
本殿前には陶製の狐が幾つも安置され、本殿を守護しています。
古くから鎮座する箕曲中松原神社にあり、多くの周辺神社を合祀しているため、当社の創建や合祀時期の推測はできません。
ヒントはあの常夜灯にあるのかもしれません。 -
伊勢豊受稲荷神社から箕曲中松原神社方向の境内の眺め。
社地中央には一際枝振りが見事な楠が聳えているのが印象的です。 -
注連縄が巻かれた大楠は、箕曲中松原神社の境内社「楠神社」
樹齢は定かではないですが、力強い根回りと幾つもの樹洞を持ち、大楠の前には鳥居も作られ、神の宿る雰囲気を漂わせており、御神木としての風格を感じさせる。
こうした古木には蛇や龍が宿るとも言われるが、何者かは住み着いていそうな雰囲気だ。
伊勢豊受稲荷神社
創建 / 不明
祭神 / 豊受大神
境内社 / ・・・
所在地 / 三重県伊勢市岩渕1-14
参拝日 / 2024/09/28
近鉄宇治山田駅から徒歩 / 宇治山田駅から徒歩2分 -
山田産土神八社『箕曲中松原神社』
鎮座地は伊勢豊受稲荷神社と隣接しており変わりありません。
写真は社地南側から箕曲中松原神社の社頭の眺めです。 -
社頭から境内の眺め。
右手に「縣社箕曲中松原神社」の社号標、正面の木造神明鳥居の先に二ノ鳥居と社殿が見えています。 -
昭和6年(1931)に寄進された狛犬が境内を守護します。
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境内から社殿と社務所の眺め。
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境内の【箕曲中松原神社】由緒。
「箕曲中松原神社
所在地 伊勢市岩淵1丁目14番地25
主祭神 大歳神
他に若雷神・蛭子の神・菅原道真公はじめ十八座を合祀
山田産土神八社の一つ
例祭 八月二十一日
特殊神事 一月十六日御頭神事
宝物 獅子頭二個(但一個は天文二十一(1552)年在銘 伊勢市文化財)、太刀一口
「みの」は、この土地の古名「美乃」「美野」、あるいは勢田川の流れが曲がるところを意味する「水曲」「箕曲」に由来していると言われます。
中松原も地名で「美乃社」「箕曲社」「中松原社」「大歳社」などさまざまに呼ばれてきたものが、後代現社名に定着しました。
創祀は古く、長徳三年(997)の古記にこの社名があり、千余年前から水辺の美しい野にあって土地の人々に敬拝されてきたことがわかります。
主祭神大歳神は土地の豊饒と平安の神ですが、早く明治八年には「県社」に指定され、その後多くの神々が合祀されました。
この社は、日々の生活や商いや勉学のすべてをつかさどり、この土地に住む人々「産子」の幸せを守る神の社です。
なお、宝物の獅子頭二個は文化十二(1815)年、太刀は寛保二(1742)年、それぞれ敬神家から寄進せられたものです。」
【三重県神社庁 箕曲中松原神社】解説は以下。
「通称:箕曲社
当社は豊受大神宮(外宮)参拝玄関口に在り、正月には初詣の参拝客で賑わう。
境内には樹齢千年の老楠樹があり、古来より神霊として崇敬され、特に疱瘡の守護神として現在も崇敬されている。
当社は古来、大歳社・中松原社・美野社などと称していたが、後世にいたって箕曲中松原神社と改めたものである。
創祀年代は不詳であるが、長徳3年(997)の柏木社の註に「柏木社在大歳社中松原」とあり、また元応2年(1320)豊受大神宮所管神社の條に「中松原神社」とあって、大歳社を祀る千年以上の旧祠である。
明治4年12月には郷社に列せされ、同8年12月には県社に昇格した。
明治42年3月、倭町の神落萱神社、他4社、尾上町の菅神社、岩淵町の柏木社、他5社、勢田町の山神社、他3社を、同年4月、岡本町の五日蛭子社、他7社を、同43年6月、桜木町の櫻木社、中之町の御岩社、他5社、古市町の長峯社、他2社、久世戸町の菅原社を、同年8月、境内社5社、箕曲社を合祀している。尚古市町の長峯社、倭町の神落萱神社、金刀比羅社を分祀している。」
箕曲中松原神社と長い社名だなぁと思いましたが二つの地名が合わさったもののようです。
因みに「山田産土神八社」とは以下の七社(藤社は坂社に合祀)を指します。
・須原大社(伊勢市一之木)
・茜社(伊勢市豊川町)
・世木神社(伊勢市吹上)
・今社(伊勢市宮町)
・坂社(八日市場町)
藤社(坂社に合祀)
・須原大社(伊勢市一之木)
★箕曲中松原神社 -
ニノ鳥居から拝殿の眺め。
切妻の四方吹き抜けの拝殿の先に板垣に囲まれた神明造の本殿、印象は伊勢神宮の別宮に見られる社殿の流れを感じさせます。
右手には結界のはられた更地があり、恰も遷宮御用地のようにも見えます。 -
拝殿から神門と板壁で囲われた本殿域の眺め。
社名が長いと扁額も長くなる。
主祭神の大歳神は農耕、穀物、方位神で、諸産業興昌、家内安全、開運、除災招福、夫婦和合、縁結び、厄除け、子宝などの御利益があります。
由緒にあったように多くの神社が合祀されているので、拝んでおけば何にでも御利益がありそうです。
まさに、この土地に住む人々の幸せを守る神社です。 -
境内左の祓所。
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少し離れて楠神社から社殿の全景。
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神明造の本殿は鰹木が6本と内削ぎの千木が付く。
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拝殿から東側の楠神社と伊勢豊受稲荷神社方向の眺め。
その先の鳥居を出れば宇治山田駅のロータリーも目の前です。 -
拝殿から南側の社頭の眺め。
歴史のある古い神社は見事な巨木も育みます。
箕曲中松原神社(みのなかまつばらじんじゃ)
創建 / 不明(長徳三年(997)の古記に名が見える)
祭神 / 大歳神、若雷神、大山祗神、宇迦之御魂神、蛭子神、建日丹方神、建御名方神、春日大神、山神、伊都岐島神、倭姫命、菅原道真公、地護社、箕曲社、相社、柏木社、小田社、鏡宮
境内社 / 楠神社、伊勢豊受稲荷神社
祭礼 / 8月21日
特殊神事 / 御頭神事 1月16日
所在地 / 三重県伊勢市岩渕1-14-25
参拝日 / 2024/09/28
近鉄宇治山田駅から徒歩 / 宇治山田駅から徒歩2分
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