2024/09/28 - 2024/09/28
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おやじさん
箕曲中松原神社から外宮に向かう道筋で見かけた祖霊社と岡本1丁目交差点から外宮域の森沿いを右に向かった森の中に鎮座する山田産土神八社のひとつである茜社、豊川茜稲荷神社、茜天神社を掲載します。
- 旅行の満足度
- 2.5
- 観光
- 2.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
-
箕曲中松原神社から南西に10分程歩いていくと岡本1丁目交差点が見えてきます、正面の杜は外宮域になります。
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この交差点手前で写真の社標と手水舎が見えてきたので立ち寄ってみました。
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傍らの由緒から一部抜粋。
「所在 伊勢市岡本1丁目17番9号
祭神 天照大御神、宇布須根神
例祭 春季例大祭 三月春分の日、秋季例大祭 九月秋分の日
碑 松尾芭蕉の阿木塚、寛居翁碑、出口直庵碑
明治二年、神式での葬儀・先祖祭祀を執り行ったのが当社のはじまり。
神道の教化活動のため、明治六年に常明寺跡(伊勢市倭町)に建設した説教所は、後に「第一番神風講社」と呼ばれ、同九年には豊宮崎文庫に場所を移します。
以来、伊勢固有の神葬祭を行い、各家の神霊をおまつりし、今日に至っています」 -
境内には祖霊社講堂はじめ、手水舎、斎殿、祖霊殿があります。
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斎殿。
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祖霊殿。
伊勢神宮が鎮座する神都伊勢、自ずと神道比率が高いであろう地域において、祖霊社は身近な存在なんだろう。
我家は代々臨済宗妙心寺派の檀家。
読経のなか妙鉢や太鼓の鳴る葬儀を経験してきましたが、歳を重ね人生の終焉も見えてくると、シンプルな神式の方があっているように思う。いずれにしても考えておく年代になってきた。 -
祖霊殿脇から境内を出ると県道の向かいが以前の鎮座地「旧豊宮崎文庫」
国指定史跡で、内宮の旧林崎文庫とともにわが国における図書館史上に異彩を放つ施設。
慶安元年、外宮権禰宜の首唱により創説され、寛文元年には幕府から永代修繕料の寄進を受けています。
以来、外宮祀官子弟の修学道場として発達しましたが、明治元年に廃止され、明治11年の火災で講堂を焼失しましたが、火災を免れた書籍類二万余冊はその後神宮に献納されたそうです。
現在敷地跡地には何もなく、冒頭の交差点を直進すると白壁と築地門があるのみです。
門は普段閉ざされていますが、敷地内の市の天然記念物「お屋根桜」が咲く時期には解放されるようです。
祖霊社
創建 / 明治二年
祭神 / 天照大御神、宇布須根神、檀家神霊
境内社 / ・・・
祭礼 / ・・・
特殊神事 / ・・・
所在地 / 三重県伊勢市岡本1-17-9
参拝日 / 2024/09/28
箕曲中松原神社から徒歩 / 南西へ徒歩10分
岡本1丁目交差点から外宮域の森沿いを右に向かいます。
こちらの森の中に鎮座する山田産土神八社のひとつである茜社、豊川茜稲荷神社、茜天神社に向かいます。 -
上は入口の茜社(あこねやしろ)由緒、一部読み取れず割愛していますが内容は以下。
「茜社(あこねやしろ)
所在 伊勢市豊川町274番地
主祭神 天牟羅雲命御玉・宇迦之御魂神、他に蛭子命・菅原道真公など合祀
山田産土神八社のひとつ
例祭 7月15日
特殊神事 1月15日御頭神事
宝物 獅子頭1個、永保2年(1559)在銘、(県文化財)、太刀二口
外宮神苑・勾玉池のほとりのこの地は、上古「赤畝」と呼ばれた土地。
古くこの地に鎮座した本社は「赤畝の社」と呼ばれ、外宮の摂社にあったものと推定されます。
創祀は不詳ですが、十四世紀ごろの記録(豊受大神宮你 宜補任次第)がそれを語っています。
しかし、やがて本社は、歴史の流れの中で荒廃、室町時代に至って土地の人々の産土神としてよみがえります。
かつての赤畝の社は訛って「あこね」となります。
「西」の字があてられたのは明治初期です。
以来、「あこねさん」は、域内の茜稲荷大神とともに土地の人々(産子)の願いをきいてきました。
豊饒?商売繁昌?家内安全・学業成就など。
本社は、山田産土神のひとつであり、また神宮御遷宮のたびにその残材の払いさげを受け、神宮にならって遷宮をしてきたのは、右のような歴史によるものです。」
三重県神社庁の解説は以下。
「茜社(あこねやしろ)
地元の人々には「あこねさん」と呼ばれ親しまれている。
神社参道には崇敬者奉納の鳥居が数多く立ち並び、その鳥居をくぐり抜け参拝者を社殿へと導く。
境内中央に仲良く厳かに聳える樟と杉の御神木は、注連縄で結ばれ、夫婦和合・縁結びにご利益あり。
当社は、伊勢神宮(外宮)神苑勾玉池池畔に鎮座し、創立は一条天皇の御世以前(986年以前)とされている。
上古、此の辺りを赤畝と称し、赤畝の社・赤うね明神とも称し茜社となったのは江戸期か明治初年であろうと言われている。
古代より豊受大神宮の摂社として祭事を斎行されたと推察され、その後赤畝は世の移り変わりにより産土神となる。
山田七産土神の一つとして御神宝に獅子頭を有し、お頭神事の祭儀が今に至っている。
茜社神域内に稲荷と称する岩窟があり、其の所に宇迦之御魂を御祭神として祀られたのを豊川明神・豊受稲荷と崇め称え多数の崇敬者参拝の音絶える事なし。
蛭子命は元豊川町字下馬所の祀られていたが明治42年2月に菅原神と共に茜社に合祀される。
当社の菅原神は古来より牛天神として親しまれ学業成就に霊験あり。
御祭神 天牟羅雲命・蛭子命。
祭祀 例祭7月15日。
お頭神事1月成人の日。」
以上のように紹介されています。 -
茜社参道は緑濃い杜の中に続き、境内から勾玉池に繋がっています。
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参道の先の社頭。
常夜灯は昼でも灯りが灯され、木造神明鳥居の先には多くの奉納鳥居が連なり崇敬の篤さが伝わってきます。 -
左に豊川茜稲荷神社、右に茜社の社標が建てられています。
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社標右に立てかけられていた茜社由緒。
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境内まで連なる素木の奉納鳥居。
朱塗りの鳥居が連なる光景にはない厳粛な趣がある。 -
境内に入ったすぐ右側の茜牛天神。
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学業成就、諸道芸能、慈悲救済に御利益があります。
「茜牛天神
この神様は学問の神諸道芸能慈悲救済の守護神として信仰の高い菅原道真公の御霊を牛像に入魂してお祀りしております。
元外宮下馬所に在った外宮師職 山田大路家の鎮守神でありましたが、後に周辺一般の崇敬社となり明治四十二年茜社に合祀されました。
特に学業芸能に志す人々に慈悲 救済の霊験あらたかであります。
什宝の牛像
土製?色 身長 四尺四寸、胴廻 四尺六寸
天保十四年(一八四三年)、製作は山田一本木瓦工 中西甚兵衛彫刻による。」 -
杉と楠の御神木。
右の楠と左の杉が寄り添うように聳え立ち、根元部分はお互いの根が交わるように絡み合っており、共存共栄のシンボルとして家庭や職場などの円満や縁結びの御利益があるという。 -
豊川茜稲荷神社全景。
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入母屋造の平入で大きな千鳥破風と唐破風向拝を持つもの。
稲荷社というと朱の印象が強いですが、奉納鳥居同様に印象は随分と違います。
置き場に困るほど置かれた白狐の数には驚かされます。 -
豊川茜稲荷神社の拝殿額。
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拝殿内から本殿の眺め。
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社殿全景。
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天牟羅雲の井戸(左)、外部は屋根と板塀で覗くことは出来ません
神社解説は以下。
「 当社の主祭神、天牟羅雲命の力によって大地に注ぎ込まれた清水は、まだ混沌としていた日本の大地に生命を吹き込みました。
その清水は山を削り、岩を砕き、尾根を流れて川を作り、大海へと続く中で大地を潤し、森を育み、豊かな緑の大地を造り上げました。
この清らかな水はやがて稲作を育み、水に育まれた緑豊かな国が形作られていきました。
戦後、水道水の普及により一時閉鎖されたこの井戸を、天牟羅雲命の偉業を称え感謝を込めて皆様に共感していただくために神輿事業として発足し、現在の形になりました。
「受け」という言葉は「食」と同義であり、当社境内社である豊川茜稲荷神社の御祭神、宇迦御魂大神は五穀豊穣や所願成就に大きな力を与えています。
また、当社には東を守る青龍がおり、井戸の水が動くことでそのご神威を一層発揮します。
かつては外宮の摂社として、外宮宮司度会家の御祖神として祀られていましたが、この地域の氏神様として百五十年以上にわたり、氏子・崇敬者の皆様に支えられ、敬神の心と感謝をもってその役割を果たしています。
この先も、はじまりの水を守り続けます。」 -
茜社。
鳥居前で狛犬が守護し、社殿は伊勢の社に共通する造りとなっています。 -
丸々とした狛犬は口の部分に彩色が施されています。
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拝殿から板垣に囲まれた本殿域は伊勢神宮別宮の流れを感じさせます。
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茜社の左にも二本の古木が聳えています。
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勾玉池に続く参道と手水舎。
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その途中から見られる茜の社本殿。
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豊川茜稲荷神社社殿側面。
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鳥居を抜けた先の社頭。
インバウンド客も少なく厳粛な雰囲気が漂う歴史のある神社です。 -
鳥居を抜けるとは勾玉池が広がり、右手に式年遷宮記念せんぐう館を望むことがてきます。
遷宮館の前を進めば外宮に至ります。
山田産土神八社 茜社
創建 / 創祀不詳
主祭神 / 天牟羅雲命御玉・宇迦之御魂神
境内社 / 茜牛天神、豊川茜稲荷神社
祭礼 / 7月15日
特殊神事 / 御頭神事 1月15日
所在地 / 三重県伊勢市豊川町274
参拝日 / 2024/09/28
祖霊社から徒歩 / 岡本1丁目交差点を右へ徒歩5分
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