2025/05/04 - 2025/05/04
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ミズ旅撮る人さん
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富山県砺波市には、「となみチューリップフェア」で有名な「砺波チューリップ公園」があります。2025年は4月22日~5月5日に開催されました。この公園の一角のガラス張りの温室のような建物の中に一台の小さなSLが保存されています。チューリップフェアの期間だけ中に入ることが出来るので、ハードルの高いSLで半ば諦めていたのですが、たまたまGWに富山県を訪れることになり、ついにSLを直に見ることが出来ました。
1896年イギリスのナスミス・ウィルソン株式会社が製造した小さな蒸気機関車で、中越鉄道で使用されましたが、1924年に電気化学工業青海工場へ譲渡され、1965年に廃車。以後、砺波市フラワーガーデンに保存されました。愛称は「中越弁慶号」です。
日本一のチューリップ球根生産県である富山を象徴するチューリップフェア。オランダのキューケンホーフを目指して見事なチューリップの花園を作っています。普通では見られない珍しい品種が目白押しで、たかがチューリップと侮るなかれです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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「となみチューリップフェア」の会場です。北側のメインゲートから入場して、多くの人が先ず展望台を目指します。チューリップタワーには既に長蛇の列が出来ています。その向かいにある砺波市文化会館の屋上にはチューリップテラスがあり、会場を見渡すことが出来ます。こちらはまだ列が出来るほどではなかったので、チューリップテラスから見ています。
砺波チューリップ公園 公園・植物園
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チューリップが浮かぶ池の前には「歓迎ディスプレイ」があります。ここは団体などの撮影スポットのようで、長い脚立を設置したカメラマンが活躍していました。
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チューリップタワーの右手の斜面には大花壇があり、2つの絵が描かれています。
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21万本のチューリップで、地上絵を作っています。
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タワーの前には円形花壇があり、チューリップが色を競い合っています。
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チューリップは多彩な色が魅力ですね。富山県のチューリップ栽培は大正時代から続いているのだそうです。余程、気候が栽培に適していたのですね。
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鮮やかな色のチューリップを青い忘れな草が引き立てています。
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かつてチューリップタワーの天辺にあった赤いチューリップのモニュメントが円(縁)の中心です。
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地上絵のある大花壇は2,600㎡に14品種21万本のチューリップが植えられています。
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最近は田んぼアートが増えましたが、チューリップだと色がとにかく鮮やかで見応えがあります。
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池の水面にチューリップを載せた花いかだが浮かんでいます。花いかだを初めて見たのは「とっとり花回廊」でした。あれは花博だったのかな?かなり昔です。水面に浮かんでいるので風に流されて絶えず風景が変わるのが珍しかったです。
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チューリップは畝に植えられているので、間に入って記念写真を撮ることが出来ます。木立の奥には、ピンク色を敷き詰めた芝桜の丘があります。
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チューリップテラスから降りて、南門方面に歩いて行きます。地上絵が終わった辺りに緑色の温室のような建物があります。
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中越弁慶号(電気化学工業青海工場1号機関車)です。全面ガラス張りなので、見ようと思えばガラス越しには見られるのですが、やはり中に入って見たいです。
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普段は施錠されていますが、チューリップフェアの期間だけ開放されます。1年でたったの2週間だけです。今年はGWの連休が短かったので、富山に行くことになりました。もちろん、このSL目当てです。
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1896(明治29)年ナスミス・ウィルソン製。中越鉄道が創業時に輸入し、甲一形三号として登録されました。1924(大正13)年電気化学工業青海工場へ譲渡され一号機関車として石灰岩の運搬に携わりました。1965(昭和40)年に砺波市が譲り受け、以来ずっとここにいます。
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車庫の一角にはタブレットとその信号機やカンテラなどが展示されています。その横には線路の展示もありました。
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運転室に入ることは出来ませんが、扉から覗き込んでみます。
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右側はタラップがあり、機関車と同じ高さから見ることが出来ます。車庫に入れなければこれは見られません。
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ナスミス・ウィルソン&.Co 1896年製 マンチェスター
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運転室はこざっぱりとしています。小さな機関車なので、部品は少ないのかもしれません。C12やD51のような大型蒸気機関車ならびっしり計器が並んでいる全面の壁には丸い計器が一つだけです。
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釜に石炭を入れる扉が小さいですね。上手く入れるのは難しかったのかな?この機関車はタンク車なので、背中に石炭庫を背負っています。
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なんて小さな石炭庫でしょう。しかもその下には水を貯蔵していました。これだけでは水は足りないので、運転室からボディの横まで貯水槽が付いています。
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この機関車は、明治時代には同型式の車両は3両購入されましたが、現存しているのはこの車両のみです。
余談ですが、1891年ダブス製の蒸気機関車2109が埼玉県で動態保存されています。日本工業大学工業技術博物館で、ひと月に1度敷地内を自力走行しています。すごいのは一般者も運転室に乗せてもらえることです。希望者が多いと抽選になりますが、午前・午後にチャンスがありますので、トライしてみてください。 -
日本の機関車の部品には個体番号が刻まれていますが、外国製の機関車はどうなのでしょう?分厚い塗装の下に番号があるのでしょうか。
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初期の機関車なので、各部品が角張っています。
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ピカピカですね。GW前に磨くのかな?
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側面に中越鉄道のマークと1のプレートが付いた部分が水槽です。
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中越鉄道は、1920(大正9)年鉄道省に買収され、1942(昭和17)年には呼称が城端(じょうはな)線となり、現在はJR西日本です。
城端線は、高岡駅で氷見線に接続します。この両方の線を走る観光列車が「ベル・モンターニュ・エ・メール」です。イカしたフランス語の名前なのに愛称が「べるもんた」という妙な列車ですが、車内で富山湾の海の幸と日本酒を楽しめる楽しい列車です。富山県はライトレールなどの路面電車がたくさん走っている日本でも数少ない都市で、ドラえもんやハットリくんなどのキャラクターを描いた車両が見られる楽しい場所です。 -
中越鉄道(城端線)を作った人「大矢四郎兵衛物語」
1857年鷹栖村に誕生。1930年北海道で永眠。 -
富山の「渋沢栄一」のような人だったんですね。
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中越弁慶号は1965年4月に砺波市フラワーガーデンに保存されました。
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機関車庫を出るとチューリップの世界に戻りました。せっかくなので、チューリップ・フェアももちろん楽しみます。
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チューリップって芸術品ですね。余程、品種改良がしやすい植物なのでしょうか。
原産地はトルコや中央アジアで、イスタンブールを訪れると様々なチューリップのタイルを見ることが出来ます。今頃はイスタンブールでもチューリップフェスティバルが行われている筈です。 -
南門を入ったところには巨大な白いチューリップのモニュメントがお出迎え。
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砺波郷土資料館。この建物はかつて中越銀行本店でした。
砺波郷土資料館 美術館・博物館
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銀行なので、中は広い空間になっています。天井の格子の美しい事。
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真ん中は大きな吹き抜けです。1階の広間にはぐるっと3方をカウンターが囲んでいます。
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そのカウンターの上に大理石が嵌め込まれています。ここで受付をして金銭の授受が行われたのでしょう。昭和レトロの銀行の建物はさすがに優れた芸術品なので、小樽は旧銀行の建物巡りが観光資源になっています。特に小樽芸術村の似鳥美術館は、旧北海道拓殖銀行小樽支店の建物であり、他に旧三井銀行小樽支店も入ることが出来ます。ステンドグラス美術館は日本では最高の展示です。
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郷土資料館の前の木に看板が付いていました。「チューリップの木の花が咲きました」日本ではユリノキ(百合の木)という名称ですが、 英名では tulip treeなのだそうです。
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イチオシ
特別に案内の女性がいて、風が強くて枝が大きく揺れるチューリップの木を見上げるように声を掛けていました。
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イチオシ
こんな花は初めて見ました。上から覗き込めないのが残念ですが、可愛いオレンジの帯の入った花弁が素敵です。砺波の街路樹にしてはいかが?
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チューリップはいろいろな撮り方が出来るので、カメラマンは楽しいです。最近はスマホの人ばかりだったのに、チューリップフェアには一眼レフを持った人が多くいて、嬉しくなりました。
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目指せ芸術作品!
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花びらがフリンジになっているチューリップ。イメージがガラっと変わりますね。
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淡いピンクのフリンジ咲きの足元に白いビオラ。チューリップの名前は「乙女桜」
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チューリップ広場にはフリンジ咲きのチューリップが集められています。
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チューリップは色が鮮やかなので、組み合わせで一層華やかに出来ます。
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先程のフリンジ咲きを真上から撮りました。結構楽しい写真になりました。
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「こもれびガーデン」エリアの寄せ植えは、ミラクルなカラーが集まっていて、最も目を引きました。
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イチオシ
ここが一番好きだな~~~
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奥に行くにつれて、チューリップの種類が変わって行きます。
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日が差すと白いチューリップが透けて見えます。
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チューリップは花の高さが揃うので花壇が整い、扱いやすいですね。
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品種によって異なるわずかな高さの差を利用して、全体に動きを出しています。
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時には黒いチューリップを入れて、ビビットな景観を創ります。
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風雨で倒れた花ですが、水の中を揺蕩(たゆた)うように感じられて、美しいです。
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紫のフリンジ咲きと、黄色とオレンジのミックスフリンジ。同じ画面に一緒に入れると画期的。
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カメラマンがこぞって訪れる筈だわ。バラよりも花が傷みにくいので撮りやすいです。
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チューリップタワーは、相変わらずたくさんの人。あの上からだと大花壇の地上絵を綺麗に見ることが出来るのでしょう。
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チューリップ広場です。左側にステージがあって、この日は砺波高等学校吹奏楽コンサートが行われていました。
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白薔薇のようなチューリップ。おやゆび姫って何色のチューリップから生まれたのかしら?
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薄いピンク色の濃淡のある八重咲のチューリップ。
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牡丹のようなチューリップ。
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白系の花のグラデーション。
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独りでに笑みがこぼれるような世界。
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ほわ~ん、撮るのをやめられない~~~
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華麗な色のバリエーションを誇るチューリップの中で、一際(ひときわ)目を引いたのがこれでした。「ブラックダブル 八重咲」
花びらの外側を細長いがくが囲っていて印象的です。 -
う~ん、幸せ。「フィノラ 八重咲」
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イチオシ
品種が変わるごとに心変わりする私を許して・・・
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この辺りで一番人気なのが「アイスクリーム」という品種です。
背が低いので、このまま鉢に移して持って帰りたくなります。絶対に鉢植えを売り出したら即完売でしょうね。
会場では、球根の予約販売をしています。品種名のプラカードに申し込みの出来る品種には「球根を植えたい方はこちら」とQRコードが付いています。「アイスクリーム」は買えません。 -
同じ品種の球根を最低でも10個は寄せ植えしないと、こうならないでしょう。
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こういう贅沢は個人ではなかなか出来ません。それが毎年大勢の人がチューリップフェアを訪れる理由なのでしょう。
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オランダのキューケンホーフは、チューリップの時期にだけ開放される公園として有名ですが、日本人は砺波があるからこれで満足となるのか、一層本場を見たくなるのか。寧ろイスタンブールの方が見たい気がします。
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これだけ多彩な色の品種があるのはチューリップが断トツでしょうね。
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メラメラと小さな炎が揺らめいているようです。
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まるでポピーのような。
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単色よりも、グラデーションのあるものの方が贅沢な気がして人気があります。
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丸い噴水の周りもびっしりチューリップが取り囲んでいます。奥に見えている濃いピンクは芝桜です。
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これが撮れるのは、この辺りならではでしょう。
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いったい何本のチューリップが植えられているのでしょう。パンフレットによると円形花壇には14品種3万4千本が植えられているのだそうです。大花壇には21万本ですって。よく品種や色を間違えて植えてしまわないものです。
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「ビオラの里」同じ色を揃えるのではなくランダムに散らして植えてあるのがいいですね。基調となる色は毎年変わるそうです。
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「ネモフィラの丘」パンフレットにNew!と書いてあるので、今年初めて作られたようです。
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園内を南北に流れる水路に架かる橋が、チューリップの花壇になっています。
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五連水車が回っています。単体の水車は時折見掛けるけれど、五連となるとまず滅多にありません。この水は何に使われたのでしょう?
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水車の反対側から撮っています。実際に水を挙げているのがいいですね。
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「花の大谷」立山連峰の雪の大谷をイメージしたのでしょう。さすが富山県。
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会期前半は入口付近は雪をイメージした白いチューリップで彩り、奥は色とりどりのチューリップとし、後半は春爛漫の賑やかなチューリップの乱舞です。
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ここだけは、細い通路を歩くので入るために並びます。入って見るとそそり立つ壁にチューリップが頑張って咲いています。上の方のプランターは殆ど横置きなのですが、チューリップは茎を90度近く曲げて空を目指します。
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「花の大谷」の真ん中です。両側に高くチューリップが置かれています。会期前半の白いチューリップの方が、「大谷」らしいかな?
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なんだかチューリップに無理をさせてしまっているなあ。
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「雪の大谷」ほどは長くなく、すぐに出口です。
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出てから振り返って見ました。あんなに入口は混んでいたのに、出口は疎ら。富山県ならではのディスプレイですから、やはり見なくちゃね。
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園内にある砺波市美術館では「大村雪乃展」が開かれていました。パンチで穴を空けた時に出る丸い切片のようなシールを使って、描いています。香港の夜景です。
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横浜の夜景
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岡山城
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これを丸シールで表現しようとしたのがすごい。美術館は無料で写真撮影もOKでした。
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奥に富山ふるさと広場があり、たくさんの露店飲食店が集まっています。
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東の端には「彩りガーデン」があり、県内で生産された300品種を一堂に集めています。
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先程見た「アイスクリーム」の色違い「バナナ」がありました。
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今年は、早咲きも遅咲きも同時に咲いたものが多く、会場内で既に終わった若しくはまだ咲かないという品種は殆どなく、すべて満開状態でした。いい年に見に来られたものです。
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「ピンクスカイ 八重早咲き」自己主張が激しくて元気になります。これは球根の予約販売の対象です。
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イチオシ
胸を撃ち抜かれました。「グリーンランド ビリデフローラ」売っていません。
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「アイラッシュ フリンジ咲き」
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中央エリアに戻って来ました。「バブルスカイ」最近は色とりどりのビニール傘が使われていますが、砺波ではボールでした。
事の始まりはポルトガルの小さな町で観光客を呼び込むために始めたものです。2012年にアヴェイロ県のアゲダという町で「アンブレラ・スカイ」というイベントが行われました。夏の暑い日差しを遮る日傘の役割を果たしてもいるそうです。 -
頭上もカラフルですが、足元も楽しいです。カラーボールはぎっしり浮かんでいるのに、足元の影は1つ1つが離れています。おもしろいものですね。
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水上花壇。いくつかの円盤の上にチューリップが咲いていて、水の上を風に吹かれて動いて行きます。別の円盤にぶつかったり、風下に流れて行ったり。
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勿忘草が大活躍です。なんて優しくて可愛いのでしょう。
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北門の近くに戻って来ました。普段あまりチューリップを見なくなりましたが、こうして見られるのはいいですね。春の特別な日を楽しめました。
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