2025/04/04 - 2025/04/05
19位(同エリア44件中)
タブラオさん
4月の金土に一人で山梨県の佐野川温泉に泊まってきました。
佐野川温泉は特に有名な温泉ではありませんが、どうしてまた佐野川温泉かというと、大人休の季節でもないため遠出は出来ない、でも近場も流石に行き尽くした感があり、なかなか行き先が決まらない。そんな中、山梨県の温泉情報を調べていて「佐野川温泉・硫黄泉」というのを見つけ、早速行ってみることにしました。これだけではもったいないため翌日には三島まで出て鰻を食べに行くことにしました。
で、どうだったかというと、佐野川温泉は宿泊も出来る日帰り入浴施設のイメージでしたが、正にその通りでした。朝の8時30分から夜の7時30分まで日帰り入浴を受け付けており、どの時間に行っても混んでいました。深夜や早朝ならお風呂も空いているのかと思いきや、夜は(確か)22時00分までで朝は6時00分からでした。朝6時00分にお風呂に行ったところ、宿泊者が列を作っていたため、流石に嫌になりました。食事は宿泊料金の割にはまあまあでしたが、次にまた泊まりたいとは正直思えませんでした。
一方、翌日におまけで行った三島ですが、予想以上に楽しめました。桜の満開と重なったこともありますが、三島大社はとても良い雰囲気でした。それと楽しみにしていた鰻ですが、これも期待通りでした。近くまで行ったら、是非また食べに行ってみたいと思いました。
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初日は甲府で日帰り入浴予定でしたが、それ以外に予定がなかったため、在来線で甲府駅まで行きました。写真は電車から見えた甲府盆地です。この日は昼過ぎまで良い天気でしたが、午後から下り坂でした。
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この日、日帰り入浴した「草津温泉」は群馬の草津温泉ではなく甲府の草津温泉です。荒川橋のバス停から歩いてすぐと書いてあったため、荒川橋行きのバスに乗ったつもりが全く違うところに行ってしまいました。気付いて降りたところから40分歩いて草津温泉まで行きました。
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「草津温泉」
創業者の方が草津出身であったため、草津温泉なのだそうです。ただの公衆浴場ですが、お湯は草津温泉の名に恥じないものでした。薄い黄緑色のお湯でした。ヌルヌルするお湯で炭酸の付きも悪くありませんでした。湯口付近は細かい気泡がはっきり確認できるほどでした。硫黄の香りも微かに感じられ、口に含むと明らかに卵味でした。露天風呂も水風呂もありました。甲府駅からもう少し近いといいのですが、予想以上に素晴らしい温泉でした。 -
草津温泉からは運良くすぐに甲府駅行きのバスが捕まりました。甲府駅から身延線の普通列車で佐野川温泉に向かいました。
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佐野川温泉へは最寄駅の十島駅から徒歩で30分位の距離でした。送迎はやっていないため、歩いて行く予定でしたが、この日の天気予報は午後から降水確率90%でした。上の写真は身延線からの景色ですが、予報通り今にも雨が降りだしそうな天気でした。迷った挙げ句、タクシー会社に電車の中から電話をしてタクシーを手配しましたが、結局雨は降りませんでした。降水確率90%って一体何なんだろう?
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「佐野川温泉」
写真は翌日撮ったものです。着いた時は曇っていました。周辺に建物はなく寂しいところではありますが、人気の日帰り入浴施設のようで、目の前の駐車場にはたくさんの車が停まっていました。 -
旅館の庭に咲いていた桜です。満開でした。
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佐野川温泉の入口玄関を入ったところです。
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入口を入ったところから入口側を撮ったものです。左に見えているのは受付です。受付は入口から見えないところにありました。中央少し右がお風呂の入口です。館内は雑然としていて昭和の雰囲気が漂っていました。
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こんな感じの狭い部屋でしたが、一人でしたので十分でした。予想外に綺麗なトイレも室内に付いていました。1泊2食付き、一人泊で12,800円でした。値段の割には食事が美味しかったですし、お湯も悪くはありませんが、お風呂が人だらけでそれだけで嫌になりました。
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部屋数は14室なのだそうです。平日だしガラガラなのかと思ったら、意外と宿泊客も大勢いました。高齢者ばかりでしたが、宿泊もそれなりに人気のようでした。
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お風呂が日帰り入浴客でごった返していて入る気が起きなかったため、旅館周辺を散歩してきました。特に何もありませんでしたが、近くを流れる佐野川沿いの桜が綺麗でした。
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お湯は硫黄泉です。硫黄臭は強くありませんでした。口に含んでみたところ、いい感じの卵味でした。ちなみに飲泉も可のようです。若干ヌルヌルしていて泡付きもありました。基本的に無色透明ですが、底のタイルの色なのか緑っぽく見えました。
お湯にはそれほど不満はありませんが、8時30分から19時30分まで日帰り入浴可のため、どの時間に行っても混んでいて閉口しました。それ以外の時間は宿泊客が自由に入れるかと言えば、夜は確か22時00分頃には入浴不可となり、朝は6時00分からでした。要は源泉温度が30度程度のため加温する必要がありますが、宿泊客のため24時間入浴可とするとボイラーのお金が掛かるためやらないのです! 6時00分に行けば空いているのかと思い6時00分に風呂場に行ってみると、宿泊のおじいちゃん方が列を作っていて、入る気が失せました! そして8時30分にはまた日帰り入浴客が押し寄せてきて、もうウンザリでした。 -
露店風呂です。2つに分かれていて、左側が源泉そのままで右側が加温湯です。源泉温度は30度程度ですのでこの時期ははっきり言って寒いです。それと右側の加温湯ですが、加温してあっても寒いです。お湯の投入口付近ですら多少温かい程度ですので、露店風呂には長くいたいとは思えませんでした。
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着替えスペースです。こんな感じでロッカーが並んでいて、まるで銭湯のようでした。着替えスペース横のトイレからなのか分かりませんが、着替える時に小便臭く感じました。
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夕食は空いていた他の客室でいただきました。値段の割には豪華な内容でした。味も良かったと思います。ちなみに、グラスワインは1杯440円でした。
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川魚は確か鮎だったような気がしますが美味しかったです。
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最後にご飯とデザート。宿泊料金からしたら食事は大満足の内容でした。
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翌日の朝食は喫茶スペースのようなところでいただきました。まあ値段相応な内容だと思います。
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この日は朝から快晴でした。旅館から十島駅まで30分歩きましたが、川沿いの景色が綺麗だったため、気持ち良く歩けました。
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十島駅から三島駅まで普通電車で移動しました。三島駅南口周辺には鰻の香りが漂っていました。
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「楽寿園」
何も下調べせずに三島駅を降りました。駅前の観光案内図を見たら、この楽寿園と三島大社が定番のようでしたので、まずは駅から近い楽寿園に行きました。特に何があるというわけでもなく、公園内を散歩気分で歩きました。 -
「三島大社」
楽寿園の次は三島大社に向かいました。三島大社まで10分位でした。何も期待せずに行きましたが、桜がとても綺麗なところでした。 -
参道沿いの満開の桜と赤の灯籠がマッチしていてとても綺麗でしたので、今回の旅行記の表紙の写真にしました。
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露店が並んでいましたが、どれも美味しそうでした。鰻を食べる予定でしたのでこの時は食べませんでしたが、鰻の後に戻ってきてぶどう飴を絶対に食べようと思いました。
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「うなぎ 桜家」
三島のうなぎ御三家のひとつといわれる有名店です。14時30分過ぎに行きましたので、それほど並んでいませんでした。2階のお座敷に通されました。 -
一番安いうな丼で5,500円でした。値段の違いは、ざっくり言うと鰻が一匹なのか一匹半なのか二匹なのかの違いでした。一匹で十分でしたので、一番安い5,500円のうな丼にし、ご飯を大盛りにしました。
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そして出てきたのがこれです。大盛りにしたのを後悔しました。
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鰻は一匹分ですのでご飯の量がお分かりいただけると思います。鰻はもちろん美味しかったですが、途中からは鰻を味わうというより、どうやって食べ切るかばかり考えていました。
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何とか最後まで食べ切りました。よほど不味いか体調が悪くない限り出された物はすべて食べるがうちの家族のポリシーです。美味しかったというのはありますが、それよりもお腹いっぱいで苦しかったという記憶の方が強いです。
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そして、また10分歩いて三島大社まで戻ってきました。気になっていたぶどうあめを1ついただきました。
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ついでにいちごあめも1ついただきました。
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鰻でお腹がはち切れそうでしたが、これは別腹です。美味しかったです。癖になりそうです。
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16時00分過ぎに三島駅に戻ってきて、普通列車を乗り継いで帰京しました。三島駅の向こうには富士山の頭の部分が見えていました。
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